夏季限定のかき氷からも目が離せない!
夏季限定でスコーンの替わりに提供されるのが、ふわふわ食感にこだわったかき氷。昨年の夏から本格的に販売を始め、今年も新作の「安城のいちじく氷」をメニューに追加して登場!
かき氷機も、全国的に有名な桑名市の「中部コーポレーション」まで足を運び、買いに行ったという店主。氷はふわふわ食感になるように、日々研究が重ねられています。
お店がある愛知県安城市は、いちじくの産地で有名ということで、安城の農家から仕入れたいちじくを贅沢に使用した甘いシロップが、氷の中にもたっぷり詰まっています。
添えられたカカオニブは、チョコレートの甘い香りが印象的で、味変するためのエッセンスに。いちじくとチョコレートの一見変わった組み合わせですが、途中でかけることでカカオニブのコリコリ食感が良いパンチになり、最後までスプーンが止まらないおいしさへと仕上げてくれます。
紅茶を飲むときのティーカップは、カウンターに並べられたものから、店主がセレクトしてくれるワクワク感も味わえます♪他にも、デンマークの伝統料理の「スモーブロー」や「季節のケーキ」など、捨てがたいメニューが勢ぞろい。日常のちょっとしたご褒美時間を味わいたいときは、ぜひ「cafe kanro/カフェ 甘露」へ!
cafe kanro/カフェ 甘露
- 場所
- 愛知県安城市篠目町新郷21
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 日~水曜
- 駐車場
- 4台
- 支払方法
- カード・電子マネー不可
※2023年8月~10月のみ電子マネーでの決済可能
- @cafe.kanro.anjo
- アクセス
- JR「三河安城駅」より徒歩で約13分
おやつ時間に行きたい!焼き菓子が魅力のカフェ vol.1 | 蒲郡市「moi(モイ)」
今月から「おやつ時間に行きたい!焼き菓子が魅力のカフェ」を紹介する企画がスタート! 記念すべき第1回目に紹介するのは、2023年3月18日(土)、自然豊かな蒲郡市に店舗がオープンしたマフィンを中心に焼き菓子を提供している「moi(モイ)」。 ミントグリーン色がかわいらしいログハウスの中で販売されている日替わりのマフィンは、こんがりとした焼き色と表面にあふれる具材が印象的。店舗を持つ前から、様々な場所で出店や工房販売を行われていたこともあり、オープン当初から閉店時間前には売り切れてしまうほどの人気ぶりです。 今回はお店を一人で切り盛りしている、元保育士でもある店主さんに、蒲郡市でお店を始めた理由や、マフィンへのこだわりを聞いてきました! フィンランドの雰囲気を再現!こだわりの詰まったログハウス JR「三河三谷駅」より車で約4分の場所に、2023年の春にオープンした「moi」。うぐいすの鳴き声も聞こえてくるほど、自然に囲まれたのどかな街並みに突如現れる、かわいらしいミントグリーン色のログハウスが目印です。なんと、こちらはフィンランドから資材を取り寄せて建てられたそうです。 店主の吉口さんは旅行をきっかけに、北欧の自分たちの文化を楽しむ姿や、地元の蒲郡市に似ている自然豊かな環境に惹かれ、そこから、店名にも「やあ!」「こんにちは!」といった意味がある、フィンランドの挨拶言葉の「moi」が付けられました。 「人と関わるときには挨拶から始まる」と話してくれた吉口さん。お客さんとの挨拶が飛び交う店内にも、フィンランドで出会ったお気に入りのカフェを再現したという、ミントグリーン色が目に留まりました。 ガラス張りのショーケースやカウンター、北欧デザイナーの照明など、おしゃれな空間が広がります。心地良い音楽にも耳を傾けてみてください。 次のページ・・・ 肩の力を抜いて、マフィンでほっと一息 肩の力を抜いて、マフィンでほっと一息 現在、マフィンは季節限定の味も含めると、約30種類ものバリエーションが!ショーケースにはその中から、日替わりで4種類のマフィンとレモンケーキが並ぶため、毎週どの味が用意されているのか、扉を開けるまでワクワクが止まりません。Instagramの投稿や公式LINEで「本日のラインナップ」をチェックしたお客さんは、それをお目当てに来店することも。 全ての商品がおいしく安全に味わえるように、材料は、北海道産の小麦粉、バター、クリームチーズが使用され、平飼いの卵、農家から取り寄せるフルーツなどにもこだわりが詰まっています。 定番マフィンは、吉口さんが大好きだというクリームチーズがアクセントに。生地や具と合わさった時に程よい甘さになるよう、砂糖を加え、ふわっとなるまで混ぜられているのがポイントです。 「いちご&レアチーズマフィン」(560円) 旬の素材を生かした季節限定商品も。