絞り込んで探す

▼ジャンルで絞り込む

▼エリアで絞り込む

    • ▼主要駅で絞り込む

    • ▼区で絞り込む

“メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」がせと末広町商店街にオープン!【愛知・瀬戸市】
#お土産

2023.5.22mon

“メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」がせと末広町商店街にオープン!【愛知・瀬戸市】

2023年4月22日(土)、愛知県瀬戸市の「せと末広町商店街」内に、宿泊施設「ますきち」の姉妹店、お土産屋「ヒトツチ」がオープンしました!

さらに同日、「ヒトツチ」の隣に「瀬戸くらし研究所」もオープン。

瀬戸市の魅力を伝えるため、焼き物、お菓子、雑貨など、すべてメイドイン瀬戸のものだけを取り扱っているとのこと。そんな新しいお土産店「ヒトツチ」には、魅力あふれる“モノ”と“ヒト”にあふれていました。

瀬戸の“ものづくり”文化を伝えるお店

レンガをアーチ状に組んだ外観は、窯をイメージしているそう

日本有数の窯業地として広く知られる瀬戸市。時代の流れに合わせ、多種多様に変化し続けている「せともの」は、約1000年もの間、多くの人に愛され続けています。

さらに、職人文化が現在も色濃く残る瀬戸には、たくさんの個性豊かな作家やクリエイターがいます。そんな“ものづくりの街”瀬戸市の魅力や歴史を伝えるお土産屋として、新たに「ヒトツチ」が誕生しました。

店前に置いてある「ヒトツチ」の看板

「ヒトツチ」の名前の由来は、瀬戸が昔から「火の街 土の街」といわれていることからきているそう。ものづくりに携わる”ヒト”と”ツチ”とも捉えることができそうです。

店内には「せともの」の伝統的なものから、モダンで個性的なものまで展開されています。
焼き物の他、焼菓子やアクセサリー、知育玩具まで幅広いラインナップ。置かれているものはすべて、瀬戸出身・瀬戸在住の作家さんや、瀬戸にある会社の商品なんだとか。こんなにもたくさんのクリエイターが存在しているなんて、びっくりです…!

「せとセット」(1430円)

店内には、「ヒトツチ」オリジナルの「せとセット」も販売されています。「ヒトツチ」のシンボルが描かれたパッケージに、何が入ってるのかワクワクドキドキ。

ベーカリー「aime le pain」の焼菓子(3個入り)、「little flower coffee」のオリジナルドリップパック2つ

中身はスペシャルティコーヒー専門店「little flower coffee」のオリジナルドリップパック2つと、ベーカリー「aime le pain」の焼菓子。内容は随時変更予定だそう。

Check!

