築80年の古民家を生かした「菓酒発酵odd」で、ランチもカフェも昼飲みも【愛知・一宮市】
#グルメ

2024.7.21sun

築80年の古民家を生かした「菓酒発酵odd」で、ランチもカフェも昼飲みも【愛知・一宮市】

愛知県の「一宮駅」から歩いて5分ほど。築80年の古民家を改装した「菓酒発酵odd(オッド)」が、2024年4月1日にオープンしました。

お店を営むのは、同じ一宮市内で「Hang out coffee(ハングアウトコーヒー)」や、「大衆食堂 飯具」「菓子店Foyer(ホワイエ)」という人気店を展開する店主の田口さんです。今回誕生した、“酒とパンと惣菜と菓子のお店”をテーマにした「菓酒発酵odd(オッド)」とは、一体どんなお店なのでしょう?

古民家との出合いから始まった、新たな挑戦

「Hang out coffeeの10周年を機に、リニューアルか移転を考えていたとき、この古民家を壊すかどうか悩んでいる知人から相談を受けて、ここで新たな挑戦をしてみたいと思ったんです」と田口さん。

これまで田口さんは料理やケーキは手がけてきましたが、パンだけは未経験でした。そんなとき、ちょうどこの道15年というパン職人の久芳さんと出会い、話をしていく中で、一緒にお店をやろうと意気投合!
料理人の視点とパン職人の視点を掛け合わせ、何か面白い表現ができないかと考え、「菓酒発酵odd」の柱の一つにすることにしました。

パン職人の久芳さんは、これまで手がけてきたレシピは一旦忘れ、「菓酒発酵odd」だけの新たなレシピを開発。粉も新しいものを使うなど、いろいろと冒険をしながら、パンのラインナップを試行錯誤して決めていきました。

その中でも、人気は「明太大葉フランス」や「oddのクロワッサン」、「フランバニラ」、「盆栽サンド」などです。「明太大葉フランス」には、自家製マヨネーズと明太子ソースを使用。ユニークな名前の「盆栽サンド」には、ブロッコリーやエビ、リコッタチーズ、ラー油などがたっぷりと入っています。

「明太大葉フランス」(350円)

「フランバニラ」(700円)

「盆栽サンド」(490円)

ワインに合う料理と、身体に優しいランチ

「おまかせデリ盛り合わせ」(2200円/2人前)

店内で味わえる料理には、ワインなどのお酒に合うアラカルトと、ランチメニューがあります。アラカルトでは、ボリュームたっぷりの「おまかせデリ盛り合わせ」や「チェリー、りんご、マッシュルーム、クスクスのサラダ」、「シャルキュトリー盛り合わせ」などが人気。

特に、昼飲みにぴったりなメニューが「おまかせデリ盛り合わせ」です。パテドカンパーニュや三河豚の低温ローストハム、白レバームース ブルーベリーソースなど、人気の前菜約10種類(内容は季節によって変更)が、ワンプレートで楽しめます。

「チェリー、りんご、マッシュルーム、クスクスのサラダ」(1000円)

ランチは、「自家製キッシュとベジ盛りサラダ」と「本日の日替わりランチ」(各1600円)の2種類を用意。「自家製キッシュとベジ盛りサラダ」は、「Hang out coffee」で人気だったキッシュとサラダのランチを、さらにグレードアップ。季節の果物やナッツ、自家製パンなどを加えて、より充実した内容で、身体にも優しいメニューとなっています。

ランチのセットドリンクは、グラスワインや生ビール、ノンアルコールワインなどから選べるのもうれしいポイントです。

オープンキッチンとなっていて、料理が作られるライブ感も楽しめる。

店主の田口さんは、「料理については、これまでよりもさらに素材や出汁の底上げをしていきたいです。特に、野菜や果物は地産地消を意識して、個人の業者やオーガニックの食材を扱う業者などとの繋がりを広げ、より新鮮でおいしい食材を仕入れていきたいと考えています。一方、お肉はこれまで長年お世話になっている一宮のお肉屋さんから、質の良いものを仕入れています。私たちのわがままに応えてくれる、頼りになる存在です」と話します。

