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北海道の漁師直送!小粋な店内で味わう鮭の和定食「伏見町POPEYE」【伏見駅】
#和食

2023.11.24fri

北海道の漁師直送!小粋な店内で味わう鮭の和定食「伏見町POPEYE」【伏見駅】

2023年7月13日、地下鉄「伏見駅」から徒歩2分の場所に、ヨーロッパ風の小粋な店内で北海道産の焼き鮭定食が楽しめる定食屋「伏見町POPEYE(ポパイ)」がオープンしました。北海道まで何度も足を運び、漁師と一緒に鮭の切り方や塩加減、食感などを研究し続けたという店長の入山一輝(いりやまかずき)さん。お料理はもちろん、店内のインテリアや料理をのせる器など、細部までこだわりにあふれています。今回はそんな「伏見町POPEYE」の料理や店内、そして店長の想いを紹介します。

絶妙な塩加減!「北海道の焼き鮭定食」

「北海道の焼き鮭定食」(1780円)

「北海道の焼き鮭定食」は、北海道産の焼き鮭をメインに、小皿にのった5種類の「おばんざい」とご飯、お味噌汁、漬物が付いてきます。「おばんざい」には、新鮮で栄養価の高い旬の野菜を使用。食事がさらにおいしくなるようにと、沖縄県の読谷村で活動している陶芸家の焼き物や、スタッフが選んだお気に入りの器に料理を盛り付け、見た目でも喜ばれる定食を目指しています。朝から元気な気持ちになれる店長イチオシのメニューです。

北海道産の鮭は、漁師直送。オーナーと店長で何度も北海道へ出向いては、鮭の収穫を見学し、切り方や塩加減、食感などを研究しました。奥までじっくりと焼かれた鮭は、身も大きくしっかりとしていて食べ応えたっぷり。絶妙な塩加減の焼き鮭にご飯も進みます。

「豚汁」(+200円で味噌汁から変更可)
豚汁の出汁は、石川県加賀市にある「たかまつ食品」の完全無添加の天然出汁。職人が素材の温度や湿度を丁寧に管理し、素材本来のうま味や香りを最大限に引き出しています。そこに掛け合わせるのは、静岡県産の米麹味噌。原材料を全て国産にこだわった麹たっぷりの天然味噌で、美肌効果や免疫力アップが期待できます。

「伏見町POPEYE」のご飯は、各県から厳選したオリジナルのブレンド米を「五分付き米」で提供しています。白米の精米率を10割とした場合、半分ほど精米した「五分付き米」は、いわば玄米と白米の中間層にあたるお米。玄米の栄養価が80%残っているといわれ、玄米よりも食べやすく、ビタミンやミネラルを豊富に摂ることができます。
その他にも、とろほっけや焼き鯖、銀だらなどの焼き魚定食や、20種類以上のおにぎりをラインナップ。「おにぎり一汁五菜定食」では、好きなおにぎりを2種類選び、身体が喜ぶ5種類のおばんざいを楽しむことができます。ご飯はすべておかわり自由で、+200円でお味噌汁を豚汁に変更も可能です。

15種類の豆から厳選した「オリジナルブレンド」

「オリジナルブレンド」は、オーナーが15種類の豆を試飲して辿り着いた、こだわりの一杯。「たくさんの人から愛されるコーヒーを作っていきたい」という想いが込められたブレンドコーヒーは、さまざまなシーンで楽しんでもらえるようにと、豆の販売やテイクアウトも行なっています。

コーヒーは浅煎りと中深煎りの2種類。酸味があってフルーティーな浅煎りの「MONDAY」に対し、中深煎りの「SUNDAY」は香ばしいナッツの味わいが広がります。店頭でもコーヒー豆を販売しており、パッケージの写真はオーナーが海外を転々としながら撮影した写真も含まれています。

店内の雰囲気は「ヨーロッパにある定食屋さん」

「もしヨーロッパに定食屋さんがあったら」と想像しながらデザインされた、小粋な店内。ミッドセンチュリーな内装に、沖縄の焼き物など和のテイストも織り混ぜた空間は、どこか懐かしい雰囲気も漂います。

店内の音楽は、奈良県の夫婦が営むスピーカーブランド〈listude(リスチュード)〉のスピーカーから流れています。多面体のスピーカーから流れる音楽は、 “どこから聞こえているのかわからない” というのが特徴で、どこの席でも同じように音楽を楽しむことができます。トイレの中ではラジオが流れていて、「ZIP-FM」を聴くこともできるのが名古屋ならでは。

作家さんの作品を見るのが好きだという、オーナーと店長の想いが込められた店内。ゆくゆくは店内で個展を開くことも視野に入れています。

伏見町で長く愛される定食屋へ

こだわりや想いがぎゅぎゅっと詰まった、「伏見町POPEYE」。今回は、店長の入山一輝(いりやまかずき)さんにお話を聞きました。

店長の入山一輝(いりやまかずき)さん

ー入山さんの店長になられたきっかけを教えてください
オーナーの1店舗目のお店にお客さんとして飲みに行っていた際に、当時の店長に「一緒に店をやらないか」と誘われました。当時はアパレル業界にいて、それまでのバイト経験も含めて飲食業は初めて。自分自身が店長になるとは思ってもみませんでしたが、バイトから経験を積み、今回自分のお店を持つことになりました。

ーーなぜ「定食屋」にしようと思ったのですか。
店内は洋風な雰囲気にしたかったのですが、ご飯は和のものにこだわりたいと思っていました。最初はおにぎりをメインにしようかとも考えましたが、全国へ視察をしていく中でお魚の定食が誰からも愛され、日本らしいメニューだと気付きました。

ーー全国へ視察されたのですね
1年半ほど時間をかけて、北海道や沖縄、東京、大阪、福岡など全国各地を巡りました。実際に生産者さんの元に出向いて、実物を見たり、話を聞いたりすることが大切だと感じています。漁や収穫の様子を見てはお店に戻り、何回も試食を重ねて辿り着いたのが、今の定食です。

ーー今後の想いをお聞かせください
「ポパイ」と聞くと雑誌やアニメを連想しがちですが、僕たちはそこに「伏見町」という言葉を掛け合わせ、地域に根ざした唯一無二の存在にしていきたいと思っています。「あのお店って落ち着くし、行きたいよね」と思ってもらえるような、伏見町で長く愛されるお店にしていきたいです。

伏見町POPEYE

問い合わせ
@popeye_fushimi
場所
愛知県名古屋市中区栄2-2-36
営業時間
9:00〜17:00
定休日
不定休
駐車場
なし
支払方法
カード可・電子マネー不可
アクセス
地下鉄「伏見駅」より徒歩で約2分


※写真/文 pisaki
※価格は税込み表記です
※掲載内容は2023年11月時点の情報です。

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北海道の漁師直送!小粋な店内で味わう鮭の和定食「伏見町POPEYE」【伏見駅】

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pisaki

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そこでしか味わえない体験やご当地グルメが大好き。年間150日以上旅をしながら、地域の魅力を写真や文字で伝えている。好きな言葉は「心踊る瞬間」。

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