2024.7.17wed
スペシャルティコーヒーをお届けする淡色カフェに注目!「hug.coffee&latte(ハグ コーヒー&ラテ)」待望の実店舗がオープン【愛知・東浦町】
間借り営業やイベント出店で人気を集めてきたコーヒーショップ「hug.coffee&latte(ハグ コーヒー&ラテ)」が、2024年5月に待望の実店舗をオープン!
ここでは、おいしいコーヒーを探し続ける店主が一杯ずつハンドドリップを行う、浅煎りのスペシャルティコーヒーが堪能できます。フルーティーさが特徴のコーヒー豆は、兵庫県神戸市のロースターから仕入れるこだわりぶり!
コーヒーはもちろん、コーヒーが苦手な人にもおすすめの「抹茶ラテ」や「ほうじ茶ラテ」にも注目です。
居心地の良い“淡色空間”にうっとり♡
2022年から、愛知県安城市にある「tokiiro coffee」(@tokiiro_coffee)での間借り営業や、イベント出店を重ね、根強いファンを獲得してきた「hug.coffee&latte(ハグ コーヒー&ラテ)」。
そんなコーヒーショップが、JR「石浜駅」から徒歩で約14分の位置に、待望の実店舗をオープンしました!
淡色でまとめられた店内には、2名掛けのテーブル席とベンチ席が2席ずつ用意されています。丸みを帯びたディティールまでかわいらしいテーブルや、木の温もりが感じられるイスが印象的です。
丁寧なハンドドリップがカギ!浅煎りスペシャルティコーヒー
旅行先でおいしいコーヒーを見つけるのが好きと話す店主・林さん。そのコーヒーを使って、いつか自分のお店を開きたかったそう。そんな時に出合ったのが、兵庫県神戸市のロースター「ridge by coffee up!(リッジ バイ コーヒー アップ)」(@ridge_kobe)でした。
メルボルンでバリスタとして勤めていた経験のある夫婦が営む「ridge by coffee up!」では、フレーバーがしっかり感じられるフルーティーなコーヒーを提供しています。その一杯に一目ぼれをした林さんは、オープンまでの約1年半、毎月神戸市まで足を運び、バリスタとしてコーヒーの知識を深めました。
「hug.coffee&latte」では、そんな「ridge by coffee up!」から仕入れた豆を、一杯ずつ丁寧にハンドドリップした、浅煎りのスペシャルティコーヒーを提供しています。時期によって豆の産地が変わるため、行く度に違う種類のコーヒーが飲めるのもうれしいポイントです。
中でもおすすめは「塩キャラメルラテ」!ほど良い塩味が、甘いキャラメルとミルクのアクセントに効いいた一杯は、真夏の暑い時期にもピッタリです。「キャラメルラテ」が好きな人は、ぜひ味わってみてください♪
「コーヒーが苦手な人にも気軽に利用してほしい」と、「抹茶ラテ」や「ほうじ茶ラテ」などのメニューも充実しています。
注文が入ってから抹茶を点てる「抹茶ラテ」は、香り高いのが特徴です。アイスでもホットでも、濃厚な抹茶を感じることができます。
レジ横では、愛知県刈谷市に店舗を構える「おやつ屋pokke」(@oyatsu_pokke)の商品も販売しています。どのドリンクとも相性抜群な焼き菓子は、おいしさをより引き立ててくれること間違いなし!
店名は、「疲れを癒すような時間を過ごして欲しい」との思いで、抱きしめるという意味の“ハグ”が由来しているそう。ついつい長居したくなる居心地の良い空間で、店主自慢の一杯を堪能しに足を運んで!
