ドーナツ愛好家のこだわりが詰まったドーナツと発酵ドリンク

「やさしいドーナツ」(250円)と「季節の発酵ドリンク」(600円)

ドーナツを5年前から作りたかったというスタッフ・早瀬さんのこだわりがたくさん詰まった「やさしいドーナツ」は、「TOMO CAFF’E」にしか作れない味。目指したのは、「軽くてふわふわでもちもち食感」国産小麦粉を使用し、生地にかぼちゃを練り込むことにより、ふわふわ食感に。砂糖は、甜菜糖を使用しています。色々なメーカーのものを食べ比べ、甘さがくどくなく、邪魔にならないものを選んでいます。全て手作業のため、作るのに48時間かかるそうです!

パッケージは、ドーナツを持った早瀬さんのイラスト!オーナーさんからの呼び名「もこ」とドーナツで「mocodo」♡

「季節の発酵ドリンク」(600円) この日は、イチゴでした♪

「季節の発酵ドリンク」は、ソーダ割り・水割り・お湯割りから選べます。後味もさっぱりしているので、とても飲みやすく、体調や気分によって割り方を変えられるのも◎。これからの暑い季節にぴったりなドリンクです。

その他に、「いちご甘酒ヨーグルト」京都から取り寄せた茶葉を使用した「抹茶」「ほうじ茶」「アイスクリーム」(550円)も販売しています。また今後は、みりん麹を使用した「発酵ぷりん」も販売予定!


KUNITA

愛情いっぱいの“ふわもち食感”ドーナツは、あっさりしているので何個でも食べられそう…。一口一口幸せを噛み締めながら食べました♡オープン初日は、開店後4分で完売したそう。平日は1度しか揚げないそうなので、なる早でお買い求めください!

雑誌の編集者から「TOMO CAFF’E」スタッフに転身!早瀬さんにインタビュー

―― どういう経緯で、今のお仕事にたどり着いたのですか?

コロナ禍をきっかけに前職を辞め、フリーランスとして働こうとしていたタイミングで、繋がりのある方から、「いいカフェがあるよ」と「TOMO CAFF’E」を紹介してもらいました。元々は外注としてSNSなどのサポートをしようと考えていたのですが、ご縁を感じて、ここで働きたいと伝えました。親子二人三脚でやっていた会社なので、初めての社員でしたが、快く了承してくれて、働かせていただくことになりました。まさか自分が飲食事業に転職して、取材を受ける側になるとは!(笑)

―― 「TOMO CAFF’E」で働いていて、感じることはありますか?

接客や企画しているマルシェの出店者さんとのやり取りを通して、より人との関わり方が深くなったなと感じます。「あれ、おいしかったよ」など、お客さんの声を直接聴けるのがとてもうれしくて。それが楽しくもあり、やりがいになっています。また、「TOMO CAFF’E」で働くようになり、添加物が入っているものが分かるようになったり、食の選択肢が自然と変わったり。味覚力を育てられているなと感じます!お客さんにも、そういった小さな気づきを感じてほしいです。

―― なぜ、「発酵ごはん」と「おやつ」?

左上から時計回りに「トマト麹」「しおレモン麹」「ごまだし麹」「甘酒」「醤油麹」「しお麹」

開店当初から「しお麹」「醤油麹」「甘酒」を使っていて、それをよりたくさんの人に伝えたいと思い、2年前に「発酵弁当」を打ち出しました。それをブラッシュアップし、より発酵に力を入れようと、お店のキャッチコピー的な存在にしたんです。

「おやつ」は、移転するタイミングで「ドーナツ」を新開発しました。今まで学生さんはあまり来られなかったのですが、ドーナツを販売したことで、新しい層のお客さんも来てくれるようになり、とてもうれしかったです。

期間限定でかき氷や、カスタードやあんバターなどのクリームインドーナツや、アイスを挟んだドーナツの商品化も考えているので、それが食や発酵ごはんに興味を持ってもらえるきっかけになればいいなと思っています。

店頭では、お店オリジナルの「しお麹」「醤油麹」(各880円)を販売しています※オンラインショップでは各1080円で購入可能

―― メニューの開発はどのようにされていますか?

お創菜は、お家の冷蔵庫と一緒で、そのときの旬の食材やその日仕入れたものを、管理栄養士がその場で組み合わせて、それに合った1番おいしい調理法で調理しています。オーナー自伝のレシピもありますが、「今日食べなかったら二度と出合えないメニュー」がほとんど!私は食べる専門ですが、コールスローやナムルもいつも味付けが違うので、毎日食べても全然飽きません。そこも「TOMO CAFF’E」の大きな魅力の一つだと思います!

―― オーナー・早川さんは、講演会でどんなことを伝えているのですか?

早川は元々ガンで、今でも難病を抱えています。実は本調子ではないときもあると思うんですけど、いつもいろんなアイデアであふれているし、とてもパワフルで。大学で講義をしたり、企業で社員研修を行ったり。講演会では、起業のきっかけ食の大切さ発酵調味料の良さを伝えています。給食事業もやっているので、コロナ前は、幼稚園の保護者さんに向けてもやっていました。1人でも多くの人に食の大切さを伝えるために、講演会などには積極的に参加しています。

―― これからどんなお店にしていきたいですか?

移転前に1カ月ほどお店を閉めたのですが、閉店前に「明日からのごはん、どうしたらいいの?」というお声をたくさんいただいて、「こんなに多くの人の、食の手助けができていたんだ」と気付かされました。

これからも単にお弁当を販売するだけではなく、商店街のようなアットホームな空間で、「これは、こういう効果があるんですよ」「今日はこれどうですか?」などと、私たちにしかできない近い距離感でお客さんに寄り添って、1人でも多くの人に「胃ごこちの良さ」を体感し、食の選択の大切さを考えてもらえたらいいなと思います。

また、これからも身体にいいスイーツ作りに力を入れつつ、開店当初から変わらず発酵の良さを伝えていきたいです。


KUNITA

アットホームで居心地の良い「TOMO CAFF’E」。スタッフさんたちの丁寧な接客を見て、お客さんを大事にしているのが伝わりました。お店が近くにあったら、絶対にリピートしているだろうな〜!ぜひお店に行ってみてくださいね♪

TOMO CAFF’E(トモカフェ)

お問い合わせ
052-726-5567
場所
愛知県名古屋市千種区星が丘元町16-50
星が丘テラス THE KITCHEN2 内
営業時間
10:00~20:00
定休日
星が丘テラスに準じる
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー可
Instagram
@tomocaffe_deli
平均予算
1000円
アクセス
地下鉄「星ヶ丘駅」より徒歩で約1分

※価格は税込み表記です
※掲載内容は2023年5月時点の情報です

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ヘルシーは正義!星ヶ丘のカフェ「TOMO CAFF'E」の手作り発酵ごはんとおやつ【名古屋市】

WRITER

Mamu Kunita

Mamu Kunita

富山県出身。雑誌『KELLY』のアートディレクターで、編集は勉強中。写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理を作ることが好き。東海の良さを“言葉”と“写真”と“デザイン”で伝えたい。

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