じめじめした梅雨の時期に！綺麗な景色を見て、爽やかな気分になれる映画を3本ご紹介

全世界で1500万部を越す、同名小説を映画化したヒューマンドラマ
1969年アメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯。地元の青年チェイスの死体が発見された。殺人容疑に掛けられたのは、この湿地帯にたったひとりで暮らす、無垢な少女カイアだった。6歳の時両親に捨てられ、兄弟も離れていき、湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。法廷に立った彼女の口から、その壮絶な半生が少しずつ明らかになっていくーー。

物語の舞台である、湿地帯の景色は見応えあり！
ほぼ全編に渡って映し出される湿地帯。その広大で豊かな自然が美しいです。季節や天候、時間帯によっても表情を変え、自然の深い色合いも素敵です！

湿地で生まれ、自然の中で共存して生き抜くカイアに惹きつけられます。事件の行方だけでなく、そんな彼女の人生ドラマにも注目です。

マジシャンと占い師、正反対の2人によるロマンチックコメディ
魔法や超能力など信じない皮肉屋のマジシャン、スタンリー。友人から依頼を受け、ある大富豪が夢中になっているという占い師の真偽のほどを確かめるべく、南フランスにある富豪宅を訪れる。ところが占い師ソフィの、驚くほどの透視能力に圧倒され、それまでの人生観をひっくり返されてしまう。しかも笑顔も性格もチャーミングで可愛らしい彼女に魅了されてしまいーー。

南仏の海岸リゾート、コート・ダジュールのロマンチックな風景
陽光が降り注ぐ青色の海に優雅なバラのガーデン、そのうっとりとする風景達がとっても素敵です。舞台である1920年代の華やかな衣装や小物も可愛いくて注目です！

ウッディ・アレン監督らしい、ユーモアある2人の絶妙な掛け合いが魅力的な作品です。肩肘張らず気軽に楽しめるので、リラックスしたい時にもおすすめです。

余命わずかな殺し屋と孤独な少女の、静かに切なく描かれる逃避行
裏社会で生きてきたロイは、余命短い「末期がん」であると診断される。いつものように向かった“仕事先”で何者かに襲われ、組織に切り捨てられたと悟り、とっさに相手を撃ち殺し、その場に捕らわれていた少女ロッキーを連れて逃亡する。家出をして身体を売って生活していたという彼女。傷付いたもの同士2人の、果て無き逃避行が始まるーー。

2人の行き着く先であるガルベストンの、儚く輝く海と空
ビーチリゾートとしても有名である、メキシコ湾に浮かぶ島「ガルベストン」。ビーチの青い海と空の美しさはもちろんですが、静かで哀愁あるストーリーと対比して、その眩しいきらめきが、何ともせつなく輝いて見えます。

映画の張り詰めた空気感が、じっとりと暑い今の空気を、ひんやりとした気持ちにさせてくれます。青い海の前に立つ、赤いドレス姿のエルファニングも、儚く美しくて素敵です！

いかがでしたか？ぜひ一度作品をご覧くださいね。
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