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りりさんが振付を担当した「キミはバッテラ」

りりさんが考案した振り付けを、メンバーの皆さんはとても喜んでいました♪

――カップリングの「キミはバッテラ」は、タイトルがとても印象的ですよね。この楽曲のポイントを教えてください。

みれいさん 振り付けを担当した、りりからぜひ話して!

りりさん はい! 「バッテラ」というのは2つの意味があります。サバのお寿司の「バッテラ」と、「バズってーらー」という意味がかかっているんです。ひとみちゃんがよく「バッテラって良い歌詞だよね」ってふとした時に言うんですけど、本当に歌詞がいいんですよ。人ってどこかないものねだりだったり、他人に憧れて自分の良さに気づけていなかったり。でも、あなた自身が素晴らしいんだよ、魅力があるんだよっていう歌詞なんです。そんな意味を持つ歌詞に、私の振り付けが乗っかってさらに良くなってると思います!

――ぜひ振り付けのポイントも教えてください!

りりさん 「バッテラ」のお寿司を表したくて、手のひらを合わせて、お寿司を握っている感じにしました。あと「鯖鯖(サバサバ)してる」っていう歌詞で、魚のヒレを表現しました。音にハメる振り付けを意識にして、すごく遊びました! メンバー6人がいないと踊れない振り付けばかりなので、1人でも欠けたらダメだよっていう意味も込めています。

――素敵なコンセプトですね。どれぐらいで振り付けが完成したんですか?

りりさん 2日くらいです。

――すごいスピード感ですね! メンバーの皆さんは、初めて振り付けを見た時にどう思いましたか?

メンバー かっこいい!って思いました。

ひとみさん オーディションで、自分たちで振り付けを作る審査があったんですよ。私とりりちゃんは同じグループで、その時にりりちゃんが考えた振り付けが少し入っていて、「あ、あれだ!」って思いました。

――これからも思い入れのある楽曲の一つになりそうですね。

りりさん そうですね。私にとって初めて、振り付けと構成を担当した曲になります。挑戦したのも初めてです。あと、6人のメンバーが個性豊かなので、それぞれのパートでそれぞれのキャラクターに合う振り付けにしました。メンバーの魅力がわかる振り付けでもあります。

――皆さん、知っていましたか?

みれいさん はい。振り入れの時に、「〇〇のこういうのがすごい好きだから、こういうポーズをしてほしいんだよね」とか「こういう動きをしてほしいんだよね」って褒めながら教えてくれました。

オーディション“アイやめ”のシゲキテキな思い出

左から、取材中パワーワードを投入するひとみさん、ニコニコ癒し系のあおいさん、メンバーをまとめて場を回すみれいさんと個性満載!

――りりさんは、良い先生ですね! オーディション時の印象的だったことや、あのタイミングで自分は変わった気がするなど、エピソードを教えてください。

あおいさん 振り入れがあった当日に、ダンスを披露する審査が印象的ですね。私は歌よりもダンスに自信があって、結構得意だと思っていたんですけど、その時は練習で踊れていたのに、審査で披露したら上手にできなくて…。周りのみんなは踊れていたので、泣いてしまったんです。そうしたら、ひとみちゃんが慰めてくれました。

――ひとみさんは、何と声をかけたんですか?

ひとみさん 「大丈夫だよ。上手だったよ」って、よしよししました。ポロポロ泣いていて、声をかけないわけにもいかない状態でした(笑)

――オーディションだと、みんなは仲間だけど敵でもあって複雑な関係性ですよね。

りりさん 私は高校も辞めていたし、過去に一度、デビューに失敗したということもあって、自分の中で絶対にオーディションに受からないといけなかったんです。4畳一間の生活にも耐えられなかったですし、時期的にもこのオーディションが最後だと思って受けていたので、絶対に受かりたいっていう気持ちありすぎたんですよね。なので、他のオーディションメンバーは仲間っていうより、敵だっていう認識で。私はオーディションに受からないといけないから、仲良くできない、仲良くしないって決めていたんです。その時の私は、かなり怖かったと思います。特に、中学生2人(あいらさん・あおいさん)は、私のことを相当怖いと感じていたと思います。あんまり笑わないし、話しかけにもいかないし、ずっと1人で練習していて。みんなと仲良くしたい気持ちがあったんですけど、オーディションに受かるために、怖い自分をわざと演じていました。でも、合格して6人のメンバーが決まってから、「今まで怖くしていてごめんね。本当は仲良くしたかったんだよ」って謝りました

――そうだったんですね。皆さんは、りりさんのその告白を覚えていますか?

メンバー 覚えています。

りりさん あんな人が同じオーディションにいるなんて、自分でも嫌ですね。

ひとみさん 私は怖くなかったけどね。

――何かあったんですか?

