食後のデザートタイムにも登場するアニマルたち
夏季限定の鹿児島名物「白くま」もクマ型で登場。種類は、練乳とイチゴ、コーヒーの3つの味を展開しています。コーヒー味の「クロクマ」は、お店で提供している京都の自家焙煎珈琲販売店「サーカスコーヒー」のコーヒーを使ったシロップと練乳がたっぷり。中には、コーヒーゼリーと自家製のあんこが入っています。ドリンクやランチと一緒に注文すると、なんと300円引きで味わえます。
おからを使ったクッキーは、店内と土産の両方で楽しめます。なんとクッキーの型は、店主がデザインした絵をもとに、制作したそうで、どこに行っても出合えないオリジナル型なのだそう。ハシビロコウ型はプレーン、コーヒーカップ型はココア味で、どちらのクッキーにも細かく刻んだコーヒー豆を練り込んでいます。
また、カフェラテを注文すると、ラテアートを施してくれるサービスも。ハシビロコウ以外にも、ネコやクマなども描いてくれます。
本格的なサイフォンで淹れたコーヒーもこの店の名物の一つ。コーヒーに関係するメニューはすべて、京都にある「サーカスコーヒー」の豆を使用しています。中でも「コジマトペブレンド」(550円)は、酸味と苦味のバランスが絶妙で、毎日飲んでも飽きないおいしさです。食後の一杯にもおすすめ。
唯一無二のスタイルでこれからも
かわいい顔のメニューが食べられるだけではなく、味にもこだわった料理の数々。オリジナルの形をしたクッキーやグッズを作ったり、素早い手つきで様々な絵柄のラテアートを完成させるアーティスティックな一面も兼ね備えています。そんな店主と奥様にお話を伺いました。
――お店の名前の由来は?
ゴロゴロやドンドンなどの擬音を表現する言葉“オノマトペ”という言葉の文字やリズムが好きで、私の苗字“小島”と掛け合わせて、「コジマトペ」と命名しました。
――オリジナルグッズもたくさんあって素敵です。
ありがとうございます。店内にて販売しているハシビロコウのTシャツは、一宮市にある障がい者施設の方にデザインしてもらって商品化しました。その他にも様々なオリジナルグッズを販売しているので、ぜひ手に取ってみてください。
今回も、キュートなアニマルグルメに出合えました。店内には、オリジナルのクッキー型やお店のロゴなどがあちらこちらにあり、オリジナリティあふれる素敵な空間でした。店内で使っているマグカップなどもデザインセンスが高いので、ぜひお店に行ってチェックしてみてください!
コジマトペ
- 問い合わせ
- 0564-24-5200
- 場所
- 愛知県岡崎市大平町瓦屋前54-18
- 営業時間
- 8:30~17:00(LOは16:00)
- 定休日
- 月曜、月2回の火曜
※詳細は公式サイトにて要確認
- 駐車場
- 25台(共同)
- 支払方法
- カード・電子マネー可
- 公式サイト
- http://kojimatope.com/
- アクセス
- 名鉄「美合駅」より徒歩で約19分
【岡崎市】竹林と川を眺めながら、甘酒と生麩のかき氷を堪能「camezza(カメッツァ)」
今回は、愛知県岡崎市のかき氷専門店「camezza(カメッツァ)」の、斬新な組み合わせに心踊る“和系アレンジかき氷”をご紹介します! 組み合わせが斬新!「甘酒と生麩のかき氷」と「豆乳バナナと黒ゴマソースのかき氷」 「甘酒と生麩」(1500円)※通年 「カメッツァ」は、冷菓卸売業者として72年の歴史を持つ企業が、冷凍食品管理のノウハウを生かして開店したかき氷専門店です。竹林や矢作川などの大自然をバックに味わえるのは、日常の食生活や店主の好物からアイデアを得た、斬新でボリューム感のある一杯。 通年提供のかき氷「甘酒と生麩」は、甘酒を数種類ブレンドしており、さっぱりとした味わいと粕の粒がアクセント。生麩本来の甘さと弾力を一緒に楽しめます。 「豆乳バナナと黒ゴマソース」(1500円)※通年 香ばしい黒ゴマソースをかけるのは、店主であるオーナーの奥さんが、毎朝食べる朝食から着想を得たそうです。 食べ進めるとアイスクリームがお目見えするサプライズもうれしい!中にはグラノーラと黒ごまソース、アイスクリームが隠れています。 雪のような口溶けのかき氷は、氷の温度管理にこだわり、手で固めて形成せず、降り注ぐように盛ることが秘訣。ふわふわとした氷の食感にたどり着くまで、約1年間、試作を繰り返して研究したのだそう。 