東海エリアで収穫できる野菜や果物ってたくさんありますよね。これから秋にかけてはまさに収穫ラッシュ！ 味覚の秋、馬肥ゆる秋…。今回は旬まっさかりの梨をご紹介。

岐阜・山之上地区が、有数の梨産地であることをご存じですか？ 山に囲まれ、肥沃な土壌と清らかな水源を持つこのエリアは、昔から梨と柿の産地として有名。昼と夜の気温差や湿度が果物にとって最適なため、みずみずしく味のバランスが良い果物が収穫できるのだとか。そんな旬を求めて、８月から10月中旬ごろまでの収穫期の朝は、街道に多くの車が！

多種多様な梨が栽培されているのも、山之上地区の特徴。伝統的なものから新しい品種まで揃い、たいていのお店では試食もできるのが◎。８月は幸水、９月からは豊水やあきづき、10月は新高…と、時期を変えて訪れれば、違った味わいの梨が手に入ります。
この日購入したのは、２店舗の「幸水」と、収穫が始まったばかりの「秋麗」を１店舗から。一部、ばら売りをしている店舗もありますが、たいていはカゴ盛り売り。よって、3店舗で合計13個…。
２店舗から購入した「幸水」は同じ品種でも、ジューシーで甘みのあるタイプと、小ぶりで甘くシャリッとした食感があるものと、それぞれに個性があるのも深い…。だから、多店舗購入もやめられません。「秋麗」は青りんごのような色をしていますが、甘い果汁がしっかり！ 流通が少ない希少な品種とか。

各店舗では、その日に収穫したもぎたて切りたての梨を試食に出しているので、味に納得してから、狙いを定めて購入することも可能。時間に余裕があるときは、界隈をクルーズするつもりで梨を選んでも良いかもしれませんね。

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山之上果実農業協同組合