“ボイメン”こと「BOYS AND MEN」が『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』をリリース!楽曲のことから卒業する勇翔さんとメンバーの思い出まで、激アツなロングインタビュー!!
#インタビュー

2024.3.13wed

“ボイメン”こと「BOYS AND MEN」が『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』をリリース!楽曲のことから卒業する勇翔さんとメンバーの思い出まで、激アツなロングインタビュー!!

“ボイメン”こと「BOYS AND MEN」が、約1年3か月ぶりとなる新曲『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』をリリース!

タイトルにある「ヴーカ(Vuka)」は、スワヒリ語で「越えろ」「立ち上がれ」という意味があり、今作は、片想いながらもめげずに“恋の筋トレ”を頑張り、乗り越えていこうという激アツ応援ソングになっています。

そんな熱々な楽曲をリリースする、ボイメンにインタビュー! 今作のことはもちろん、2024年3月末をもって、「BOYS AND MEN」を卒業、所属事務所を退所する勇翔さんとメンバーの思い出など、たっぷり伺いました。

『日刊KELLY』だけに語ってくれたあんな話やこんな話まで…。熱々な内容でお届けします! この記事を読んで、皆さんも“ヴーカ”していきましょう!!

BOYS AND MEN(ボーイズ アンド メン)

プロフィール
2010年に結成された東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたエンターテイメント集団。2016年「第58回輝く!日本レコード大賞新人賞」を受賞。2017年日本武道館にて単独ライブ。2019年1月夢のナゴヤドームで単独ライブを完遂。東海エリアを中心にテレビやラジオのレギュラーを持ち、ソロとしても映画やドラマ、バラエティー、情報番組出演など様々な分野で活躍している。メンバーは、田村侑久・辻本達規・本田剛文・勇翔・平松賢人・吉原雅斗。

“顔で踊る”楽曲の注目ポイント!

――まずは、約1年3カ月ぶりとなる新曲のリリースおめでとうございます! サビの振り付けが印象的で、リリース前からTikTokをはじめとするSNSでもかなり盛り上がっていますね。一人ずつ、注目ポイントを教えてください。

平松さん サビの表情ですね。ニコニコ→真顔→ニコニコ→真顔っていう、キレッキレの表情の変化に注目してほしいです。

本田さん ダンスより顔の方がキレているかも(笑)

平松さん もはや、顔で踊っているもんね。ダンスが難しいって言われるんですけど、ざっくりでも楽しく踊ってもらえれば十分です! 「TikTok動画用に一緒に踊りましょう」って、共演者の方とかを誘うと、「どんな振り付けなんですか…?」って一回構えられるんですけど、レクチャーは一瞬で終わりますね。

本田さん ストレスフリーな振り付けだよね。

平松さん そう。気軽に踊れるし、他のアーティストさんでは、こういうおちゃらけた感じの楽曲を意外とやっていないようで、ありがたいことに、SNS上での“ヴーカチャレンジ”は良い評判をいただいています。プロ野球選手とのコラボも反響がすごかったよね。

辻本さん 僕が「中日ドラゴンズ」の選手たちとコラボしたんですよ。普段は踊らないプロ野球選手が踊っている姿が貴重で、多くの野球ファンの人が動画を見てくれたみたいです。そもそもTikTok動画を撮ったことがない野球選手が多いので、一緒に踊ってもらうのはハードルが高かったんですけど、結果的に、いろいろな方に喜んでもらえて良かったです。あんなに運動神経が良い野球選手でも、野球の動作が一つも入っていない振り付けなので、踊ると少しぎこちないのがまた良いみたいですね(笑)

平松さん 次のヴーカチャレンジは、立浪(和義)監督を目指そうって話しています。

辻本さん 立浪監督が踊ってくれたらうれしいけど、実際は頼めないよ! 僕の注目ポイントを挙げるなら、サビでダンスに徹しているところですね。今までのボイメンではなかった、フロントダンサーとバックボーカルみたいな構成になっていて、それが新しくて面白いと思います。僕は、1番サビは歌って、ラストサビは歌わないんですよ。全力投球で歌う1番サビと、踊っているだけのラストサビの消費カロリーを比べると全然違いますね(笑)。これまでは、メンバーみんなでサビを歌うことが多かったので新鮮です。
曲調はボイメンらしさが詰まっているので、野球選手にヴーカチャレンジをやっていただく時も、恥ずかしい気持ちはなく、お願いできました。コラボした田中幹也選手は、「シーズン中のどこかでこの楽曲を使う」って言ってくれました。うれしいですね。

吉原さん考案の“袖なし学ラン”。斬新ながらも、楽曲に“マッチョ(めっちゃ)”合っています!

吉原さん 僕の注目ポイントは衣装です。今回は布面積が少なくて(笑)、この楽曲にピッタリだと思いますね。いつも学ランがモチーフで、シルエットはそんなに変えず、色合いや装飾を変えるので、新しい衣装でもそこまで大きな変化がなかったんですよ。今回、けんちゃん(平松さん)から「こういう衣装の案がきているけど、どう思う?」と話があった時に、「もう袖を切っちゃいなよ」と言ったのが、まさかのゴールまでたどり着きました。

本田さん 何の気なしに言ったことなんだよね。

吉原さん 遊びがあるというか、身体に負荷がかかる感じは、実は僕が一番避けたいタイプの衣装なんです(笑)。でも、楽曲に合っていて面白い感じになったので、良かったなと思いますね。

――袖がないことで、曲名にもかかって“筋肉アピール”ができますよね。

吉原さん メンバーそれぞれの筋肉の仕上がりが、えげつなくまばらなところが良いですよね(笑)

辻本さん 全員ムキムキだったら、ただ筋肉を見せたいだけになっちゃうんじゃない?

