2024.6.8sat
名古屋駅直結のパン屋3選【2023・2024年オープン】
出勤前や帰り道、街歩きに、ついつい立ち寄りたくなる駅近のパン屋。名古屋駅直結でよりみちしやすい、2023~2024年にオープンしたパン屋3軒をピックアップ!
「TRUFFLE mini JR名古屋駅店」
2023年12月にオープンした「TRUFFLE mini JR名古屋駅店」は、「TruffleBAKERY」が駅中業態として名古屋に初上陸!「名古屋うまいもん通り 広小路口」内にあるため、通勤・通学時でも気軽に立ち寄ることができます。
看板商品の「白トリュフの塩パン」は、自家製のトリュフバターを生地に巻き込み、トリュフオイルとトリュフソルトで仕上げています。三段階使用したトリュフの香りが楽しめる、一番人気の商品。
また、「クロワッサンドーナツ」は、揚げる工程を2回に分けることで、軽い食感を実現しています。
他にもワンハンドで食べやすい、20種類以上のパンが並び、二番人気の「黒トリュフの卵サンド」も、見逃せない一品です!
「ペンギンベーカリーCoco 名駅サンロード店」
2023年11月にオープンした北海道発祥のベーカリー「ペンギンベーカリーCoco」。「ココで出会う。毎日の小さな幸せ」をコンセプトに、老若男女が安心して食べられるパンを提供しています。パンは扉付きのショーケースに並べ、衛生管理も怠りません。
イチオシ商品は、試行錯誤の末に完成した「とべない食パン」。北海道産小麦「ゆめちから」を100%使用することで、中はもっちり、耳はクリスピーな仕上がりになっています。そのままトーストで味わうも良し、サンドウィッチにアレンジしても◎。
「カレーパンフォンデュ」は、サクサクの衣から特製カレーとチーズがとろけ出します。
「バーミキュラ ポットメイドベーカリー ジェイアール名古屋タカシマヤ店」
2024年2月にオープンした「バーミキュラ ポットメイドベーカリー ジェイアール名古屋タカシマヤ店」では、店に並ぶすべてのパンを、鋳物ホーロー鍋の「バーミキュラ」で焼き上げています。
小麦本来の芳醇な甘みを引き出し、中はしっとり、外はパリッとした食感が特徴です。中川区の本店で連日完売の「シュプリーム鍋クロワッサン」をはじめ、約40種類のメニューがスタンバイ。
旅行や出張で名古屋駅を利用する人など、今まで以上に幅広い層へと届けています。
「こだわり卵のクリームパン」は、卵感の強いカスタードクリームがぎっしりと詰まっています。
「バーミキュラの無水カレーパン」は、無水調理したカレーを使用しているため、野菜のうま味がたっぷり!
通いたくなる理由がある!元料理人が営むクロワッサン専門店「ミカヅキ」
豊田市駅近くの住宅街にある「ミカヅキ」のクロワッサンがおいしい! と、パン好きの間で評判。開店早々から飛ぶように売れる理由は、こだわりの生地と店主の探究心にあります。 見て楽しい、食べて幸せ♥なクロワッサンで、普段の食卓に特別感を 三角形のもの、キューブや丸型のもの、フルーツや野菜が乗ったもの…。店内には、約15種類のクロワッサンがずらり! これほど用意できるのは、店主の感度の高さゆえのこと。店主は元料理人で、大のパン好き。食事のたびに「この料理をパンにするなら?」と考え、試行錯誤しているのだとか。各種フィリングは、すべて「味付けを濃くせず、毎日食べたくなるパン」を意識しています。一口食べればそのパンへの愛が伝わり、何度でも食べたくなってしまいます。 左から時計回りに「アーモンドショコラ」(250円)、「キャラメルバナナ」(250円)、「ブラウニー」(280円)、「いちご」(420円)、「クロックルショコラ(抹茶・イチゴ)」(各350円)。 【point1】心を込めて箱詰めしたパンは、手土産としても喜ばれそう! 店内に並ぶショーケースから好きなパンを選び、セルフで箱詰めをするスタイル。箱に入っているだけでちょっと特別感があって、自分へのご褒美や手土産にもぴったりです。 【point2】元イタリアンシェフによる、こだわりの生地も絶品。 3年以上の研究の末に出来上がった生地は、あえてバター少なめ&きび糖を使うのがこだわりぶりです。どんな具材とも相性が良いため、全種類のクロワッサンに使用しています。 ミカヅキ 問い合わせ 0565-42-7170 場所 愛知県豊田市月見町2-9-2 A 営業時間 10:00~16:00(売り切れ次第閉店) 定休日 月・火曜定休(8月19日より、月~水曜定休) 駐車場 2台 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @2022_mikaduki アクセス 名鉄「豊田市駅」より徒歩で約10分 v
街を彩るブーランジェリー「トレマタン ブーランジェリー」がお引越し。隣接するカフェでデリとのマッチングも♪【一社】
