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今井さん驚き!二宮さんとの初対面エピソード

――二宮さんと今井さんは今回が初共演ということで、お互いの印象をお聞かせください。

今井さん 二宮さんは、はじめましてのご挨拶のときに、「二宮和也です。お世話になります」って言ってくれて。大体はじめましての方って「よろしくお願いします」が多いじゃないですか。

でもこの作品中は「お世話になります」って言うと、同時に“何か一緒に作りましょう”みたいな思いをもらった感じがして。これめちゃくちゃ良いワードだなと思い、それから僕も使わせてもらってます。

二宮さん へぇ~、良かった。今後も使っていこう。

今井さん いやいや、普段から使ってますよね?今回が初めてですか?(笑)

二宮さん 使う、使う(笑) 基本そうです。でも普段から使いません?

監督 挨拶ではよく使いますよね。

今井さん えぇ!僕、結構役者やっていますが、俳優の方に言われたのは初めてでした。だから本当に座組の一員になれた感じがして。

二宮さん うれしい。僕は今井さんとの初対面のことは、ちょっと覚えてなくて。どうだったかな…。

会場 (笑)

二宮さん それこそ今井さんと共演した会議のシーンは、現場全体のクランクインの日で、ささっと流れるように撮影を行いましたよね。

監督 そうです。初日ということもあって、固い雰囲気もありましたが。

――全然そんな風には見えませんでした!

今井さん 基本、二宮さんが他愛もない話をずっと喋ってくれて。他の俳優さんからも二宮さんはすごく喋ってくれるから、めちゃくちゃ楽しいよって聞いていました。

二宮さん 他愛もない話というか、最初の会話って最初しかできないじゃないですか。もう何シーンか撮った方たちと、「今日天気いいですね」なんて話はできないので。会ったことない方たちって、はじめましての特権と言いますか、唯一そういう会話ができる人だなって思ってます。

――二宮さんの止まらない会話のおかげで、良い空気感が生まれていたのですね。短いシーンではありましたが、皆さんのキャラクターがとてもよく分かる場面でした。

今井さん 撮影自体もすぐに終わりましたよね。二宮さんが天才的なスマホの落とし方をされて。

監督 そうそう。一発できれいに落としてくれて(笑)

もう一度見たくなること間違いなし!お三方が語る、注目ポイント

――他にも様々なシーンがありますよね。会場の皆さんは見終えたばかりですが、もし、もう一度ご覧いただけるなら、ここに注目してほしいといったポイントはありますか。

監督 撮影の中盤ぐらいで、和也さんが「悟より、みゆき(波瑠さんの役名)の方が、惚れてるな」って言い出して。本来は、悟がみゆきに一目惚れをして、毎週アプローチを続けることで、愛を育んできたじゃないですか。当然、物語は悟目線で描いているので、皆さんはどう感じられたか分かりませんが、再び見ていただける機会があれば、みゆき目線で見てみるのも面白いかもしれません。

――リリー・フランキーさん演じる、2人を静かに見守るマスターの目線になることもできますよね。

今井さん 確かに、それもできますね。僕は特に、最後の海のシーンが好きで。悟の座り方に注目しています。すごい細かい見方をしているのですが、ここに悟の人間性が全部出ていて!

二宮さん そんな!?(笑)

会場 うんうん。

今井さん ほらほら!このシーンだけではないですが、とてもかわいらしい座り方をしていて。それが、健気に見えて愛おしく感じました。

――皆さん次ご覧になるときは注目ですね。

二宮さん 僕はですね、悟とみゆきが海に行くところで、飛行機が飛んでいくシーンがあって、編集?手法?と言いますか。設定では夜の場面ですが、実際は朝方に撮影していて。

会場 えぇ!

二宮さん でしょ?(笑)リアルに夜撮影していたら、多分何にも見えなかったと思うんですよね。“つぶし”っていう手法を使うことで、夜なのに全部見えるっていうシーンで。僕もこの手法は初めて知りましたが、すごい新鮮で、だけど違和感なく見えたというか。

――私も何度も観ていますが、まさにもう一度観たくなるポイントですね。

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【大ヒット上映中】映画『アナログ』名古屋での舞台挨拶に二宮和也さん、今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇!

WRITER

Mizuki Seto

Mizuki Seto

愛知県出身。大学でデザインについて学び、編集職に憧れて入社。趣味はテニスと好きなバンドのライブへ行くこと。休日は愛用のカメラを片手に気になるカフェを巡っている。

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