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結成17周年のSCANDALが新アルバム『LUMINOUS』をリリース!MAMIさん(Gt&Vo)にインタビュー
#インタビュー

2024.4.11thu

結成17周年のSCANDALが新アルバム『LUMINOUS』をリリース!MAMIさん(Gt&Vo)にインタビュー

2023年8月21日に結成17周年、デビュー15周年を迎え、「同一メンバーによる最長活動ロックバンド(女性)」として、ギネス世界記録に認定された、日本を代表するガールズバンド・SCANDAL(スキャンダル)が、2024年3月20日に通算11枚目となる新アルバム『LUMINOUS』をリリース!

2023年にリリースしたシングル曲「Line of sight」「ハイライトの中で僕らずっと」を含む、計11曲が収録されています。

愛知県出身のMAMIさん@mmts_dayo)に、ギネス世界記録に認定された心境や、ニューアルバム『LUMINOUS』、4月2日(火)から始まるツアー『SCANDAL TOUR 2024 LUMINOUS』への意気込みなど、たっぷりとインタビューさせていただきました!

SCANDAL(スキャンダル)

プロフィール
2006年大阪・京橋で結成。2008年「DOLL」でメジャーデビュー。翌年には「少女S」でレコード大賞新人賞受賞。近年ではSCANDALの影響で楽器を始める女子も増え、10代女子を中心に絶大な人気を誇っている。2019年プライベートレーベル“her”を始動、名実ともに日本を代表するガールズバンド。

結成17周年、デビュー15周年を迎えて

―― まずは結成17周年、デビュー15周年と、ギネス世界記録認定おめでとうございます!半年以上経ちましたが、今の心境はいかがですか?

ありがとうございます!実は、結成10周年の頃、雑誌のライターさんに「ギネス世界記録取れるかも」と言われていました。その当時はあまり本気にせず、取れるかな?くらいの軽い気持ちで過ごしていたのですが、結成15周年を迎えたときに、あと少しで記録に手が届きそうで。いよいよ本当に獲れるかもしれない!と、メンバーと確信しました。

結成17周年を迎えるまでの2年間は、「ここまできたら絶対に取らなきゃいけない」という覚悟が芽生えて、常に緊張感がありました。なので、ギネス世界記録に認定された瞬間は、緊張の糸が一気に解けた気がします。

ギネス世界記録を獲れたのはもちろんすごいことですが、最近は「バンドを続けられるだけ続けていく」を4人の目標にしていたので、バンドとしては通過点に過ぎないなと感じています。1つ目標を達成することができたので、ここから新たに「SCANDAL」の第二章がスタートするんだなと、メンバー同士改めて気合が入りました。

―― 当日は、大勢のファンの目の前で認定式がありましたが、その当時はどんなお気持ちでしたか?

認定式を行った場所が、「SCANDAL」が初めてライブをした大阪にある「なんばHatch」だったので、懐かしさと緊張感がありました。ここのステージに初めて立ったときは、スクールのイベントのオープニングアクトで一曲演奏しただけだったので、自分たちを観に来てくださるお客さんではなく、スクールの生徒の親御さんがほとんどでした。

でもこの日は、「SCANDAL」のファンだけで会場がパンパンになっていて、その光景にも感極まりました!いろんな感情が混ざり合っていましたね。

―― ファンの皆さんとその瞬間を共に喜べたのは、大きいですね。

ファンのみんなと一緒に過ごせたのはとても幸せでしたし、忘れられないいい1日になりました。グッズの中に、メンバーのRINAちゃんが「世界一」と書いたタオルがあるんですが、それをファンのみんなが掲げてくれていて!それを見て、改めて世界一になった実感が湧きました。

新アルバム『LUMINOUS』制作秘話について

―― 3月20日、11枚目のアルバム『LUMINOUS』の発売おめでとうございます!「Vision」や「Line of sight」などのかっこいい曲から、「群青pleats」や「ファンファーレ」などの爽やかでかわいらしい曲まで、とても幅広い楽曲が収録されていますね。まずは無事発売した、今の率直な心境をお聞かせください。

自分たちでも明るい作品ができたと思っているので、アルバムを聴いてくださる方に明るさやポジティブさが伝わるとうれしいです。「SCANDAL」第二章始まりの1枚目になったので、またここから気合いを入れていけたらと思っています!

―― アルバムの発売は、『MIRROR』から約2年2カ月ぶりとなりますが、『MIRROR』完成の後、すぐに楽曲制作に取りかかっていたのですか?

全曲が『MIRROR』からこれまでの期間に作った楽曲ではなく、過去に作っていた曲も掘り出しています。曲ができたメンバーからみんなに聴かせて、どんどんストックを作っていきました。

―― アルバムを聴いて、『LUMINOUS』というタイトルがぴったりだと思いました!どうやって決めたのですか?

アルバムの曲が全曲出そろってから、メンバーみんなで考えました。打ち合わせのときに、「光」「輝き」「明るさ」「純粋さ」「ピュアであること」などのワードが飛び交ったり、歌詞に「光」「太陽」などの明るいワードが多かったりしたので、4人全員がポジティブなマインドで、同じ方向を向いていることに気づきました。

そんな気持ちを言葉に変換するときにRINAちゃんが、「自分たちが発光していたら、どんな暗闇も怖くないよね」と言っていて。『MIRROR』がかなり重めの歌詞や感情だったので、「そこから光を探す作業をしていたけど、自分たちが発光していたらどこでも明るいよね」という気持ちも込めて、“光る”や“明るい”という意味を持つ『LUMINOUS』にしました。

―― ジャケットのクラゲは、「SCANDAL」の4人を見立てているのですか?

クラゲは自ら発光する生き物なので、今の私たちにぴったりだと思い、クラゲにしました。でも、クラゲの数は決めていないです(笑)。ジャケットのデザイナーさんが4人だから4桶にしてくれたんだと思います!

―― 「ファンファーレ」のMVでは、クラゲのようなシアーファッションが素敵ですね!

スタイリストさんに実際に曲を聴いてもらい、アルバムのイメージを伝えて作っていただきました。イメージ通りとてもかわいくて、自ら発光できる衣装でした♪

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結成17周年のSCANDALが新アルバム『LUMINOUS』をリリース!MAMIさん(Gt&Vo)にインタビュー

WRITER

Mamu Kunita

Mamu Kunita

富山県出身。雑誌『KELLY』のアートディレクターで、編集は勉強中。写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理を作ることが好き。東海の良さを“言葉”と“写真”と“デザイン”で伝えたい。

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