2023.6.14wed
【インタビュー】ココリコ・遠藤章造さん、初のエッセイ本『吾輩はアホである』が発売中!
お笑い芸人・ココリコの遠藤章造さん初となるエッセイ本『吾輩はアホである』が、2023年4月24日(月)に発売しました。
この本は、自他ともに「アホ」と認める遠藤さんの「アホ力」を存分に生かして、ここまで生き延びてきた過程を赤裸々に綴っています。
野球漬けだった少年時代、社会人を経てお笑い芸人を目指した経緯、相方の田中直樹さんの存在、そうそうたる芸能人の先輩・後輩との交流で学んだことなど。
遠藤さんの人生を振り返りながら、「アホって最高!」と元気をもらえる一冊です。
今回は、初のエッセイ本の出版を記念して、遠藤さんにインタビューしました!
人生の節目で「感謝を伝える」エッセイ本を出版
――本日は名古屋プロモーションということで、名古屋の思い出はありますか?
今から25年くらい前に、「CBCラジオ」さんでのお仕事がありました。ちょこちょこと仕事で名古屋に来ていますが、ここ最近で言うと久しぶりかもしれないですね。大体、1年に1~2回くらいのペースですね。
――名古屋へ来るたびに楽しみにしていることはありますか?
「山本屋」の味噌煮込みうどんですかね。今日も行けたらいいなと思っています。名古屋グルメで言うと、ひつまぶしも好きですね。
――ぜひ食べて帰ってください! 改めて、ご出版おめでとうございます!! ご出版後、周りの方の反応はいかがでしょうか。
「読みやすかった」と言われることが多いですね。活字離れと言われている20代の人も「さらっと読めました」と言ってくれました。
本の中では、僕の口調っぽく展開しているので、その点からも読みやすさに繋がったのかと思いますね。
――本を出したいという思いは、前からあったのでしょうか。
全然なかったです。本を出すタイミングが、僕が50歳、芸能界に入って30周年なんですよ。娘はちょうど20歳で、長男が7歳で、次男が5歳で。人生を振り返ることはあまりないんですけど、自分が50歳になって、何か残したいなという気持ちはあって。「パパはこんな人だったな」と子どもたちが思えるものがあったらいいなと思ってて、それが本だったっていう感じですね。
YouTube上で話して残すとか、時代的には他の方法もあるんですけど、やっぱり僕の世代って、“モノ”として残るものがいいと思って、本になりました。
――20歳の娘さんはすでに本を読まれましたか?
どうかな。今度会うんで、その時に本を持って行こうと思っています。「見ておいて」っていう感じで渡すと思いますね。子どもたちに本を渡せるというのは、こういう仕事している冥利に尽きますね。
――素敵ですね。どれくらいの期間をかけて書籍ができたんですか?
半年はかかってますね。吉本興業の事務所で、「今日は小学生から中学生のころまでを振り返ってみよう」と僕が話をして、そこから出版社の担当者が話をピックアップして、ライターさんが原稿を書いて、それを僕が確認するっていう感じでした。
――過去を振り返る作業にあたっては、アルバムや日記などを見て思い出すという感じだったのでしょうか。
すべて僕の頭の中にある記憶でした。自分の中で印象的な出来事がメインですね。元々、思い出とか出来事は覚えているタイプなんです。
ただ、人の顔と名前は全く覚えられません(笑)。ゴルフしている時のキャディーさんの名前は、一日一緒にいても覚えていないんですよ(笑)
――書籍制作期間には、何かルーティーン化していたことはありますか?
打ち合わせの時に思い付いたことを話していたので、特にルーティーン化するようなことはありませんでした。
でも、「あのことについても書いておけば良かったな」と思うことはありますね。
――もしかしたら第二弾もありますか?!
ないです(笑)
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