おいしいグルメとお酒で盛り上がる【愛知・知多半島】2024年オープンの複合施設「伊東合資」と周辺スポット
グルメ・ショッピング・観光…。暖かくなり“おでかけ欲”が高まっている人も多いはず!最近では、感度高めの新スポットが続々と誕生しています。 今回紹介するのは、おいしいグルメとお酒で盛り上がる愛知県知多半島。2024年1月にオープンした老舗酒造の複合施設「伊東合資」を中心に、周辺のスポットもご紹介します。 復興した酒蔵から、食の王国・知多を盛り上げる「伊東合資」 212年続いた歴史に一度幕を閉じた酒蔵を、9代目の伊東優さんが2021年に再興。「かつては蔵の庭に子どもたちの笑い声があふれ、地域に根ざした存在だった酒蔵の風景を復活させたい。食の恵みが豊かで醸造も盛んな知多半島の魅力を、国内外に発信したい」と、新たに酒蔵内にカフェ・ ビストロやレストラン、ショップをオープンしました。 酒蔵を復活させ、2024年1月に複合施設もオープンさせた9代目の伊東 優さん 明治時代の本蔵の様子 補強材が加えられていますが、ほぼ変わらぬ姿で残っています 【歴史&誕生秘話】 1788年に創業し、「敷嶋」という銘柄で知られ、 中部地方最大級規模の酒蔵でしたが、清酒需要減少の影響もあり2000年に廃業。9代目の伊東さんは、祖父の死をきっかけに、一度は手放した建物を買い戻し、脱サラして酒蔵の復興を決意しました。伊東さん自身も酒蔵に立ち、“食事の時間”の価値を高めるお酒造りに打ち込んでいます。 「にじみ」の前には、里山をイメージした「酒蔵の庭」やよろい壁の建物が広がっています 2024年1月と7月には約60店が出店するマルシェも開催。さらに酒蔵ツアーを行うなど、新たな挑戦は始まっています。後に、「酒蔵の庭」やデッキで楽しめる、テイクアウトメニューも充実させる予定だそう! 店内はカウンター6席。知多半島の伝統料理の技法も積極的に取り入れています 「伊東合資」内にある「Restaurant gnaw」では、南知多で無農薬・不耕起栽培された力強い野菜や、一本釣り漁師が釣り上げた魚、3年かけて酒粕やしょうゆ粕を食べて育った半田の小栗和牛など、知多半島の食材のみを使った料理を提供しています。 味噌や塩、発酵ドリンクも全て自家製。知多のリアルな旬が詰まったコースを、ぜひ堪能してみてください! 明治時代に建てられた蔵の外装や内装は、極力そのまま大切に使用 Restaurant gnaw(レストラン ノー) 問い合わせ 0569-84-4350(完全予約制) 時間 18:30〜 (開場は18:15、コース時間は約3時間〜3時間半) 定休日 日・月曜定休 レトロなタイルが面影を残す、約60年前の酒の絞り場をリノベした店内 知多半島の豊かな食材を生かし「gnaw」が監修した料理と、自慢の日本酒や自家製モクテルとのペアリングが堪能できるカフェ・ビストロ「Sake Cafe にじみ」。 「敷嶋」の各銘柄に合った前菜が味わえる「ペアリング前菜」(1320円)は、モクテルも選べます ※前菜、日本酒の内容は時季によって異なります 前菜+飲み物3種類がセットになった「ペアリング前菜」に加え、メインが選べるランチの他、カフェメニューも充実!さらに、ディナーコース(3日前までの要予約)も新登場しました。 「スフレショコラのもなかと、 抹茶アイス」と「宮ザキ園の抹茶入り玄米茶」のセット(1200円)は、甘味に日本酒を合わせるのもおすすめだそう Sake Cafe にじみ 問い合わせ 0569-29-3292 時間 11:00〜21:00(ランチは〜14:00、 カフェのLOは16:00、ディナーは17:00〜) ※ディナーは予約限定 定休日 月曜定休 かつては銀行で、旧事務所として使われていた場所を、そのまま店舗として利用 「蔵の店 かめくち」では、「敷嶋」の各銘柄をはじめ、酒造りから派生した味噌やしょうゆ、たまりなどの醸造調味料、お米やお茶、雑貨など、「酒蔵がある街でよかった」をテーマにしたアイテムを取りそろえています。 