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【今月のエンタメ&カルチャー】映画『アナログ』舞台挨拶や須藤蓮監督のイベントレポートも|2023年11月
#ENJOY TODAY

2023.11.4sat

【今月のエンタメ&カルチャー】映画『アナログ』舞台挨拶や須藤蓮監督のイベントレポートも|2023年11月

今月おすすめの映画やドラマ、音楽などをピックアップ!貴重なインタビューや舞台挨拶の模様をお届けします。

映画『アナログ』

俳優の二宮和也さんが主演を、女優の波瑠さんがヒロインを演じたラブストーリー、映画『アナログ』が2023年10月6日(金)から全国の劇場で上映中!ビートたけしさんの小説『アナログ』を原作にしている本作。“恋をしたのは、携帯を持たない君でしたーー”という印象的フレーズと共に、この秋一番の感動作として、早くも話題となっています。

この記事では、舞台挨拶の様子をお届けします。お三方の名古屋の印象や、作品が何度も見たくなるポイントなどは、すでに映画を見た人も必見です。主演の二宮さん、同僚役を演じた今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇した舞台挨拶の模様は下記の記事をチェック!

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【大ヒット上映中】映画『アナログ』名古屋での舞台挨拶に二宮和也さん、今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇!

【大ヒット上映中】映画『アナログ』名古屋での舞台挨拶に二宮和也さん、今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇!

俳優の二宮和也さんが主演を、女優の波瑠さんがヒロインを演じたラブストーリー、映画『アナログ』が2023年10月6日(金)から全国の劇場で上映中! 2023年10月17日(火)、名古屋「ミッドランドスクエア シネマ」では、上映会&大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、主演の二宮さん、同僚役を演じた今井隆文さん、タカハタ秀太監督が登壇しました。 ビートたけしさんの小説『アナログ』を原作にしている本作。“恋をしたのは、携帯を持たない君でしたーー”という印象的フレーズと共に、この秋一番の感動作として、早くも話題となっています。 この記事では、舞台挨拶の様子をお届けします。お三方の名古屋の印象や、作品が何度も見たくなるポイントなどは、すでに映画を見た人も必見です! STORY 手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をする。二人で積み重ねるかけがえのない時間。悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズすることを決意。しかし、当日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。なぜみゆきは突然姿を消したのか。彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは。ふたりだけの“特別な木曜日”は、再び訪れるのかーー。“大切な人に会える”その喜びを改めて知った今だからこそ。愛の原点を描いたラブストーリー。 監督おすすめの名古屋名物は「コンパル」のエビフライサンド! 左から、今井隆文さん、二宮和也さん、タカハタ秀太監督 ――まずは、一言ずつご挨拶をお願いします。 二宮さん 本日は、数ある映画の中で『アナログ』を選んでいただき、ありがとうございます。皆さん先ほど見終わったばかりということで、(スクリーンを指して)こういった映画です(笑) 我ながら良い映画だと思っています。本日はよろしくお願いします。 今井さん (二宮さん演じる)悟の同僚・坂上を演じた今井隆文です。本日はよろしくお願いします。 監督 名古屋の皆さん、今日は平日のお昼にも関わらず、たくさんの方にお越しいただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。僕は名古屋に来たら、必ず「コンパル」でエビフライサンドを買います。 二宮さん へぇ~! 監督 これが本当においしくて。ぜひ。 二宮さん それはぜひ買って帰りたいですね。 ――おすすめしていただき、ありがとうございます。名古屋のお話がさっそく出ましたが、お三方は舞台挨拶の前に、中部電力 MIRAI TOWERに行かれたということで。一瞬ではあったと思いますが、どうでしたか。 二宮さん オアシス21の広場の手前に“NAGOYA”っていうロゴがあるじゃないですか。それを3人で隠して、写真を撮ってきました。 会場 (笑) ――二宮さん、名古屋は久しぶりですよね。 二宮さん そうですね…。あれ?僕って大河ドラマやってないですもんね? 会場 (笑) 今井さん やられてないです。大丈夫です。合ってます(笑) 二宮さん そうですよね(笑) それこそ映画の舞台挨拶なんていうのは、余計に久しぶりです。 今井さん 僕はあまり来たことがなくて。多分人生で3回目ぐらいですね。 二宮さん えぇー!お芝居でも来てないですか? 今井さん 多分、舞台の上映会で1度来たことがあって。僕、脚本を書くこともあるのですが、そのときは全然脚本が書けなくて…。ホテルに閉じこもっていたので、外を歩けず、今日もいろんなところをアテンドされるがまま、ここに到着したっていう感じで。だからさっきの“NAGOYA”での撮影も、ちゃんと行くことが大事だなと感じました。 ――本日は大阪、名古屋、東京を巡られるということで、名古屋でゆっくりできる機会があれば、そのときはぜひ、監督おすすめのエビフライサンドも味わっていただきたいです。 次のページ… 今井さん驚き!二宮さんとの初対面エピソード 今井さん驚き!二宮さんとの初対面エピソード ――二宮さんと今井さんは今回が初共演ということで、お互いの印象をお聞かせください。 今井さん 二宮さんは、はじめましてのご挨拶のときに、「二宮和也です。お世話になります」って言ってくれて。大体はじめましての方って「よろしくお願いします」が多いじゃないですか。 でもこの作品中は「お世話になります」って言うと、同時に“何か一緒に作りましょう”みたいな思いをもらった感じがして。これめちゃくちゃ良いワードだなと思い、それから僕も使わせてもらってます。 二宮さん へぇ~、良かった。今後も使っていこう。 今井さん いやいや、普段から使ってますよね?今回が初めてですか?(笑) 二宮さん 使う、使う(笑) 基本そうです。でも普段から使いません? 監督 挨拶ではよく使いますよね。 今井さん えぇ!僕、結構役者やっていますが、俳優の方に言われたのは初めてでした。だから本当に座組の一員になれた感じがして。 二宮さん うれしい。僕は今井さんとの初対面のことは、ちょっと覚えてなくて。どうだったかな…。 会場 (笑) 二宮さん それこそ今井さんと共演した会議のシーンは、現場全体のクランクインの日で、ささっと流れるように撮影を行いましたよね。 監督 そうです。初日ということもあって、固い雰囲気もありましたが。 ――全然そんな風には見えませんでした! 今井さん 基本、二宮さんが他愛もない話をずっと喋ってくれて。他の俳優さんからも二宮さんはすごく喋ってくれるから、めちゃくちゃ楽しいよって聞いていました。 二宮さん 他愛もない話というか、最初の会話って最初しかできないじゃないですか。もう何シーンか撮った方たちと、「今日天気いいですね」なんて話はできないので。会ったことない方たちって、はじめましての特権と言いますか、唯一そういう会話ができる人だなって思ってます。 ――二宮さんの止まらない会話のおかげで、良い空気感が生まれていたのですね。短いシーンではありましたが、皆さんのキャラクターがとてもよく分かる場面でした。 今井さん 撮影自体もすぐに終わりましたよね。二宮さんが天才的なスマホの落とし方をされて。 監督 そうそう。一発できれいに落としてくれて(笑) もう一度見たくなること間違いなし!お三方が語る、注目ポイント ――他にも様々なシーンがありますよね。会場の皆さんは見終えたばかりですが、もし、もう一度ご覧いただけるなら、ここに注目してほしいといったポイントはありますか。 監督 撮影の中盤ぐらいで、和也さんが「悟より、みゆき(波瑠さんの役名)の方が、惚れてるな」って言い出して。本来は、悟がみゆきに一目惚れをして、毎週アプローチを続けることで、愛を育んできたじゃないですか。当然、物語は悟目線で描いているので、皆さんはどう感じられたか分かりませんが、再び見ていただける機会があれば、みゆき目線で見てみるのも面白いかもしれません。 ――リリー・フランキーさん演じる、2人を静かに見守るマスターの目線になることもできますよね。 今井さん 確かに、それもできますね。僕は特に、最後の海のシーンが好きで。悟の座り方に注目しています。すごい細かい見方をしているのですが、ここに悟の人間性が全部出ていて! 二宮さん そんな!?(笑) 会場 うんうん。 今井さん ほらほら!このシーンだけではないですが、とてもかわいらしい座り方をしていて。それが、健気に見えて愛おしく感じました。 ――皆さん次ご覧になるときは注目ですね。 二宮さん 僕はですね、悟とみゆきが海に行くところで、飛行機が飛んでいくシーンがあって、編集?手法?と言いますか。設定では夜の場面ですが、実際は朝方に撮影していて。 会場 えぇ! 二宮さん でしょ?(笑)リアルに夜撮影していたら、多分何にも見えなかったと思うんですよね。“つぶし”っていう手法を使うことで、夜なのに全部見えるっていうシーンで。僕もこの手法は初めて知りましたが、すごい新鮮で、だけど違和感なく見えたというか。 ――私も何度も観ていますが、まさにもう一度観たくなるポイントですね。 次のページ… 二宮さん発案のセリフを見つけて 二宮さん発案のセリフを見つけて 現場での仲の良さが伝わってくる、お三方の和んだ雰囲気が印象的でした ――さて、あっという間に終盤となりましたが、まだまだ喋り足りないことはありませんか。 今井さん 凧を飛ばして、糸電話を作るじゃないですか。悟、サステナブルだなと思いました(笑) 二宮さん そこ?(笑) あれは悟の「電話で話してみたい」っていう思いのもと、起きたアクションですからね。 監督 でも「電話したい」ってセリフも、実は和也さんの発案ですよ。 二宮さん ええ?僕でしたっけ? 監督 和也さんが発案したセリフ、結構ありますよ。 今井さん 覚えてないんですか?(笑) 二宮さんはやっぱり憑依型ですね。 監督 海で焼鳥屋の写真を見るやり取りも、“二宮アイデア”です。焼鳥屋のシーンを撮影したときは、写真を撮り忘れてしまって。次の日に「みゆきさんと写真撮っておけば良かったね」ってなって、もう1度ロケを組み直しました。 ――覚えていないのも、今は二宮さんですから、役になりきっていたということですね。どんどん良い話が出てきますが、お時間となりましたので、最後にお客さまに向けて代表して二宮さん、メッセージをお願いします。 二宮さん 改めまして、本日は映画『アナログ』を選んでいただき、ありがとうございました。みんなで話していると、それは俺だったのかとか、それは誰だったのかということが、実際に蘇ってくるので、答え合わせではありませんが、一つの映画作品となって、皆さまと共有できるのは本当にありがたいな、うれしいなと感じています。 この先もずっとこのまま映画が残っていきますが、こんなにもたくさんの方が一か所に集まって、一緒に映画を観るって、こういう機会でないと、なかなかできません。多くの方と、この感情を共有できる、このような機会を僕らも何回もやれたらいいなと思っています。 また、名古屋にも来られたらなと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。 会場 (拍手) ――皆さまも少しの時間でしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。本日お三方に聞いたポイントを踏まえ、また2度、3度と皆さんでご覧いただければと思います。本日はどうもありがとうございました。 EDITOR SETO 私も予告の段階から公開楽しみにしていた、映画『アナログ』。二宮さん演じる悟に思わず感情移入してしまい、映画は涙なしには見られませんでした。波瑠さん演じる携帯を持たないみゆきとの恋愛は、デジタルが発達した現代では想像も付かないもので、新鮮さも感じます。お三方の話を聞いて、注目ポイントを抑えつつ、次はいろんな登場人物の目線になって、映画を鑑賞したいと思いました。まだ劇場へ足を運べていない方も、すでに鑑賞された方も、何度でも見たくなるこの秋一番の感動作をぜひ劇場でご覧ください! 映画『アナログ』 出演 二宮和也 波瑠 桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎(なにわ男子)、坂井真紀、筒井真理子、宮川大輔、佐津川愛美、鈴木浩介、板谷由夏、高橋惠子、リリー・フランキー 監督 タカハタ秀太 原作 ビートたけし『アナログ』(集英社文庫) 脚本 港岳彦 音楽 内澤崇仁 インスパイアソング:幾田りら「With」(ソニー・ミュージックエンタテインメント) 製作 「アナログ」製作委員会 制作プロダクション アスミック・エースAOI Pro. 配給 東宝 アスミック・エース 公式サイト https://analog-movie.com/ ©︎2023「アナログ」製作委員会©︎T.N GON Co., Ltd. ※掲載内容は2023年10月時点の情報です