地下鉄「一社駅」からほど近くの公園に面したビルで、5年にわたって愛されてきた「トレマタン ブーランジェリー」が、旧店舗から西へ500mほどの場所へ移転リニューアル。街の風景に新たな彩りを添えています。 移転に際しては、同じビルで営業していたカフェ「Champagne Brunch(シャンパン・ブランチ)」も一緒にお引越し。2店が扉をシェアするスタイルで、パンとデリのマッチングが叶うなど、新たな楽しみが広がっています。 今回は、生まれ変わった「トレマタン ブーランジェリー」の魅力を紹介します。 厨房と店内の境界をなくし、コミュニケーションが生まれる店に 2023年10月、閑静な住宅街と地下鉄「一社駅」を結ぶ路地にお目見えした「トレマタン ブーランジェリー」。アーチ形の窓ガラス越しに微笑みかけてくるようなパンたちに、心を弾ませながら扉を開けると、厨房やカウンターから掛けられる「いらっしゃいませ」という耳心地の良い声に迎えられ、思わず頬が緩みます。 お客さん一人ひとりに声をかけ、会話を楽しむオーナーシェフの瀧さん 通勤途中に立ち寄る人、小銭を握りしめて駆け寄る子どもたち。散歩がてら、日課のように通うご婦人など、次から次へと吸い寄せられるように街の人々が集まります。 新しい店は“小さなパン工場”をイメージしているそう。店の外からは焼き上がったパンが見えて、店内に入るとパンを作る様子や焼き上がる香りなど、ライブ感が伝わるような空間となっています。「厨房でパンを作っている時にも、お客さんと視線を交わしてコミュニケーションがとれるように、厨房と店内の垣根をなくしました」と話すのは、オーナーシェフの瀧あゆみさん。 厨房とカウンターの境界はガラス張りにせず、ロゴマークのM形に大きく開いたデザインに。「対面式の販売スタイルにこだわったのも、顔が見えるパン屋さんでありたい」との思いからだとか。 お客さんの日常に寄り添う“喜ばれるパン”を作りたい 旧店舗を開店したばかりの頃は、ハード系のパンが主役だったものの、新店舗のショーケースにはふわふわ食感のパンや総菜パン、デザートパンなど、多種多様な50種類以上のパンが入れ替わり立ち替わり登場します。「おしゃれなパンを作ろうと意気込んでいた時期もあったんですが、“私が作りたいパンは、喜ばれるパンだな”ってある時、気付いたんです」と瀧さん。 開店と同時に並び始め、正午過ぎまでに約50種類ものパンが焼き上がります。パンの生地は無添加にこだわり、その日の気温や環境に合わせて調整しているそう。 「パン屋さんの醍醐味って、お客さんの日常に寄り添えることだと思うんです。朝食、ランチ、おやつ、ディナー。パンはどんなシーンにも合わせられるからこそ、毎日のように通ってくださるお客さんもいらっしゃいます。街の方の暮らしに溶け込み、日々の移ろいを共有できることって、パン屋の特権かなって思うんです」。 「ハニーキャラメルナッツサンド」(420円) おすすめメニューの「ハニーキャラメルナッツサンド」は、自家製キャラメルソースをまとった、ほろ苦いナッツとクリームチーズの酸味がマッチ。ハチミツ入りの全粒粉パンはほど良い食感です。 デリとパンの相乗効果で広がる、おいしくて幸せなひととき 扉を開けて、左側に「トレマタン ブーランジェリー」、右側に「シャンパン・ブランチ」があります 新生「トレマタン ブーランジェリー」のもう一つの楽しみが、隣接する「シャンパン・ブランチ」のデリとのマッチング。 「シャンパン・ブランチ」のショーケースには、ラザニアやミートローフなど定番の料理をはじめとした約10種類のメインがずらり。東郷町の「ひまわり元気農園」をはじめ、信頼のおける農家や八百屋などから仕入れる旬の野菜をふんだんに使った前菜や、手作りのスイーツなどを思い思いにチョイスできます。 オランジェリー(温室)をイメージした窓際の席やテラス席など、グリーンに包まれた心地良い空間もおすすめ また、ランチなどの混雑時以外であれば、ワンドリンクオーダー制で「トレマタン ブーランジェリー」のパンをイートインできるのもうれしいポイントです。 「今後は、トレマタンさんのパンをより意識したデリなど、新メニューも考えていきたいです」と話すのは、「シャンパン・ブランチ」のオーナー・上浪ゆかりさん。新たなセッションにも期待が膨らみます。 「パン職人は私の天職」と語る、オーナーシェフの瀧さんにインタビュー ―店名の由来は? フランス語で“朝”を表す言葉から着想を得ました。「発音が違うよ」と指摘されることもありますが、日本人が発音しやすくて、覚えていただきやすい音にしたかったので気に入っています。 ―お店のデザインの中でこだわった点は? 店舗デザインをお願いした方には、かわいくなりすぎないように、カッコいいテイストにしたいという思いを伝えました。