今の時期は「いちご&レアチーズマフィン」が人気を集めています。いちごの旬が終わると、次は手作りの梅ジャムを使ったマフィンの提供を考えているとのこと。完熟させた梅の酸味×クリームチーズという、「moi」でしか味わえない組み合わせが楽しみです♪ お店はテイクアウトのみの販売となっているため、店内でいただくことはできませんが、袋の中には家でもおいしく食べられる温め方が書かれた紙も一緒に入っています。親子で買いに来るお客さんも多いということで、子どもには塗り絵や間違い探しを一緒に渡すなど、吉口さんの元保育士としての経験が光る場面も。 そんな優しさであふれたマフィンを編集部でも早速味わってみました! 左から「マーマレード&クリームチーズマフィン」(510円)、「バナナ&チョコガナッシュマフィン」(540円) 今回、編集部が選んだのは、「マーマレード&クリームチーズマフィン」と「バナナ&チョコガナッシュマフィン」。中はしっとりふわふわ、外はサクサクに仕上げられたマフィンは、見た目からも食欲をそそられるほど、食材がぎっしりと詰め込まれ、大人でもおやつ時間を満喫できる一品になっています。「マーマレード&クリームチーズマフィン」は、”「moi」のマフィンと言えば!”で定番の味です。マーマレードとクリームチーズの相性が抜群で、無限に食べられるおいしさ♡「バナナ&チョコガナッシュマフィン」は、温めると、チョコがとろけ出すサプライズも。バナナの自然な甘さもあり、子どもに人気なのも納得の味です。 「レモンケーキ」(390円) レモンの果肉、果汁だけでなく、皮まで使える国産のレモンを使っていることから、削った皮とレモンピールもたっぷりの「レモンケーキ」。アイシングが施されているレモンケーキが多い中、吉口さんがホワイトチョコレートとレモンの酸味の組み合わせが好きなことから、「moi」ではホワイトチョコレートがコーティングされています。パクっと食べることができるサイズ感と、レモンのようなかわいらしい形に、レモンケーキファンも多く、マフィンと並ぶ人気メニューだそうです。 次のページ・・・ 店主・吉口さんにインタビュー 店主・吉口さんにインタビュー ――保育士から、なぜお店を開くことに? 状況や環境、様々な要因で自分が大事にしたい保育ができなくなってしまったことをきっかけに、違う形でお母さんや子どもたちを支えたいと考えるようになりました。お母さんたちが、育児の合間にほっと一息つける時間や、子どもや家族とシェアしながら食べることで生まれる会話を楽しんでもらいたく、自分が得意としていたお菓子作りを生かし、マフィンを提供することに決めました。 ――“お母さんや子どもたちのために”ということで、とても熱い思いを感じますが、実際にお客さんは子ども連れの方が多いですか? 園に預ける前の小さいお子さまを連れて来られる方も多く、地域の住民の方やInstagramをきっかけに、甘い物が好きな男性まで、幅広い世代の方が来てくれています。 ――多くの方に足を運んでもらえているということで、将来はイートインもできる大きなカフェにする予定はありますか? 子どもから目が離せないお母さんたちにとっても、安心して食事ができるように、子どもが遊べるスペースを作りたいと考えています。私自身、保育士の経験がありますし、親子で参加できるワークショップを開催した経験もありますから、親子で過ごす時間を大切にしてもらいつつ、おやつ時間には「moi」のマフィンを楽しんでいただくことが理想です。 EDITOR SETO お母さんや子どものために自分には何ができるかを常に考え、すぐに行動に移している吉口さん。「いつかは自分で保育園をつくりたい」という大きな夢も語ってくれました。店内には、親子で来たお客さんが少しでも楽しめるような工夫まで見られ、吉口さんの優しさがあふれた空間に、私も思わずほっこりとした気持ちに。夏には桃のマフィンを提供予定とのことで、今後の新作からも目が離せない「moi」にぜひ足を運んでみてください。 moi(モイ) 住所 愛知県蒲郡市豊岡町走り田24 営業時間 木曜 14:00~18:00 土曜 11:00~14:00 ※なくなり次第終了 定休日 日~水・金曜 駐車場 5台 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @moi_kahvila アクセス JR「三河三谷駅」より車で約4分 ※価格はすべて税込み表記。旬の時期によって価格の変更あり ※掲載内容は2023年5月時点の情報です。
愛知のおしゃれな郊外カフェ巡り vol.1|安城「ポモドーロ」
