2024.6.13thu
幼いころの買い物を思い出す、駄菓子屋のようなベーカリー「松川屋義永」【熱田区・熱田神宮西】
学校帰りに立ち寄った近所のパン屋さんや、昔から慣れ親しんだあの味。どれも味わい深くて、心がキュンと切なくなります。パンのこだわりや店主の想いを知れば、一層お店への愛も深まるはず!今回は、熱田区・熱田神宮西にある1950年創業の「松川屋義永」をご紹介します。
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お財布に優しい老舗ベーカリー「松川屋義永」
自宅の一部を改装して営業している「松川屋義永」。外観からは、日本家屋のノスタルジックな雰囲気が漂います。
元々は和菓子屋として開業していましたが、終戦後、学校給食用パンの製造依頼を受けて、パンの販売をスタートしました。
店内へ足を踏み入れると、昔懐かしい駄菓子屋さんに来たような感覚に!
クロワッサンは110円、食パンもなんと110円ほど。トレーいっぱいに買っても、1000円でおつりが来るほどの激安っぷり!その安さの理由は「毎日食べるパンを誰でも買える、駄菓子屋みたいな店にしたい」という、3代目店主の願いがあるからです。お財布に優しいパンを求めて、開店前からお客さんが並ぶこともあるそう。
給食用のパン作りをしている店だけあって、味も折り紙付き。かわいらしい袋に入った食パンは、値段だけでなく、おいしさも見事!生地はキメが細かく繊細な仕上がりで、素朴でくせがなく、優しい味わいが特徴です。
おやつにちょうど良い小ぶりなパンは、子どもたちからも大人気♡サンドウィッチにカレーパン、プリンなども並び、見るだけでもワクワクします。
卵・牛乳不使用のものが多いので、世代や体質、お財布の中身も気にしなくて大丈夫◎。
「自分が好きなパンを、好きなだけ買う」。「松川屋義永」は、そんな買い物の楽しさを思い出させてくれるお店です。
【5/23発売】雑誌『KELLY』7月号「おいしいパンとカフェ」特集が発売!目次&見どころをチェック
ここ東海エリアには、近年数を増やしているフォトジェニックなパンや、老舗のパンなど、見た目の愛らしさはもちろん、味もしっかり考え抜かれたものがたくさん! 2024年5月23日(木)発売の最新号、雑誌『KELLY』7月号「おいしいパンとカフェ」特集では、新店から客足の絶えない人気ベーカリーまで、ページをめくるたびに幸せを感じられるパンをピックアップ。 後半では、名古屋の朝に欠かせないモーニングや話題のスイーツを堪能できるカフェも特集!さっそく気になるコンテンツを詳しくご紹介します♪ 第一特集「おいしいパンとカフェ」 毎年好評の「パン」&「カフェ」特集。今回は、いつでも私たちの心をほっこりと幸せにしてくれるパンや、今注目のカフェを厳選しました! 世代・性別問わず愛される「総菜パン」。定番から変わり種まで、パン職人によって次々と生み出されるアレンジ満載な総菜パンが登場します! また、出勤前や帰り道、街歩きに、ついつい立ち寄りたくなる「駅近のパン屋」から、宝物を見つけたような気持ちにさせてくれる「隠れ家のようなパン屋」までセレクトしたページも。個性あふれるラインナップを要チェック! 後半では、注目のカフェやスイーツなどを特集。「モーニングとブランチ」では、一日の始まりにふさわしい、お腹も心も満たされるスペシャルなワンプレートをお届けします♪ 材料はシンプルなのに、作り手によって味も見た目も変わる「プリン」。中でも幅広い世代から人気を集める、硬めプリンをご紹介します。パーセンテージを参考にすれば、自分だけの”とっておきプリン”が見つかるはず♡ その他、この夏にぴったりな「ひんやりスイーツ」や、ヘルシー志向の方におすすめの「ギルトフリーなカフェ&おやつ」を集めたページも必見です! 雑誌『KELLY』は、書店やコンビニでも販売していますが、ケリーストアからでも宅配・取り寄せが可能です。ぜひ『KELLY』をチェックして、お気に入りのパン&カフェ探しに出かけてみては?
