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名古屋発・人気急上昇中のロックバンド「ガラクタ」インタビュー【東海発!次世代アーティスト発掘企画 vol.4】
#インタビュー

2023.12.22fri

名古屋発・人気急上昇中のロックバンド「ガラクタ」インタビュー【東海発!次世代アーティスト発掘企画 vol.4】

東海エリアで活躍する、次世代のアーティストを応援したい!
そんな思いから始動した、東海エリアのアーティストインタビュー企画。

第4回目は、今最も勢いのある、名古屋バンド界の新星「ガラクタ」をご紹介します。2022年夏に始動し、同年9月22日に初ライブを行い、結成とほぼ同時期にリリースした「ラブレター」は多くの反響を呼び、SNSで一躍話題になりました。

そんな人気上昇中の「ガラクタ」に、バンド結成からこれからの目標まで、たっぷりとインタビューしました。

ガラクタ

PROFILE
名古屋発、はる(Gt.Vo)、こた(Gt.)、ちゅうじょう(Dr.)、ひろと(Ba.)の4 ピースロックバンド。音楽配信サービス・Eggsにてアップロードした「ラブレター」がウィークリーランキング1位を獲得。Z世代を中心に、恋愛をテーマとした歌詞や世界観に共感する人が続出。

ルーツも影響を受けてきたアーティストも、バラバラ

左から、ちゅうじょうさん、はるさん、こたさん、ひろとさん

――バンド結成の経緯を教えてください。

ちゅうじょう 僕とひろと(Ba)が中高一緒で、軽音部で一緒にバンドも組んでました。高校3年生ぐらいの時に、部活以外でも外部でバンド組みたいねって話していて、SNSでボーカルを探してたんです。そのときに、はるさんを見つけて。それからはるさんの繋がりでこたくんも誘いました。

――そうだったんですね! はるさんとこたさんの繋がりは?

はる 僕の大学の友達の、友達。

――結構遠かったんですね。

はる そうなんです。たまたま知り合って。僕が無理やり、こたを誘いました(笑)。

――無理やり?!

こた いやいや(笑)。入りたいなっていう気持ちはずっとあったんで、声かけてもらったときも、やるよって二つ返事でした。

―—こたさんとはるさんは、バンド活動を始める前、音楽経験はありましたか?

こた 中学の頃、同級生がギターをやっていて、家にギターを教えてもらいに行ったのが、ギターを始めたきっかけです。そこから、バンドを組みたいと思うようになって、高校で軽音楽部に入部しました。

――はるさんは?

はる 僕はコロナ禍でずっと家にいて暇すぎて、ギターを始めました。お父さんの部屋にあったギターを勝手にもらって、練習してました(笑)。いろんなバンドの曲を弾き語りでカバーしたりして。作曲はまだしたことなかったけど、バンドをやってみたいな、と思っていたときに、ちゅうじょうがSNSでボーカルを募集しているのを見つけて、メッセージを送りました。

――はるさん以外は軽音楽部だったんですね! では、皆さんの音楽のルーツは?

はる 当時持っていたipodに、お父さんの好きな曲をいっぱい入れてもらったんです。その中に「BUMP OF CHICKEN」の『jupiter』っていうアルバムが入ってて。そのアルバムを初めて聴いた時に衝撃を受けて、そこから邦楽ロックを聴くようになりました。

ちゅうじょう 小学校一年生ぐらいのときに、お兄ちゃんのおさがりでウォークマンをもらって。その中に、タイトルとか何も書かれていない曲があったんですが、それがすごく良くて。中学生になって、それが『RADWIMPS』っていうバンドの曲だと分かったんです。それからずっとRADWIMPSばっかり聴いてたくらい、ドハマりしました。

こた 僕は小さいときからラジオを聞くのが好きで。僕が中学生の頃に『SEKAI NO OWARI』が流れてて。それを聞いた瞬間“このバンド、めっちゃいい!”ってなって、そこからCDを買って、どんどん好きになっていきました。高校からは軽音部だったので色んなジャンルを聴くようになって「04 Limited Sazabys」と「[Alexandros]」のコピーをしたりしました。

ひろと 僕は父親が「椎名林檎」が好きなんですが、小さいときから車とか色んなところで、椎名林檎とか「東京事変」の曲が流れてて、僕自身もおしゃれなメロディや音に惹かれて、好きになりました。

左から、こたさん、ひろとさん

――一人ひとり、ルーツも影響を受けてきたアーティストもバラバラなのに、こうしてバンドとして団結しているのが素敵ですね。

こた “好きな曲”と“やりたい曲”が違うんですよね。このメンバーでやるなら、もっとぴったりな形があると思ってます。

ちゅうじょう でも、ルーツはバラバラだけど、今ハマっている音楽とかはみんな一致してるかもしれないです。

作詞作曲について

――作詞作曲は、みんなで相談して決めてるんですか?

はる 自分が作詞作曲して、スタジオで初めて合わせるときに、とりあえず皆でノリで弾いてみて、組み立てていく感じですね。

――土台を、はるさんが。

こた そこから、ギターのリフとかメロとかをそれぞれで考えて入れていくみたいな。

――はるさんは、普段、作詞作曲は普段どんなところからインスピレーションを得ていますか?

はる なんだろう。本も読まないし、あまり意識したことがないですね。いきなり頭に浮かんできたりして、急いでボイスメモを録音したりとか。それを繋ぎ合わせて、後から歌詞を入れていくことが多いですね。

――バンド結成からすぐにリリースされた「ラブレター」は、Eggsでウィークリーランキング1位を獲得、TikTokでもたくさんのカバーが投稿されてます。どのような心境でいらっしゃいますか?