映画『ABYSS アビス』

映画『逆光』で監督デビューを果たし、昨年の「ぎふ柳ヶ瀬夏まつり」をプロデュースしたことでも記憶に新しい須藤蓮さんの新作『ABYSS アビス』が絶賛公開中!須藤蓮監督が登壇した岐阜のトークイベントの模様は下記からチェック。

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映画『ABYSS アビス』が絶賛公開中!岐阜のトークイベントに大森南朋さん、須藤蓮さん、庄司信也さんが登壇!

映画『ABYSS アビス』が絶賛公開中!岐阜のトークイベントに大森南朋さん、須藤蓮さん、庄司信也さんが登壇!

映画『逆光』で監督デビューを果たし、昨年の「ぎふ柳ヶ瀬夏まつり」をプロデュースしたことでも記憶に新しい須藤蓮さんの新作『ABYSS アビス』が絶賛公開中!再び、脚本家・渡辺あやさんとタッグを組んだ待望の2作目は、渋谷という都会の喧騒と海の静寂を行き来する若者の<傷>と<再生>を描きます。公開を記念し、岐阜のCINEXでは、「第78回CINEX映画塾」に本作で監督・主演を務めた須藤蓮さんが登壇。ロイヤル劇場では、思いやるプロジェクト「須藤蓮さんセレクト35ミリフィルム上映のトークショー」に俳優の大森南朋さん、須藤蓮さん、クリエイティブディレクターの庄司信也さんが登壇しました。その様子をお届けします。 10/28(土)に開催された第78回CINEX映画塾に『ABYSS アビス』監督・主演の須藤蓮さんが登壇! 『ABYSS アビス』STORY 渋谷のバーでバイトをしながら暮らすケイの元に、行方不明だった兄が故郷の海で自殺したと報せが届く。葬儀でかつて兄に乱暴されていたルミと出会い、ケイは強く惹かれていく。その後、偶然再会し、傷つくケイに手を差し伸べるルミ。そんな彼女にケイは安らぎを覚え、ますます想いを強くする。しかしあるとき、ルミはケイに全てを知られ、ケイの目のまえから姿を消した。しばらくして突然ケイの元に戻ってきたルミは身も心も傷だらけで…そこから二人の逃避行が始まる。 岐阜新聞映画部 後藤さん 昨年、大イベントをやって岐阜柳ヶ瀬商店街を盛り上げ、本当にいろいろ活躍してくれた須藤蓮さん。その時に、当時は『blue rondo』のタイトルで新しい映画に取り組んでいると聞いて、新作ができたら必ずCINEXに来てねと話していました。その約束を果たして本日は、お忙しい中、来ていただきました。 須藤監督 今日はみなさま、ありがとうございます。監督と主演を務めました須藤蓮です。久しぶりに岐阜柳ヶ瀬商店街に来ることができて本当にうれしいです。今日は、どうぞよろしくお願い致します。 後藤さん お帰りなさい!久々の柳ヶ瀬はどうですか? 須藤監督 お久しぶりです。新しいビルが建っていたり、人通りが今日はたくさんいらっしゃいましたね。活気づいているようですごくうれしかったです。今日は、ロイヤルビルのコメディアンでヒレカツ定食を食べてきました。相変わらず、めちゃくちゃおいしかったです。 脚本家・渡辺あやさんと共同脚本!その誕生秘話 後藤さん 岐阜のお店も詳しくなっちゃいましたね。前作『逆光』は、脚本家の渡辺あやさんの脚本でしたが、今回は、完全に須藤蓮さんの自伝的な要素を織り交ぜた脚本でした。音楽はあまり入っていない仮の完成したバージョンを新宿で観させていただいたんですけど、非常に感動したんですね。音楽や編集が入った後に観ると、また違った視点で新しい『ABYSS アビス』にもなっていた。本当に僕は映画が大好きなんですが、須藤さんが持っているアーティスティックな面や魅力、いろんな叫びが本当に伝わってきて、本当に感動したんです。監督は、いかがでしょうか? 須藤監督 前作『逆光』は脚本が渡辺あやさんで、もちろん自分の監督作品であるんですけど、自分の内面をさらけ出して描く作品というよりは、脚本の描きだしているものを翻訳していくような作業に近かったです。『逆光』を制作する以前に『ABYSS アビス』の脚本を書き始めていたので、元々僕にとっては1作目になる予定でした。2018年くらいに書いたので、それをいかに映画として観るに値するものにできるかという作業で自分と向き合い、ものすごい腕力が必要でした。こうして観ていただけて本当にうれしいです。 後藤さん 本作はラブストーリーでもあるんですけど、音のプロトもすごく素敵だなと思いますし、このポスターは、これはアートですよね。須藤くんや佐々木さんの顔も商業的なものではなく、美術館に飾っていいようなビジュアルで、監督の想いが1つひとつの表現で痛いぐらいに感じました。観る度に、この恋は現代ではこういう形でしか成立しないのかと、そんなことを思ったりして、不燃性も兼ねそろえているような感じでした。渡辺あやさんとやっていく中で、自分のストーリーをどのように仕上げていったんですか? 須藤監督 元々映画監督をするつもりがまだなかったあどけない役者の僕が、自分が出る作品を自分で準備したくて作り始めたんです。脚本家の渡辺あやさんにどういうふうにしたら脚本が作れるのかをアドバイスしていただきながら、3シーンくらい書いたら、直していただき、また3シーンくらい書いて送ってと、そういうやりとりの中で脚本のようなものが完成していきました。転換は、渡辺あやさんのアドバイスのお力をお借りして作っている部分がありますね。 後藤さん 1年前に渡辺あやさんに聞いた時に、蓮くんを投げ飛ばしても投げ飛ばしても、普通はそこまで根性なく返してこない人が多いのに、蓮くんはすごい勢いで来るとおっしゃっていました。 須藤監督 汚い野菜みたいに例えていましたよね。 (泥のついた)汚い野菜が送られてくるから、洗って返しているみたいな、書くという意味では、そういうクオリティのものしか書けなくて、でも本作は『逆光』と違って難しさを撮影の時に痛感しました。 『逆光』は、渡辺あやさんが最初から最後まで紡いでいるので、映像になることを前提として脚本が書かれていて、撮るとそのまま映画になります。着ると足が速くなる服を着ているような、自分にすごく似合う服を着て歩いているような、やりやすさが『逆光』にはありました。『ABYSS アビス』は、実体験も含めた自分の知っている世界を描いているので、70年代を舞台に描く、自分とはかけ離れた『逆光』のほうが難しいように思っていたんですが、いざ現場に入ってみると『ABYSS アビス』のキャラクターと自分の距離が近すぎてしまって、客観視しながら物語を作っていく、客観性を帯びさせていくのに時間がかかって、すごく難易度が高かったですね。 映画音楽は、岩崎太整さんが推す期待の新人!辻田絢菜さん 後藤さん 好きなシーンはたくさんありますが、特に好きなシーンが、烏のシーン。佐々木さんのワンピースだったり、蓮くんがバイトの朝に見る烏(カラス)だったり、黒を連想させる一連の流れの美しさが良かったです。音楽も本作の特筆すべき点で、映画音楽は初めての方なんですよね? 須藤監督 映画音楽は初めての方ですが、映画『竜とそばかすの姫』などを手掛け、去年のぎふ柳ヶ瀬夏まつり「1日限りの昭和歌謡ショー」のプロデューサーも務めてくださった岩崎太整さんがものすごい新人の方がいるから、ぜひ一緒にやってほしいとご紹介してくださいました。その理由が、水の表現が優れているからとのことで、言葉にならないようなことを音楽として形作るのに長けた方でした。 後藤さん 音楽は、映像を観て作っているんですか? 須藤監督 逆ですね。『逆光』の時は、ある程度映像ができていて、編集が終わった段階でお見せして、何曲かまとめて送っていただいて、こんな感じの曲があるとうれしいですと打ち合わせをし、それをどうはめていくかを決めていきました。『ABYSS アビス』は、ここにこういう曲が欲しいというのを伝えて、1曲ずつやっていったので、音楽作業に1年ぐらいかかって、耳鳴りの音のシーンとか、烏のシーンもそうですが、シーンごとに探っていくような感じでした。 烏は本作を作る上で結構モチーフにしていて、人間ってエネルギーが停滞していくと黒を着る傾向があるみたいで、ピンクとか黄色とか元気じゃないと着られないじゃないですか。喪服とか、2人が着ている服も黒が中心です。意識して脚本の時は書いてなかったんですが、絵コンテの時、烏は鳩の設定でした。実際に代々木公園へ見に行ったら、烏しかいなくて…でも、烏になると急に意味が出てくるなと思って。嫌われものの烏に社会の中で隅っこにいる人たちが黒い服を着てエサをあげるって、1つの象徴的な意味にも見えるなと。海のダンスシーンも鳥のようなイメージで作っていました。 次のページ… 大きなスクリーンでぜひ観てほしい、妥協できずにこだわり続けた音楽と映像美! 大きなスクリーンでぜひ観てほしい、妥協できずにこだわり続けた音楽と映像美! 後藤さん カメラは『逆光』と同じく、須藤しぐまさんがやっていて、前作のカメラがすごく素敵で、天性のものだなと思いました。去年の柳ヶ瀬のイベントで隣りにいたのがしぐまさんでうれしくなっちゃって、ずっと話していました。映画は初めてなの?と話していたら、蓮くんといろいろ相談してやっているのが楽しいと話してくれて、2作目もやっているんですってその時に言っていましたが、『ABYSS アビス』もやっぱり素晴らしい!本当に海のシーンも・・千葉の海ですか?あれは、見たことのないような光の捉え方でしたね。 