お気に入りの曲と「ありがとうの音。」MV撮影の裏側

それぞれの“1stアルバムのポーズ”を見せてくれたBMKさん。

――アルバムはWHITE盤とBLACK盤の2パターンがありますが、全曲の中で一番お気に入りの曲と、その曲の好きなポイントは?

米谷さん 僕は「ありがとうの音。」が好きです。今回、初めて自分たちが作詞に携わった楽曲で、レコーディングのギリギリまで自分たちで考えて作ったので、その分、愛着があります。振付もすごくキャッチーなので、初めて見た方でも、一緒に踊ってもらえると思います。「とりあえず、一回この曲聴いて?」っていう気持ちですね(笑)。

三隅さん 僕はBLACK盤の1曲目の「BIG RAGE」ですね。この楽曲は、僕らの自己紹介ソングになっています。今回のアルバムは、BLACK・WHITE盤ともに、ライブをイメージした曲順になっているんですが、アルバムの1曲目にぴったりだと思います。ファンの方々はもちろん、BMKを知らない方も、この楽曲を聞いて、僕らの顔と名前が一致してもらえたらうれしいです!
あと、自己紹介ソングなのにWHITE盤には入っていないところも良くて。自己紹介ソングが入れられないくらい、僕たちには魅力的な楽曲がたくさんあるんだなとも思いますね。

中原さん BLACK盤の8曲目「RED ZONE」がお気に入りです。ラップがメインになっている楽曲なんですが、僕の中で限界を超えていこうというメッセージが込められていると思っています。実際にライブで披露している時、楽しいのはもちろん、一段階ギアが上がるような感覚もあるんですよね。
あと、音楽を聴きながらランニングしているんですが、楽曲シャッフルでこの曲が出てきた時に「もうちょっと頑張ってみよう」とか「ペース上げてみようかな」って自分を奮い立たせてくれる楽曲です。

佐藤さん 僕はWHITE盤の1曲目に入っている「Original Future」です。まさしく1曲目にふさわしいなと思える楽曲で、どちらかというと大人が背中を押されるような応援ソングになっていると思います。自分の中で結果を残したと思う方や一つの夢を叶えた方に向けて、「次はどんな夢をみようか」と投げかけるようなメッセージ性を感じるんですよね。もう一度、再出発を切れるような楽曲となっているので、ぜひ聴いていただきたいと思います。

松岡さん WHITE盤に入っている新曲「巣立ちAway」がすごく好きです。この楽曲は、これまでのBMKにはなかった恋愛ソングで、しかも失恋がテーマなので切ない感じのメロディーなんです。でも恋愛だけじゃなくて、いろいろなことに共通している部分もあるので、たくさんの人に共感してもらえるんじゃないかなと思います。
この曲では、これまでと一味違うラップをしていて、普段ラップをしないメンバーがラップをしているので、ライブでのお客さんの反応も楽しみです!

大須商店街でのMV撮影をうれしそうに振り返っていた佐藤さん。

――リードトラック「ありがとうの音。」のMVでは、大須商店街を舞台にお店の方たち、事務所の先輩や後輩との共演シーンがありますね。撮影時の印象的なエピソードを教えてください。

佐藤さん まず、大須商店街へ行けば、このMVに登場しているお店の皆さんにお会いできるっていうのがすごいことだと思います。そのお店に行けば「あ、BMKのMVで一緒に写真撮ってた方だ!」とかって感動するはずです。ぜひ、聖地巡礼のように使っていただきたいです!
あと、どのお店の方もBMKを応援してくださっていて、ここはホームだなとうれしく思いましたね。この機会に、僕たちの本拠地である名古屋・大須観音に、ファンの皆さんも遊びに来てほしいです。

三隅さん 僕は普段よく大須商店街へ買い物に行くんですけど、行きつけの古着屋があるんです。MVには登場していないんですが、たまたまそのお店の近くでダンス撮影をしていた時に、お店のスタッフさんが手を振ってくれてるのが見えて、ほっこりしました。愛を感じられる、心温まる撮影でしたね。

米谷さん 撮影に協力してもらったお店の方とメンバーでそれぞれチェキを撮ったり、思い出はたくさんありますね。
特に印象に残っているのが、大須商店街の交番近くのおせんべい屋さんの店主の方がすごく優しかったんです。その時は2人・3人に分かれて撮影していたんですけど、お店で撮影していないメンバーにもおせんべいのおすそ分けをたくさんくださいました。「これも持って行きな」「出来たてのおせんべいを食べな」と、とにかくその温かい気持ちがうれしかったですね。

佐藤さん 僕と中原くんがそのお店で撮影していたんですけど、撮影中はもちろん、撮影後もたくさんおせんべいをいただきました!
お店のおばあちゃんが、僕たちの「あ、これおいしそう」っていう、ポロッと言った一言を逃さないんですよ(笑)。「これも」「あれも」って、ピリ辛のやつも甘いやつもどんどんおせんべいが増えていきました(笑)。

米谷さん 七味のやつ、本当においしかった!!

中原さん 「おいしそう」って言うと試食用に1枚くれて、「おいしい」って言うと袋ごとくれるんだよね!(笑)

佐藤さん 「おばあちゃんありがとう!!」って、本当に愛があふれる方でしたね。

三隅さん プライベートでも行きたいね!

中原さん MVでは使われていないところなんですけど、先輩である「BOYS AND MEN」の田村(侑久)さんとの撮影中に、たまたま中京テレビの『キャッチ!』のインタビューに居合わせたんです! 僕らと田村さんで一緒にインタビューを受けたっていうのが思い出ですね。リアルタイムで番組を見ていた方は、「なんでこの組み合わせなんだろう?」って思ったんじゃないかな(笑)。

松岡さん 「BOYS AND MEN」さんはダンスシーンだけじゃなくて、先輩たち一人ずついろいろな所で一般のお客さんや店員さんに扮して出演してくれたんです。たくさん撮っていたんですが、良い素材がありすぎて、完成したMVを見たら結構カットされちゃっていたんですよね…。いつか、全部公開したいです!

三隅さん この前、本田(剛文)さんに言われたもんね。「俺のシーン、全然使われてないじゃん」って(笑)。

メンバー (笑)

米谷さん だいぶバッサリだったよね(笑)。

佐藤さん 監督からは「さりげなく」っていうお話だったけど、きっとガッツリ出演するんだろうなって思ったら、本当にさりげなかった(笑)。

松岡さん さりげないシーンの後に、ガッツリのバージョンも撮ったけど、さりげなく映ってるところしか使われてなかったよね(笑)。

佐藤さん そう。良いケーキに乗っている、ちょっとした“金粉”くらいさりげなかった(笑)。

松岡さん 先輩たち、めっちゃ自由にやってくれました!

▼BMK「ありがとうの音。」MUSIC VIDEO

LINEお友だち登録

Please Share

BMK、1stアルバム『the FIRST』リリース記念インタビュー!

WRITER

Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. Satomi Hirata
  4. BMK、1stアルバム『the FIRST』リリース記念インタビュー!

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。