2022.9.30fri
【飛騨高山・白川郷・奥飛騨】 JR東海「飛騨路フリーきっぷ」で行く、懐かしくて、新しい飛騨路へ
東海エリアではお馴染みのお出かけスポット、飛騨。古い町並みに懐かしさを感じたり、新しい人やお店との出会いがあるのが魅力です。JR東海の「飛騨路フリーきっぷ」レール&バスコースを使うと「高山⇔白川郷」、「高山⇔奥飛騨」のどちらかを巡ることができます。今回は、インスタグラマーのLicaさんがその両方の旅の楽しみをご紹介します。
LicaさんInstagram
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飛騨路を旅するなら「飛騨路フリーきっぷ」
「飛騨路フリーきっぷ」は、名古屋駅などの特急乗車駅から飛騨地区との往復に特急「ひだ」号の普通車指定席が利用でき、フリー区間の飛騨金山駅~飛騨古川駅は、普通車自由席なら自由に乗り降りが可能です。
なお、「飛騨路フリーきっぷ」は「レール&バスコース」と「レール&タクシーコース」の二つをご用意。このうち「レール&バスコース」なら、高山から白川郷までのバス往復乗車券か、高山から奥飛騨まで乗り降り自由の「高山&新穂高フリー乗車券」のどちらかを選ぶことができます。
今回Licaさんには、高山駅からバスで白川郷へ行くプラン、高山駅から奥飛騨へバスで向かうプラン、それぞれのみどころ&楽しみどころを紹介してもらいました。
詳しくは、JR東海のホームページをチェック!
デビューしたばかり! 特急「ひだ」号の新型車両に乗って飛騨路へ
今回私は、JR名古屋駅から特急「ひだ」に乗って飛騨高山へ。2022年7月1日にデビューした新型特急車両HC85系に乗っていきました。HC85系は、ハイブリッドシステムを採用していて、揺れが少なく、乗り心地がとってもいい! また、1989年にデビューしたキハ85系と比べてCO2排出量が約30%削減されたのだとか。地球環境にやさしいのもうれしいですね。
キレイな車内は、飛騨路へと向かう高揚感を高めてくれます。
すべての座席には、コンセントが設置されているので、目的地に着くまでに、スマートフォンやタブレットを充電♪
車内のデッキには、「ナノミュージアム」と名付けられた展示スペースがあって、一位一刀彫や飛騨春慶など、沿線の伝統工芸品を鑑賞することができます。車両ごとに伝統工芸品が違うので、どんな工芸品に出合えるかは乗ってからのお楽しみ。
名古屋から高山までは、特急「ひだ」1号に乗って2時間30分あまりで到着。HC85系の乗り心地の良さに、いつもよりあっという間に到着した感覚です。
〈白川郷エリア〉世界遺産の合掌造り集落と新名物・結旨豚(ゆいうまぶた)をお目当てに。
高山駅から、まずは、世界遺産白川郷へ行くプランを楽しみます。
〈白川郷エリア〉白川郷・てんぼうだいのカフェ
茅葺き屋根の合掌造り家屋が立ち並ぶ白川郷は、まさに日本の原風景! 合掌造り集落を一望できる展望台を備えたてんぼうだいのカフェでは、テラス席では地産食材にこだわったご当地グルメを楽しめます。
生まれも育ちも白川郷の新しい特産品「結旨豚」を使った「結旨豚バーガー」(800円)。赤みと脂身のバランスが良い結旨豚をにんにく醤油で味つけし、全粒粉を使ったバンズで挟んだ一品です。
「白川郷チュロス」(各550円)は、揚げたてサクサクで提供。米粉を使用しているので中はもっちりとした食感です。写真のシナモン味、抹茶味のほか、オリジナルシュガー味、チョコ味といろいろなフレーバーがあるので、迷ってしまいそう。
てんぼうだいのカフェ
- 問い合わせ
- 05769-6-1728
- 場所
- 岐阜県大野郡白川村荻町2269-1
- 営業時間
- 10:00〜15:00(カフェ・お土産)※食事処は別途要予約
- 定休日
- 不定休
- カード
- 不可(土産物店は可)
- 電子マネー
- 可
- ホームページ
- https://shiroten.jp/
〈白川郷エリア〉白川郷 お食事処いろり
ランチはお食事処 いろりへ。囲炉裏のある合掌造りの中で、飛騨の郷土料理が味わえるお店です。定食やどんぶり、麺類などメニューは豊富で、結旨豚を使ったメニューも多く展開されています。
注文した「結旨豚みそ焼き定食」(1540円)は、しっかりとうま味がある結旨豚に味噌が絡んで、ご飯がすすむおいしさでした!!
合掌造りの趣ある店内で食べるランチは格別! 結旨豚を味わいながら、のんびりとした時間を過ごすことができました。
白川郷 お食事処いろり
- 問い合わせ
- 05769-6-1737
- 場所
- 岐阜県大野郡白川村荻町374-1
- 営業時間
- 10:00〜14:00
- 定休日
- 不定休
- カード
- 可
- 電子マネー
- 可
- ホームページ
- https://www.shirakawagou.jp/
〈白川郷エリア〉深山豆富店
お土産探しに訪れたのは、白川郷で古くから食べられている石豆腐を、昔ながらの製法で作る深山豆富店。作り手の高齢化などを理由に惜しまれながらも一度は店を閉じましたが、地元企業が事業承継する形で昨年9月に再オープンしたそう。店内には石豆腐以外にも、大豆、豆腐関連商品がずらりと並んでいます。
カフェスペースでは、奥の製造所で作った出来たての豆腐を食べることができます。大豆を通常の豆腐の約2.5倍使用し、水分量を押さえて固く仕上げた「石豆富」の他、柔らかな食感の「雪豆富」、わらなどで編んだ「こも」で豆腐を固めた「こも豆富」の3種類の味の違いが楽しめる「深山豆富食べ比べセット」(500円)で、そのおいしさを確かめてみてください。
私がお土産に選んだのは、「白川郷おからのまめなクッキー」(8枚入り・324円)。豆腐作りの工程でできる生おからを使ったクッキーで、白川郷の四季を描いたイラストパッケージがかわいい。リーズナブルだから、ちょっとしたギフトとしても喜ばれそうです。
深山豆富店(みやまとうふてん)
- 問い合わせ
- 090-8956-3553
- 場所
- 岐阜県大野郡白川村保木脇260-14
- 営業時間
- 10:00〜16:00
- 定休日
- 火曜定休(その他、不定休あり)
- カード
- 可
- 電子マネー
- 可
- ホームページ
- https://miyamatofu.jp/
▼次からは、Licaさんが奥飛騨エリアを旅します。