地元で親しまれる「うずまきパン」がかわいい♡老舗ベーカリー「ミシマパン」【愛知・蒲郡市】
学校帰りに立ち寄った近所のパン屋さんや、昔から慣れ親しんだあの味。どれも味わい深くて、心がキュンと切なくなります。パンのこだわりや店主の想いを知れば、一層お店への愛も深まるはず!今回は、愛知・蒲郡市にある「ミシマパン」をご紹介します。 地元の幅広い層に親しまれる「うずまきパン」 「ミシマパン」は、1970年創業の老舗ベーカリーで、主婦や休憩中のサラリーマンなど、1日を通して多くの人が訪れます。 店内には、総菜パンや食パンなども豊富にそろいます。 「うずまきレンジャー」(6個316円) 蒲郡市で半世紀以上親しまれているのが「ミシマパン」の「うずまきパン」。その中でも、抹茶やココアなど、数種類のフレーバーが一度に楽しめる「うずまきレンジャー」が大人気です。 海苔巻きから着想を得た、ぐるぐる巻きの見た目が何ともかわいらしい♡「うずまきパン」には、小麦粉と砂糖、マーガリン、ざらめを使用しており、素朴な味わいが人気の秘訣です! 「うずまきパン」が入っている袋も、渦巻きモチーフでかわいい! 岡崎市・幸田町・豊川市などのスーパーでも販売する他、地元の保育園のおやつにも採用されています。そのままかじるのはもちろん、端からほどいて食べるのも楽しみ方の一つ。 パンは店内の工房で毎日70回以上も焼き、いつでも買える状態にしているそう。 買うならまずは少量かなと店頭を見ると、目に入るのはうずまきパンが10個入った大袋ばかり。そんなに?と不思議に思ってしまいますが、「買い置きしたのに、もうなくなっちゃって」と購入する人が後を絶ちません。 子どもには食べ慣れたおやつ、 大人にとっては懐かしい味なので、皆つい手が伸びてしまうんだとか。「特別なパンではなく、親子でつい食べてしまうパンでありたいから」と話す鈴木店主の願い通り、三河地方で世代を超えて親しまれているのが分かります。 一度食べたらきっと、いくつも食べたくなるので、お店で買う際は普段よりちょっと欲張りな量を持ち帰るのがちょうど良いかもしれません! どれにしようか迷ったら、明るく気さくな店員さんにおすすめを聞いてみてくださいね。 ミシマパン 問い合わせ 0533-69-2955 場所 愛知県蒲郡市拾石町塩浜66 営業時間 8:00〜18:30 ※掲載内容は2024年5月時点の情報です ※価格は税込み表記です
創業1936年!“いつもの味”を守る「中屋パン」の地元民のソウルフード「あん地元民のソウルフード「あんドーナツ」が名物!1936年創業「中屋パン」【千種区・今池】
学校帰りに立ち寄った近所のパン屋さんや、昔から慣れ親しんだあの味。どれも味わい深くて、心がキュンと切なくなります。パンのこだわりや店主の想いを知れば、一層お店への愛も深まるはず!今回は、千種区・今池にある「中屋パン」をご紹介します。 88年間“いつもの味”を守り続ける「中屋パン」 「中屋パン」は、今池駅前に店を構えて88年。1日中、老若男女がひっきりなしに訪れる大人気の老舗ベーカリーです。 あんドーナツ風?のレトロな看板がお出迎え♪ 3代目の店主・平井成明さん 「パン作りって面白い。それに、この店に来てくれるお客さんのために作るのなら、一層楽しいし、力が湧いてくるんだよね。」と、店主の平井さん。毎日、朝から晩まで工房に立ち、「あんドーナツ」や「名古屋あんぱん」などのパンを作り続けています。多いときは、1日1200個も揚げるんだとか! 「あんドーナツ」(178円) 「あんドーナツ」は地元民のソウルフード。酒種で仕込んだもちもちの生地と、甘さ控えめのこしあんがたまりません!食べたときに、砂糖が唇にくっつくのも懐かしい。 「名古屋あんドーナツ」(213円) 「名古屋あんドーナツ」は、ソフトな生地とあんこ、軽めの生クリームの相性が◎。 原動力は、訪れる客の姿とパンへの探究心。「ここのあんドーナツを食べると、疲れが吹っ飛ぶ」と話す人の存在や、幼い頃から来ていた人が、自分の子どもを連れて来てくれることが支えだといいます。 新しい食材を知れば、新商品の開発にも挑戦する平井さん。歴史を守りつつ、新たな風を吹き込んでいるからこそ、「中屋パン」は今まで、そしてこれからも愛され続けていくはずです。 中屋パン 問い合わせ 052-731-7945 場所 名古屋市千種区今池1-9-16 営業時間 9:30〜19:00 ※掲載内容は2024年5月時点の情報です ※価格は税込み表記です
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