須藤監督 光の捉え方がものすごく上手なカメラマンで、美意識も高くて、手持ちで歩かせているだけで絵になり続けるので、むちゃぶりのしがいのあるカメラマンですね。彼のカメラワークもすごく独特で、手持ちでわざと波みたいな揺れを作ったりして、編集が大変なんですが、揺れているカメラと揺れているカメラをぶつけると、なんか没入感が出たりするんです。止まっている予想通りに動くカメラと違って、予想外の動きをするカメラは、編集の切り取る部分によって、形を変えたり、曲がる素材のようで、編集頼みの撮り方でもありますが、面白いです。 後藤さん 編集には、しぐまさんも入っているんですか? 須藤監督 色を作っているのは彼なので、一緒に作っていきますね。ものすごく感覚が良い人なので、いないと困りますね。 後藤さん この情報量は大きな映画館で観るのがやはり良いですね。 須藤監督 音や色も1回作った後に何回か作り直していて、妥協できなかったです。後藤さんに六本木で観ていただいた試写からまた作り直していて、細かく磨き直すような作業をしていました。言葉や音がちゃんとクラブの音をすり抜けて、お客さんに届くのかなど、細かい部分も気になっちゃって、自分の思い描いた理想を目指して走るよりは、嫌だと思う部分を取り除く作業でした。最初、素材を並べると、音もあまり良くないし、編集も良くないし、蕁麻疹が出るくらいのストレスなんですけど、その中で自分にとって余分な要素を削いでいくような感じです。 生きづらい世界をちゃんと辛く描くことで、前が向ける 後藤さん 映画監督として若いのにこだわりも含めて、素晴らしいなと思います。今回、ロイヤル劇場で今日から『トレインスポッティング』、昨日まで大島渚監督の『青春残酷物語』のデビュー2作品目の映画を上映していて、大島渚監督は、詳しく言うと3作目の映画になりますが、ちょうど1本目は短編の『愛と希望の街』があって、『逆光』と『ABYSS アビス』がある蓮くんと少し似ているように思います。『ABYSS アビス』と『青春残酷物語』のベースは同じで、日本がこんなに生きづらい、社会的に若い子がこんなに社会の犠牲になるようなところなど。 須藤監督 『青春残酷物語』は、学生運動が真っ只中ぐらいに撮られた作品かと思いますが、すごくオマージュされている作品でもあって、りんごをかじるシーンは、僕がいま一番好きな中国のビー・ガン監督の映画の中でもオマージュされていて、本当にいろんな映画に出てきます。りんごをかじりながら、学生運動がいかに虚無に向かっていくのかを語っているシーンがありますが、映画なのに無意識に観ている人を導ていていますよね。 後藤さん 1960年の作品ですが、大島渚さんも非常に映画作りにこだわって、いろんな要素を取り入れて、新しい映画を発信した流れが、須藤蓮監督にも脈々と受け継がれていて、映画界を変えるぐらいの気合いをこの2作で感じているんですよね。『青春残酷物語』が当時、大ヒットしたんです。『ABYSS アビス』ももっと多くの人に観てほしいですね。妻と『ABYSS アビス』を観て、その時に「今の20代ってこんなに辛いのか、生きたくないぐらいにがんじがらめで、どうしたらいいのかわからないと思っているのが本当に辛かった」と言っていて、その瞬間は僕にも伝わったし、観る人にも伝わる映画ですね。 須藤監督 はっきり言うといま、社会にどん詰まりのような雰囲気があって、そういう時期に自分がどういう映画を観たいかなと思って、最後を持ち上げたようなエンディングよりは、ちゃんと1回底まで見ないと、上がってこられないような気がしました。 後藤さん 辛い映画をちゃんと辛く作るところが素晴らしい。 須藤監督 僕の好きな小説家の言葉で「二流の小説は、観客をエクスタシーに持ち上げていくんだけど、本当の作品はそう見せかけて、気づいたら全身に毒が回っているような作品が本当の文学だ」みたいな言葉がありますが、そこに感銘を受けて、いつかそういうようなものを目指して作品を作りたい、美しさで誤魔化しながらもなんか毒のあるような作品が好きですね。文学を読んでいる時の呼吸の感覚って、普段自分が生きている世界とは違って少し呼吸が深く感じられて、安心感がある。現実世界と違う空気が流れたりする時があるじゃないですか、人間には、感情の筋肉みたいなのがあって、僕たちの知っている肉体的な筋肉じゃなくて、いい映画を観た時に体の中を巡っていく謎の筋肉のようなもの。朝に散歩をするように、感情の筋肉を動かすことで、生きるということに変化を加えていくような、そんなことが1つの芸術の役割のように思っています。そういうものに僕も救われてきました。僕の世代って好きなものしか選ばなくなっていくので、知らないものとの接触がなくなっていくんですよね。 後藤さん 新聞もそうですよ。見たくない記事もありますけど、隅っこに載っていると気になって思わず読むこともあります。自分が求めてないものとの出合いも大事ですよね。 須藤監督 自分が求めてないものが正面からぶつかってくることが、文化であり、社会であり、恋愛であり、生きるってことだなと僕は思うんですけど、そういうことが生きていてなかなかないので、それに対する危機感はあります。このままだと、自分の心地よいものだけ摂取して、ほどほどの薄っぺらい人生で死んでいくんだなと、そういう危機感がなぜかあって、よくわからないものにぶつかってみたり、その結果生まれた作品でもあるのかなと。 もう一度観返したくなる!美しく印象的だった“海中”のシーン。実は…ルミといたのはお兄さん? 後藤さん 本作1つのポイントでもある“海の目と目が合うと死んじゃうよ”って言葉は、一般的に考えると、子どもを海に行かせないようにするために言っていたのかと思いますが、蓮くんとしては海をどう捉えていたのでしょうか? 須藤監督 目は扉のようなイメージで撮影していました。潜在意識のような、海が精神世界のようなもので、瞑想している時って、波のようにゆらゆら揺れて、沈んでいったりするじゃないですか。自分の肉体を超越した流れって、ものすごい多幸感にあふれながらも同時に地獄のようなものかなと思って。自然がそうで、ものすごく豊かで幸せを与えてくれるような時もあれば、夜の崖のように死を感じさせたりもする。全く同じ場所であるということが憑依一体であり、同時性がある。人間が考える幸福と地獄ってはっきり分かれると思いますが、そうではなく、同時的で人間の感覚を超えた流れが存在していて、そこにアクセスする扉みたいなものが海の目なのかな。見えてしまうと、すごく幸せでもあり同時に死を感じるような、そういうイメージでした。 後藤さん 海を介してお兄さんを理解していく、海への想いを聞いてより沁みますね。 須藤監督 人間の体には液体があるじゃないですか。振り付けを覚えて踊る能は、同時に体が自動に動いたり、オートメーションのような、その場で踊っているようなイメージがあって、そういう自分の体の中にある液体が海の液体と響き合うことで、オートマティカルなものを帯びていくように思いました。 後藤さん 1度観た時はわからなかったんですが、海の中でルミさんと抱き合っているのは、ケイくんじゃなくてお兄さんなんですね。 須藤監督 だんだん兄と同化していくような話でもあるので面白いかなと。あまり説明してこなかったんですが、元々はルミがいなくなって崖の上で起きるシーンがありました。そこはカットしたので、伝わりづらかったのかもですが、海のシーンは、ルミとケイが邂逅しているのではなく、海という兄が死んだ場所で喪服を着て踊っているわけで、祈りや浄化みたいなものを捧げた結果、海の中に吸い込まれていった。きっとルミは海の目を見たんじゃないかなと思っています。吸い込まれた先には、ものすごく生々しく輝いている生のシーンながら、兄・ユウタの死があり、生と死が混在したような世界で、最も美しく映画の中で輝くようにしたくて、そこの比較として描いたのが都会の海のクラブで暴れているシーンです。 後藤さん キーンって音もしますよね。 須藤監督 あれは、現実と切り離された時にそういう音がするなと思って、例えば今、僕の携帯に家族が亡くなったと連絡が入ったとしたら、この世界から一気に切り離されるじゃないですか。そういう時にキーンって音が鳴っている気がして、そういう時って、この会話の喜びだったり、この光の色だったり、感じられなくなって、現実から切り離されて小さくまとまってしまう。そんな時に鳴っている音を鳴らしてくださいってむちゃぶりを投げていました。 映画館は、体験として最先端のものを届けていける場に変化していくタイミング お客さん 須藤さんの作品が初めてで、第1作目としては新人の人ではない作風だなと思いましたが、どんな方に影響されているのでしょうか。 須藤監督 元々映画監督を目指していないため、他の映画監督さんみたいに数多くの作品を観ているわけではなく、そのベースで作っていますが、『ABYSS アビス』で1番影響を受けたのは、韓国の巨匠イ・チャンドン監督の『バーニング』や、ビー・ガン監督の『ロングデイズ ・ジャーニー この夜の涯てへ』と、映画『COLD WAR』など、少しビターな作りの大人の映画とか、香港のウォン・カーウァイ監督など、アジア映画にプラスしてヨーロッパの巨匠の方の影響を僭越ながら受けさせていただいています。ラストシーンがバッドエンドな文学が大好きで、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』とか、スタンダールの『赤と黒』などもそうです。