2024.1.19fri
声優・アーティスト・俳優として活動する蒼井翔太さんにインタビュー!3rdアルバム『DETONATOR』を引っ提げたライブツアー、ファンの皆さんへの思い
声優・アーティスト・俳優として活動する蒼井翔太さん。2023年11月8日(水)に、3rdアルバム『DETONATOR』を発売し、2024年1月28日(日)からライブツアーが開催されます。
今回のアルバムは、自身にとって約6年ぶりとなる作品。これまでにリリースしたシングルCDの他、デジタルシングルなどを含む12曲が収録されています。
「自分なりの自由な価値観や表現を愛していこう」という思いを込めた、デジタルロックチューンの「Freestyle Lover」をはじめ、5曲が新録です。
今回、蒼井さんが『日刊KELLY』に初登場! 今回のアルバム『DETONATOR』やライブツアーへの思いを伺いました。
蒼井さんのファンの皆さんへの思いも随所に感じるインタビュー! ライブに参加する方は予習に、参加できない方はライブに行った気分を味わいながら読んでくださいね♪
蒼井翔太
- プロフィール
- 声優、歌手、舞台など様々な分野で活動中。2011年に声優デビューし、アーティストとしては、2013年にミニアルバム『ブルーバード』でCDデビュー。2016年に自身初となる日本武道館公演を開催した。2022年1月から2月にかけて、全国4都市を巡るライブツアー「蒼井翔太 LIVE 2023 WONDER lab. Garden」を開催。ファイナルの両国国技館公演は見切れ席も含めて完全チケットソールドアウトに。2023年6月に、アーティストデビュー10周年を迎えた。
“6年分の蒼井翔太”が詰まった3rdアルバム『DETONATOR』
――『日刊KELLY』初登場ということで、ようこそ! まずは名古屋の思い出について教えてください。
ライブで名古屋に来ることが多いですね。今回は、愛知の「一宮市民会館」で開催させていただきますが、この会場は何度かお世話になっている場所です。あと、栄の「サンシャインサカエ」で、何度か公開録音などもさせていただきました。結構、名古屋にゆかりがあって、思い出もたくさんあります。20代前半のころ、ラーメン横丁みたいな施設があって、そこでラーメンを食べた思い出もありますね。
――今日は何か楽しみにしているグルメはありますか?
僕は名古屋に来たら、帰りに新幹線ホームへ行く前に、駅のお弁当屋さんで味噌カツ弁当を必ず買って帰るんですよ。それと、父親がういろう好きで、僕自身もあんこや和菓子が好きなので、ういろうも必ず買っていましたね。ういろうは、もっちりした感じがとってもおいしいです。あとは、「じゃがりこ」の手羽先味も食べたいですね。前回のライブの時に教えてもらったお菓子は「ケロトッツォ」です。名古屋はおいしいグルメがいっぱいありますね。
――今回もぜひ名古屋グルメを堪能してください! 改めまして、3rdアルバム『DETONATOR』のリリースと、ライブツアーの開催おめでとうございます! 今回のアルバムは、どんな一枚になっていますか?
約6年ぶりのアルバムリリースですが、本当にありがたいことに、この6年間絶えず、シングルCDの発売やデジタルシングルを発表させていただきました。これまでの“6年分の蒼井翔太”が詰まっている一枚です。新録は5曲入っていて、新しい一面も見られますし、蒼井翔太らしさというのもしっかりと詰め込んでいます。あと、曲順もこだわっていて、勢いのある爆発的なスタートで始まって、そこから徐々に、トリッキーなところ、幅の広さや楽曲の色とかもじんわりとにじみ出てきます。蒼井翔太そのものを噛みしめることができるアルバムになっています。
――1曲目はとても疾走感のあるメロディーで引き込まれました。6年ぶりのアルバムとなると、いつにも増してワクワクされているのではないでしょうか。
制作している時も、すごくワクワクしました。コロナ禍で活動が難しい時期があって、みんなが耐えて、我慢して、待ってくれていたんだろうなっていうのがすごく伝わっていたので、レコーディング時は一足先にライブをしてるかのような感じでした。イメージの中で、みんなに会っている気持ちで取り組みました。それと、アーティストとして10周年を迎えて、11年目のスタートになるアルバムなんですよ。そういうこともあって、制作段階からすごく楽しかったですね。
――楽曲を聴いてくださる皆さんへの思いが馳せる部分も大きいのでしょうか。
そうですね。ありがたいことに、蒼井翔太は楽曲や芝居でいろんな表現をさせていただいているんです。ジャンルが違っていたり、姿形が違っていたり。例えばジャケット写真は、今回のようにクールなものもあれば、天女様のような感じの衣装など、いろいろな表現をしてきました。そうやっていろいろな表現をしていくとなると、これはこう思われるのかなとか、みんなが離れていっちゃうんじゃないかなとか、不安や恐怖が出てくると思うんですよ。でも、僕のファンのみんなは、「蒼井翔太が好きな表現、蒼井翔太が楽しいと思えることが大好きだから」と思ってくださっているんです。“両手を広げてなんでも来い”という感じで。そのありがたさがあって、アーティスト活動10年間、いろいろな表現をすることができました。そうして続けてこられたって、とてもすごいことだと思うんですよね。
みんなの支えてくれる力っていうのは絶大だなって思いますし、だからこそ、みんなが喜んでくれて、蒼井翔太をより好きになってくれるような、みんなが望んでいるものを出していきたいです。それを詰め込んだのが、今回の3rdアルバム『DETONATOR』だと思います。
僕自身も蒼井翔太のファンでもあるので、「これを待っていた!」っていうような曲、表現、ジャケット写真やアーティスト写真とか、「これがキタか!」みたいな、そういうテンションの上がり方はありますね。
――素敵なお考えです。でも、ご自身が客観的にファンになるのは少し難しそうな気がします。
たしかに、難しいと思います。でも、僕は自分の過去のライブ映像とかを見る時も、ステージに立っているのは間違いなく自分なのに、自分として見ることがあんまりできないんですよ。イチお客さんとして見ています。ステージの上で何か反省するようなことがあった時は、ステージを降りて「あそこはこうだったな」「今以上に次は絶対できるな」とか思ったりするんですけど、その日が終わった次の日から、映像で確認する時には、もう全部お客さんとして見ている自分がいるんです。なので、「ここはこうしてほしいな」「こういうのが見たいな」っていうのが次々に思い浮かぶんですよ。不思議な感覚ですが、ファンのみんなと繋がっている意識というか、みんなからもらっているヒントが、次のライブに繋がっていくんだろうなって思いますね。
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