そのイメージから、ネイビーやグレーを基調にしたシックな雰囲気に仕上げていただきました。そして何より、「シャンパン・ブランチ」のオーナーである(上浪)ゆかりさんが創り出す、ヨーロピアンアンティークの世界との調和がすごく気に入っています。お互いにどんな店にするか相談したわけではないのですが、完成してみたら見事にマッチしていて驚きました。毎日厨房から、こんな素敵な風景を眺めながらパン作りができる幸せを、日々かみしめています。 ―パン作りの魅力は? パンって、その日の気温はもちろんのこと、作っている環境の違いなど、いろいろな要素によって表情がころころ変わるんです。生地の発酵具合や焼き上がりなど、自然を相手にしている感覚や偶然性が難しさでもあり、楽しさでもあります。パン屋さんって、私の天職なんだなってつくづく感じますね。 ―これから挑戦したいことは? サンドイッチなど、野菜をたっぷり使ったメニューもゆくゆくは実現したいです。ただ、フィリングもできる限り手作りにこだわりたいので、もう少し落ち着かないと、手が掛けられないかなとは思います(笑)。 Writer 花野 店内や厨房、そして隣接する「シャンパン・ブランチ」の世界観も含めて、穏やかで和やかな風に包まれた「トレマタン ブーランジェリー」の新店舗。お店のスタッフやそこに集う方、みんながその心地よい空間や時間を共有できる素敵なお店でした。そして何より、まるで微笑みかけてくるような生き生きとしたパンたちから、瀧さんがパンへ注ぐ愛情がひしひしと伝わってきました。 トレマタン ブーランジェリー 問い合わせ 052-717-5869 場所 愛知県名古屋市名東区一社1-33 MAP 営業時間 8:00~18:00(売切次第閉店) 定休日 月・火曜(不定休あり、Instagramにて確認) 駐車場 4台(共同) 支払方法 カード不可・電子マネー可 アクセス 地下鉄「一社駅」より徒歩で約5分 Instagram @tot.le.matin.boulangerie シャンパン・ブランチ 問い合わせ 052-701-7799 営業時間 9:00~19:00(イートインは18:00)、火曜は10:00~ 定休日 月曜(祝日は営業) 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @yukariuenami 取材・文/花野静恵 撮影/武富将洋 ※掲載内容は2024年5月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
【5/23発売】雑誌『KELLY』7月号「おいしいパンとカフェ」特集が発売!目次&見どころをチェック
ここ東海エリアには、近年数を増やしているフォトジェニックなパンや、老舗のパンなど、見た目の愛らしさはもちろん、味もしっかり考え抜かれたものがたくさん! 2024年5月23日(木)発売の最新号、雑誌『KELLY』7月号「おいしいパンとカフェ」特集では、新店から客足の絶えない人気ベーカリーまで、ページをめくるたびに幸せを感じられるパンをピックアップ。 後半では、名古屋の朝に欠かせないモーニングや話題のスイーツを堪能できるカフェも特集!さっそく気になるコンテンツを詳しくご紹介します♪ 第一特集「おいしいパンとカフェ」 毎年好評の「パン」&「カフェ」特集。今回は、いつでも私たちの心をほっこりと幸せにしてくれるパンや、今注目のカフェを厳選しました! 世代・性別問わず愛される「総菜パン」。定番から変わり種まで、パン職人によって次々と生み出されるアレンジ満載な総菜パンが登場します! また、出勤前や帰り道、街歩きに、ついつい立ち寄りたくなる「駅近のパン屋」から、宝物を見つけたような気持ちにさせてくれる「隠れ家のようなパン屋」までセレクトしたページも。個性あふれるラインナップを要チェック! 後半では、注目のカフェやスイーツなどを特集。「モーニングとブランチ」では、一日の始まりにふさわしい、お腹も心も満たされるスペシャルなワンプレートをお届けします♪ 材料はシンプルなのに、作り手によって味も見た目も変わる「プリン」。中でも幅広い世代から人気を集める、硬めプリンをご紹介します。パーセンテージを参考にすれば、自分だけの”とっておきプリン”が見つかるはず♡ その他、この夏にぴったりな「ひんやりスイーツ」や、ヘルシー志向の方におすすめの「ギルトフリーなカフェ&おやつ」を集めたページも必見です! 雑誌『KELLY』は、書店やコンビニでも販売していますが、ケリーストアからでも宅配・取り寄せが可能です。ぜひ『KELLY』をチェックして、お気に入りのパン&カフェ探しに出かけてみては?
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