「にじみ」で味わいおいしかった日本酒を、「蔵の店 かめくち」で購入できるのもうれしいポイント◎ 「酒粕で漬け込んだチーズと生ハム」など角打ちのおつまみもそろえ、1杯300円から試飲もできる他、夜の角打ちも営業も! アクセサリーブランドを展開する伊東さんの奥さんが手がけた、酒米のイヤリングなども並びます 蔵の店 かめくち 問い合わせ 0569-29-1126 時間 10:00〜21:00(LOは20:00) 定休日 月曜定休 伊東合資 場所 愛知県半田市亀崎町9-111 駐車場 32台(共同) 公式サイト plum609565.studio.site 次のページ… 伊勢湾を眺めながら知多の食材が楽しめる「LA COCINA」 「伊東合資」から車で約30分 伊勢湾を眺めながら知多の食材が楽しめる「LA COCINA」 店内からも海に浮かぶ船や飛行機、夕焼けなど、移りゆく絶景が楽しめます 名古屋で17年間バルを営んだオーナーシェフが、海が目の前に広がるこの場所に惚れ込み、2023年11月、知多半島にお店をオープンしました。 スープ・前菜の盛り合わせ・自家製パン・2種類から選べるパスタが味わえるランチ(1980円) ランチには、+440円で自家製デザートがプラスできます。海を望むテラス席で楽しんで♪ 「知多は食材の宝庫」と話すとおり、地元市場で仕入れた新鮮な魚介や無農薬野菜などを生かした地中海料理が堪能できます。ディナーなら、タパス盛り合わせがおすすめ! 海や空に映える白い建物が目印 LA COCINA(ラ コシーナ) 問い合わせ 0569-84-6244 場所 愛知県知多市大草大瀬80-1 時間 11:30〜14:30、18:00〜22:00 「伊東合資」から車で約40分 リニューアルして、さらに楽しく学べる「MIZKAN MUSEUM(MIM)」 運河沿いの黒塀の景観を伝える外観 ミツカンの体験型博物館「MIM」が、2024年3月にリニューアル!ミツカンにまつわるARコレクションをゲットし、「味ぽん®」に抱きつく写真が撮れたり、捨てられそうな食材から未来の食べものを作る体験ができたりと、見て触って、より楽しく学べる施設にパワーアップしました。 捨てられる食材に、叩く・こねるなどのアクションを加え、未来の食べものを作る「そうぞうファクトリー」が新登場! 「大地の蔵」には、アバターを通じて酢作りが体験できるコーナーも 「時の蔵」では、半田から江戸まで弁才船に乗って酢を運ぶ航海を体感できます MIZKAN MUSEUM(MIM)(ミツカンミュージアム(ミム)) 問い合わせ 0569-24-5111 場所 愛知県半田市中村町2-6 時間 9:30〜17:00 「伊東合資」から車で約30分 卵農家が運営するベーカリー「にわのパン」 卵白を加えてモチモチに仕上げた「にわのパン」(280円)や「たまご農家のぜいたくサンド」(480円)などが大人気♡ 2023年6月、卵農家が運営する「ココテラスの丘」に、取れたて卵の直売所やレストランに続いてベーカリーが誕生しました。 生地が渦を巻くように作られた、食感が楽しい「ぐるぐるクロワッサン」(280円) 店内にはお米を混ぜるなど、エサからこだわった鶏の卵を惜しみなく使用したパンが、20種類以上並びます。2階にはイートインスペースもあり、伊勢湾や知多半島の風景を一望しながらパンを楽しむことができます。 階段には、「卵」と「クリームパン」の形をした花のロゴマークが♪ にわのパン 問い合わせ 0569-77-3971 場所 愛知県常滑市大谷芦狭間250-1 時間 10:00〜17:00(売切次第終了) 「伊東合資」から車で約20分 「石田珈琲焙煎所」でそっと寄り添ってくれるコーヒーを。 