つい写真を撮りたくなる、レトロかわいいスイーツ&ドリンクメニュー

「クリームソーダ」(各500円)の「メロン」(左)と新メニューの「スカイブルー」(右)

生クリームとさくらんぼがトッピングされていて、とってもかわいい…

「喫茶リブロン」「クリームソーダ」は、メロンのほかにスイカやマンゴー、パイン、ぶどうなど、8種類の中から選べます。また、店内には「アデリアレトロ」のグラスが飾られており、その10種類の中から自分の好きな柄を選んで作ってもらうことも可能です♡

眺めるだけで至福…「クリームソーダ」の色と、柄を組み合わせるのが楽しい

プラス100円で、バニラアイスをココナッツアイスに変更できます

「スカイブルー」は、6月に新メニューとして登場したばかり!白石さんは、夏生まれ・南国育ちなので、青が好きだそう。通常のクリームソーダは単色ですが、こちらはカクテルのように色を混ぜて作っています。上にちょこんとのったパイナップルとカラフルな傘が、夏らしくてテンションが上がります♪

年代問わず愛されている「手作り蒸しプリン」(350円)は、かための王道プリン♡ほろ苦いカラメルソースと生クリームを絡めていただきます。ドリンクとセットで頼むと150円引きに!

老若男女問わず、たくさんの人に愛されるお店へ

常連さんから愛される、笑顔がチャーミングなオーナー・白石さん

――喫茶店を始めようと思ったきっかけを教えてください!

実は元自衛官で、那覇基地に勤務していたんです(笑)だけど、昔から「飲食業界で働きたい」という夢があって、諦めきれませんでした。そのため、5年働いた後、大阪の専門学校で飲食業界について学び、名古屋市内のカフェに就職しました。その後、清掃業・損保代理店を経営し、仕事にゆとりができたタイミングで、40年ほどやっていた喫茶店が閉店し、テナントが空いていたので、そこでお店を開くことに決めました!

元々は、白を基調としたナチュラルテイストのカフェを開きたかったのですが、駅から遠いのと、若者向けにすると、近所のご年配の方たちが来られないという懸念から、喫茶店にしました。

――全体的に、コスパ良すぎませんか…?

最近カフェでランチを食べると、1000円は当たり前に超えますよね。ずっと、「ドリンク代込みで、800円で食べられたらうれしいな」と考えていました。ランチメニューを600円にして、ドリンクは平均400円で、セットにすると200円引きになるので、合わせて800円。この価格帯だったら、週2で通えるかなと思い、設定しています。

――お客さんのお誕生日を祝うサービスは、いつから始めたのですか?

常連さんに「今日、誕生日」って言われた日があって、何かしてあげたいなと思い、急いで知人にケーキを買ってきてもらいました。そして、スタッフやお客さんみんなでお祝いしたのがきっかけです。

若いうちは祝ってもらう機会が多いですが、おじいちゃん・おばあちゃんは、歳を重ねるごとに祝われる機会が減っています。そこで、喫茶店ならお祝いの手助けができると思い始めました。既製品のケーキではありますが、お店で準備して席まで運び、記念に写真を撮っています。お孫さんがおばあちゃんにサプライズをして喜んでいる光景を見ると、私も幸せな気持ちになるので、これからも続けていきたいなと思っています。

――お店の至るところにフィギュアが飾ってありますね!(私もガチャガチャマニアなんです)

昔からガチャガチャが大好きで集めています!お客さんが楽しめるように、お店の外にオリジナルのガチャガチャを2台設置しています。気軽に遊んでもらえるように100 円のレトログッズを入れていて、中にはアタリの「珈琲チケット」も入っているので、みんな当てようと必死に頑張っています(笑)

――もうすぐ姉妹店ができるんですよね?

2023年8月に、地下鉄「上小田井駅」から徒歩5分のところに姉妹店「喫茶BONNY(ボニー)」をオープンすることになりました!40年以上やっていた喫茶店が6月に閉店してしまうので、そこを「喫茶BONNY」として引き継がせていただきます。「喫茶リブロン」は和風レトロですが、「喫茶BONNY」は洋風レトロ。メニュー数は「喫茶リブロン」のように多くはないですが、週替わりランチメニューや1日中モーニングを楽しめるようにする予定です!ぜひ、お楽しみにしていただけるとうれしいです♪

――「喫茶リブロン」を、これからどんなお店にしていきたいですか?

駅から離れていることもあり、お客さんのほとんどが、近隣に住んでいる年配の方です。常連さんの中には、ほぼ毎日足を運んでくれる方や、1日に2回も来てくれる方が3人ほどいらっしゃって、本当に感謝しています。ですが、もう少し若い方にもお店を知ってもらいたいなと思っています。「老若男女問わずたくさんの人に足を運んでもらえ、何度もリピートしてもらえるような喫茶店」を目指して、これからも頑張っていきたいです。


KUNITA

私が取材に伺った際も常連さんで賑わっており、お店全体がアットホームな空気感で包まれていました。そんなホッとする喫茶店「喫茶リブロン」を、若い方々にも知ってもらいたいです!

喫茶リブロン

場所
愛知県名古屋市西区西原町109
営業時間
9:30〜16:00(LOは15:30)
火曜は〜12:00※パンメニューのみ提供
定休日
日・月曜
駐車場
5台
支払方法
カード不可・電子マネー可
Instagram
@kissa_riburon
平均予算
800円
アクセス
地下鉄「上小田井駅」より徒歩で約20分
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朝カレーも楽しめる!令和生まれの純喫茶「喫茶リブロン」で休日モーニング&周辺さんぽ【名古屋市・上小田井】

WRITER

Mamu Kunita

Mamu Kunita

富山県出身。雑誌『KELLY』のアートディレクターで、編集は勉強中。写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理を作ることが好き。東海の良さを“言葉”と“写真”と“デザイン”で伝えたい。

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