これからも愛される公園であり続けるお手伝いを
「公園と人が繋がる、架け橋のようなカフェを作りたい」と願う店主の山本さん。カフェ誕生の想いやメニューの誕生秘話についてインタビューしました。
――公園内にカフェをオープンしたきっかけは?
公園を利用する人たちの憩いの場を提供したいからです。子ども連れや年配の方、アニマル連れなど、様々な人が利用する公園をさらに盛り上げたいと思い、この場所にカフェをオープンすることを決意しました。約50年間、いろんな人の思い出が詰まったこの公園で、今ある自然に調和しながら、新しいモノやコトを生み出していきたいです。
――鳥のロゴがかわいいですね。
ありがとうございます! この鳥はキセキレイという公園内にも生息する黄色い鳥をイメージしてます。イエローは、エネルギーたっぷりで元気な印象があるので、来店してくれたお客さんに元気をおすそ分けできるようなカフェにしたいという想いから、このロゴにしました。また、カフェがもっと公園に根付いて、“鳥のカフェ”として認知されたいとの願いも込めています。
――新メニューはどうやって考案を?
スタッフ全員で考えています。次はどんなメニューがあったらお客さんが喜んでくれるか、食べたくなるかなど、アイデアが浮かんだら商品化にむけて随時レシピを考えています。不定期でラインナップが変わるので、いつ来ても新しい発見がありますよ。
全面ガラス張りの店内からは、生い茂る木々を眺めることができ、心が落ち着きました。店内で作っているケーキはどれも魅力的で、選ぶのにも一苦労。悩んだ末に「木の実のタルト」をチョイスしましたが、他のケーキも食べ尽くしたい~!
PARK LANE COFFEE(パークレーンコーヒー)
- 問い合わせ
- 059-389-5168
- 場所
- 三重県鈴鹿市住吉町中大谷6757-1
ダイセーフォレストパーク内
- 営業時間
- 8:30~17:30
- 定休日
- 月曜
- 駐車場
- あり(提携)
- 支払い方法
- カード・電子マネー可
- アクセス
- 東名阪自動車道「鈴鹿IC」より車で約19分
自然の甘みがたっぷり!芋スイーツが楽しめる「壺やき芋 いも庵」がオープン【三重・津市】
2023年5月21日(日)、壺で焼き上げられたお芋のスイーツが楽しめる「壺やき芋 いも庵」が、三重県のJR「津駅」より徒歩20分の場所にオープン! 今回は、伝統製法を引き継ぐ壺やき芋専門店「壺やき芋 いも庵」の夏にぴったりな芋スイーツや、懐かしさを覚える店内をご紹介します! じっくりと焼き上げる伝統製法“壺焼き” 壺やき芋を使用した“芋スイーツ”が味わえる「壺やき芋 いも庵」。お店の外には、やき芋に使用する壺がずらりと並んでいます。 使用する壺は、理想の大きさと形に仕上げられた常滑焼の壺。温度65~80℃の温度帯を保ち、じわじわとゆっくり焼き上げることで、さつまいもに均一に火が通りねっとりと甘く仕上がるのだとか。 時期により、使用する芋の品種が変わるのも「いも庵」のこだわり。取材時は、茨城県産の「シルクスイート」を使用。全国から厳選されたさつまいもを仕入れているので、訪れるたびに異なる芋の味わいを楽しめるのも魅力です! 小学校の教室をイメージ!昔懐かしさを感じる店内 店内には、イートインスペースも完備。2階へ上がると、室内には教卓や机、黒板、ランドセルなどが置かれており、まるで小学生時代に戻ったかのよう!「芋スイーツにぴったりな“昔懐かしさ”も味わってほしい」という店主さんの遊び心あふれる空間が広がっています。 あまりの居心地の良さに、長時間滞在するお客さんもいるのだとか。ぜひ好きな席に座って、芋スイーツを楽しみながら昔の思い出に浸ってみて。 ねっとり甘~い!壺焼き芋のひんやりスイーツ 「やき芋ミルク氷」(750円) 「壺やき芋 いも庵」では、壺でじっくりと焼き上げたさつまいもを使用した様々なスイーツメニューが楽しめます。 2023年6月25日(日)より、ひんやり芋スイーツ「やき芋ミルク氷」が9月末までの期間限定で登場。 茶碗に盛られたミルク氷に、冷やした壺やき芋のシルクスイートが添えられており、ボリューム満点!ねっとりと甘いお芋に黒蜜きなこのシロップをかければ、和風テイストも楽しめる一品に。 「やき芋シェイク」(380円) こちらは、やき芋を皮ごと使用した「やき芋シェイク」。甘さ控えめで飲みやすく、芋の自然な味わいと細かい皮の食感が楽しめます。 上のホイップクリームと混ぜると、さらにクリーミーな口当たりに!お芋感を存分に味わえるドリンクもお見逃しなく。 「壺やき芋」(380円) さらに定番の「壺やき芋」も年中販売!なめらかな食感で、上品な甘みと蜜のような風味が特徴。ねっとりと甘いやき芋なので、冷めてもおいしく食べられます。 昔懐かしい気持ちに浸れる「壺やき芋 いも庵」で、お気に入りの芋スイーツを見つけてみてはいかがでしょうか? 壺やき芋 いも庵 問い合わせ 070-1623-1112 場所 三重県津市中河原298 営業時間 11:00~18:00 定休日 火曜、第2・第4水曜 駐車場 あり 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @ imoan_tsu アクセス JR「津駅」より徒歩で約20分 ※掲載内容は2023年7月時点の情報です ※価格は税込み表記です
