【青春の丘編】ジブリパーク第1期の見どころまとめ
#おでかけ

2023.2.17fri

【青春の丘編】ジブリパーク第1期の見どころまとめ

「愛・地球博記念公園」内に開園した、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設「ジブリパーク」。第1期として、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリアがオープンしました。今回は、「青春の丘」をご紹介!『耳をすませば』の物語の大切な舞台の一つである「地球屋」、『猫の恩返し』に登場した「猫の事務所」、「エレベーター塔」が建つ「青春の丘」も見どころ満載です!

「ジブリパーク」で最初に出合うシンボル「エレベーター塔」

「愛・地球博記念公園」の北口広場近くにある高さ約30mの「エレベーター塔」。『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』に代表される19世紀末の空想科学的な世界観をもとにデザインされたもの。最初に迎えてくれるジブリパークの世界に圧倒されます。公園の利用者なら、誰でも利用可能。

『耳をすませば』の世界に入ったような体験が待っている

夢に向かって奮闘する、月島雫と天沢聖司の青春を描いたストーリーを踏まえて、名付けられた「青春の丘」。ここに建てられたのが、『耳をすませば』の主人公・月島雫が偶然たどり着いた、アンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」です。映画の中に入ったかのように目の前に表現された、あの「地球屋」に感激でした。興奮冷めやらぬ中、さっそく気になる部屋の中も覗いてきました。

3階建てで、2階から中へ入ると、アンティークの家具や機械仕掛けのからくり時計、人形や木馬などが飾られていました。その中でもひときわ目を引く、猫の人形“バロン”の姿がテーブルの上に。目のキラキラまで表現されたバロンにこちらも目が釘付け!

世界中から集めたアンティーク家具や、黒木馬など「地球屋」のために作られたさまざまな調度品が散りばめられています。

劇中に登場する機械仕掛けのからくり時計は、ある時間になると、演奏とともにからくりが動くため、足を止めて鑑賞してみてください。

1階には、バイオリン職人を目指す天沢聖司が見習いとして製作を学んでいたバイオリン工房が。細かい部分まで丁寧に作り込まれた工房を見学できます。『耳をすませば』のシーンを思い出して、ついつい気持ちが上がります。

部屋の中で天沢くんの製作ノートを発見!本当に同じ空間にいるような、作品を身近に感じられる演出が素敵です。

1階と2階にはそれぞれバルコニーがあり、「愛・地球博記念公園」を見渡すことができます。どんな景色かは行ってみてのお楽しみ。

猫サイズの「猫の事務所」を覗いてみると…!?

『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」は、“猫サイズ”で建てられた木造平屋の建物。猫サイズの家具や小物に囲まれ、映画に登場するキャラクターのバロンとムタがくつろぐ様子を覗き見ることができます。

覗いてみると、猫サイズの細やかな作りこみに圧巻!驚きの景色がここにも広がっていました。さて、バロンはどこに…?様々な角度から覗けますので、彼らの様子を覗いてみてください。そんな覗いている自分のほうが大きくなったような気持ちにもなれますよ。

最後に第2期の話を少し。今年気になるのは、2023年秋開園予定の「もののけの里」、2024年3月開園予定の「魔女の谷」の進捗状況。

「もののけの里」は『もののけ姫』の世界をイメージしたエリア。製鉄民の集落「タタラ場」をモチーフした建物が誕生し、体験学習などが行われる予定です。「魔女の谷」は『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』などに登場した建物ができる予定。

ジブリパーク

問い合わせ
0570-089-154(ジブリパーク営業時間内)
場所
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 
愛・地球博記念公園内 
営業時間
10:00~17:00(土・日曜、祝日は9:00~)
※学校の長期休暇期間の平日は9:00~17:00
休園日
火曜定休(祝日の場合は翌日休園)※学校の長期休暇期間は営業
料金
■「青春の丘」「ジブリの大倉庫」セット券
平日:大人3000円、子ども(4歳~小学生)1500円、土・日曜、祝日:大人3500円、子ども(4歳~小学生)1750円
■「ジブリの大倉庫」
平日:大人2000円、子ども(4歳~小学生)1000円、土・日曜、祝日:大人2500円、子ども(4歳~小学生)1250円
■「どんどこ森」
全日:大人1000円、子ども(4歳~小学生)500円 
※3歳以下は入場無料です。
※ジブリパークの入場(チケット)は日時指定の予約制
※「青春の丘」「ジブリの大倉庫」セット券の場合、「ジブリの大倉庫」の入場時間指定はありませんが、 15:00までにご入場ください。ジブリの大倉庫の観覧時間の目安は2~3時間です。
※ジブリパーク指定の障害者手帳をお持ちの方と、同伴者1名までは「障害者 大人」もしくは「障害者 子ども」の券種をお買い求めください。一般券種の半額料金です。ご入場の際に手帳の原本またはコピー、ミライロIDのいずれかをご提示ください。
※別途、購入にあたりシステム利用料(1枚につき110円)が必要になります。
※2023年2月入場分以降の価格です
※ジブリパークには専用駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
公式サイト
ghibli-park.jp
© Studio Ghibli 
※一般のご来園者は撮影できないエリアがあります。


撮影/北川友美
※掲載内容は2023年2月時点の情報です
※価格は税込み表記です
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。
公式サイト・Twitterで事前にご確認ください。

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WRITER

Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

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