坂口安吾の『堕落論』を読んだ時、戦争が美しいと平気で書く当時の文学者に、すごい覚悟と迫力、感動を覚えました。最近だと、宮崎駿監督の最新作のどあたまのシーンの言語化させない迫力、即こっちの深層心理に入りこんでくる、そういうものを観ると感動してしまいますね。そういう作品を観る度に言葉にできず、感動してきたので、そういうものをいつか作りたいと思いながら、作っています。 お客さん 後藤さんには、柳ヶ瀬の衰退の話がありましたが、新聞社の方としていかがでしょうか。 後藤さん 8年前に映画部を始めたきっかけは、私自身が岐阜新聞の東京支社に長年におりまして、各エリアの新聞社からまたこの映画館がつぶれたとか、またこの商店街がだめになったなど、いろんな話を聞きます。新聞社は街の中心になって、メディアとして長年やっておりますが、新聞社にいながら、地元のメディアとして何ができるんだろうって考え、ここ岐阜の柳ヶ瀬には、劇場通りがあり、映画文化がある、映画館が消えてしまうことだけはと思って。映画館があるとないとでは、絶対違うことだと思います。今はシネコンという、素晴らしい映画を簡単に届けてくれる映画館もありますが、商店街にある、この劇場を背負った文化がこの街にあるということが重要で、何かお手伝いできればと思ってやっています。時の流れによって、リニューアルすることで、それなりに息を吹き返したりすることもありますが、ロイヤル劇場はやっぱりまだ日本にずっと残すべきだという思いがありますし、映画人の方と語ることによって、映画を通じてどのように日本を変えたいとか、そういう気持ちを通じ合わせることで結果、街の文化のプラスになっていくんじゃないかなと思っています。 お客さん いい映画を観させていただきました。前回、『逆光』も観ておりますが、ドキドキしていました。須藤監督は表現者として、様々な才能を発揮しながら作っていますが、それだけでなくて、映画というその役割みたいなものを何か変えようとするような思いがたくさんあるのかなと思いました。クラウドファンディングもしておりましたし、一人でもいく勢いがすごく魅力的。きっと敵もたくさんいると思いますが、そういうところに突っ込んでいくのがしびれるなと思っています。今後も頑張ってください! 須藤監督 僕の世代で映画市場のルールを知っている人があまりいないんじゃないかなと思います。そんな中で僕が映画を作って宣伝をしたいってなって、僕はルールを勉強して、これってよく考えたら結構この先しんどくないかなってことに当たり前に気づきました。元々役者なので、いい映画に出たい、アート的な作品にも出ていきたい、それで生活していきたいっていうのがベースにあって、それを実現するのがなかなか難しいことも理解していく中で、時代がものすごいスピードで変わっていますので、映画という媒体がどんな価値を人に提供できるのかを考えざるを得なくなってきた。 戦いを挑みたいわけではなくて、映画を好きになった身としては、何ができるのかなってことを考え、それに対して結果戦うことになっても、それは戦えばいいのかなって思っています。やっぱりNetflix、Amazonプライムは便利で、その素晴らしさを否定することもないのですが、僕の世代の若者にも映画文化を届くといいなと。昔は最新の情報を映画のメディアを通じて届けていたんだろうなと思いますし、映画館は、体験として最先端のものを届けていける場に変化していくタイミングなのかなとも思います。情報価値より、こういう映画を観て、こういう気持ちになりたいという体験の価値が伝わった時に、お客さんの心が動く。そういうところにうまくアクセスできたら、僕の世代の人たちも映画館に戻ってくるんだろうなと思っていて、そういう場にできたらなとの思いも込めて、『トレインスポッティング』という映画を選定しました。映画館で観ることが体験として面白そうで、忘れられないものになるのかなと思います。変わるということは必ずしも悪いことだとは思わないので、自分も映画という表現にこだわりを持っていますので、僕らの世代でできることは大人の力を借りて、なるべく戦わずにやっていきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 次のページ… 10/29(日)に開催された、思いやるプロジェクトに俳優の大森南朋さん、須藤蓮さん、クリエイティブディレクターの庄司信也さんが登壇! 10/29(日)に開催された、思いやるプロジェクトに俳優の大森南朋さん、須藤蓮さん、クリエイティブディレクターの庄司信也さんが登壇! 岐阜イベント2日目は、貝印AUGERの協賛でロイヤル劇場にて、思いやるプロジェクト「須藤蓮さんセレクト35ミリフィルム上映&トークショー」が開催されました。セレクトした映画『トレインスポッティング』や、当時の映画とファッション、音楽について、俳優の大森南朋さん、須藤蓮さん、クリエイティブディレクターの庄司信也さんが熱く語りました。 『トレインスポッティング』STORY 舞台はスコットランドのエディンバラ。ヘロイン中毒の仲間たちとさえない日常を送っていたレントンは、何度も薬物を断つ決意をするものの、毎度その意志は打ち砕かれる。でもそれではいけないと、レントンは薬物依存を乗り越えロンドンで就職するが―。 庄司さん みなさん、こんにちは。日曜日の昼下がりとは思えないような内容でどうでした? 大森さん 初めての人は衝撃ですよね。 須藤さん 初めて今日、『トレインスポッティング』観たよって人はどれぐらいいますか? 大森さん なんか須藤がすみません!(笑) 須藤さん 大好きな映画なんですけど、劇場でもちろん観たことが僕はなかったので、さっき一番後ろで観ていて、選定やらかしたかもって思うぐらいの映画でしたね。いかがですか? 庄司さん 須藤さんは96年生まれということで、映画と一緒ですね。27年前の映画。当時は90年代ですね。私は、山形県出身なんですけど、やっぱこれがすごくヤングには刺さるというか、これを観てればお洒落なんだろうとか、これを抑えてればいけてんじゃないかみたいなフィーリングで鼻たらして観ていました。 大森さん ちょっと何者かわからない人もいると思うのでご紹介します。庄司信也くんと言って音楽のプロデュースをしたり、色々企画をやったりする方で、僕のカルチャーの先生のような人です。 庄司さん よろしくお願いします。 須藤さん 僕、さっき観ていて、この映画が流行ったってこと自体がちょっと信じられないなと思って。どんな気分で当時公開を迎えられたのかをすごく聞きたいなって思っていました。南朋さんは、当時おいくつぐらいでした? 大森さん 25、26ぐらいかな。 庄司さん ちょっと噂だと斜に構えて、しばらく観なかったみたいにおっしゃるんですけど。 大森さん そうそう、カルチャー誌『CUT』とか『SWITCH』とかで、当時そういう雑誌しか情報源がなくて、とんでもないお洒落な映画がイギリスあたりからやってきて、なんだよと思って、当時は劇場で観てないんですよ。だいぶ経ってから観たんじゃないかな。だから俺、語れるほどの能力を持ってないんだよ。でも、(配給元の)アスミック・エースとパルコの文字が出ると感動するね。 庄司さん このタッチでいくと、『バッファロー’66』もこのタッチですよね。 大森さん イギリス方面から来るやつだと、ちょっと前に『シド・アンド・ナンシー』もある。俺が高校生ぐらいの時に、一緒に観に行ってくれる友達がいなくて一人でパルコ行ったら、『シド・アンド・ナンシー』ってパンクスの映画だから、僕以外の人たちみんな本当のパンクみたいな人がいて、すごく怖くて走って帰った(笑)高校生の思い出です。 庄司さん 僕は18歳でしたね。初めて今日ご覧になったお客様と同じような気持ちだったと思うんですけど、かっこいいスタイリッシュなお洒落な作り物が多かったんで、その気持ちで行ったら、内容がああいうことだったんで、結構ショックでしたね。 須藤さん トイレがいきなりね、びっくりしましたよね。 庄司さん さっき声が上がってましたよ! 須藤さん お客さんで帰った人2人ぐらいいましたよ!あのシーンで!? 庄司さん ダニー・ボイルさん、結構えぐい演出が多いんでね。痛みが伴っているというか。赤ちゃんのシーンとかね。 大森さん みなさん、観たばっかりだからもう衝撃的すぎじゃない?あんな赤ちゃん。 庄司さん これだから、当時お洒落な映画だとか言われても、え?って感じですよね。 須藤さん 当時はやっぱり、その満席の劇場みたいな感じで日本でも流行っていたんですか? 庄司さん 僕は田舎の単館のフォーラムっていう映画館で観たんですけど、やっぱいましたね。ただ、客層は若かったんですよ、僕らみたいな。薬もやったことないんでね、イマイチわかってないですよね(笑)まあ飛んでるんだなっていうのはわかるんですけど。 大森さん 日常的すぎるもんね。でも、あの頃のスコットランドは、あんな感じだったんでしょう。 庄司さん その時のイギリスが元気がなかったと言いますか、自信がなかった時代なんですよ。サッチャー政権で、暗い疎遠で、先行きが見えない若者たちが短絡的に薬で非日常へ行くみたいな。それが本当に日常的にあって、日本だとピンとこないと思うんですけど、海外でもそれが普通で、『さらば青春の光』はそうですよね。 須藤さん あの山に向かって唐突ですよね。