絶好のロケーションで、極上の癒しを 昭和初期まで人々の交通手段として使われてきた、渡し舟をイメージしている かつてこの場所は、「カメイチ」さんという人が所有していた土地で、人々から“カメツァ”の愛称で呼ばれていたことが店名に由来しています。 オーナー(右)は、「長年お世話になってきたこの場所や人に恩返しがしたい」と店をオープンしました。 問屋業で使っていた倉庫の一部を、約5年の歳月をかけてオーナー自らがリノベーションしました。 テラスに出て、生い茂る竹林と川の流れる音を聞きながら極上のリラックスタイムを。 camezza(カメッツァ) 問い合わせ 0564-79-4733 場所 愛知県岡崎市細川町権水111 営業時間 8:30〜15:00(LO)※かき氷の提供は11:30〜 定休日 水・木曜 駐車場 12台 支払い方法 カード・電子マネー不可 Instagram @camezza_reika アクセス 伊勢湾岸自動車道「豊田東IC」より車で約7分 ※掲載内容は2023年7月時点の情報です ※価格は税込み表記です
26歳の若き店主が営む「菓子喫茶カン」が岡崎市にオープン【愛知・東岡崎駅】
2023年1月11日(水)、岡崎市にオープンした「菓子喫茶カン」。ここでは、地元・岡崎市でお店を開くのが夢だったという、26歳の若き店主が一つずつ丁寧に作る心のこもったスイーツと焼き菓子がいただけます。 オープン当初からSNS上で「かわいい!」と評判だったショートケーキをはじめとするキュートな見た目のスイーツのこだわりや、お店への想いなどをじっくり伺ってきました。 店主の好きなものを詰め込んだ空間 名鉄「東岡崎駅」から徒歩で約5分のところにお店を構える「菓子喫茶カン」は、ショートケーキと缶のイラストが描かれたキュートなネオン看板が目印。店主の名前“カンザキ”さんにちなんで、缶のデザインなんだそう。 オリジナルキャラクターのショーコさん 店主の知人であるライフスタイルショップ「SPROOF」さんが、喫茶店の内装デザインを担当。店主のイメージに合わせたシンプルかつスタイリッシュな空間が広がります。中でもお気に入りは、客席についているぷっくりとした見た目のライトとのことで、来店した際にはぜひ注目してみて。また、店内に置かれている小物やインテリア、ケーキを注文したときに出してくれるお皿やカップなどはすべて店主のコレクションです。 次のページ… 断面萌え♡な自慢のスイーツ 写真映えと味の両方を兼ね備えた欲張りスイーツたち 「ショートケーキ」(650円) ショーケースには、見た目と味にこだわったスイーツが常時4種類並びます。実は、甘いものが得意ではないという店主。甘いスイーツが苦手な人でも食べられるようにと、砂糖は控えめのケーキを提供しています。 看板メニューの「ショートケーキ」は、しっとりしたスポンジと甘さ控えめな生クリームが特徴。さっぱりした味わいなので、ボリューミーな見た目とは裏腹にペロリと一つ完食できます。イマドキ女子ならではの発想で、断面が写真映えするように具材の置き方を工夫したり、クリームの塗り方にこだわったりと、“萌え断”にも力を入れています。 「ロールケーキ」(550円) 旬のフルーツをたっぷりのクリームと一緒に巻いた「ロールケーキ」は、もっちりとしたスポンジがポイント! 市内の八百屋さんと一緒に中身のフルーツをセレクトしているとのことで、今の時期はさわやかな酸味が後を引く「土佐文旦」を使っています。 「バスクチーズケーキ」(580円)、「カン オリジナルブレンドコーヒー」(550円) 外は香ばしく、中はとろりと濃厚な味わいの「バスクチーズケーキ」もラインナップ。クリームチーズとサワークリームの配合に研究を重ねて、ついに辿り着いた至極の逸品です。香り豊かなチーズの香りとなめらかな口当たりをぜひ堪能してみては? こだわりのスイーツたちと一緒にいただきたいのが、オリジナルのブレンドコーヒーです。豊川市のロースタリーカフェ「hikure.(ヒクレ)」が監修した深煎りコーヒーは、リラックスできるような奥深い味わいが特徴。 レジ前には、自家製の焼き菓子やブレンドコーヒーの販売も。「他では味わえないものを届けたい」との想いから、ゴマを使ったフロランタンや塩味のクッキーなど、アイデアあふれる焼き菓子がそろっています。