自然の中で、暮らしと食と、つながりを楽しむ。宿泊・食事・喫茶のお店「奥松阪」【三重・松阪市】
三重県松阪市の西部に、2023年1月にオープンした「奥松阪」。地域おこし協力隊としても活動する店主が、古民家をリノベーションして始めたお店です。 ここで楽しめるのは、地産の食材をたっぷり使った料理やおやつ…だけではありません。古い食器と日用品の販売もしている他、宿泊施設としても利用できる場所なんです。 オープンのきっかけやメニューのこだわりを、松阪愛にあふれる店主さんにインタビューしてきました。 松阪の郊外にひっそりオープン。築120年の民家を店舗に 「奥松阪」があるのは、松阪市の中心部から車で1時間ほどの場所。築120年の民家をリノベーションし、1軒まるごと店舗にしているんです。 山々と民家に囲まれており、時には鳥の声も聞こえてきます。のんびり、ゆったりとした空気を感じられます。 店内には、カウンター席と、1~2人向けのテーブル席に加え、家族やグループで使いやすい座敷も用意。座敷のある和室は宿泊スペースとしても利用していて、1部屋1万5000円~で宿泊できます。近隣でイベントがあるときの宿にしたり、サイクリングの中継地点として泊まっていったりする方も多いそう。 棚には、店主自らコレクションした食器も。数百円で購入できるものもある 入り口の右手は、骨董品の食器や、昔ながらの日用品を販売するスペース。食器は、日々の暮らしに取り入れやすい小鉢や平皿から、かわいらしいおちょこ、急須までさまざまです。わらでできた鍋敷きやホウキなど、手仕事を感じる生活用品もあります。 地産の食材をふんだんに使った、週替わりの定食がお目当て 「今週の定食」(1350円)。食器は、店内で販売しているものと同じ骨董品 ランチタイムに登場するメニューの1つが、「今週の定食」。地元で採れた食材をたっぷりと使った、旬と滋味を存分に感じられる品々が楽しめます。しっかり味の付いたメインと、素材の味を活かした副菜やスープのバランスが良く、ついつい食が進みます。 メインは週替わりで、撮影日のメインは三重県産の錦爽どりを使った「タンドリーチキン」が登場。スープは「春キャベツのポタージュ」、一見シンプルな白米はレモングラスとともに炊いたものです。身近な食材も調理方法を工夫しているため、新たな発見があるはずです。 昔懐かしいルックスの「自家製プリン」(350円)。 食後のデザートには、人気の「自家製プリン」をどうぞ。県内の生産者が作る牛乳を使用し、固めの食感に仕上げています。ちょっと小ぶりなサイズも相まって、定食を食べた後でもペロリと完食できますよ。 「レモンケーキ」(250円)には、市内の棚田で栽培されたマイヤーレモンを使っている 他にも、レモンケーキやチーズケーキ、プチタルトなど数種類の手作りデザートをラインナップ。ティータイムにふらりと訪れ、お茶と買い物を楽しむお客さんもいます。 店主・高杉さんにインタビュー 奥松阪のスタッフの皆さん。おそろいのエプロンやユニフォームがかわいらしい ——失礼ですが、市内でもかなり郊外ですよね。どうして、ここにお店を開いたんですか? この建物に一目惚れしたからですね。完全に偶然の出会いです(笑)僕は松阪市で地域おこし協力隊をしているんですが、その活動の一環でこの辺りに来たときに、たまたま見かけて。地元の方に大家さんを紹介してもらって、譲っていただいたんです。 ——もともと、松阪の方でいらっしゃるんですか? いえ、名古屋から移住してきたんですよ。この辺りってけっこう田舎だけど、僕みたいな「よそ者」もすごく温かく迎えてくれる雰囲気があるんです。しかも近くには高速道路や道の駅もあって、多くの人が訪れるエリアでもある。周囲の景色もいいですしね。だからここでお店を開くことで、この場所の魅力をもっと高められないかと思ったんです。 ——たしかに周囲は山や民家ばかりで、すごく静かな場所ですよね。店名の「奥松阪」も、そういった立地から取ったんですか? そうですね…この辺りは市町村合併で松阪市になった場所ですが、住んでいる人はみんな、中心市街地に行くときに「松阪に行く」って言うんですよね。ここも松阪であるはずなのに、なんとなく「都会」と「田舎」って線引きしてるような感覚があって。そうじゃなく「松阪市」という1つのまとまりだと感じてほしくて、「奥松阪」にしました。 ——遠方からのお客さんだけではなく、地元の方にも松阪市を身近に感じてもらいたかったんですね。