今月から、「愛知のおしゃれな郊外カフェ」をレポートする企画がスタート! 第一回目は、安城市の「Pomodoro(ポモドーロ)」をご紹介します! イタリアンシェフとパティシエの親子が営む地元で人気の名店で、絶品イタリアン&スイーツがいただけます。どのメニューも、“最後の一口までおいしく食べられるように”考え尽くされており、1カ月ごとに、新メニューへと切り替わるのも楽しみのひとつです。 今回は、店主でパティシエの伊藤さんが作る「季節のパフェ」と「季節のケーキ」を求めて、さっそく取材へ行ってきました! 店主のセンスが光る、心安らぐ空間。 JR東海道本線「安城駅」から徒歩10分の場所にある「Pomodoro」は、コンクリート調のシックな外観がおしゃれ。連日、たくさんのお客さんで賑わう大人気店です。 店主さん自らセレクトしたインテリアが、グレーの床と調和し、心落ち着く空間となっています。外観やロゴにも、店主さんの“好き”が詰め込まれています。 フルーツと野菜たっぷり、お食事仕立てのイタリアンパフェ?! 「パフェ 柑橘とハーブ 〜2種のアイスとトマトジェノバのラスクを添えて〜」(単品1800円 ドリンクセット2150円) 今回紹介する季節のパフェは、イタリアンのお店だからこそできる、旬の柑橘類を使ったお食事仕立てのパフェです。オリーブオイルとブラックペッパーとパセリでマリネした、八朔やデコポン、伊予柑、ブラックオリーブが、ベビーリーフとベストマッチ! 下の層に進むとお目見えする、バジルとライムのジュレが、レアチーズ、トマト、オレンジのコンポートと合わさり、甘酸っぱさが絶妙なバランスに! 上に乗っている、濃厚なブラットオレンジシャーベットと、まろやかなヨーグルトアイスを全体に絡めながら食べるのがおすすめ。途中でライムを絞るとより爽やかな味わいに変身! そして、自家製のトマトソースとジェノバソースのラスクを、箸休めにいただきます。 次のページ… いちご×桜を贅沢に感じられる、具だくさんの和モンブラン いちご×桜を贅沢に感じられる、具だくさんの和モンブラン 「桜あんクリームと苺の和モンブラン 〜梅酒ムースと緑茶のマリアージュ〜」(単品1200円 ドリンクセット1550円) 季節のケーキは、春の香りが漂うモンブラン。桜の葉入り桜あんを合わせた上質なクリームは、優しい甘さで口当たりがとてもなめらか。中身は、甘酸っぱいドライフランボワーズ、桜あんクリーム、サクッと食感の抹茶メレンゲ、もちもちのよもぎ白玉、苺、ほのかに香る梅酒ムース、濃厚な苺のコンポート、ほろ苦い緑茶スポンジと、盛りだくさん。次々と出てくる具材にワクワクしっぱなしです! 店主の伊藤さんにインタビュー 店主 伊藤さん ――お店を始めたきっかけは? 元々は、40年前にマスターの父親が始めた、イタリアン料理店です。私は専門学校を卒業し、様々なケーキ屋で経験を積んだのち、「Pomodoro」でパティシエとして働くことになりました。 店主の伊藤さんが作る焼き菓子たち♡ ――1カ月ごとに変わるパフェは、どのように考案しているのですか? 旬の食材を使うことを軸に考えています。お食事仕立てのパフェを作ったきっかけは、1月に旬のフルーツがあまりなかったことでした。そこから、マスターが作るイタリアン料理をパフェにも生かせないかな? という発想へ繋がりました。 ――パフェの中身は、どのように決めているのですか? まずは、食材同士の相性を、頭の中で想像します。そして実際に組み合わせてみて、試食して、また組み合わせて、の繰り返しです。最初から全て上手くマッチするわけではないので、試行錯誤しています。あとは、器の形に合わせて、食材が一番美しく見える形を追求しています。 左からスタッフの黒木さん、マスターと店主の伊藤さん親子、スタッフの小池さん。 ――スタッフのみなさんの人柄が、あたたかくて素敵ですね。 「Pomodoro」のスタッフは、みんな気さくで親しみやすいのも自慢です。これからも、「最後の一口まで美味しく召し上がっていただけるもの」をコンセプトに、新メニューを考案し続けていくので、楽しみにしていてください! EDITOR KATO パフェもケーキも、一口食べるごとにワクワクが増していき、あっという間に完食してしまいました♪ 次の新作メニューのお知らせも、Instagramでチェックしようと思います♡ Pomodoro(ポモドーロ) 問い合わせ 0566-74-5021 場所 愛知県安城市朝日町19-6 営業時間 月~水・土・日曜は、11:00〜14:30 (テイクアウトは、〜16:00) カフェ営業は、隔週の水・土曜 11:00〜15:00 定休日 木・金曜 駐車場 9台 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @pomodoro_1982 アクセス JR「安城駅」より徒歩で約10分 ※価格は税込み表記です ※掲載内容は2023年3月時点の情報です