ひとみさん 話せば長くなるんですけど…りりちゃんに対して、配慮のないことを言っちゃったんですよ。そうしたら、りりちゃんは「なんだ、この子は」って思ったらしくて。それに気づいたのも最近なんですけど(笑)

あのんさん 私はダンス未経験だったんですけど、最初の対面審査がダンスで、ダンスの一部を自分で作らないといけなくて。披露する順番が、私が最後だったので、みんなが上手に踊っている姿を見ていたら、余計に緊張して。私はふにゃふにゃっとしたダンスになってしまって…。でも、それがきっかけでりりと仲良くなりました。りりにとっては多分、唯一喋っていたのが私だったと思います。りりがダンスのジャンルとかいろいろ教えてくれたり、ご飯を食べに行ったりとか。一緒に頑張れる理由の一つになりましたね。

――周りとの壁を作っていたりりさんですが、あのんさんと仲良くなるきっかけがあったんですか?

りりさん 私もよくわからないんです(笑)。オーディションの集合時間に、私が30分以上早くに控室へ行ったんですよ。普通、5~10分前に着く人が多いじゃないですか。でも、あのんは私以上に早く来ていたんですよ。私しかいないと思って控室に入ったら、あのんがもう控え室にいて、「初めまして」って話して。みんなが来るまで、40分間くらいずっと2人で喋っていて、「この子と仲良くなりたい」って思いましたね

あのんさん うれしいー!

りりさん 私にはたくさん話すクセがあって、話相手は興味がなかったら「もういいよ」って飽きてもおかしくないのに、あのんは「知りたい、聞きたい」っていう感じで。需要と供給で、会話が成り立って、盛り上がったんですよね。メイクとかネイルとか、キャラクターとか、趣味がほとんど一緒なんです。仲良くなって、ダンスが未経験っていう話も聞いて、いろいろ教えていましたね。

あのんさん 心強かったです。

――素敵なエピソードですね。今こうして同じグループで活動できているのも、感動的ですね。

りりさん デビューが決定した時は、2人で抱き合いました!

デビューにすべてをかけていたりりさん(左)、そんなりりさんとすぐに仲良くなったあのんさん(右)、取材時もイベントでもハツラツとした魅力を放っていたあいらさん(真ん中)

みれいさん 私は、オーディション前は会社員だったんです。合宿審査までは、参加者の中で最年長でしたし、実は過去に、福岡県にある事務所に所属していたことがあって、芸能をちょっとかじっていたんです。周りの人から「〇〇に就職したんだ」とか「結婚するんだ」っていう話を聞く中で、私は「今年オーディションに受からなかったら、芸能を諦めて、表に出ている人たちを応援する側や裏方になろう」と、区切りを付けようと考えていました。学生とかは年齢的にまだ未来があるけど、年齢を重ねていくと、だんだんオーディション自体受けられなくなってしまうんですよ。運命の分かれ道というか、分岐点がこのオーディションでしたね。なので、フォーチュンの谷口社長が「やる気と人柄で合格させた」と言ってくれた時に、このオーディションにかける熱意を評価してもらえたのかなと思いました。

――歌やダンスの技術もそうですけど、そういう思いや熱意は絶対に伝わるものだと思うので、ぜひみれいさんの武器として大切にしてください!

みれいさん そうですね。前に芸能活動をしていた時のファンの方々にも恩返しをする最後のチャンスなので、デビュー後も頑張ります!

ひとみさん 私は、私以外の5人がデビューメンバーに選ばれるだろうなって思っていました。はじめの審査の時から、みんなからオーラを感じたんです。自分はこのままじゃ受からないっていう気持ちがあったんですけど、オーディションを通して、だんだん自分にも自信がついてきたんです。最終審査では自分の力を出しきれたので、その結果が今に繋がっています。なぜか、このメンバーのグループが想像できたんですよね。みんな個性がしっかりあるからなのか…。予想的中です。

あいらさん 歌の審査が印象的です。私は山口百恵さんの「プレイバック Part2」を歌いました!

メンバー 報告!?(笑)

あいらさん その時の課題が「一番好きな曲」っていうテーマで、好きな曲がいっぱいあって悩んだんですけど、両親も含めて、マインドを尊敬できる人がたくさんいる時代の曲なので、「プレイバック Part2」を選びました。どちらかというと、楽曲よりも歌っている人で選びました!

――力強くてかっこいい楽曲を選びましたね。

あいらさん 元々、昭和歌謡が好きなんです。

ひとみさん メンバーの中で一番声量があるので、ぴったりなんです。

あいらさん 逆に声量しかないかも(笑)。無意識ですけど、その声量も昭和歌謡からきているのかもしれないです。今、初めて気づきました。

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コンセプトは“友達”、ボイメンの妹分グループ「SAKURA GRADUATION」通称・クラグラが「シゲキテキVIVID!!」でついにデビュー!

WRITER

Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

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