気さくでお話好きな店主・有澤さんにインタビューしました!

店主・有澤さん

――パン屋を始めようと思ったきっかけを教えてください

元々何でも良かったのですが、とにかく自分のお店を持つのが夢でした。大学卒業を目前にして進路が決まっておらず、お店をやるなら接客を学ぼうと思い、ホテルに就職しました。パンを売るイベントを行った際に、とても楽しくて、パン屋さんいいかも!と直感的に思ったのが始まりです。そう思い起こしたのが、すでに20代半ばで、転職しようとも思ったのですが、当時の総支配人が「うちで勉強していきなさい」と言ってくれました。そのおかげで調理場に異動でき、そこでパン作りを学ぶことができました。その経験を経て、今のお店をオープンしました。

また、母がパン好きで、常にパンがある家庭だったので、朝食やおやつによくパンを食べていました。今思うと、パンが身近にあるのが当たり前の環境だったので、もしかしたらそれが今の道に繋がっているのかもしれませんね!

――「つむじ風」の由来とコンセプトを教えてください

表向きは僕の頭につむじが2個あるからなんです(笑)

きちんとした由来を話すのは、少し小恥ずかしいですが、会社員時代にイベントをやっており、そのイベントが人と人とを繋ぐ交流会でした。交流のイメージを渦に喩え、「それぞれのつむじ風を作って欲しい」という意味合いで、「つむじプロジェクト」と名付けていました。

そこから取ったのもありますが、「つむじ風」のコンセプトが「子どもが1人で買いに来られるお店」なので、子どもが読める名前がいいなと思い、和名にしたいとずっと考えていました。みんなに覚えて読んでもらえるように、丸っこくて可愛らしい字面の「つむじ風」と名付けました。完成された竜巻よりも、成長途中のつむじ風の方がこの先いいんじゃないかなと!

――これからどんなお店にしていきたいですか?

最近レンタルキッチンのサービスを始めました。自宅で作ったものは販売できませんが、「菓子製造許可を取得している場所」・「食品衛生責任者が設置されている場所で製造したもの」のみ、販売が許されています。うれしいことに、マルシェに出店する方ネット販売をされている方に多く利用されるようになりました。

このお店は1人でも回せる規模ですので、もちろん自分自身もまだパン作りは続けますが、若いパン職人が夢を叶えるための踏み台になるお店になっても面白いと思っています。将来、自分のお店を持ちたいけど不安だという方は、ぜひ一度ご相談いただきたいです!


KUNITA

パンを買わなくてもいいから、僕に会いに来て、話をしてくれるだけでもうれしい!とおっしゃっていた有澤さん。人気なのは、有澤さんのユーモアがあふれ、優しい人柄なのも関係しているはず!Instagramやお店の張り紙が面白いのでぜひ注目してみてくださいね♪

BAKERYつむじ風

問い合わせ
052-462-8300
場所
愛知県名古屋市中村区鴨付町1-44 栄ビル1F
営業時間
8:00〜18:00
定休日
月・木曜
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー可
Instagram
@_bakery_tsumujikaze
アクセス
地下鉄「岩塚駅」より徒歩で約18分

中村公園駅・岩塚駅周辺スナップ

「岩塚公園」には珍しいクジラのスプリング遊具が!

富士山滑り台が目印の「稲葉地公園」は、いつも家族連れで賑わっています♪

秋、発見〜!

秋風を浴びながら、公園のベンチで食べるのも◎

噴水やバスケのゴールも!

大好きなランタナ♡

「稲葉地公園」と繋がっている、歴史のある「演劇練習場」

「中村公園駅」にある赤い大鳥居は、春は桜が咲いて圧巻です

次はどこのお店のモーニングを紹介するのかお楽しみに!

価格は税込み表記です
掲載内容は2023年10月時点の情報です

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地元民から愛される「BAKERYつむじ風」のパンで休日おうちモーニング&周辺さんぽ【名古屋市・中村区】

WRITER

Mamu Kunita

Mamu Kunita

富山県出身。雑誌『KELLY』のアートディレクターで、編集は勉強中。写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理を作ることが好き。東海の良さを“言葉”と“写真”と“デザイン”で伝えたい。

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