気になるイベントへ行ってきました!レポート vol.3|名古屋市「Caho’s palette」
編集部が気になるイベントや展示会に行ってきたレポートを行う企画「行ってきましたレポート」。 ▼前回はこちら 気になるイベントへ行ってきました!レポート Vol.2|蒲郡市「森、道、市場 Sunday」 第3回目は、イラストレーターのCaho(カホ)さん(@chico0811)による個展「Caho’s palette(カホズ パレット)」についてご紹介します。 名古屋パルコ 西館地下1階 イベントスペースで、7月17日(月)まで開催中。数多くのかわいい原画の展示と、ここでしか手に入らないオリジナルグッズの販売など、Cahoさんの世界観を思う存分に味わえる個展をレポートしていきます! Cahoさんが描くイラストの魅力 TwitterなどのSNSを中心に、7年前から活動を始めたCahoさん。フリフリのドレスを着た女の子のイラストや、ゆる~いうさぎのイラストなどで人気を集め、SNSの総フォロワー数は2023年7月時点で約35万人!「金曜ロードショー」でジブリ作品が放送された日には、そのキャラクターをモチーフにCahoさんのテイストで描かれたイラストが投稿されるなど、リアルタイムの更新が共感できるのも魅力の一つ。 また、イラストと一緒に投稿される、ポエムのような、記憶に残る文章も注目を集め、2022年7月には書籍『うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ』を刊行。サンキューマートやしまむらといった、身近な店ともコラボ商品を発売しており、思わず「かわいい…!」という声が漏れてしまうほど、淡いタッチのイラストが幅広い世代の心をトリコにしています。 「Caho’s palette」の見どころ 東京、大阪での会期を終え、待望の名古屋での開催となった「Caho’s palette」。Cahoさんにとってパレットは、自分の世界を生み出すための特別な道具の一つです。“好きな色を並べ、想像する。”そんな思いの通り、ネオンの看板を目印に向かうと、この個展のために描かれたアナログイラストから、SNSに公開済みのイラストがずらりと迎えてくれます。 入口付近には、大阪会場での展示期間中に、ライブペイントで描かれた大きなキャンバスが。画面の中でしか見ることができなかったイラストを、こんなに間近で拝見できる環境にうっとり♡ 初の個展ということで、普段のデジタルイラストだけでなく、水彩画や油絵、イラストを元に作られた立体作品のショーケースも見応え抜群。 プリントの裏によく落書きをしていたことから始まったという、イラストレーターへの夢が詰まったクロッキー帳も公開されています。どのページを開いても、ずっと見ていたくなるようなCahoさんの世界観から目が離せません。 ここでしか手に入らないグッズをいち早くゲット 展示中の人気のイラストはグッズにも。エコバックやクリアファイルなど、普段使いできるものが多くそろっています。これからの季節にぴったりなメッシュ素材のポーチなど、名古屋展から販売となる限定グッズにも注目です。 開催初日の6月30日(金)、7月1日(土)・2日(日)には、Cahoさんと対面できる在廊イベントが大盛況で行われ、壁に直接描かれたイラストも見ることができます。今後行く予定の方はぜひ探してみてください! EDITOR SETO Cahoさん念願の初個展。私も早く名古屋に来ないか、待ち遠しにしていました…!30点ほど原画の販売もされていましたが、伺った開催2日目にはすべて売り切れてしまうほどの人気ぶり。出口にはCahoさんへメッセージが送れるポストも設置され、多くの方がメッセージカードを投函される姿が印象的でした。個展は無料で入場できるため、少しでも気になった方は、ぜひ足を運んでみてください。 Caho個展「Caho’s palette」 場所 名古屋PARCO 西館B1F イベントスペース 開催期間 2023年6月30日(金)~7月17日(月) 開催時間 10:00~21:00 ※最終日は18:00に閉場 入場料 無料 公式サイト https://nagoya.parco.jp/enter/detail/?id=23810 ※掲載内容は2023年7月時点の情報です
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