ケーキもすべてテイクアウト可能なので、お土産やプレゼントにもおすすめ! 次のページ… 店主の官崎さんにインタビュー 店主の官崎さんにインタビュー 店主 官崎さん ――自分のお店をオープンしようと思ったきっかけは? 昔から、「小さくてもいいから自分の店を持ちたい! 」と思っていて、念願叶って地元・岡崎市にお店をオープンすることができました。地元に何か貢献したいという想いもあるので、この喫茶店を通して、地元活性化に少しでも力添えできるとうれしいです。 ――ということは、今までも飲食系のお仕事を? はい。専門学校を卒業後、パティシエとして働いたのち、西尾にある「ぞうめし屋」で約4年間、接客や料理を担当していました。アットホームな雰囲気のお店だったので、お客さんとの距離も近く、いろんな人と会話をするのがとても楽しかったです。パティシエ時代の経験を買ってもらい、気まぐれでスイーツを作らせてくれたこともありました。そんな店で出合ったオーナーの後押しもあり、このお店を持つことができたと思っています。そして、内装を手がけてくれた「SPROOF」さんや、お店のイラストを手掛けてくれたイラストレーターさん、オリジナルコーヒーを作ってくれた「hikure.」さんたちの協力がなければ、お店はオープンできなかったので、お店の開店に関わってくれたすべての人にとても感謝しています。 ――これからどんなお店にしていきたいですか? 住宅街の中にあるので、近所の皆さんの拠り所になれるような場所にしていきたいですね。人と会話することが大好きなので、来てくれたお客さんとたくさん話がしたいです。常連さんには、「今日、調子どう? 」なんて言ったりしてね。とても楽しみです! Hoshikawa 私と店主さんの歳が近いこともあり、意気投合。取材そっちのけでいろいろな話をさせてもらいました。あっさりとした味わいが特徴な自慢のスイーツと、気さくな店主さんに会いにぜひ訪れてみてください。 菓子喫茶カン 問い合わせ 0564-73-4737 場所 愛知県岡崎市明大寺町馬場東156-1 営業時間 11:00~18:00(LOは17:30) 定休日 水・木・金曜 駐車場 なし 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @kashi_kissa_kan アクセス 名鉄「東岡崎駅」より徒歩で約5分 写真 古里綾乃 ※掲載内容は2023年3月時点の情報です ※価格は税込み表記です
岡崎でまったり北欧気分を。「北欧の珈琲店 ÅTER(オーテル)」で過ごすカフェタイム【岡崎市】
2022年4月、名鉄「東岡崎駅」から徒歩で約15分の場所にオープンした「北欧の珈琲店 ÅTER(オーテル)」。 岡崎市の姉妹都市でもある“スウェーデン”の焼き菓子や北欧スタイルのコーヒー、ナチュラルで温かみのある空間が特徴のカフェです。 今回は、北欧文化を体感できる「オーテル」で、北欧の焼き菓子や自家焙煎コーヒー、お店づくりのこだわりを探りに、編集部がお店へうかがいました! 北欧雑貨やグリーンがお出迎え。心安らぐ北欧カフェ 名鉄「東岡崎駅」から徒歩で15分、広大な芝生広場「籠田公園」の目の前に立つビルの3階に「北欧の珈琲店 ÅTER(オーテル)」はあります。 優しい色合いでまとめられた店内には、観葉植物やアンティーク調のインテリアが置かれており、北欧の雰囲気が漂っています。 スウェーデン文化に欠かせない、お菓子を片手にコーヒーを楽しむ時間“FIKA(フィーカ)”を存分に楽しめるよう、居心地の良い空間づくりにこだわっているそう。 店内には、カウンター席とテーブル席、ソファ席を用意。大きく開放的な窓から差し込む光やオレンジの照明が、温かな雰囲気を演出しています。 緑豊かな籠田公園を眺められる、ヴィンテージ調のソファ席に座れば、まるで北欧の家に招かれたような気分に! テーブルや棚には、幸せを運ぶ赤い馬「ダーラナホース」やスウェーデンのフラッグなどの置物がずらり。店内のあちこちに置かれた雑貨や民芸品を探してみると、“フィーカタイム”が一層楽しくなるはず! 次のページ… 本場スウェーデンの味を再現!香り豊かな焼き菓子&自家焙煎コーヒー 本場スウェーデンの味を再現!