ベリーやナッツが練り込まれた「カッサータ」(600円)は一番人気。「ホンジュラス」(600円)と共に味わうのがおすすめ 仕事終わりや食後などのリラックスタイムにぴったりな“日常使いできるコーヒー”を届けたいと、バランスの良さや飲みやすさを大切にし、焙煎した豆をそろえるスペシャルティコーヒーショップ「石田珈琲焙煎所」。 店主はコーヒー好きが高じて、焙煎を約3年かけて学び独し、2023年4月にこのお店をオープンしました。 濃厚で舌触りのいい「チョコテリーヌ」(550円)には、「西尾の抹茶ラテ」(550円)をセレクト 店内では、そんなコーヒーとパティシエが手がけるスイーツが味わえます。店主は、師崎街道や古い城跡などが残る街の雰囲気が好きで、この場所を選びました。ガレージをリノベーションしており、東浦町らしくカリモクのソファやイームズのチェアなどが店内を彩り、落ち着いた時間が過ごせます。22時までの営業で、クラフトビールもあるので、夜カフェとしても人気。 石田珈琲焙煎所 場所 愛知県知多郡東浦町緒川屋敷弐区63 時間 9:00〜22:00※土・日曜、祝日は8:00〜 定休日 水・木曜定休 「伊東合資」から車で約10分 知多酒の文化を体感できる「國盛 酒の文化館」 実際に酒造りが行われてきた黒塗りの重厚な酒蔵を、1985年「酒の文化館」に 200年以上の歴史を誇る、酒蔵の建物を生かした日本酒の博物館。酒造りの道具や資料が展示され、当時の職人技や知多のお酒にまつわる歴史や文化に触れることができます。 酒造りに使われていた数々の道具が展示されています 「きき酒コーナー」では、おすすめのお酒が試飲でき、ショップでは日本酒だけでなく梅酒や甘酒も購入可能。 國盛 酒の文化館 問い合わせ 0569-23-1499 場所 愛知県半田市東本町2-24 時間 10:00〜16:00(最終入館は15:30) ※予約優先
知多半島の旬の恵みが詰まったランチが自慢。「発酵ご飯と量り売り かもそう食堂」がオープン【愛知県】
知多半島の美浜町で10年近くにわたり愛されてきた「畑カフェ Rainbow Art」が、2023年4月26日(水)に、隣の武豊町にある築115年の古民家に移転オープン!「発酵ご飯と量り売り かもそう食堂」と、名前も新たにスタートしました。 「かもそう食堂」では“食べることは生きること”をテーマに、「畑カフェ Rainbow Art」のころから変わらず、知多半島のみずみずしい旬の野菜を生かすことを大切にしています。そこで今回は、自家製の「発酵調味料」や「量り売り」という新たな要素を加えたお店の魅力を、たっぷりとご紹介します。 旬の有機野菜のおいしさを、発酵調味料が引き立てる 昔ながらの製法を受け継ぐ味噌蔵が今も残る、武豊町里中地区に誕生した「発酵ご飯と量り売り かもそう食堂」。築115年のこの建物も、もとは味噌蔵として使われていたそう! その後、15年ほど自家焙煎珈琲店の「治郎兵衛」が営業してきましたが、マスターが高齢になったことから、店主の仙石修一さんが建物を受け継ぎ、「かもそう食堂」をオープンしました。 古民家ならではのやすらぎあふれる空間で味わえるのは、知多半島の旬の恵を詰め込んだランチコース。前菜やスープ、メイン、デザートは月替わりで、3種類のメイン料理の中から一品が選べる「醸創(かもそう)」と、二品が選べる「豊穣(ほうじょう)」の二つのコースが用意されています。 「前菜盛り合わせ」 まず運ばれてきたのは、前菜盛り合わせです。「大根と塩麹のクミン炒め」や「旬豆の塩麹お豆腐テリーヌ 玉葱麹と豆乳のソース」などに使われている野菜は、知多半島の農家から直接仕入れる有機野菜や無農薬野菜が中心。 その旬のおいしさを、塩麹や玉葱麹、ひしお、甘酒などの発酵調味料によるうま味が引き立てています。 メイン二品のコース「豊穣」(3080円※無農薬ごはん、汁物、デザート、ドリンク付き) 今回はメインの二品コース「豊穣」をチョイス。