電車のステーションに絶望している4人がバーンって降りて、山に向かって叫んで引き返していくみたいな。昨日、解説で読んだだけなんですけど、あのシーンは、その当時スコットランドの大自然万歳みたいな映画がある中で、それに対してそんなものが現実じゃないと映画を通じて、思った以上にまっすぐ訴えかけるシーンだなと思って。 庄司さん 作り物だとか、ファッションとかスタイリングもそうですけど、それでエッジに見せているだけであって、結構リアルな部分とか、節々にそういうものは感じますね。 大森さん お洒落はお洒落だよね。アングルとかそうですね。撮り方とかまた仕掛けもいいね。 須藤さん 印象に残っているカットとかお2人はありますか? 大森さん やっぱりトイレも(笑)最初の方で、ユアン・マクレガーの変な角度で起き上がるあれさ、身体能力すごいなと思って。 庄司さん だって本人もオビ=ワンになるなんて思わないでしょうから。 大森さん この時いくつなんだろうね。俺、あんま変わんないぐらいだね。 庄司さん 南朋さんぐらいじゃないですかね。 大森さん 売れてるね!(笑) 庄司さん だって今やケノービですよ! 須藤さん それにしてもカット割がすごいですよね。ジュース吸っているところとか。何の意味もないんだと思うんですけど。 大森さん 90年代、これに影響された日本映画らしきものも結構いっぱいあったよ。 庄司さん 須藤さんは27歳ということで、これはどう行き着いたんです? 須藤さん 名前は知っていました。トレスポってすごい話は聞いていて。U-NEXTとかNetflixとかでも知っているけど、観たことない映画を観るみたいな流れの中で観て、僕も映画を撮ったりしているんですけど、撮り方とか、だいぶ攻め切っているなと思って、アングルとかもずっとこう足元を追っかけているとか。 大森さん ガイ・リッチー監督も結構似ているよね。 庄司さん 音楽の使い方とかそうですよね。疾走感みたいなのね、そのリズムというか。 大森さん 同じ学校に行ってたのかな?(笑) 庄司さん 先輩後輩みたいな。 大森さん でもなんかありそうだね。 庄司さん あの当時のイギリス映画って、そういうリズミカルなタッチが多いですよね。ガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』とか。 大森さん こっちもすごく好きでしたね。えぐい表現はあんまりなくて、すごい疾走感があると言いますか。クライムサスペンス、是非ご覧ください。 須藤さん あんまりこういうタッチの映画って出てきてないですかね? 庄司さん クライムサスペンスはあると思うんですけど、こういうポップカルチャーの一部みたいにはあんまりないかもしれないですね。 須藤さん 普通に今日一本映画を観ながら思ったのが、この映画の脚本を受け取ったら大丈夫?ってなっちゃいそうな。世の中的にできない表現が多いかなとちょっと思いましたね。 大森さん みんな本当にちょっと練習でヘロイン打つんですか?先生(笑) 庄司さん あれはでも2、3人いきそうですよね。暴力的な人は薬嫌いだって言っていましたけど、実際やられるんじゃないですか。『トレインスポッティング』は、Tシャツとかも出ていて、観ていない人もそれ着ちゃうぐらいの影響力は確かありましたね。 90年代はピチピチのTシャツが流行っていた!? 須藤さん 当時、『トレインスポッティング』のファッションを真似ている人とかもいたんですか? 大森さん みんなこんなピチピチのTシャツ着てさ、そういう時期ありましたね。僕ら全員古着屋に関わっていて、その頃は、古着の店員をやっていたので、ちっちゃいTシャツいっぱい売ってさ、売れてたよ。 庄司さん それはもちろん、男性が買ってますよね? 大森さん そうそう、フェミ男ね。信じられないと思うけど、細い男の人がピチピチしているのが流行ってた。 庄司さん 中性化みたいな感じだったんで、今の男性の肌がどうとか、毛抜いちゃうみたいな、続いている部分はあるのかな。 須藤さん スキニーとか流行ってましたもんね。 大森さん スキニーはどうだろう?その後かな。 庄司さん 割とでもダボダボだった気もするかな。 大森さん パンツダボダボ、上ぴちぴちの腰履きみたいな。 須藤さん 今は、ファッションにトレンドみたいなの感じないですもんね。逆にそういう流行があるのは面白いなって。『トレインスポッティング』のようなみんなが観た映画みたいなのがあんまりないんで。 庄司さん 共通の幻想がないってことですね。でも共通幻想を見たっていうのは90年代が最後かも。 大森さん 情報がすごいからね。それでさ、分散しちゃう。だから映画館も人が来なくなっちゃうんじゃない。これ、先生どうですか? 庄司さん いや、そうだと思います。本当にそう思います。自己完結しやすくなっちゃう。我々は全く情報がない中で、音楽なり、やってきました。 須藤さん 『トレインスポッティング』の情報は、どうやって取りに行くんですか? 大森さん 本です! 庄司さん メディア操作されまくってました。 大森さん あの頃のほうがされやすいよね。 庄司さん 純粋なので、されまくってました。『ロッキング・オン』が言うことは全部そうだと思います。 大森さん それで好きになったりしたままのやつもいっぱいある。でも本で全部そういう音楽とか映画も学んでた。本屋で、全力で立ち読みするとか。 庄司さん 切り抜いて壁に貼ったりとか。 大森さん あ~、そういうのかっこいい! 須藤さん 僕の世代が雑誌をそもそも読まない世代なんですよね。だから情報があんまり人とかぶんないですよね、流行りとか。『バッファロー’66』や『トレインスポッティング』とか、後追いで観てウォン・カーウァイ監督の映画とか、その当時の時代が持っている熱みたいなのって、今日もちょっと画面観てて思ったんですけど、特にフィルムだったからか、当時のなんか熱狂みたいなのが、スクリーンからはみ出してきてる気がして、それにすごい今日はしびれましたね。 大森さん フィルムは、やっぱり良かったね。生々しいというか、デジタルで観ることに慣れているせいか、うん、すごいいい距離だった。 次のページ… 音が良くて大森さんが思わず見ちゃった、ロイヤル劇場のスピーカー 音が良くて大森さんが思わず見ちゃった、ロイヤル劇場のスピーカー 庄司さん 『トレインスポッティング』は、音楽の使い方もいいですよね。 大森さん その入り方もさ、フィルムで観るとまたなんかいいね。 須藤さん ちなみに音楽の入り方がいいとは、どういう点が特にでしょうか? 庄司さん まず頭のIggy Popの「Lust For Life」とかでね。高速モータービートですか?ルーリードだとか。 大森さん 浮遊感がある楽曲とか。ロイヤル劇場のさ、スピーカーがいいよね、昭和の感じで。今、新しい映画館に行くとすごいじゃないですか、ドルビーとか。 庄司さん 平成の映画なのに昭和を感じさせる。 大森さん すごいよね。音がよかったので、スピーカー見ちゃった。 庄司さん いわゆるそのハイブリッドじゃない感じね。 大森さん それがあえてね、アナログ感出されると。 須藤さん デジタルリマスターだと、映像のバキッとしたブレとかないじゃないですか。だからちょっと痛んでいる感じもすごくいいなと思って。 大森さん セットして回したなっていう感じがさ、いいね。 庄司さん 音楽で言ったら結構面白い話があって。『トレインスポッティング』は、作り物をイギリスのTOMATOと言うところがやっていて、そこの社長のサイモン・テイラーさんとお付き合いがあるんですが、Underworldってグループがサントラに入っていて、「Born Slippy」のボーカルのカールがそのTOMATOでバイトしたんですよ。それで、この映画のCDをTOMATOがやるってなったときに、ちょっとうちのバイトに売れないミュージシャンがいるから一曲入れさせてくれって言って、それがUnderworldなんですけど、それで売れて、TOMATOのビルが建ったという。 須藤さん TOMATOって当時流行りのデザイン集団みたいな感じなんですね。他にどんなものを手がけているんですか? 庄司さん 日本で言ったら、テレビ朝日のロゴとか。 須藤さん あの、現場で起きるインスピレーションみたいなのをすごい感じて。良くも悪くも映画を観ていると、理屈でこう積み立てられているような映画ももちろんたくさんあるんですけど、現場で考えたようなカメラワークがバシバシ出てくるのがすごいいいなと思いました。いろんな音楽とか映画とかをいろんな人のクリエイティビティの活性化の場所みたいに1本の作品がなっているのが、いろんな人の熱狂を作り出しているんだろうなと思って。90年代ぐらいの映画を観ると、やっちゃえみたいな遊び心が見えますね。 庄司さん 自由だったかもしれないですね。 大森さん 確かにすごいね。決めてくるから。でも、これはわりと計算してやってんじゃないかな。どうなんだろうね。 須藤さん クラブ出てきて、ダイアンの女性と会うときの外観の赤とか、あのタクシー乗って行くか行かないかと迷うときにライトが入るんですけど、その光の色が全然リアルなタクシーの色じゃない。そういうカラーライトの使い方がこう、例えば、今カラーライトで映画作る人って、中国語映画とかでよくあるんですけど、大体街の光の色を拾ってリアルっぽく照明を作ったりするんですけど、全然関係ないんだなと思って、そこにこの時代の映画の持ってた自由みたいなのをすごく感じて、夢見ちゃうな。 