本田さん みんながみんな、ムキムキだと逆に笑えないかもしれない。この普通っぽいところがいいんじゃない?(笑)

吉原さん ニュートラルな俺たちで勝負しています。

辻本さん 普通なのに、よくそんな良い顔できるなって感じだよ(笑)。この曲のために筋トレを始めた人が誰もいないもんね。

――衣装は、いつもメンバーの皆さんで話合うんですか?

本田さん ずっとそうしてきている訳じゃないんですけど、ボイメンとしてもう10年以上活動しているので、マリオネットのままじゃいけないということで、最近は自分たちでやりたいことをしていこうとなっていますね。

吉原さん 楽曲に関することは、けんちゃんが中心になることが多いですね。「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~」は、一曲丸ごと振り付けを担当してくれました。

平松さん みんなで相談しながら作った部分もあります。

辻本さん そうしたら、「振り付けはBOYS AND MEN」と書いてもらっていいね?

平松さん そうやって話を持っていくの!?

辻本さん だって、自分で言ったからね。

平松さん 振り付けは、僕がまとめました!

――そう書いておきます! 今回は平松さんから楽曲のコンセプトなどを聞いて、吉原さんから衣装についてお話されたということですか?

吉原さん そうですね。迷ったことがあると、大体僕のところへ話がきます。「それはないけど、これはいいと思う」「もっとこうした方がいいんじゃない」みたいな判断をしていますね。ちょっと毛玉だけを取る感じの役目です。

辻本さん いやいや、毛玉取りどころじゃなくて、袖をちぎってるやろ。

本田さん 僕が思うポイントは歌詞ですね。「恋と筋肉」をなぞらえている歌詞で、楽しいんですよ。歌詞カードを見ていても、「恋しさはプロテイン」とか、うまいこと言っている感じが良いです。「ヴーカ(Vuka)」という言葉自体はスワヒリ語で、馴染みはないけど響きはいいし。面白い歌詞を、僕ららしく、真剣勝負で歌っているところもいいと思います。

――MVのストーリーバージョンでは、本田さんの熱い演技を見られますね!

本田さん ストーリーバージョンは、面白いものを作るつもりでやったんですけど、ファンの方から「本田くんに感情移入しすぎて泣いてしまいました」っていう感想をもらって。思わぬ刺さり方をしていますね(笑)

▼ボイメンの表情に注目!『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』Music Video(Story ver.)

勇翔さん 僕は、「ダンスマスター」という役割を与えてもらったので、そこに注目してほしいです。

辻本さん ダンスマスターだけど、一番ダンスしてないよ(笑)

勇翔さん 冒頭で僕が中心で踊っている周りをみんなが踊るところと、「It’s training time!」のところですね。1人がフューチャーされる振り付けは今まであんまりなかったので、印象的です。僕がボイメンを卒業するから決まった訳じゃなくて、たまたま「このパートは勇翔でいきましょう」となったんですよ。ミラクルです。

本田さん 勇翔は、ダンスマスターの感じが合っているよね。“エスニックな儀式”みたいな振り付けになっているから、何となく妙な説得力があるんだよな。

吉原さん “エスニックな儀式”って何? テクニカルな例えをした感じを出しているけど、それって何?(笑)

本田さん 例えた結果、わかりにくくなっている?(笑)

平松さん 振り付けを担当した僕としては、この楽曲にインド映画のようなイメージを持ったんですよ。

本田さん それそれ!

平松さん インド映画で、センターで踊っている人を「ダンスマスター」って呼ぶんですよ。なので、今回は勇翔のことをダンスマスターと呼ぶようにしました。

本田さん ダンスマスターの勇翔を囲んで僕らが動いている時に、吉原と勇翔が良い笑顔で目くばせをしていて。本人たちなりの楽しみ方だと思うんですけど、吉原は移動する振り付けなので、勇翔は目くばせじゃなくて、もはや顔ごと吉原の方へ向いちゃっているんですよ(笑)。この楽曲を歌うと、やっぱりたぎってくるんだろうなと思いますね。これはライブならではのポイントなので、ぜひ注目してほしいです!

田村さん 勇翔の「It’s training time!」がすごく目立つんですけど、その影で、僕は勇翔の土台になっています。勇翔が僕の背中に乗っかってジャンプしている時、土台として耐えている僕と本ちゃん(本田さん)に注目してほしいです。

辻本さん 「痛っ」って声が聞こえているよ(笑)

田村さん 突き刺さる痛みなのよ。顔を下に向けているから、いつ乗っかってくるかわからなくて、その恐怖も相まって痛いね(笑)。必死に耐えているので、土台の僕たちのこともぜひ見てください!

▼勇翔さんのダンスマスター&田村さん・本田さんの土台にも注目の『ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~』Music Video(Dance ver.)

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Satomi Hirata

Satomi Hirata

千葉県出身。週末の楽しみは、東海の温泉やスパに足を運ぶこと。ヨガ、お散歩も大好きな健康オタク。名古屋歴は浅いながらも、日々の発見を大事に、新鮮で楽しい情報をお届け。

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