メインの「錦爽鶏の玉葱麹グリル 新玉葱と大葉のソース」は、錦爽鶏を玉葱麹に一晩漬けてから焼き上げたもの。 もう一つのメイン「天然鰤の自家製ひしお漬け」も、ブリを“ひしお”という発酵調味料に2~3日間に渡り漬け込むことで、うま味を閉じ込めています。 デザートも5種類から選べる。写真は、「塩麹と甘酒のいちごタルト」 店主・仙石さん「知多半島を拠点に料理教室や発酵食作りのワークショップなどを手がける、料理研究家の塩谷明代さんが、『一緒にお店をやりましょう!』と声をかけてくれたことで実現できました」 次のページ… “量り売り”スタイルが、懐かしくて新しい! “量り売り”スタイルが、懐かしくて新しい! もう一つの「かもそう食堂」の特徴は、入り口の右手に設けられた「量り売りスペース」です。ここでは、オーガニックの調味料やスパイス、油、ナッツ、ドライフルーツ、小麦粉、大豆ミートなどの他、武豊町「中定商店」の丸大豆たまりや地元農家の野菜などが、量り売りで販売されています。 店主・仙石さん「買い物のたびにゴミが出る現状を、少しでも変えていきたくて。ここで『量り売り』を楽しみながら体験してもらうことで、他の買い物でも量り売りを選ぶ方や、商品を量り売りで提供するお店が増えていくきっかけになればと思っています」 小さなお子さん連れの方に人気の個室の座卓席も用意。メニューには、「キッズランチプレート」(880円)も 知多半島の旬の食材を生かしたおいしい料理を届ける「かもそう食堂」。そこには、店主・仙石さんの「なるべく地球環境に負荷をかけず、子どもたちの未来に繋がるようなライフスタイルやメッセージをこの場所から広げていきたい」という想いが込められています。 店主・仙石さんにインタビュー ――美浜町から武豊町に移転した理由とは? この建物で、「治郎兵衛」という自家焙煎珈琲店を営んでいたマスターが高齢となり、2年ほど前から「ぜひここを使ってほしい」と声をかけていただいていたんです。 私は「治郎兵衛」が好きでよく通っていて、マスターにもとてもお世話になっていたこと、さらに武豊町が地元だったことから、ここで新たに店を開くことを決意しました。 最初は、「畑カフェ Rainbow Art」と「かもそう食堂」の2店舗を営業していこうと思っていたのですが、長年の友人である「ナナイロベーカリー」の名村さん夫妻が受け継いでくれることに。今年3月から、新たに「生きたパンと畑のごはん nanairo」としてリニューアルオープンしています! ――「かもそう食堂」という店名の由来を教えてください。 「醸す(かもす)」という醸造を表す言葉が、店名のもとになっています。ここ武豊町には、昔ながらの製法で豆味噌やたまり醤油を作っている蔵がいくつも残っていて。 そんな醸造の町で、手作りの発酵調味料や発酵食を取り入れながら、心も身体も喜ぶ料理を届けていきたいという思いが込められています。 ――これから手がけていきたいことは? 「量り売りコーナー」で、付き合いのある農家さんの野菜を生かした惣菜や、自家製の発酵調味料を販売していきたいです。 農家さんは野菜作りの中で、サイズが小さかったり、割れていたりと、B級品と呼ばれる野菜がどうしても出てきます。僕たちは、それをB級品だとは思っていなくて。そうした規格外の野菜も、惣菜や玉葱麹などの発酵調味料に生かして、ぜひ近々販売していきたいと考えています! もう一つは、現在、「中定商店」の丸大豆たまりを、量り売りで販売していますが、他の醸造蔵とも関係を広げて、地元の豆味噌やたまり醤油など種類を増やしていければと思っています。 また、発酵調味料をはじめ、味噌作りや梅干し作りなど、料理教室やワークショップも、ここで開催していきたいですね。 