庄司さん それこそウォン・カーウァイ監督がよく使っていたカメラマンとかもそういう色の使い方してたもんね。 大森さん それも絶対意図してるんだよね。みんな多分、鈴木清順監督の影響を受けてるんじゃないかな。 須藤さん 鈴木清順監督が大好きで、ロイヤル劇場で僕が初めて観た映画が鈴木清順監督のでした。 人気古着屋「TRAVIS」限定のトレインスポッティング×ロイヤル劇場オリジナルTシャツが誕生! 庄司さん ロイヤル劇場でね。そしてなんか今日、限定のTシャツがあって。 大森さん いいな、それ! 須藤さん かっこいいですね! 大森さん それどうしたんですか?あ!僕も着てる!似てるなって思ってました(笑) 庄司さん 僕たち白なのに南朋さんは黒なんですか?(笑)こちらは、東京の恵比寿で洋服屋さんをやっている原田くんがデザインしました。 大森さん 今回、そもそも僕がここにいる理由は原田くんなんですよね。岐阜でこういうことがあって、そういうことがあるのでどうですか?みたいな。 庄司さん それ、奇遇にも俺も一緒ですね。じゃあ、今回はキーマンなんですね。 大森さん プロデューサーといっても過言ではない。 庄司さん 須藤さんと僕らをつないでくださった。 大森さん そんな原田くんにちょっとご挨拶しておいていただきましょう。 原田さん キーマンの原田です。古着と映画が好きで、ポスターとかグッズも販売している店です。Tシャツのデザインなんですけども、冒頭とラストで主人公・レントンが走りながら言う、チューズライフから始まる、人生を豊かにするもの。元々、チューズライフって、スコットランドの麻薬撲滅のスローガンのような標語だったんですけど、そこからレントンが俺にはそんなの不要だ、ヘロインがあればいいみたいなことを言うんですが、そのセリフが結構ベタすぎるんで、そこじゃなくて、序盤のタイトルが出た後に、薬物抜くためレントンが自分の部屋にこもっちゃう。その時に必要なものを羅列するのを、そこにチューズを付けてデザインに入れています。意味としては、引きこもっているより出かけよう映画館へという思いを込めてちょっとだけ変えて“チューズユアシアター”にしています。作品では、最後にもう一発必要だみたいなギャグが入りますが、その最後の一撃ならぬ最後の一作というか、一作を観に行こうという意味も込めました。 その後、ママが用意してくれたっていうセリフがあるんですけど、それを「TRAVIS」という店なので、“TRAVIS”が用意したってちょっと我の強さを出しています(笑)襟裏のタグは、カチンコデザインで、ロイヤル劇場さんのお名前と今日の日付を入れております。そして、ブラックだけ南朋さん限定カラーとしてちょっと特別に上等な生地のもので作っています。 大森さん 言い方(笑) 原田さん ちょっと値段は変わるんですけれども、限定の色で当店のインスタグラムにも上げておりますのでご確認ください。すごく男前に写っておりますので、今日の映画ぐらい興奮するかなと思います。映画館がなくなってから泣いても仕方ないので、みなさん、映画館にもっともっと行きましょう。僕も行きます。最後に、今朝なんですけど、貝印さんので髭を剃ってきて、デザイン共々バッチリと仕上がっています! 須藤さん こちらも売り上げの一部がロイヤル劇場にも還元されるので、この特別な日にぜひみなさん買っていただけたらと思います! 次のページ… 大森さんには、台湾を舞台にした官能的でいかつい恋愛映画の怖い人を演じてほしい(須藤さん) 大森さんには、台湾を舞台にした官能的でいかつい恋愛映画の怖い人を演じてほしい(須藤さん) お客さん こんにちは。今日はありがとうございました。昨日『ABYSS アビス』を拝見させていただいて、ほんの少しだけエッセンスが本日の作品と似てらっしゃるのかなと、共通点や感じたことを答えていただけるとうれしいです。 須藤さん 一応、映画監督をしていまして、去年ぎふ柳ヶ瀬夏まつりを映画祭りという形で、ここで昭和歌謡のショーをやったりとか、いろいろ主催の一人として盛り上げさせていただいたんですけれども、今回もその自分の映画の公開時期にかこつけて、人が入りそうな『トレインスポッティング』を選んで、大物を呼び、宣伝の機会を・・・大変下心を満載でやっているんですけど(笑)すっかり宣伝を忘れて楽しんでいたところに、ありがとうございます。 実は、CINEXさんで僕の最新作がやっているので、ぜひ観ていただきたいんですけど、あんまり意識はしていませんでした。『トレインスポッティング』が当時のスコットランドの若者の暗く先行きの見えない日常をキレキレのカット割とカラーで描いている、そういうバランス感覚がすごくかっこいいなと思っていて、日本の先行きが見えなげな日常に、若者の一人として、自分なりに色彩豊かなカッティングで映画にしてみたいと思っていました。そういう思いも込めて『ABYSS アビス』という、ちょっと深淵なタイトルなんですけど、今CINEXさんでやっていますので、ぜひ、今日の映画が面白かった方は自分の映画も観ていただけるとうれしいです。どうもありがとうございます! お客さん 今日はありがとうございます。大森さんのファンです。ロイヤル劇場も『トレインスポッティング』も初めてだったんですけど、すごく興味を持ちました。須藤監督も初めてお会いするんですが、もし須藤監督が大森さんを役者さんとして、自分の作品に出ていただこうと思うなら、どんな作品を撮りたいですか? 大森さん いい質問ですね!今日は、やっぱり次回作に呼んでもらうために来てますから。 須藤さん いいんですか?実は今日、初対面なのにすごい優しくしてくださって、タイミングをみて絶対次の作品出てくださいって言おうと思っていました。 大森さん 今日の夜ごはんぐらいの時にね。お互い話すんだろうなと思いますね。 須藤さん 見て分かる通り、本当に絵になりすぎると言いますか、僕は声が低い男性を撮りたいんですよ。もう素晴らしく声が良くて、存在感がありますので、台湾的なちょっと裏社会の官能的な、いかつい恋愛映画の怖い人みたいな感じで出ていただけたら。 大森さん 結構具体的ですね。僕らももう年齢も年齢なんで、若い子と出会うこともあんまりないので、こういう機会をいただいてありがたいですね。やれるといいですね。 須藤さん ぜひ、お願いします! 監督と主役を務めた須藤さんならではの体験談と、北野武監督最新作の撮影秘話も!? お客さん 監督としてと俳優としてどちらがやりやすいでしょうか? 須藤さん 僕の場合は、映画を作りだしたきっかけが、自分が出られる作品を自分で作ろうと思って始めました。『ABYSS アビス』という映画は、自分が主役をしながら撮っているんですけど、やりやすいっていうとちょっと難しい。理想を言えば、映画を撮るのがものすごく楽しくて、作り続けたいなと思っています。この間までは、僕は映画を作るんだみたいな感じで目覚めちゃって、役者じゃないんだって言っていたんですけど、優柔不断な若者なんで、役者もしたいと今は思っています。やっていて楽しいのは、自分としては映画作りなんですが、芝居をしているといろんな演出家さんの動きだったり、役者さんと出会えたり学べたりするので、芝居でお勉強させてもらいながら、映画に結びつけるような動きを今後もしていきたいなと思っております。自分としては自分の撮った監督作を観ていただけるのが一番うれしいので、ぜひ観ていただけたらと思います。 大森さん 須藤くんは監督と主演をやっていて、よーいスタートって言って、自分で走り始めるの? 須藤さん 最初誰も言わないから、自分で「よーいスタート」って言ってから始めていました。カットは、助監督さんにカットをお願いしますって言っていましたが、向こうもわかんないから、自分で「カット」って言って、走ってました(笑) 大森さん 今度やる映画『首』も北野監督が主演もやっていて、アドリブで演技をやっていた時に「カットがかからないな」っておっしゃっていたから、先輩の仕事です!お願いしますって言ってました。そして、そのアドリブも映画で使われているのでそちらもぜひ、楽しみにしていてください。 須藤さん すごいですね! お客さん 大森さんの『居酒屋ふじ』の役がとても好きで、映画では三池監督の『初恋』で少し嫌な刑事役をやられたと思うんですけども、つい先日、お父様の麿赤兒さんが映画で悪徳刑事をやられていました。お父様の演技を参考にされることはあるんでしょうか? 大森さん 『居酒屋ふじ』ありがとうございます。あれは、中目黒にある居酒屋さんで、実際に僕らも通っていた居酒屋で、そこに来る俳優の方々が実際出てきたりもするので、生々しい感じで演じていたのを覚えています。親父の芝居、やさぐれ刑事系でお互いやるという、それはちょっと血は争えない状況に落ちていますけど(笑)『初恋』という映画でやったやさぐれた刑事と、その後、うちの兄貴が作った映画『グッバイ・クルエル・ワールド』という作品がありますが、それもキャラがかぶっているような感じだったので、その役で僕を兄貴がキャスティングした時に「『初恋』観てないのか?」って言いました(笑)「いいんだよ」って言われましたが、若干ニュアンスは変えているんですけど、その時は続けてそういう役をやりましたね。父親に関しては、特にお芝居の話は元々せずに育って、ある日、役者をちゃんとやっていこうと思うみたいなことを吉祥寺の喫茶店で家族で話したら、「今日から敵だ」って言われて。 