香り豊かな焼き菓子&自家焙煎コーヒー シナモンロールの「カネルブッラ」(430円)と「アイスコーヒー」(550円) 「オーテル」で楽しめるのは、オランダの焙煎機で挽いた新鮮な豆を使用し、丁寧に淹れてくれる自家焙煎コーヒー。「エチオピア」「グアテマラ」「ブラジル」など厳選されたおすすめの豆が何種類も並び、好みに合わせて選ぶことができます。 エチオピアの豆を使用したアイスコーヒーは、スッキリした味わいとフルーティーな香りが特徴。果実のように華やかな香りをたっぷり味わってもらうのが北欧スタイルなのだとか! シナモンロールの「カネルブッラ」(430円)と「アイスコーヒー」(550円) こちらは、スウェーデンの“FIKA”の定番シナモンロール「カネルブッラ」。スウェーデン出身のスタッフさんも驚くほど、本場の味に仕上げられたシナモンロールです。 カルダモンのスパイス感とシナモンの香りがふんわりと広がり、中に練り込まれたアーモンドクリームの程よい甘さがコーヒーと相性抜群◎。こんがり焼き上げられた、スウェーデン式のかわいらしい横巻のフォルムにも注目です。 「リンゴンベリー(ソーダ)」(500円)、アーモンドクッキー「フィンスカピンナル」(320円)、ラズベリーのジャムクッキー「ハロングロットル」(370円) 北欧の伝統的なスーパーフード「リンゴンベリー」を使用したドリンクも人気。手作りのシロップは、つぶつぶとしたリンゴンベリーの果肉がたっぷり入っています。しっかりとした酸味と程よい甘さは夏場にぴったり! 「オーテル」では、北欧の伝統的なお菓子も食べられます。ほろほろとした口溶けのアーモンドクッキーや、甘酸っぱくて爽やかな味わいのラズベリークッキーなど、コーヒーに合う爽やかなお菓子もぜひチェック! 焙煎士・田中さんにインタビュー ――お店づくりで大切にしていることは何ですか? 「植物がある環境で豊かに暮らしたい」という想いを込めて、店内に植物を多く取り入れています。 スウェーデンでは、多くの方がインテリアの一部として植物のある暮らしをされていて。その暮らしから学びを得ながら、日々の疲れを癒し、より豊かな時間を過ごしていただきただけるような空間づくりに取り組んでいます。 ――自家焙煎コーヒーのこだわりを教えてください。 スウェーデンのスタイルに習い、浅煎りを中心にすっきりとした飲みやすいコーヒーがこだわりです。 また、オランダ製の焙煎機を使用し、コーヒー豆の個性を引き出しつつ、誰が飲んでもおいしいと思ってもらえるような焙煎度合を目指しています。 フルーティーで酸味のある豆やコクの深い豆など、生産地によってコーヒー豆の味わいは様々ですよね。そんなコーヒー豆の個性をしっかりと出しつつ、バランスの良い風味になるよう心がけています! ――今後、「オーテル」をどのような場所にしていきたいですか? おいしい焼き菓子やコーヒーと一緒に、この空間含めて北欧の“フィーカ”を体感できる場所にしていきたいです。 お菓子はすべて本場のレシピで作っているので、現地スウェーデンで食べられるものに近い味になっています。 そんな本場の味を楽しみながら、「これが北欧の人たちが毎日過ごす“フィーカ”なんだ」と感じていただき、豊かな時間を過ごしてもらえたらうれしいですね! EDITOR Nakane お店は北欧雑貨やインテリアに囲まれた空間が広がっていて、まるで北欧に訪れたかのよう!自家焙煎コーヒーは、豆の香りを嗅がせてもらえたり、試飲させてもらえたりと、自分好みの味を選べるのも魅力です。気さくな焙煎士の田中さんと会話を楽しみながら、ぜひ素敵な“フィーカタイム”を過ごしてみてください! 北欧の珈琲店 ÅTER 問い合わせ 0564-45-2188 場所 愛知県岡崎市籠田町12番地 第2藤村ビル 3F 営業時間 10:00~18:00 定休日 火~金曜 駐車場 なし 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @ater_japan アクセス JR「東岡崎駅」より徒歩で約15分 ※価格は税込み表記です ※掲載内容は2023年7月時点の情報です
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- Yuna Hoshikawa
- 【岡崎市】アンニュイな表情にズッキュン! 「コジマトペ」で出合ったアニマルモチーフのフードグルメ