WRITER Sugiyama 古くから醸造業が盛んな武豊町にある、かつて味噌蔵だった古民家の温もりあふれる空間でいただく発酵ご飯は、一品一品、しっかりと素材の持ち味と発酵調味料のうま味が感じられました。また、店内のテーブルや棚などの什器は、古材や古い建具をリメイクしていて、なるべく地球環境に負荷をかけず、素敵な空間を作りたいという店主・仙石さんの思いが感じられました。ランチは予約必須ではないそうですが、連日多くのお客さんが訪れているので、予約をして訪れるのがおすすめです。 発酵ご飯と量り売り かもそう食堂 問い合わせ 0569-72-0160 場所 愛知県知多郡武豊町里中128-1 営業時間 10:00~17:00 (ランチLOは15:00、カフェLOは16:00) 定休日 月・火曜 駐車場 12台 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @kamosou.shokudo アクセス 名鉄「知多武豊駅」、JR「武豊駅」より徒歩で約15分 ※掲載内容は2023年6月時点の情報です ※価格は全て税込み表記です 撮影/千葉亜津子
知多半島の先っぽ、師崎の新ご当地グルメ「崎っぽめし」が登場!【愛知・南知多町】
知多半島の先っぽ、愛知県南知多町・師崎地区(師崎・大井・片名)。自然の恵みが豊富なこのエリアで、新たなご当地グルメ「崎っぽめし」が登場しました! 師崎各地にある飲食店で、店主が趣向を凝らした限定メニューを味わうことができます。 「崎っぽめし」のデビューを記念し、各店ではお得なキャンペーンも実施。編集部が師崎地区の新鮮な海の幸と山の幸を、早速食べ尽くしてきました! 「崎っぽめし」って? about 自然の恵みが豊富な、知多半島の先っぽ・師崎地区の新名物。旬の食材を使ったグルメや、地元で栽培されている色とりどりのエディブルフラワーを散らした“カラフルめし”。さらに、地形の先っぽにちなんだびっくりするほどの“とんがり盛り”といった、味はもちろん見た目も楽しい“映えグルメ”が各店舗で展開します。 各店舗が考案! 崎っぽめし限定メニューに舌鼓 「あまだれかつ丼定食(崎っぽ盛り)」(キャンペーン価格 1650円) あげ丼CHAYAよし 地元の人に愛される、こぼれんばかりの天丼やソースかつ丼などを提供する「あげ丼CHAYAよし」。地元産の知多豚を使用した「あまだれかつ丼」は、“崎っぽめし”のために、なんとカツがこんもりと10枚も盛り付けられたデカ盛りメニューが登場! “武豊のたまり”を使った秘伝のタレは、甘味とコクがあり、ほんのりと香る胡麻の風味がやみつきに。一見重そうには見えますが、豚肉もあっさりしているので、ペロリと10枚食べられる! シェアも可能なので、みんなで1つを一緒に食べるのもOKです。 「めじろ天丼定食」(キャンペーン価格 1380円) 愛知県の一部地域ではアナゴのことを“メジロ”と呼ぶそうで、三河湾で採れた希少な“メジロ”を使用しています。また今の時期は脂乗りも良く、身も大きいので食べ応えも抜群! タレには地元名産の「アカシャ海老」から取った出汁をかけた、店主の自信作です。 あげ丼CHAYAよし 問い合わせ 0569-63-2777 場所 愛知県知多郡南知多町大井浜辺31-1 営業時間 11:00~14:00(材料がなくなり次第終了) 定休日 水曜、第3木曜 「かきあげ丼定食」(キャンペーン価格 1375円) 食事処かねだい 目を疑うほど高く盛られたかきあげには、濃い味が特徴の地元産アカシャエビとしらすをふんだんに使用。噛みしめるたびにエビの香ばしい香りが口いっぱいに広がり、シャキシャキとした玉ねぎや人参など、野菜本来の甘味も感じられる贅沢な一品です。頂点にあしらった、南知多産のマイクロリーフも相性抜群。 「崎っぽローストビーフ」(1320円) 内海に囲まれた穏やかな知多の風土で育てられる、知多のブランド和牛「響(ヒビキ)」のローストビーフは、エディブルフラワーを散らしたゴージャスな一品。