庄司さん 元々バンド音楽もやってましたもんね。 大森さん そう、一回バンドも辞めて、俳優に集中しようと思う時期があって、その時に親父に敵扱いされ、それでも役者で全然食べられなかった時にお金借りようとしたら、全然貸してくれなかった。敵ですからね(笑)でも今は、非常に仲が良くて。孫ができたりもしたんで、楽しんでますよ。芝居の話はほとんどしないですね、はい、こちらからは以上です。 次のページ… 年齢や時代と共に視点が変わる、何度観ても色褪せない面白い映画たち 年齢や時代と共に視点が変わる、何度観ても色褪せない面白い映画たち お客さん ありがとうございます。今回、久しぶりに手書きの字幕でフィルムの映画を観たのがすごい懐かしく、20代の頃を思い出しました。美術系の学生だったので、アトリエなどに『トレインスポッティング』のポスターとかチラシがあちこちに貼ってあって、当時は、怖くてちょっと観れなかったけど、時を超えて今日は距離感を置いて観られたのがすごくうれしかったです。そういう経験があれば、教えてください。 庄司さん 映画だと『ゴッドファーザー』とかは子供の頃にやっていて、まだ全然わかんないじゃないですか。でもやっぱ10代でちょっと難しいなと思って、20代でもう一回観たら面白い、30代で観たらまた違う側面とか悲しさとかも分かって、今40代なんですけど、それでも全然新しく発見するようなところがあったりしますね。 大森さん めっちゃ流行って、皆がこぞって観る作品は、その時期に観ない。なんか評判の印象がすごく植え付けられちゃうからっていうのがあって、自分の考えを結構強めに持っていたんですよね。そのライターさんが書いているものも全然面白くて読んだうえで、その映画を観てもよかったはずなんですけど、そういうことに対して斜めに構えていたから、そういう現象が起きたんでしょうね。携帯見たら情報が入ってくるような時代でもなかったので、だいぶ経ってからその映画を観るということをやっていました。最近でもあって、渡辺謙さんの映画『インセプション』。すごく難しそうと思っていましたが、最近観たら、めっちゃ面白かった。でも映画って、すごく面白いって言われている映画を観終えちゃうと、読み終わったあとの『ジャンプ』みたいな。だから、未来のためにとっておきたい気持ちもあります。 須藤さん そもそもそんなに映画文化に触れてきてなかったんですよ。本当に『TED テッド』や『ハリーポッター』ぐらいしか知らなくて、その後、役者始めてちょっと観出して。コロナ禍でジブリがやっていて、その『ペット』とかの延長線上で『千と千尋の神隠し』を観に行ったらぶっ飛んじゃって、ファーストカットが素晴らしすぎて泣いちゃって、最後まで泣いているみたいな。宮崎駿監督、逆に大好きすぎてやばいみたいなことを今ふっと思いました。 庄司さん 最近僕、『シン・仮面ライダー』観ました。南朋さんの声が! お客さん 素敵でした。私も観ました。 大森さん まだマイク生きてたんですね(笑) 庄司さん ありがとうございます。最高です!南朋さん、めっちゃ蹴っ飛ばされてましたよね。 大森さん 俺じゃないけどね(笑) 須藤さん 自分の時代では、『トレインスポッティング』みたいな、そもそも若い美大生がこぞって観に行くような映画がなかったりするので、この席が同世代で満席になるよう新しい仕掛け方みたいなのをやっていきたいなと、いま聞いて燃えちゃいました。『トレインスポッティング』を観て、今日思ったんですけど、何にも古びないですね。今もめちゃくちゃ新しいなと思います。 原田さん また、『トレインスポッティング』の意味なんですが、“トレインスポッター”という言葉があって、薬物中毒者が夜中にもう無くなった駅にたまるというところから、“トレインスポッティング”という言葉になっている。だから、薬物中毒者の話なんです。1つ小ネタがあって、レントンの部屋で気づいたかもわかんないんですけど、壁に電車が貼ってありましたよね。 大森さん その20代や10代がいっぱい来る映画館の映画の主演が俺だったら面白い(笑)ね。 須藤さん 若者だらけの大森さん主演のヒット作。 大森さん 俺以外をみんな若者にしたらいいよね(笑)そしたら、ごまかせるかな(笑) 会場 (笑) 岐阜新聞映画部 後藤さん ロイヤル劇場にお越しくだり、本当にありがとうございました。最後に一言ずついただきます。 大森さん みなさん、本当に昼間からとんでもない映画を観させられて、ご苦労様でした。こういう映画館はもう都内にはもうほとんどなくなっているので、こういう映画館で観るとやはり感動します。僕は昭和生まれで、座席に座った感触とか、音の鳴りとか、フィルムの映りをこうやってまだ体験できる場所があると思うと、幸せな気持ちになれるので、ロイヤル劇場がずっと残っていただけると、また遊びに来れると思います。大森南朋ナイトなどを企画しておりますので、よろしくお願いします。 庄司さん 今日は、どうもありがとうございました。それと、まさに南朋さんがおっしゃるように、こういう文化財と言いますか、みなさんの日常の楽しみが錯綜する場所って必ず必要なものだと思います。微力ながらではありますが、お受けさせていただきつつ、みなさまも日々の中で映画というものを暮らしの中に添えていただけたら、なお楽しい豊かな人生になるんじゃないかと思います。どうもありがとうございました。 須藤さん みなさん、今日はどうもありがとうございました。ロイヤル劇場では、クラウドファンディングを実施中ということで、こういう場所があるからこそ、去年僕も夏祭りを仕掛けることができましたし、僕のようなこれから映画界を作っていく立場の人間としては、こういう場所が残っていていただけると、『トレインスポッティング』のような映画などの名作の力をお借りして、この場所からまた新しい形で発信することができます。僕の監督最新作『『ABYSS アビス』もなんちゅうもん見せられたんやっていう映画ですので、そのへんも含めてロイヤル劇場と共にみなさんに楽しんでいただけたらと思います。今日は、お忙しいところ来てくださったお2人にみなさんまず、大きな拍手をお送りください。 劇場は本当にお客さんが入ってこそだなと改めて思いますので、集まってくださったみなさん、そして運営してくださっているみなさん、応援にかけつけてくださったテレビ局のみなさまも、今日はどうも本当にありがとうございました。 ロイヤル劇場 大野支配人 私、大野と申します。本日は本当にこんなに大勢のお客さんお越しいただきまして、もう感謝の極みでございます。ありがとうございます。ロイヤル劇場のクラウドファンディングを9月22日から立ち上げ、みなさま方にご支援をいただいているような状況ですが、まずは劇場に多く来ていただくことが第一目標でございます。みなさんが応援団でございます。こうやって劇場に来ていただいて、今日こうして楽しいトークショーを見て、お宅に帰って明日、職場や学校に行かれて、そこで昨日こんなことがありましたと、岐阜に行ってきましたと、ロイヤル劇場って知っていますか?と言っていただけると、それで結構でございます。それが私どもにとってのクラウドファンディングだと思っていますので、みなさま、ぜひぜひロイヤルという劇場の宣伝をしていただいて、ますます応援していただければと思っております。本日は本当にありがとうございました。 岐阜新聞映画部 後藤さん 本当にこの劇場は貴重な映画館です。このクラウドファンディングをやらせていただいているおかげで、日本中の方から今注目していただいております。この流れを大切にしてですね。この劇場に来ていただいて体感し、今この35mmフィルムで観られることの貴重さなど、もちろんデジタルで観ることも美しいですし、環境もいいですし、快く観られますが、ロイヤル劇場のこの雰囲気をぜひ、みなさんと共有できたらいいなと本当に思っています。日本の宝、岐阜の宝としてみなさんでお守りいただきたいなと心から思っております。本当に今日はロイヤル劇場に来ていただいてありがとうございました。 昨年から公開を楽しみにしていた『ABYSS アビス』は、岐阜・CINEX、名古屋・センチュリーシネマ他で絶賛公開中!ラブストーリーながら、辛い社会の現実に、自分も映画と一緒に沈んでいくような没入体験をしたように思います。辛い現実にぶち当たってもそれでも人は生きていく、そのリアルさが刺さる、自分と向き合うきっかけにもなる作品です。須藤蓮監督がこだわった映像美と音楽にも注目して、ぜひ大きなスクリーンで体感してください。岐阜のロイヤル劇場では、「ロイヤル、オモイヤル」を合言葉にクラウドファンディングを実施中!みなさんの思い出の場所、東海の文化を守るべく、こちらも要チェックです! 映画『ABYSS アビス』 公開日CINEX、センチュリーシネマ他で絶賛公開中! 監督須藤蓮 脚本須藤蓮、渡辺あや 出演須藤蓮、佐々木ありさ、夏子、松本亮、浦山佳樹、三村和敬、二ノ宮謙太 他 配給FOL 公式サイトhttps://abyss-movie.jp/ R15+ ©2023「ABYSS アビス」製作委員会 ロイヤル劇場 思いやるプロジェクト 内容「ロイヤル、オモイヤル」を合言葉に、35ミリフィルム専門常設上映館の存続に向けて、クラウドファンディングを実施中! プロジェクト公式サイトhttps://gifunpmovieclub.kas-sai.jp/ ※掲載内容は2023年11月時点の情報です