商店街の憩いスポット「Little Flower Coffee」で、一杯の優しいコーヒーを。【瀬戸市】

商店街の憩いスポット「Little Flower Coffee」で、一杯の優しいコーヒーを。【瀬戸市】

「せと銀座通り商店街」に、2022年4月9日(土)にオープンした「little flower coffee(リトルフラワーコーヒー)」。誰もに愛されるスペシャルティコーヒーを目指し開発した、オリジナルブレンドや、パティシエが丁寧に作り上げるスイーツを楽しめるお店です。 お店を立ち上げたのは「ブルーボトル コーヒー」など、名だたるコーヒーショップでバリスタとして活躍してきた本田順也さんと、同じくバリスタで、以前から同じお店で働いていたという源平早彩さんの関東出身ペア。そんな二人が瀬戸でお店を開いた理由や、商店街の魅力などを聞いてきました。 商店街に軒を連ねる、アットホームなコーヒーショップ やきもものの産地、愛知県瀬戸市の中心市街地にある「せと銀座通り商店街」に誕生したカフェ「リトルフラワーコーヒー」。店名は、”小さな花を見つけたときのような、毎日の生活に少しの幸せを感じてほしい。”という想いから名付けられました。 カーブや丸みを使って、優しさを表現したという内装。ウッド調のモダンなインテリアと、瀬戸の歴史をイメージした和紙の照明との組み合わせが絶妙です。 広々とした店内には、手前から「カフェスペース」「焙煎スペース」「製菓スペース」と、様々な要素が同居していることが分かります。 お店の中央部分にあるのは、世界中の焙煎士から愛される「ドイツ・プロバット社」のコーヒー焙煎機。こちらのお店では、焙煎機を時間貸しする “シェアロースター”のサービスも行っています。申込をすれば、誰でも自由に自分好みのコーヒー豆を焙煎できるので、興味のある人はぜひ公式Instagram(@littleflowercoffee)のDMから、もしくは店頭にてお問い合わせを。 次のページ… こだわりのコーヒーとスイーツをチェック! 花束のようなスペシャルティコーヒー こちらでは、誰が飲んでも”飲みやすい”と感じてもらえるような、スペシャルティコーヒーを目指し、1種類の豆で淹れるシングルオリジンではなく、複数の豆を合わせた”ブレンド”コーヒーに挑戦。 スペシャルティコーヒーの“ブレンド”を提供する事で、フルーティなコーヒーに対する”酸っぱい” 、”苦い”という概念を変え、コーヒーに対するイメージや興味を広げるきっかけを作りたいと言います。 様々なスペシャルティコーヒーの豆を、花束のように束ね、理想のおいしさを表現したイチオシの「Little Bouquet」は、香ばしいのにさっぱりとした飲み口で、毎日飲みたくなる味わい。 「コーヒーゼリーソーダ」(650円) 自家製コーヒーゼリーに、エルダーフラワーシロップ、ブラッドオレンジジュース、ソーダを合わせた新感覚の「コーヒーゼリーソーダ」。つるんとしたコーヒーゼリーのほのかな苦みに、オレンジジュースの酸味、ソーダのシュワシュワで、一度飲むとやみつきに!ゼリーは、カフェインレスのコーヒーを使用しているので、子どもにも人気のメニューなんだとか。 店頭では、季節限定ブレンドを含む5~6種類のコーヒー豆を販売。スタッフに好みの味わいを伝えれば、あなたにぴったりの豆や、おいしい淹れ方を教えてくれますよ。 おいしい、かわいい、心躍るスイーツ 「バウムクーヘン(600円)、ハンドドリップコーヒー(480円~)」 スペシャルティコーヒーとぜひ一緒に味わってほしいのが、毎日お店の厨房で焼き上げる、「無添加バウムクーヘン」です。バウムクーヘンの本場、ドイツの作り方に習い、ベーキングパウダーなどを使用していない添加物不使用のバウムクーヘンは、国内産の発酵バターと、ドイツ産のマジパンローマッセをふんだんに使用した、香り高く贅沢な味わい。 甘すぎず、それでいて食べ応えのあるバウムクーヘンは、テイクアウトもできるので、家族や友人への素敵なお土産になること間違いなし。 ホットコーヒーが注がれたマグカップは、瀬戸焼の人気陶芸作家・長江哲男さんの「練り上げ」技法による作品です。持ちやすく、色の違う粘土が練り込まれた美しい模様が魅力的です。 お店の奥にある製菓スペースでは、覚王山の人気パティスリーで経験を積んだ、シェフパティシエの浅見さんが、腕によりをかけてケーキなどのスイーツを作ります。“おいしいのは大前提、見た目の美しさにもこだわっている”というシェフが手掛けるスイーツは繊細、かつ、背伸びしすぎない親しみやすさが魅力。カフェスペース奥のショーケースに並ぶケーキは、どれも”主役級”の美しさです。 イートイン限定の「Tiramisu~LES CINQ SENS(五感)~」(1500円) 香り高い、なめらかなマスカルポーネムースに、エスプレッソをたっぷりと染み込ませたジョコンドをサンド。ムースの中にはイチゴのソースが隠れていたり、ザクザク食感のディアマンや、酸味のあるカシスソルベがトッピングされていたりと、五感で楽しめる一皿です。 次のページ… 関東出身の二人がなぜ瀬戸の商店街へ? 関東出身の2人が、瀬戸市の商店街でカフェをオープンした理由とは? 店長の本田さんとともに、お店の立ち上げから携わってきたスタッフの源平さん。東京や名古屋の有名店でバリスタとして多くの経験を積んできました。現在はバリスタとして働くほか、お店の内装や、ショップカードのデザインも手がけるなど、クリエイターとしての一面も持ち合わせています。 ――源平さんも、店長の本田さんも、関東のご出身ですよね。瀬戸市を知ったきっかけは? 当時働いていた名古屋のコーヒーショップの常連さんが、私たちのPOPUPに来てくれて「瀬戸の町はおもしろいからおいでよ!」と声をかけてくれたんです。それをきっかけに瀬戸市に興味を持ちました。 ――実際に、瀬戸市でお店をオープンしようと決めた理由は? おすすめしてもらって、初めてこの町に訪れた時、瀬戸ものの歴史がある場所であるということはもちろん、焼きもの以外にも、様々なジャンルの作り手が集まり、一丸となって町を盛り上げている印象を受けたんです。その後も何度かこの町に足を運ぶうちに、瀬戸に住む人たちの温かみや、町の魅力に惹かれていきました。 また、お店をオープンするにあたって、私たちには”大きなコーヒー焙煎機を置く”という目標があったため、その焙煎機を置ける、十分な広さが確保できたという点も、この土地を選んだ理由の一つです。 ――商店街ならではの良さはどんなところですか? 登下校中の小学生に手を振ったり、地域の人たちと気軽に交流ができたりするのは、商店街ならではの良さだなと感じます。お客さんの層も幅広くて、小さな子ども連れのママさんから、90歳のおばあちゃんやおじいちゃんまで、平日から世代を問わず多くの人が足を運んでくれます。 ――これからどんなお店にしていきたいですか? リトルフラワーコーヒーでは、スペシャルティコーヒーをより多くの人にデイリーに飲んでいただけるきっかけや、入り口になることを目指してブレンドコーヒー専門店として日々コーヒーを提供しています。 私たちが提供するコーヒーをきっかけに、もっと多くの人に、瀬戸市に来てもらって、魅力を感じてもらい、人と人がつながる町と、お店になると良いなと思います。 EDITOR IMAI 昔ながらの商店街に、おしゃれなカフェが仲間入りしたということで、ずっと気になっていたお店。店内では「今日も元気?」「おすすめは何?」と、商店街ならではのアットホームな会話も聞こえてきました。こだわり抜かれた温かいコーヒーとスイーツを楽しみながら、気さくなスタッフさんとお話していると、ほがらかな、優しい気持ちに包まれます。日々の喧騒から少し距離を置いて、一息つきたいとき、自分をリセットしたいとき、自然と足が向いてしまうようなお店です。 Little Flower Coffee(リトル フラワー コーヒー) 問い合わせ 050‐3561‐5587 場所 愛知県瀬戸市朝日町3‐6  営業時間 10:00~18:00(金、土曜は~21:00) 定休日 不定休 駐車場 あり(共同) 支払方法 カード・電子マネー可 公式Instagram @littleflowercoffee アクセス 名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約7分 ※2023年3月時点の情報です ※価格は税込み表記です

