2024.5.14tue
【新栄】きっかけは“パパの愛”!グルテンフリーのフィナンシェ専門店「2525sweets」がオープン
名古屋市中区新栄に、小麦粉と卵、乳製品を一切使用しない、米粉フィナンシェの専門店がオープンしました。こちらは2年ほど前から、ネットショップで販売開始。美容やダイエットを気にする女性、アレルギーに悩む人たちが楽しくおいしくお菓子を食べられることでも評判でした。そして2024年3月、ついに実店舗がオープン!テイクアウトとカフェが楽しめるようになりました。
グルテンフリーにフードロス対策。人にも環境にも優しくておしゃれな「心地いい場所」。
場所は、千種駅から徒歩5分ほど。広小路通りに面しています。白を基調にしたさわやかな外観が、ひと際目をひきます。
店頭には、テイクアウトのフィナンシェが約10種類以上!定番に加えて、フルーツや野菜を使った季節のフレイバーが並びます。無駄のないように過剰生産はせず、ネットオーダー分と店頭に並べられる分だけを焼きます。が、3月のオープン初日は2時間で250個が完売したというほど人気のこの店。キッチンは毎日、フル稼働だとか。
カフェでは、フィナンシェにホイップクリームやフルーツをあしらった、ケーキのようなデザートも用意。もちろんクリームも乳製品ではなく豆乳ホイップ。まさにギルトフリー!
イートイン限定のデセールは、ドライフラワーとフィナンシェを焼く甘い香りが漂う、ナチュラルなカフェで。コーヒーは東京・虎ノ門に本社があるコクテール堂のエイジングコーヒーを使用。エイジングコーヒーとは、生豆をエイジングさせて甘みを引き出した、コクとまろやかさのあるコーヒーで、繊細な味わいで風味豊かなこの店のスイーツにぴったりです。
食物アレルギーを持つ人たちに「食べる幸せを感じてほしい!」と一念発起。
この店を立ち上げた阪下さんは、元大手広告代理店の営業マン。食品系クライアントを担当しながら、がむしゃらに働いていた頃に生まれた娘さんに重度の食物アレルギーが発覚したことが、今回のお店立ち上げの大きな原動力に。「離乳食期間は本当に苦労していた記憶があります。いまは娘も11歳になり食べられるものが増えてきましたが、それでもまだまだ。アレルギーのお子様を持つ家族がみんなでおやつの時間を過ごし、楽しくておいしい思い出を作ってもらいたくて」と阪下さん。広告代理店を退職後に料理を学んで食の世界へ。食育アドバイザーやアレルギー対応食アドバイザーの資格を取得し、アレルゲンを持ち込まない専用キッチンを作るなど、徹底した取り組みと覚悟でお店を立ち上げました。
フィナンシェは、国産米の米粉、豆乳、米油、きび砂糖、アーモンドプードルが主な原料。米粉ならではのしっとりとした食感ときび砂糖のまろやかな甘みとコク、各種フレイバー素材の香りが引き立ちます。写真は、ピスタチオとアーモンド。1個280円~という価格も良心的です。
カフェで食べられる「米粉フィナンシェ・デセール」を2つご紹介。季節のフルーツ(750円)は、ジューシーで甘いフレッシュなイチゴとソースをあしらった一皿。甘さ控えめで濃厚な豆乳のホイップもたっぷりです。デセール用に焼き上げたフィナンシェとのバランスも◎!
こちらは、あんバター(750円)。まさに、いま流行っている、あんこと厚めバターのビジュアル。バターが肝心なイメージのあんバターなので、物足りないのでは…?と思いつつ頬張ると、口どけもコクも申し分なし!油分が抑えられた上質なバターのようで、しっとりフィナンシェとあんこが引きたて合っています。これは新名物かも!!
美意識の高い人や、ママ友への手土産にもぴったり。
お友達や会社の取引先など、何気なく選んでいた手土産。実は相手のアレルギーや健康にも配慮できるともっといいのかも? と今回の取材で新しい気づきが。体に優しくておいしくて、賞味期限も慌てさせることのない焼き菓子を、ギルトフリーなエピソードを添えて贈れば、とても喜ばれそう!
ギフト用のボックスやショッパーもスタンバイ。送る相手の好みのフレイバーを想像しながら選ぶ時間も楽しい!
店主の阪下さんの愛情と想いがたっぷり詰まったこの「2525sweets」。買ってみんなで楽しむもよし、ふらりと立ち寄ってカフェで味わうもよし。ぜひ一度、安心安全でリッチなおいしさを体験してください。
2525sweets
場所 名古屋市中区新栄3-3-1 太陽ビル東館1F
営業時間 11:30~17:30(LOは17:00)
定休日 月・日曜定休
駐車場 なし
公式HP https://2525sweets.base.shop/
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