映画『ABYSS アビス』

公開日
CINEX、センチュリーシネマ他で絶賛公開中!
監督
須藤蓮
脚本
須藤蓮、渡辺あや
出演
須藤蓮、佐々木ありさ、夏子、松本亮、浦山佳樹、三村和敬、二ノ宮謙太 他
配給
FOL
公式サイト
https://abyss-movie.jp/
R15+ ©2023「ABYSS アビス」製作委員会

土ドラ『あたりのキッチン!』

2023年10月15日(土)より、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットの土ドラ『あたりのキッチン!』の放送が開始しました。本作は、白乃 雪さんの漫画『あたりのキッチン!』(講談社アフタヌーンKC)が原作の、ハートフルな“グルメ”ドラマです。主人公・辺 清美(あたり きよみ)を演じる、桜田ひよりさんにインタビュー!

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土ドラ『あたりのキッチン!』が放送スタート!主演・桜田ひよりさんインタビュー

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2023年10月15日(土)より、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットの土ドラ『あたりのキッチン!』の放送が開始しました。 本作は、白乃 雪さんの漫画『あたりのキッチン!』(講談社アフタヌーンKC)が原作の、ハートフルな“グルメ”ドラマです。 主人公・辺 清美(あたり きよみ)を演じる、桜田ひよりさんにインタビュー! ドラマのことはもちろん、桜田さんと役柄の数々の共通点までわかりました♪ 土ドラ『あたりのキッチン!』 ストーリー極度の人見知りで他人とまともな会話ができず、目すら合わせられない…コミュニケーション能力ゼロ、ゆえに友達もできず空回りばかりしてしまう大学3年生・辺 清美(あたり きよみ)。そんな清美が、唯一可能なコミュニケーション手段は「料理」だった! また、一度食べた料理の食材はもちろん、「小さじ1杯」といった調味料の微細な配合まで完璧にわかる“絶対味覚”を持つ清美。就職活動を前に、「これまでの自分を変えたい!」と思い切って飛び込んだ定食屋で、アルバイトをスタートさせ、想いを込めた料理で、ちょっと訳ありなお客さんの心をほぐして温めていく。料理を通じて清美の成長を描く、ハートフル“グルメ”ドラマ。 “おいしい料理”がテーマのドラマ♪ ――桜田さんが演じる主人公・辺 清美について、人となりを教えてください。 清美ちゃんは大学生なんですけど、コミュニケーション能力がゼロで、人と会話するよりも料理を作る方が好きっていう女の子です。このドラマの中で、アルバイトを始めて、その中で人と触れ合っていくことで、ちょっとずつ成長していきます。 ――撮影真っただ中ですが、このドラマの印象を教えてください。 ドラマに出てくる料理が、どれもおいしそうっていうのももちろんですし、厨房での料理シーンは、見ているだけで、どんどんお腹が空いてきます。 ――料理が得意な清美を演じるにあたって、準備したことや心がけていることは? 清美ちゃんは、眼鏡をかけていて、結構うつむきがちな女の子なので、歩き方や、人と話す時の目線など、細かいところに気をつけています。料理のシーンは、プロの腕前っていうわけではないので、家庭で日ごろ料理をしているなっていうのが見てくださる方に伝わるくらいの、料理の力量を心がけています。 ――清美ちゃんは、メガネをかけていますね。メガネへのこだわりはありますか? メガネの存在感ががっつりあるわけじゃないけど、ちょっと地味めに見えるというか、大人しく見える眼鏡をチョイスしました。 ――撮影期間は体力勝負でもあると思いますが、このドラマの撮影現場では、どんなものを食べて撮影に臨まれていますか。 ドラマに出てくる料理を撮り終えた後に、それを食べていますね。出てくる料理たちに、すごく助けられています。 特に、第5話に出てくる、豚汁がすごくおいしかったです! 食べても食べても飽きない味というか、鍋いっぱい、余裕で食べられるくらいのおいしさがありました。ぜひ皆さんにも、作ってほしいです。 次のページ… 桜田さんと役柄の共通点は「〇〇」、 第2話のあらすじをチェック! 桜田さんと役柄の共通点は「〇〇」 桜田さんは演じる役を「清美ちゃん」と呼んで、数々の共通点をお話していました♪ ――桜田さんご自身は、料理を作る方と食べる方、どちらがお好きですか。 食べる方が好きです! 食べ物の好き嫌いが特にないんですよ。本当に、食に生かされているなって思いますね。 ――このドラマをきっかけに、お料理への興味は湧きましたか? 元々、料理はすごく好きで、自炊もします。ジャンルもいろいろで、自分が食べたいもの、家族が食べたいものを作ることが多いです。落ち着いたら、ドラマに出てきた料理を作ってみたいと思います。 ――清美ちゃんを客観的に見た時に、桜田さんと似ているところや共感できる部分はありますか? やっぱり料理、ご飯が好きっていうのは、すごく共感できる部分です。私自身も少し人見知りな部分もあったりするので、気持ちがわかるし、一歩踏み出せない感じは、 見ていて似てるなって思いますし、応援したくなりますね。 それと、清美ちゃんが通う大学のコミュニティは広いですし、私はアルバイトしたことがないので、 私の代わりにアルバイトを経験してもらっている感じがします。 ――清美ちゃんは、“絶対味覚”がありますが、桜田さんのすごく自信がある、“絶対〇〇”なことは何ですか? 四つ葉のクローバーを見つけることですかね。とにかく、見つけるのが早いです! ――桜田さんが注目してほしい、ドラマのポイントを教えてください。 いくつもあるんですけど、料理のシーンだったり、料理を食べた方の表情だったりも、注目ポイントだなと思っています。 ――このドラマを観るにあたって、視聴者の皆さんへアドバイスはありますか。 ドラマに出てくる料理が、予告で流れるので、ある程度食材をそろえていただいて、ドラマが終わった後に作ってほしいですね。お腹を空かせて、ぜひ観てほしいです。 ――2023年は、桜田さんにとってすごく忙しい年だったと思いますが、ご自身ではどんな一年だったと思いますか? すごく充実した一年です。自分が出ている作品に対して、観たよっていう声を聞く機会が増えたので、うれしい気持ちもありつつ、新たな仕事にどんどん挑戦していきたいなと、前向きな気持ちも出てきました。 あとは、本当に、食に助けられている部分はありますね。おかげで、すごく楽しく生活しています。 ドラマの詳細をおさらい! 桜田さんご自身も、料理と食べることが大好きとのこと♡ 2023年10月14日(土)に、第1話がスタートした、土ドラ『あたりのキッチン!』。 料理を通じて成長していく、一生懸命な清美の姿は、思わず応援したくなるほど。 次回、ドラマに出てくるメニューは、「さばの味噌煮」です。 桜田さんが言っていたように、ドラマを観た後、メニューを作れるように、食材などを準備して、テレビの前にスタンバイしましょう♪ 土ドラ『あたりのキッチン!』第2話(10月21日放送) 第2膳「さばの味噌煮」あらすじ 料理の腕はピカイチだがコミュ力ゼロの大学生・辺清美(桜田ひより)は、キャンパスで医学部生の鈴代桜(工藤美桜)と顔見知りになる。勉強にしか興味がない桜は、昼食も栄養バーだけで済ますほど食に無関心で、清美とは真逆のタイプだった。「阿吽」の店主・中江善次郎(渡部篤郎)に相談すると、「気になるなら何かしてあげれば」とアドバイスを受ける。清美は弁当を作って渡そうと思いつき、意を決して桜に手渡そうとするが…。 土ドラ『あたりのキッチン!』 放送時間毎週土曜日23時40分~24時35分 チャンネル東海テレビ・フジテレビ系 公式サイトhttps://www.tokai-tv.com/atarinokitchen/ 公式Twitter@tokaitv_dodra 公式Instagram@dodra_tokaitv ※掲載内容は2023年10月時点の情報です

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【今月のエンタメ&カルチャー】映画『アナログ』舞台挨拶や須藤蓮監督のイベントレポートも|2023年11月

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