編集部がときめいた商品をご紹介♡

「SEISHIN(聖新陶芸株式会社)」の商品たち

日本で数少ない栽培セットメーカー「SEISHIN」も、瀬戸市に本社があります。1960年創業、聖母マリア像の製造から始まり、現在は栽培キットを販売。

「エッグリングエコフレンドリー」(605円)

まるで本物の”たまご”のような陶器で育てるエッグリングシリーズや、テイクアウトのドリンクカップをモチーフにした陶器の栽培キット「育てるカフェ」など、ユニークでキュートな商品を展開しています。

編集部・木村は「エッグリングエコフレンドリー」を持っていて、とても大好きなシリーズなので、これも瀬戸なんだ!と衝撃でした…。

子ども用から、クラフト用など、種類豊富な粘土の数々

瀬戸市では、上質な陶土が採れるため、粘土を使った商品を取り扱う会社も多数。皆さんがこれまで使ったことのあるものも、もしかしたら瀬戸市で作られたものかもしれません。

「富士石膏」の「モンスターエッグ」(1150円)

1933年に創業した、瀬戸市にある製造会社「富士石膏」の「モンスターエッグ」は、風船の中に石膏を流し入れて作れるオリジナルキット。作るのも、完成形を見るのも楽しい◎
中にぬいぐるみを入れてみたり、花を入れてみたりしても可愛いです。

「天使のねんど」(550円)で作ったもの

粘土の製造販売を行う「中部電磁器工業」の大人気商品「天使のねんど」は、天使の羽根のように軽くて、マシュマロのような感触。出来上がったものも、サラサラとしていて、やさしい見た目に癒されます。

知育用だけでなく、カウンセリング・介護・看護の分野でも利用されているのだとか。

アクセサリーや色鮮やかな器が置かれた、乙女心をくすぐられるコーナーを発見!

こちらは、瀬戸市在住の作家・深田涼さん(@ryo_clay)による酒器。釉薬の研究をこよなく愛しているとのことで、豊富なカラーラインナップが特徴的です。どの色も魅力的で、おうち飲みがより楽しくなりそう。

「ヒトツチ」から徒歩約一分ほどの場所にある、共同アトリエ「タネリスタジオ」の副代表でもある、現代アーティスト・植松ゆりかさん(@yuriggy.u)の作品。真っ白な“手”に一点ずつ異なる絵付けがされており、緻密な作業と独特な世界観に圧巻です。


次ページ...
「旅のスタート地点でもあり、ゴール地点でもあるような場所に」運営メンバーにインタビュー

LINEお友だち登録

RANKING ランキング

TAGS #人気のタグ

MAGAZINE 雑誌『KELLY』

Please Share

“メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」がせと末広町商店街にオープン!【愛知・瀬戸市】

WRITER

Eri Kimura

Eri Kimura

三重県出身。学生時代は、読書や映画鑑賞、バンド活動に、アパレル店員として働くなど多趣味全開で奔走。現在は新人編集者として奮闘中!

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. お土産
  4. “メイドイン瀬戸”のお土産屋「ヒトツチ」がせと末広町商店街にオープン!【愛知・瀬戸市】

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

RANKINGランキング

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。