今をときめくヤングスキニーが大須の古着屋に!メジャー1st EPリリースインタビュー
#インタビュー

2023.10.6fri

今をときめくヤングスキニーが大須の古着屋に!メジャー1st EPリリースインタビュー

2023年9月27日(水)、平均年齢21歳!今をときめく人気ロックバンド・ヤングスキニーが、メジャー1st EP『どんなことにでも幸せを感じることができたなら』をリリースしました。

そのビジュアルや耳に残るメロディと歌詞に、10代・20代の間で注目の的となっているヤングスキニー。最近では、メディア露出やタイアップ曲の書き下ろしなど、目まぐるしい活躍ぶりをみせています。そんな彼らに、1st EPリリースに対しての思いや楽曲・MV制作秘話など、たっぷりインタビュー!メンバーそれぞれのキャラクターも見えてくるはず。

さらに今回は、中区・大須にある古着屋「Feeet 2nd」でシューティング。メンバーの自然体で楽しむ様子を、ぜひご覧ください。

大須の古着屋さんでショッピング!

――前回、かやゆーさんとしおんさんにインタビューさせていただいた時、「名古屋に来たら大須商店街の古着屋に行く」と言っていたので、今回、大須にある古着屋「Feeet 2nd」さんでロケ撮影させていただきました。

全員 めっちゃ楽しかったです!

――皆さん、たくさん購入されてましたね!

かやゆーさん めっちゃ買いました。こういう機会、最近あんまりないので、逃したらもったいない。

しおんさん 買っちゃいましたね。古着は本当に出会いなので、うれしい。

古着が大好き!と明言する、Drのしおんさん

――ちなみに、好きな女性のファッションは何ですか?

しおんさん 僕、無条件で好きなのが、〈ドクターマーチン〉のブーツを履いている女の子。めっちゃ可愛いです。もちろん、長いほう。長くないとだめです。

りょうとさん 僕は、ワンピース。

ゴンザレスさん 俺、結構、ビッグシルエットのパーカー系が好き。ラフな感じ。

かやゆーさん ヘソ出てて、ピチピチの服が好きです。

全員 (笑)。

メンバー皆で、仲良く服を選び合っていました

1st EPリリース!メンバーそれぞれのベストソングは?

—―メジャー1st EPリリース、おめでとうございます!今回のEPは全体的に爽やかな印象を受けて、今までと違うヤンスキの新しい一面を見れた気がします。リリースを迎えて、今の率直なお気持ちを聞かせてください。

かやゆーさん やっぱり、デジタルシングルのリリースよりも、こうやってCDという形で出すことで、自分たちの曲を世に出したという実感が違いますね。めっちゃうれしいです。今回のアルバムには新曲だけじゃなくて再録も入っているので、デビュー前から聴いてくれていた人も喜んでくれるんじゃないかなと思います。

—―「8月の夜」の2023年ver.、とても素敵でした。

かやゆーさん ありがとうございます。僕自身、レベルアップしたなと感じました。お客さんはこれまでの「8月の夜」をずっと聴いてくれているので、あんまり変えすぎても良くないと思っていたので、今までの良さを残しつつ、シンプルにレベルアップした楽曲になってるんじゃないかなと。

真剣な眼差しで服を選ぶ、Vo&Gtのかやゆーさん

――今回収録されている5曲の中で、個人的ベストソングをそれぞれ教えてください。

かやゆーさん 僕は「愛すべき日々よ」が一番お気に入りです。江崎グリコ「セブンティーンアイス」のプロジェクトで生まれた楽曲なんですが、自分が心から思っていることを一番詰め込めた楽曲になったんじゃないかな。

しおんさん 僕は「8月の夜(2023 ver.)」です。前回のリリース時は、僕が加入する前なので、ヤングスキニーとして初めて出した楽曲に参加できたっていうのがすごく感慨深くて。サウンド面でも重厚感があって、聴き応えのあるロックな楽曲になっています。

ゴンザレスさん 「愛の乾燥機」ですね、やっぱり。他の曲よりも、ギターを前に出した楽曲にしていただいたので、聴いてほしいフレーズがたくさんあります。

りょうとさん 僕は「君の街まで」。ヤングスキニーの中では珍しくリズムが軽快な曲で、テンポも早くしていて、結構いい仕上がりになったと感じております。

Gtのゴンザレスさん、犬トレーナーを見つけてドヤ顔

あのメンバーが“恋ステ”のオーディションに!?

