――デビューからこれまで毎年ニューシングルをリリースされていますが、曲作りで大切にしていることは?
一つは、「共感が得られるか」というところです。歌詞を考えるときに、自分の日常や、実際に今考えている事を赤裸々に書いてみることもあるんですけど。その時にただの一方通行にならないようにというか。みんなが自分の日常と重ね合わせて共感してもらえるように言葉を選んだり、サウンドに温かみを持たせたり、歌詞によって変えるようにしています。
あと、私は言葉を詰め込みやすいので、なるべく聞き取りやすいように、そこは注意をしていますね。歌詞を書いてからメロディを付けるわけではないので、グルーヴを優先していると、言葉の詰め具合が複雑になることがあって。グルーヴを保ちつつ、みんなに分かりやすいように言葉を紡ぐことを意識しています。
──これから挑戦してみたいことはありますか?
【iri-DRAMA (Official Audio)】
今回のアルバムに収録されている「DRAMA」は、「Wonderland」という曲でお世話になった村岡夏彦さんにいただいた「鍵盤」を使って、初めてコードを作って制作したんですけど。今までは、トラックやギターに歌詞とメロディを乗せることが多かったんですが、鍵盤を使って曲作りをすると、想像することや出てくる言葉が全然違って、とても面白いなと感じたので、引き続き、鍵盤での曲作りにも挑戦していきたいなと思っています。
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これからの目標や、ツアーへの意気込み
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