器の佇まいと、最上のおもてなし
「玉子焼」は、移転前からの人気メニュー。箸で持ち上げるとずっしりと重みを感じるほど、出汁のうま味が染み込んでいます。
さらに、「器は、お料理を彩る着物と同じ」と語る店主。料理を提供するお皿や、日本酒のお猪口には「京焼」や「九谷焼」、せいろには「輪島塗」のものを使用するなど、机に運ばれる一つひとつのアイテムにも、こだわりが詰まっています。
そして、そば屋の〆の醍醐味と言えば、やっぱり「そば湯」。こちらのお店では、通常のそば湯に加えて、そば粉を水で溶いた、さらに濃いそば湯を提供してくれます。水溶きそば湯を足すことで、とろみがプラスされ、最後の一口までそばの香りに包まれます。
「食のおいしさは、料理だけでなく、料理の着物である器の佇まいや、お客さんをおもてなしする姿勢、すべてが整ってはじめてを楽しむことができるもの」という、「美食文化」を尊ぶ店主の思いに心打たれました。一度食べたら忘れられない、名店の味をぜひ堪能してみてください。
春風荘
- 問い合わせ
- 052-733-2286
- 場所
- 愛知県名古屋市昭和区鶴舞3‐10‐4 ロイヤルビル1F
- 営業時間
- 11:00~14:30、17:00~19:30
- 定休日
- 木曜定休
- 駐車場
- 4台
- 支払方法
- カード・電子マネー不可
- 公式サイト
- shunpusou.com
- アクセス
- JR「鶴舞駅」より徒歩で約8分
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