和気あいあい♪ 撮影現場エピソード

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

足立さん 娘の亜子がいるだけで、本当に現場が明るくなります! 朝早くからでも、撮影以外でも、遠くからでも、「グランマ~!!」とか「ママ~!!」って、やまびこのように聞こえてくるくらい、元気なんですよ。亜子役の加藤柚凪ちゃんは7歳にして、現場を盛り上げてくれるんです! 天才女優・天才娘です♡
グランマ役の萬田さんは天然でお茶目な方なんですけど、亜子につられて、ぽろぽろっと面白いことを仰っています。
萬田さんは韓国ドラマにハマっているようで、1話の撮影中はグランマの息子役がまだ決まっていなかったんですけど、「誰がいいかな?」って韓国ドラマの俳優さんたちの名前を挙げていたんですよ。「それはさすがに難しいですよ~」って言ったりして(笑)。
最終的には、『グランマの憂鬱』の主題歌を歌っている「THE ALFEE」の高見沢さんはどう?っていう話が出て、「萬田さんよりも年上ですけど大丈夫ですか?!」と聞きました(笑)。冗談も言い合えて、和気あいあいとしている現場ですね。とても楽しいです!

作中の1シーン。「グランマ」こと百目鬼ミキ役の萬田久子さん。

――現場での萬田さんはどんな存在ですか?

足立さん 萬田さんはとってもオーラがあって、一見怖そうなイメージがあると思うんですけど、現場ではお茶目なことを率先してやってくれるので、現場の雰囲気を作ってくれています
萬田さんがいないところで言うのもあれなんですけど…(笑)、萬田さんのセリフで「切符」っていうワードがあった時に、どうしても「チケット」と出てきてしまうことがあって。何度も「切符、切符」って言っていたら、なぜか「チップ」に変わってました(笑)。威圧感がない方なので、すごく楽しく撮影ができています

――娘・亜子役の加藤柚凪さんに、ときめいたエピソードを教えてください。

足立さん たくさんありますよ!(笑)どれだけ朝早くても「ママ~!!」って近寄ってきてくれるし、撮影後に私の方が先に出る時には、「ママ、また明日ね」って言って、玄関から外に出て、私が乗っている車が見えなくなるまで手を振ってくれるんです♪ 撮影中も、撮影以外でも、結構話をしていますね。

――どんなお話をしているんですか?

足立さん 柚凪さんは食べ物が大好きなので、結構、食事の話をしていますね。しかも、お菓子とかじゃなくて、お野菜が好きなんですよ。インゲンのゴマ和えとか、サバの味噌煮とか、好みが渋くて(笑)。コンビニのお気に入りのお総菜とか「お弁当は何にした?」とか、よく話していますね。
あとは、お家で野菜スティックを自分で切って作ったみたいで、「マヨネーズはあまり好きじゃないけど、味噌とあわせるとおいしいんだよー! それにゴマドレッシングを混ぜたら美味しかったー♪」って言ってました(笑)。7歳とは思えないくらいの話題だし、食べ物の話しかしていないんですけど、それがまためちゃくちゃかわいいんです♡

作中の1シーン。百目鬼亜子役の加藤柚凪さん。

――撮影の合間に一緒に遊ぶことはありますか?

足立さん ありますよ。お花を撮ったり、畳の部屋での撮影が多いのでそこで運動したりしていますね。私はストレッチとか筋トレとか苦手なんですけど、柚凪さんがプランクしていて驚きました! 「どうしたの?」って聞いたら、「あのね、コロナ禍にお家でずーっとやってたの」って。私も見習わないと!と思って一緒にやってみたら、プルプルしてすぐ疲れちゃってできなくて、そうしたら「何やってるの~! ママ、だめだね」って言われました(笑)。
柚凪さんは娘役なんですけど、年の離れた妹みたいな感覚で一緒に遊んでいることが多いかもしれません。

『グランマの憂鬱』の見どころと、足立さんの役どころ

百目鬼由真役の足立梨花さん。

――最後に、土ドラ『グランマの憂鬱』の見どころと、足立さんが演じる百目鬼由真の見どころを教えてください。

足立さん ドラマの見どころは何と言っても、萬田久子さん演じるグランマの“愛ある喝”ですね。毎話起こる出来事は、皆さんのもとにも起こるような事件や悩みが題材になっています。それをグランマが愛をもって解決してくれるので、そこを一番見てほしいですね。
あと、私の子ども役の百目鬼亜子が、かわいくてかわいくて仕方ないです♡ 亜子がいるだけで、その場の雰囲気が温かく、ほんわかした雰囲気になるので、グランマと亜子は最高のコンビだと思っています。
私は、グランマの息子・トオルの奥さん役で、嫁姑関係なんですが、この関係性からもいろいろ学べることが多いです。由真は、視聴者に一番近い役なのかな、と思っているので、視聴者の皆さんと同じ目線を心掛けています。皆さん、ぜひご覧ください!

『グランマの憂鬱』第1話(4月8日放送)

あらすじ
百目鬼由真(足立梨花)は6歳の娘・亜子(加藤柚凪)と一緒に夫の実家がある百目鬼村で姑の百目鬼ミキ(萬田久子)と同居を始めた。村の難事を取り仕切る立場の“総領”を古くから務める百目鬼家。現当主であるミキは常に凜とした立ち振る舞いで、村人の持ち込む様々なもめ事を、愛ある「喝!」でバッサバッサと裁き、村人たちの信頼を集めていた。
そんなある日、村で「オレオレ詐欺」ならぬ「おらだおらだ詐欺」が起こる。村に支援を求める被害者の孫・達也(西垣匠)に対してミキは意外な「喝」を言い放ち…。
どこか懐かしい村で起こる身近な難題を、人生経験豊かなグランマが喝破する「痛快人情ドラマ」、いよいよスタート!

土ドラ『グランマの憂鬱』

放送時間
毎週土曜日23時40分~24時35分
チャンネル
東海テレビ・フジテレビ系
公式サイト
https://www.tokai-tv.com/granmanoyuutsu/


※掲載内容は2023年4月時点の情報です

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新・土ドラ『グランマの憂鬱』がスタート! 百目鬼由真役・足立梨花さんにインタビュー

WRITER

Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

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