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東海地方からナマステカレー探訪! 「木今」のスパイシーで発汗必至の“ととのう”キーマカレーを発見【愛知・一宮市】
#カレー

2024.4.29mon

東海地方からナマステカレー探訪! 「木今」のスパイシーで発汗必至の“ととのう”キーマカレーを発見【愛知・一宮市】

誰もが一度は食べたことがあろうカレーは、一見シンプルですが、多数のスパイスと様々な食材を掛け合わせることで誕生する、奥が深い料理の一つ。
カレー大好きの編集部・星川が、東海三県のカレーを調査! これを読めば、あなたもカレーの奥深さに魅了されること間違いなしです。

第5弾は、2024年3月9日(土)にオープンしたばかりの「木今(コキン)」。“キーマ”とも読める店名の通り、バリエーション豊富なキーマカレーを提供しています。昼間はカレー専門店ですが、ディナータイムになると、スパイスを使った一品料理を提供する居酒屋に変身します。

今回は、昼メニューを中心にご紹介。こだわりのキーマカレーはもちろん、店名の由来など、じっくりお話を伺いました。

この町を見守ってきた建物をリノベーション

JR「尾張一宮」駅より徒歩約9分のところにある「木今」は、昔ながらのブティックや居酒屋などが立ち並ぶ「一宮市本町商店街」を越してすぐのところに店を構えます。レトロな外観に、白いのれんが目印です。

取材時はオープンから間もないとのことで、店内は装飾物でお祭りムード一色に。
内装のテーマは“神社”。天井は木材がむき出しになっていて、どこか神社の建造物を思わせるような雰囲気です。テーブル席の他、「来てくれたお客さんと、他愛もない話ができるように」とカウンター席を用意。

メニューは絵馬に書かれています。ランチタイムは、特製のキーマカレーをベースに、様々なトッピングが入ったメニューがラインナップ。その他、チキンカレーも展開しています。

汗ばむくらいにスパイシー!種類豊富な“ととのう”キーマカレー

「キーマカレー」(1000円)

十数種類のスパイスと合挽き肉、玉ネギなどを約2日間じっくり煮込んだ特製の「キーマカレー」は、素材それぞれのだしが溶け合う濃厚な味わいに仕上げています。最後にカスリメティをトッピングして、ほんのりと甘い香りをプラス。一口食べれば、身体全体がホカホカとして汗ばむくらいに辛いことから、通称“ととのうカレー”とも呼ばれています。

ランチタイムは、サラダと味噌汁付きなのもうれしいポイント!

「チーズキーマカレー(卵付き)」(1300円)

「キーマカレー」の上にチーズと生卵を加えた「チーズキーマカレー(卵付き)」が、店主のイチオシ&人気No.1メニューです。目玉焼きをイメージした、ユーモアあふれるルックスで写真映えも◎。こちらのメニューのみハーフサイズを展開しています。

チーズが伸び~~~る! ! 幸せなビジュアルです!

チーズ好き必見! 数種類のモッツァレラチーズをブレンドしています。チーズと卵黄のなめらかで濃厚な組み合わせが、カレーの辛みを和らげてくれます。濃厚チーズ × スパイシーなキーマの組み合わせが、反則級のうまさ!

「ダブルバターチキンカレー」(1100円)

辛いのが苦手な方は「ダブルバターチキンカレー」がおすすめ。バターをたっぷり使用したクリーミーなカレーと、“森のバター”とも言われるアボカドを合わせたマイルドさが絶妙です。

カレーのトッピングとしては珍しい、ネギやレモンがのっているのが「木今」流。すべての具材をスプーンにのせて最後にレモンを絞れば、さわやかさな風味とスパイスの香りが相まって、さっぱりとした味わいに!

「自家製はちみつレモンラッシー」(500円)

カレーのお供に自家製のラッシーはいかが? 優しい甘さが、カレーの箸休めにピッタリです。

一宮市のカレー文化を盛り上げたい! この場所でスパイスの魅力を発信

店主の友人が開店記念に作ってくれたというだるま

居酒屋での経験を持つ店主が、一宮市の飲食業を盛り上げるために活動中の仲間から誘われて、「一宮市にカレーの文化を広めたい」とオープンした「木今」。看板メニューのカレーが完成するまでの研究や店名の由来など、お話を伺いました。

――これまでのご経歴で、スパイスを使ったメニュー開発や調理を担当されていたことはありましたか?

この店を始めると決意してからスパイスを学び始めたのですが、はじめは種類の多さに驚きました。それと同時に、組み合わせ次第で味が変化していくことにワクワクしていました。今の形になるまで、約半年間試行錯誤を繰り返しましたが、研究もすごく楽しかったです。

――店名が“木(キ)”に“今(イマ)”で、「こきん」と読ませる理由は?

歴史が好きなので、平安時代前期の歌集『古今和歌集(こきんわかしゅう)』から文字を取って“コキン”がいいなと思ったのがきっかけです。漢字は決まっていなかったのですが、木材で骨組みされた店内の天井を見たときに、木を入れようと思って、“木”に“今”で“木今”と命名。名前を付けた後に、“キーマ”と読めることが発覚して、偶然キーマカレーと結び付きました(笑)

Hoshikawa

“ととのう”キーマカレーと言われるように、食べ始めから身体が火照ってポカポカしました。しかしただ辛いだけではなく、食材のうま味が溶け込みコク深い味わいで、プロの魂を感じました。カレーのバリエーションは今後も増えていくとのことで、新しい味が待ち遠しいです。

木今 (コキン)

問い合わせ
0586-80-1050
場所
愛知県一宮市本町2-7-16
営業時間
11:30~15:00(LOは14:30)、18:00~
定休日
不定休
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー不可
Instagram
@kokin2307
予算
昼1300円/夜3000円
アクセス
JR「尾張一宮駅」より徒歩で約9分

※掲載内容は2024年4月時点の情報です
※価格はすべて税込み表記です

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MAGAZINE 雑誌『KELLY』

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東海地方からナマステカレー探訪! 「木今」のスパイシーで発汗必至の“ととのう”キーマカレーを発見【愛知・一宮市】

WRITER

Yuna Hoshikawa

Yuna Hoshikawa

愛知県出身。まだまだ未熟なひよっこ編集部。ファッションと旅行が好き。暇を見つけては、お気に入りの洋服を着て、一人旅へ出かけるほど。何事も、思い立ったらすぐ始める派。

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