――推し曲が見事にバラバラですね!「君の街まで」は、ABEMAの人気恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ 2023夏』のオープニングテーマとして書き下ろされた曲ですね。

かやゆーさん “アップテンポで軽快に、夏っぽく、遠距離恋愛の二人”というテーマだったので、それに合わせて制作しました。二人の会えない時間がどんどん縮まっていくような楽曲にしたいなと。二人の距離が遠いけど、近いみたいな。そういうものを表現できた楽曲になったと思っています。

――恋人に会いに行くワクワクドキドキ感があって、遠距離恋愛というテーマにぴったりな楽曲だと思いました。ちなみに、皆さんは“恋ステ”をご覧になったことは?

かやゆーさん 挿入歌として使ってもらったので、それで観始めました。しおんはオーディションに応募したことがあるそうです(笑)。

しおんさん そうなんですよ、僕は中学生の頃から好きで。落ちたんですけど…出たかった!でも、僕とかやゆーくんはスタジオゲストとして出させてもらったので、違う形で出演できてうれしかったです(笑)

――他の皆さんはいかがですか?

ゴンザレスさん 僕は今回の書き下ろしがきっかけで。今まで恋愛リアリティショーみたいな番組を観てこなかったんですけど、観てみたら面白かったです。もう味わえない青春を摂取してる感じが。

――摂取!(笑)

ゴンザレスさん かわいいなっていう。遠目に見てる感じになっちゃうんですけど。高校生、いいね…って(笑)。メンバーの中でも僕、最年長なんで。

――でも、分かります…(笑)りょうとさんはいかがですか?

りょうとさん 僕は高校生の頃に友達が出てたので、ちょっと観たことがあります。

かやゆーさん …ん!?初知りなんだけど。

しおんさん いや、出てたんかい!僕、りょとくんの友達に負けたんだ…。

――友達が恋愛番組に出てたら、少し複雑ですね。

りょうとさん そうなんですよね。でも、面白かったです、色んな意味で。

――じゃあもし、しおんさんが出たら…。

りょうとさん 面白いですね。絶対に観ます。

しおんさん やだやだ、めちゃくちゃやだ(笑)

気分はもう秋モード!な、Baのりょうとさん

「君の街まで」MV撮影の裏側や秘話も

――MVも拝見しました。撮影場所は電車内&駅構内だったと思うのですが、MV撮影時の印象的なエピソードはありますか?

かやゆーさん 撮影の前日、僕、めちゃくちゃ飲んでて。朝に2回吐いてから撮影したので、顔のむくみが取れてめっちゃビジュアル良かったと思います。

しおんさん かやゆーくん、シジミ汁飲んでたもんね。

――切なげな顔の裏に、そんな背景があったんですね。個人的に、しおんさん以外すごい切なげな顔で、しおんさんだけすごい笑顔だったのが印象的です。

しおんさん 違う違う!彼らは別に切なげにやっているわけじゃなくて、集中しすぎて、そう見えてるだけなんです。僕は余裕があるから楽しそうなんです。

全員 (笑)。

しおんさんはメンバー最年少!