脂と赤身のバランスが良いモモ肉をじっくりと低温真空調理しているので、とろけるようにやわらかい食感と、肉の濃厚な旨味を感じられます。花の香りが際立つビオラと一緒に召し上がれ! 食事処かねだい 問い合わせ 0569-63-0670 場所 愛知県知多郡南知多町片名新師崎7-8 営業時間 11:00~15:00 (土日祝は11:00~15:00、16:00~20:00) 定休日 水曜、第3火曜 公式サイト https://ikeuo-kanedai.co.jp/ 「師崎漁師めし みそ焼定食」(キャンペーン価格 3000円)※要予約 松新 知多ならではの郷土料理を楽しめる民宿「松新」では、師崎地区の漁師たちに親しまれている味噌焼きや新鮮な刺身などが堪能できます。生簀から水揚げしたばかりのタチウオ・ハマチ・フグなどの季節の魚と、野菜を平鍋で焼き上げます。それぞれの旨味がジュワ―っと溶けだし、立ちのぼる味噌の香りに食欲がそそられること間違いなし! 濃い味の特製味噌と、魚介の旨味たっぷりなので、ビールと一緒に楽しみたい逸品です。最後は、旨味が凝縮された味噌にご飯を入れて〆るのがおすすめ。お好みで生卵を絡めても◎。 「崎っぽ・姿盛りさしみ大盛り定食」(キャンペーン価格 2500円)※要予約 タイやハマチなど、その日に仕入れた地魚をさばいてくれる豪華な姿盛りにも注目! “崎っぽめし”にちなんで、盛り付けも先っぽをグンッと伸ばし、見た目のインパクトも大。オプションでしゃぶしゃぶ用の小鍋を提供してくれるのもうれしいポイントです。刺身とは違ったふわっとした食感と、淡白な味わいをご賞味あれ。 松新 問い合わせ 0569-63-1173 場所 愛知県知多郡南知多町片名新師崎16-7 営業時間 11:00~14:30、17:30~(要予約) 定休日 不定休 公式サイト https://matsushin.net/ 宿泊券や商品券が必ず当たる!お得なガチャガチャも登場 12月10日(土)と17日(土)には、師崎港に「崎っぽめしガチャ」が登場します。1回500円で、“崎っぽめし”を楽しめる宿泊券や商品券が必ず当たります。 ※各日10時より販売、数量限定、先着順、おひとり1回まで グルメと一緒に楽しみたい、師崎の観光スポット 師崎漁港朝市 名物のアジ、タチウオなどの干物、地元のお母さんが作った魚の惣菜などを販売している朝市。中でもイチオシは、「岬だより」で購入できる師崎産の平貝の酢物です。この商品を求めて、遠方から買い付けにくるファンも多い盛況ぶりで、コリコリとした食感と強い酸味が後を引きます。 師崎漁港朝市 場所 愛知県知多郡南知多町師崎林崎地先 営業時間 8:00~12:00 定休日 水曜(祝日の場合は営業) 公式サイト https://www.morozaki.jp/asaichi/ 羽豆岬では、恋愛成就にご利益があると言われている「羽豆神社」や南知多の名産が購入できるスポットも。「羽豆展望台」では、美しい海と師崎地区を一望できます。天気の良い日には、鳥羽や岐阜の名峰・御嶽山などもみられるかも! 羽豆岬 問い合わせ 0569-62-3100(南知多観光協会) 場所 南知多町師崎明神山 駐車場 あり(有料) ロシアン佐藤さんとのコラボ動画もチェック! 料理系大食いYouTuberのロシアン佐藤さんが「崎っぽめし」を食べつくす、コラボ動画も必見です! 崎っぽめし 崎トクキャンペーン 期間 2022年12月1日(木)〜2023年1月31日(火) 問い合わせ 0569-62-3100(南知多町観光協会) 公式サイト http://minamichita-kk.com/sakippomeshi/ ※掲載内容は2022年11月時点の情報です
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