佐藤さんは“バラエティー力”が高い!!

名古屋でのロケ番組の収録時の話を楽しそうに語ってくれた、佐藤さん

――劇中では、お二人は師弟関係ですが、改めて、互いに発見した部分があれば教えてください。

横浜さん 新たな発見かあ…。

佐藤さん バラエティーが上手い。

横浜さん バラエティー、本当に上手いです! ついさっきまでロケしていたんですけど、後ろで浩市さんの背中を見て、「すごいな~」と。自分は口下手なので。でも、芝居だと思ってバラエティーをすれば、変わるんだろうなと思いましたね。考え方を変えてみようかと思いました。

会場のお客さんの歓声に応えていた横浜さん

――佐藤さんから見て、横浜さんはいかがでしたか?

佐藤さん 「ストイック」って言うと、チープな物言いなので、あまり言いたくないんだけど。僕らもそうだったけど、彼らの時代も、向き合っている作品は自分の次なんですよ。そういう意識の中で、この作品をどうやって自分のものにするか、その“真剣度”ですよね。
僕らの時代なんてのは、「どうせお芝居なんだから」っていうモノの見られ方をしていたけど、今はそういう見方はしないでしょ。今回のボクシングのシーンでも、流星、窪田(正孝)くん、坂東(龍汰)くんとか、リングに上がる演者の真剣度。「映画だから」とかじゃ済まされないことだから、僕は1カットごとに「大丈夫か?」と声をかけながらやるしかない。そうやって見守るしかなかったですね。

――素敵なお話を聞けました。次は、せっかく名古屋にお越しいただいたので、名古屋に来て食べたもの、食べたいものを教えていただきたいと思います。

佐藤さん・横浜さん (笑)

――なぜ笑っているのか、ぜひ皆さんに教えてください。

横浜さん 堪能しすぎてしまって、なんだろうな…。今はもう何も考えられないと言うか(笑)

――実は、プロモーションで、番組のロケがあったんですよね。

佐藤さん 食べて、食レポをするという番組で、2軒行ってきたんですよ。僕もいじわるだから、「流星のご飯、大盛りね」と(笑)

横浜さん そうなんですよ! そう言われたら、もう…(笑)

――佐藤さん、さすがバラエティー慣れされていますね。

佐藤さん 正直言って、普段のキレがないです。

客席 (笑)

――先ほどはエレベーターの中で、お二人でスパーリングのようなポーズをとっていましたね。

横浜さん もう動けなかったですね(笑)

瀬々監督の心意気を感じるあのシーンに注目

――会場にお越しの皆さんにとって、『春に散る』の試写が夏の思い出になると思いますが、お二人はこの夏やりたいことや、夏と言えば…の思い出を教えてください。

横浜さん 映画館へ『春に散る』を観に行きたいです。

佐藤さん そうだね。夏休みに5回くらいはね。

客席 (笑)

――横浜さんが隣で観ていたら、びっくりしちゃいますね。今でも、そういう風に観られるんですか?

横浜さん ありますよ。

――周りの反応を見たりするんですか?

横浜さん そうですね。自分の作品の時は、みんなはどんな反応をしているんだろう、と反応を見ています。

佐藤さん 意外に、我々は映画館で観ていますよ。

横浜さん 意外と。そうですよね。

佐藤さんは、取材陣からのお手振りやファイティングポーズのリクエストに対して、「名古屋サービス」と言ってポージングしていました!

――佐藤さんは夏の思い出や、やりたいことはいかがでしょうか。

佐藤さん 夏ですか。もう63回目の夏ですからね。何していいかわからない(笑)。僕らが若いころの夏と、今の夏はちょっと違うじゃないですか。これは大変だなと思うし、こんな熱い中、ゴルフやる人がいるのかなと思っていたら、僕でした

客席 (笑)

横浜さん 熱中症とか大丈夫でしたか?!

佐藤さん 結構、怖いですよ。知り合いが熱中症でお亡くなりになったことがあるんです。直前までは、普通に会話もできて、大丈夫だそうなんですよ。なので、本当に気をつけた方がいいですよ。

横浜さん 浩市さんも気をつけてください。

佐藤さん これを遺作にはしねぇよ!

客席 (笑)

――名残惜しいのですが、最後に、お二人から一言ずつメッセージをお願いします。

横浜さん 皆さん、本日は本当にありがとうございました。これから映画を観られるということで、純粋に映画を楽しんで観てください。終わった後に、皆さんの心に何かが残ったら、それを周りの皆さんへ伝えてくださるとうれしいです。短い時間ですが、ありがとうございました。

佐藤さん 最後、流星と窪田くんのボクシングシーンの12ラウンド。ここで、瀬々敬久監督は、音楽を一切入れませんでした。普通であれば、ボクシングの試合で、盛り上がるところに音楽を入れたがる。その方が伝わりやすい。でも、それをあえてしなかった、瀬々敬久の心意気というのは、モニター越しに彼らの試合を見た、瀬々の演出の決断力。それを今日、皆さんにもわかっていただけると思います。今日は楽しんで帰ってください。

――ありがとうございます。これをもちまして、映画『春に散る』公開記念舞台挨拶を終了させていただきます。佐藤浩市さん、横浜流星さんでした。ありがとうございました。

客席 (拍手)

映画『春に散る』

原作
沢木耕太郎
監督
瀬々敬久
音楽
田中拓人
出演
佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子
公式サイト
https://gaga.ne.jp/harunichiru/
WRITER Hirata

劇中、涙があれふました。佐藤浩市さんと横浜流星さんが、真剣にボクシングと向き合う姿、二人の関係性に、とても心を動かされました。ボクシングの試合は、息を呑む展開の連続で、劇中の人物たちと一緒にドキドキ・ハラハラ…!
“大人になっても青春はあるんだ!”と、教えてくれる作品だと思いました。俳優陣の熱い演技、リアリティーを追求したボクシングシーンに注目してください!!


※掲載内容は2023年8月時点の情報です

LINEお友だち登録

Please Share

佐藤浩市さん・横浜流星さんW主演! 8/25(金)公開の映画『春に散る』名古屋舞台挨拶レポート

WRITER

Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. Satomi Hirata
  4. 佐藤浩市さん・横浜流星さんW主演! 8/25(金)公開の映画『春に散る』名古屋舞台挨拶レポート

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。