ひろと Eggsは、誰でも簡単に曲をアップすることができるんですけど「ラブレター」をアップして、日が経つにつれてどんどんランキングの順位が上がっていって。自分たちにとってはすごい驚きで、「えー!?」ってなりました。

こた TikTokを見ていても、弾き語りが流れてきたり。最近はカラオケにも配信されて“カラオケで歌ったよ!”って言ってくれる方もいて、そういうのを聞くと、ちゃんと届いてるんだなって思って、すごく嬉しいです。

「ラブレター」が生まれたきっかけ

――「ラブレター」は、はるさんの実体験というか、実際に経験したことに基づいて書かれたのでしょうか?

はる これ、今まで言ったことあるかな?もしかしたらないかも。あの曲って、結構メロメロな歌詞じゃないですか。だから、すごく恥ずかしいんですが(笑)。当時、気になってた子がいたんです。しかも、その子には何年も付き合っている彼氏がいて。近い距離にいるのに、すごく遠い存在に感じて。その気持ちを歌詞にしました。

――そうだったんですね。…結構、メロメロでしたか?

はる もうメロメロです

一同 (笑)。

――メロメロだったのが表れてますよね。

はる 完全に自分目線で書くのはやっぱり恥ずかしかったので、女性目線で書いて。女性目線だったらどうなるかな、みたいなことを想像・妄想しながら、自分のことになりすぎないように意識しました。

Vo/Gtのはるさん

バンドとしての目標、これから

――これからバンドとしての目標、やってみたいことはなんですか?

ひろと これからもっと色んな人にガラクタを知ってもらって、めちゃめちゃでかいステージでワンマンライブをしたいです。

こた フェスもサーキットフェスとかは出演したことはあるんですが、大型フェスはまだなので、いつか立ちたいですね。

――個人でやってみたいことはありますか?

ちゅうじょう ラーメン経営です。

一同 (笑)。

――でも、すごく似合いそうです。

ちゅうじょう この前、メンバーにぽろっと言ったら、絶対嫌だって言われました。

こた だってメンバーでやりたいんだよね?

ちゅうじょう そう、メンバー全員でやりたい!

一同 (笑)。

こた 個人でやりたいことであれば、作詞作曲をしてみたいです。

はる デザインするのが好きなので、自分でグッズを作ってるんですが、いつか面白いグッズを作ってみたいです。

ひろと 僕は、自分好みのオリジナルベースを作ってみたいです。

それぞれのマイベストソングは?

――どれもとても素敵です。それぞれ「ガラクタ」の中でマイベストソングはなんですか?

ちゅうじょう 僕は「一分一秒」という曲です。曲の最後に、みんなで「ラーメン」っていうんですけど、ラーメン僕大好きなので、そこが一番好きです。

――もしかして「一分一秒」はちゅうじょうさんのために?

はる あれはもう私情でまくりですね。

ちゅうじょう 最後だけじゃなくて、ドラムも結構激しくて、やっていて楽しいです。

Drのちゅうじょうさん

――こたさんは?

こた 僕は「アイラブユーが足りないの」が好きです。今ある曲の中でも完成するのに時間がかかった曲で、テンポとかリフを何回も練り直しながら作った曲で、納得のいく形で完成させることができたので、とても思い入れがあります。

――ギターのサウンドがすごく好みでした!

こた ありがとうございます。実は、ギターソロはレコーディング当日に固まって、ぶっつけ本番で臨んだんです。

はる これも他のところで話してないかもしれないんですが、「アイラブユーが足りないの」は、レコーディング前日に、ちょっと遠いところにあるスタジオで深夜練してたんです。もう本当に時間がなくて。

ちゅうじょう 曲が固まるまで帰れなくてね、めちゃくちゃしんどかったです。

――あんなに明るい曲の裏側ではそんなことが。

はる よかったよね、影響しなくて(笑)。

ちゅうじょう 確かに。

こた 最終的にデスメタルみたいになってたかもしれない(笑)。

一同 (笑)。

――はるさんのお気に入りの曲は?

はる やっぱり「タカラモノ」。自分の小さい頃の思い出を書いた曲で、作ろうと思ったきっかけは、小さい頃におじいちゃんからもらったミニカーの曲を作りたくて。書いているうちにおもちゃ目線にしたら面白いんじゃないかと思って、おもちゃ目線で。バンプの「魔法の料理 ~君から君へ~」の影響もめちゃくちゃ受けてますね。

――「タカラモノ」のMVも見てみたいです。

はる いいですね。グッズで絵本とかもつくってみたい。

――ひろとさんはいかがですか?

ひろと 僕は「貴方依存症」が一番好きです。テンポも跳ねている感じが特徴的で、自然に身体が揺れちゃう感じもいいですし、歌詞もちゃんと恋してる感じが楽しくて好きですね。

――最後に、ファンの皆様に一言お願いいたします。

ちゅうじょう ガラクタを聞いてくれてる人にとって、ガラクタの曲が“タカラモノ”になるような。そんな曲をずっと作っていけたら嬉しいです。一人で聞いてるときも、友達や家族と聞いてるときも、楽しい気持ちになってくれたり、共感してくれたらいいなと思っています。

――ありがとうございました!

2023.11.15(水)NEW RELEASE
Digital single 『相変わらず、愛変わらず』

音源リンク
https://garakuta.lnk.to/sameagainloveagain
公式Instagram
@garakuta_band_

※掲載内容は2023年12月時点の情報です

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名古屋発・人気急上昇中のロックバンド「ガラクタ」インタビュー【東海発!次世代アーティスト発掘企画 vol.4】

WRITER

Eri Kimura

Eri Kimura

三重県出身。学生時代は、読書や映画鑑賞、バンド活動に、アパレル店員として働くなど多趣味全開で奔走。現在は新人編集者として奮闘中!

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