ゴンザレスさん 僕、寝るシーンがあったんですけど、気づいたらガチで寝てて。

全員 (笑)

かやゆーさん そうだそうだ(笑)

ゴンザレスさん 本当に寝てて。あそこだけ記憶ないんですよね。だから「ゴンちゃんだけやけにリアルだね」ってコメントが結構来るんですけど、実は本当に寝てます。

高校生と対談を経て誕生した「愛すべき日々よ」

――撮影の裏側を知れてうれしいです。「セブンティーンアイス」のプロジェクトで生まれた「愛すべき日々よ」は、歌詞も高校生との対談から制作したそうですね。

かやゆーさん 高校生と話してテーマに沿って書いたものの、結果、一番自分の思いを詰め込めることができた楽曲になりました。だから、今回のEPの中でも、歌詞が一番好きですね。他の曲は大体、歌詞とメロディが同時に浮かんできて、とはいえメロが少し先行してるんですが、「愛すべき日々よ」は歌詞が先行して浮かんできたんです。「もっと入れたい歌詞あったな」「なんか入りきらなかった」とか、そういう気持ちもあるくらい歌詞が先行してましたね。

――これまでドロドロな恋愛を表現されているイメージだったので、かやゆーさんがこんな歌詞も書くんだとすごく衝撃的でした。

かやゆーさん たまーに日常のことを歌ったりはするんですけど、友情ソングは初めてですね。今までにない、新しい感じが出せてよかったです。

――皆さんはいかがですか?

ゴンザレスさん 高校生の皆それぞれ、ちゃんと色々考えてるんだなって思いました。それぞれやりたいこととか、やりたいことはなくても将来に迷ってたりとか。課題とそれに対しての解決策を追い求めていて、すごいなっていう。

しおんさん 僕は、かやゆーくんが作ってくれたこの楽曲の歌詞とメロディーに、格好つけたりせず、純粋に向き合おうと思いましたね。歌詞もストレートな楽曲なので、難しいことはせずシンプルに曲が伝わるようにって。

――「愛の乾燥機」は一曲のなかに色んな遊び心が詰まっていて、ヤンスキの進化を改めて感じさせられました。「愛の乾燥機」のギターはまた一段と良かったです!

ゴンザレスさん かやゆーが「こんな感じのメロディがいい」みたいなところから色々派生させて作っていって、イントロや間奏のリフもかなりキャッチーにしました。サビも、かやゆーのメロに対してチョーキングで同じ音を入れてるところもこだわりなので、ぜひ聴いてほしいです。あとはやっぱり、ソロ。今までのソロはわりとメロディアスなソロが多めで、ゆったりとしたものが多かったんですが、これはもう“THE・ロック”ですね。

――たしかに、洋楽のような印象を受けました。

ゴンザレスさん 本当ですか。最近、洋楽を聴いているので、それが出てるのかもしれないです。

――レッチリとか?

ゴンザレスさん すごい、まさにそこらへんですね。「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」とか「ガンズ・アンド・ローゼズ」とか。

かやゆーさん すごい。やっぱり音に出るんだ。

ゴンザレスさん キャッチーさは僕的に残したかったので、個性的な音を入れるというよりも、王道なロックな感じを入れるように意識しました。

――貴重なお話、たくさんありがとうございました!

「Feeet 2nd」(@feeet_2nd)さん、快く撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました!メンズもレディースも、ユニセックスで着られる古着を取りそろえており、ヴィンテージの魅力を存分に感じられます。ヤンスキの皆さんもトリコにした「Feeet 2nd」に、ぜひ行ってみてください♪

ヤングスキニー メジャー 1st EP
「どんなことにでも幸せを感じることができたなら」

2023年9月27日(水)RELEASE

初回限定盤(CD+DVD) VIZL-2227 4400円
通常盤(CD) VICL-65874 2200円
VICTOR ONLINE STORE限定セット
(初回限定盤+オリジナル・ラバーキーホルダー) 5500円
VICTOR ONLINE STORE限定セット
(通常盤+オリジナル・ラバーキーホルダー) 3300円

収録曲
01. 君の街まで
02. 愛すべき日々よ
03. 君じゃなくても別によかったのかもしれない
04. 愛の乾燥機
05. 8月の夜 (2023 ver.)