お料理について、意識していることはありますか? やっぱり、地元の食材をたくさん使うことですね。メニューは僕がすべて考えているんですが、どうしたら素材の味を活かせるかを重視しています。あとは、僕自身が「こういう料理が食べたいな」と思ったものを作ることもありますよ。 ——地元の人も知らない、松阪の魅力に出合えそうですね。今後、取り組んでいきたいことはありますか? そうですね。今後は、もっといろいろなお店を作るつもりです。僕はこのエリアをもっと多くの人が集まる場所にしたいんです。パン屋さんやコーヒースタンド、マイクロブルワリーなんかも視野に入れていますよ。 WRITER Shimokawa 周囲の環境や建物、メニュー、スタッフさんの気配りなどがどれも心地よく、ついつい長居してしまいました。撮影中も、遠方から来たとおぼしき方から、家族で来る地元の方、1人でふらっと来る方までいらっしゃって、このお店が早くも松阪に馴染んでいるようです。 奥松阪 場所三重県松阪市飯高町宮前791 問い合わせ 070-9069-4104 (予約は11:00~13:30) 営業時間 11:00~20:00 (ランチは~13:30、カフェは13:30~17:00、ディナーは17:00~20:00) ※火曜は~17:00 定休日 水・木曜 駐車場 15台 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @okumatsusaka アクセス 伊勢自動車道「松阪IC」より車で約35分 撮影/千葉亜津子 ※掲載内容は2023年5月時点の情報です ※価格は全て税込み表記です
三重・多気町「米 day no.1」で、おいしくて楽しいオーガニックライフを!
三重県多気町にあるオーガニックフードのお店「米 day no.1(コメディナンバーワン)」。2021年春、大阪から故郷の三重に移住してきた店主・竹まつさんが営むお店で、オーガニック野菜を使った料理をイートインやデリバリーで楽しめるお店です。 おいしくて楽しい、オーガニックライフ 自宅を改装してオープンしたお店は、雑木の庭を見渡s心地良い空間です。提供する料理は、食品添加物・化学調味料・白砂糖・動物性食品不使用のオーガニック野菜料理。8席のみなので、ランチ利用は予約がおすすめです。 オーガニック野菜をふんだんに使った、彩り豊かなデリがお皿に並ぶ「米ディ野菜ランチプレート」(1560円)。いろあざやかで美しい見た目にも心躍ります! こちらは、車麩カツと野菜デリ2品が付いた、オーガニックスパイスで作ったべジカレー「カレーランチプレート」(1560円)。 併設された「KOMETAKE グロッサリー」では、無添加の調味料などオーガニックな商品が並びます。 オーガニック野菜のお弁当・京懐石弁当・オードブル イートインでのランチの他、オーガニック野菜のお弁当や京懐石弁当、オードブルを三重県一円に配達してくれるデリバリーサービスも。お弁当の主食は、玄米・雑穀米・ハーフ&ハーフ・天然酵母パン(約80g)から選べます。 メニューは、オーガニック弁当をはじめ、ベジカレー、ベジキッシュなど、多彩にラインナップ。京懐石弁当は、京都の老舗料亭の技と有機野菜・無添加の厳選素材を使った、目にも美しい彩り豊かなお弁当です。 オードブルは、野菜中心のデリ、野菜サンドウィッチ、ベジケーキなどが注文でき、自宅でもオーガニック料理を味わえます。オーガニック野菜デリの華やかなオードブルは、ホームパーティーにもぴったり! 米ディメソッド2022「インドカレーの作り方」 また、「米ディナンバー1」では、本格的なオーガニックインドカレー教室も開催。創業以来25年の歴史を凝縮した米ディナンバー1のノウハウを10のメソッドに分けた専門的なお話と実技を受けられる、全10回のオーガニック講座です。 開催詳細は公式サイトやInstagram(@yukikome67mie)で確認を。米ディインドカレーレシピを覚えれば、自宅でも本格的なオーガニックインドカレーを楽しめますね♪ 心からおいしい食事、毎日が楽しい暮らし。オーガニックのライフスタイルを通して、体と心の健康、人と自然の調和、地球の幸せな未来を願う「米ディナンバー1」で、おいしくて楽しいオーガニックライフを! 米ディナンバー1 問い合わせ 0598-67-7850 住所 三重県多気郡多気町弟国233-4 営業時間 11:00~18:00 定休日 月・日曜、祝日定休 席数 8席 公式サイト https://www.komeday.com/ ※掲載内容は2022年7月時点の情報です
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- Yuna Hoshikawa
- 「ダイセーフォレストパーク」の公園内に「パークレーンコーヒー」がオープン! こだわりのコーヒーやスイーツでひと休み♪ 【三重・鈴鹿市】