――2023年10月8日（日）に開催する、名古屋「今池ガスホール」での公演を控えていますが、お二人は名古屋での思い出はありますか？

善しさん　名古屋は若手のとき、広小路に劇場があったころから、行かせてもらっていました。大阪の難波から近鉄の特急「アーバンライナー」で移動していました。

多田さん　アーバンライナー！

善しさん　僕は「アーバンライナー」が好きなんですよね。

多田さん　難波から名古屋まで、2時間かけてね。

善しさん　新幹線だと新大阪駅から名古屋駅まで大体50分くらいなんですけど、「アーバンライナー」は、きっちり2時間はかかるんですよね。新しく特急「ひのとり」ができましたけど、「ひのとり」になってもしっかり2時間なんですよ。僕は、大阪～名古屋の移動は、ゆったりと「アーバンライナー」ですね。

――そこまで善しさんを魅了する、「アーバンライナー」の一番のポイントは？

善しさん　「アーバンライナー」は、大阪から名古屋まで山道を通るじゃないですか。その道中で、ほんわかした気持ちにさせてくれるんです。ほんまに名古屋に行っているのか？と思うくらいの山道ですよ。

多田さん　良い揺れやしね。

善しさん　途中ね、自転車より遅い時間があると思いますよ（笑）。そんなことを思いながらも、しっかり名古屋に着くっていう。「アーバンライナー」は、小旅行の気持ちにさせてくれるので好きですね。大阪に住んでいたころから、ずっと好きです。

――名古屋までの移動すらも、楽しく思ってもらえてうれしいです！ 多田さんはいかがでしょうか？

多田さん　相方がこの世界に入って、初めてサングラスかけたんが、「アーバンライナー」です。デビューしたてのころ、名古屋行きの「アーバンライナー」の中で、サングラスをかけたんですよ。それを見て衝撃を受けましたね。その後、僕もサングラスを買いました。
名古屋はそういう意味でも思い出のある街ですし、全国ツアーの初日が名古屋になることが多いんですよ。昔から、名古屋の会場って、めちゃくちゃウケるんですよね。名古屋のお客さんって、日ごろ楽しいことがないのか、と思うくらい。

善しさん　そういうことじゃなくて、楽しいことがたくさんあるから、よく笑うんでしょ。

多田さん　本当によく笑ってくれるんですよ。

善しさん　あと、若いお客さんから年配の方まで来てくれるんですよ。それで、すごい笑ってくれるんです。

多田さん　でも、他でやると全然ウケなかったりするので、名古屋の笑いはアテにしていないですね。

――（笑）

善しさん　そうじゃなくて、勢いづくんですよ。「これはイケる！」とも思えるし、名古屋でウケなかったら、よっぽど良くないんだなという、ものさしにもなりますね。

多田さん　とにかく、名古屋はめちゃくちゃやりやすいですね。本当にありがたいです。

善しさん　名古屋は人が良いです！

――名古屋や東海エリアの方とCOWCOWさんの相性が、とっても良いみたいですね！ 今度の全国ツアーも、名古屋から始まりますね。

多田さん　そうですね。『KELLY』の読者の皆さんにも、ぜひ来ていただきたいです！ 名古屋の盛り上がりを、『KELLY』を読んでいる方にも見ていただきたいですね。

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