DVD収録内容 ※初回限定盤のみ
「歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていたワンマンツアー Live at LIQUIDROOM 2023.04.27」
ロードスタームービー / 8月の夜 / 愛鍵 / 本当はね、 / ヒモと愛 / ゴミ人間、俺 / コインランドリー / 美談 / 好きじゃないよ / また冬が終わって / 東京
らしく / ロードスタームービー / ごめんね、歌にして / En1. 世界が僕を嫌いになっても / En2. 憂鬱とバイト
 
「いつか僕は誰もが羨むバンドになってやるフリーライブ Live at 代々木公園野外音楽堂 2023.03.15」
ヒモと愛 / ゴミ人間、俺 / 本当はね、 / 美談 / コインランドリー / 東京 / らしく / ごめんね、歌にして

ヤングスキニー presents.
老いてもヤングスキニーツアーvol.2 “vol.2あったんだ編”

※全公演ゲストあり 全公演SOLD OUT

10月7日(土)高知 X-point.
10月9日(月・祝)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
10月11日(水)兵庫 VARIT
10月12日(木)京都 KYOTO MUSE
10月14日(土)大阪 BIGCAT
10月15日(日)広島 LIVE VANQUISH
10月17日(火)静岡 LiveHouse浜松 窓枠
10月21日(土)香川 MONSTER
10月22日(日)岐阜 CLUB ROOTS
10月24日(火)愛知 THE BOTTOM LINE
10月26日(木)福島 郡山HIPSHOT JAPAN
10月27日(金)宮城 Rensa
10月29日(日)岩手 CLUB CHANGE WAVE
11月1日(水)長野 CLUB JUNK BOX
11月2日(木)金沢 EIGHT HALL
11月4日(土)新潟 LOTS
11月7日(火)山梨 甲府KAZOO HALL
11月9日(木)長崎 DRUM Be-7
11月10日(金)福岡 DRUM LOGOS
11月12日(日)熊本 B.9 V1
11月13日(月)鹿児島 CAPARVO HALL
11月17日(金)東京 Zepp Shinjuku
11月19日(日)神奈川 F.A.D横浜
11月22日(水)北海道 PENNY LANE24
11月23日(木・祝)北海道 苫小牧エルキューブ
11月25日(土)北海道 旭川カジノドライブ
11月28日(火)茨城 水戸ライトハウス
11月30日(木)埼玉 越谷easygoing
12月3日(日)沖縄 Output沖縄
12月4日(月)沖縄 Output沖縄

“老いてもヤングスキニーツアー vol.3” 2度あることは3度ある編
3月16日(土)宮城 仙台GIGS
3月21日(木)神奈川 KT Zepp Yokohama
3月30日(土)広島 HIROSHIMA CLUB QUATTRO
3月31日(日)福岡 Zepp Fukuoka
4月3日(水)新潟 LOTS
4月4日(木)新潟 LOTS
4月7日(日)愛知 Zepp Nagoya
4月13日(土)香川 festhalle
4月14日(日)大阪 Zepp Osaka Bayside
4月19日(金)北海道 Zepp Sapporo
4月26日(金)東京 Zepp DiverCity


撮影/辻 瑞稀
※掲載内容は2023年9月時点の情報です
※価格はすべて税込み表記です

LINEお友だち登録

Please Share

今をときめくヤングスキニーが大須の古着屋に!メジャー1st EPリリースインタビュー

WRITER

Eri Kimura

Eri Kimura

三重県出身。学生時代は、読書や映画鑑賞、バンド活動に、アパレル店員として働くなど多趣味全開で奔走。現在は新人編集者として奮闘中!

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. インタビュー
  4. 今をときめくヤングスキニーが大須の古着屋に!メジャー1st EPリリースインタビュー

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。