ワインやミードなどを片手に、昼飲みを楽しんで

お酒は、ワイン、クラフトジンソーダ、生ビール、oddレモンサワー、ハイボールなど種類豊富。ワインは、飲みやすくて初心者でも親しみやすいものをセレクト。また、ハチミツの糖質からアルコールを作り出す「ミード」を、滋賀県の「ANTELOPE」から仕入れています。

また、ケーキは、姉妹店の「菓子店Foyer」が手がけたものが、ショーケースに数種類並びます。休日には、フランス伝統菓子のフランも登場! すべて自家製で、こだわりの味わいです。

ここまで紹介してきたように、「菓酒発酵odd」の魅力は、多様な楽しみ方ができるところ。昼飲みで料理とワインを味わったり、ランチを楽しんだり、ケーキとコーヒーでひと休みしたり、パンをテイクアウトしたり、日常のあらゆるシーンで利用できます。
さらに、現在、夜営業も準備中とのこと。一宮の街に新たな魅力をプラスする「菓酒発酵odd」で、ぜひ素敵な時間を過ごしてください!

店主・田口さんにインタビュー

お話を聞いた店主の田口さん(右)

――これから新たに手がけていきたいこととは?

私たちは、「一宮駅」の近くに「大衆酒場 飯具」と「菓子店Foyer」、そして「菓酒発酵odd」の3店舗を営んでいます。さらに、7月中には、一宮市の開明に「Hang out coffee」が、移転リニューアルオープンする予定です。

こうした自店を繋いで、面白いイベントや企画が展開できればと思っています。例えば、今年の4月には、「菓酒発酵odd」と「大衆酒場 飯具」を行き来しながら、音楽や食事が楽しめる「食堂音楽祭」というイベントを開催しました。このイベントには、「ぞうめし屋」や「ヤンガオ」、「DRUM」など、他地域からも飲食店が出店してくれて、とても感謝しています。
こうしたイベントを主催したり、尾州のカレントが開く「ウールストック」や名古屋市北区の「金城市場」といったイベントにも出店したりして、盛り上げていければと思っています。

―― 一宮の街の魅力とは、どんなところですか?

一宮の人たちは、自店だけではなく、「一宮の街はこんなにも面白い場所だから、もっとみんなで発信していこう!」というオープンな人たちが多いですね。尾州のカレントだったり、商店街の皆さんだったり、地域をみんなで盛り上げていこうという雰囲気があります。ぜひ一宮を訪れ、いろいろなお店を巡ってもらえたらうれしいですね。

WRITER
Sugiyama

取材に訪れた日は平日でしたが、10時のオープンとともに多くの人が訪れ、11時過ぎにはテーブル席は満席に! ランチを楽しむ人、ワインとともに人気のデリ盛り合わせやサラダを味わう人など、皆さん思い思いに「菓酒発酵odd」を満喫していました。
入り口のカウンターに並ぶ焼き立てのパンや、ショーケースに並ぶケーキも、どれもおいしそう。一度訪れただけでは、すべての魅力を味わい尽くせない、何度も足を運びたくなるお店でした。

菓酒発酵odd(オッド)

場所
愛知県一宮市栄1-10-11
営業時間
10:00~18:30(LOは18:00)


撮影/竹内恵美
※掲載内容は2024年7月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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築80年の古民家を生かした「菓酒発酵odd」で、ランチもカフェも昼飲みも【愛知・一宮市】

WRITER

Masahiro Sugiyama

Masahiro Sugiyama

金沢の出版社、東京の雑誌『自休自足』(現『TURNS』)の編集部を経て、2009年に独立。2016年秋から、地元・愛知へUターン。月刊『KELLy』では、おでかけ記事を担当し、年間200軒以上のショップや飲食店を取材!著書に、『ふだんの金沢に出会う旅へ』『レトロカーと。』(ともに主婦の友社)など。

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