2024.7.22mon
キャンドルの灯りに癒される「灯日常」で、絶品パスタとグラスデザートを堪能!【名古屋・久屋大通】
久屋大通の喧騒を離れ、建物の奥に進むと、キャンドルの灯りに包まれた幻想的な空間が広がります。2024年4月7日にオープンした「灯日常」は、キャンドルアーティストであるオーナーが、「キャンドルの灯りに癒されながら、本格的な料理とお酒を楽しめる空間を」という思いで作り上げた場所です。
店長であり、料理も担当する熊崎さんに、お店の魅力について詳しく伺いました。
キャンドルアーティストが手がける、3軒目のお店
「灯日常」は、「久屋大通駅」から徒歩で約2分のビルの1階にあります。実は、同じビルの2階には、オーナーの作品が並ぶ本店の「Candle Shop Film」があります。
さらに、徒歩5分ほどの場所には、2023年7月にオープンした姉妹店「夜 のち キャンドル」も。こちらは、キャンドルと共にお菓子やコーヒー、お酒を楽しむカフェですが、「灯日常」はキャンドルの灯りのもとで本格的な食事を味わえるのが特徴です。
各テーブルのキャンドルに火を灯すと、壁から天井にかけて施された複数のアールが灯りに照らされて、まるでローマの遺跡のような雰囲気を醸し出します。
物語から紡がれた特別なキャンドルたち
テーブルを彩るキャンドルは、どれもオーナーが一つひとつ手作りしたもの。「灯日常」のためだけに作られた特別なキャンドルは、本店でも販売されていません。
「キャンドルには、それぞれ物語があるんです。オーナーは制作前に物語を書き、そのイメージに沿ってキャンドルを作り上げています」と、店長の熊崎さんは話します。
生麺パスタと濃厚ソースがこだわり
料理はパスタが中心で、7〜8種類を用意。特に麺にこだわっていて、生麺を使用しています。
一番人気は「2種のチーズボロネーゼ」。パルミジャーノ・レッジャーノとグラナ・パダーノの2種類のチーズをたっぷりとかけて、見た目も味わいもインパクトのある一皿に仕上げられています。
熊崎さんは、「ソースはしっかり煮込んで水分を飛ばし、麺によく絡むようにしています。一般的なパスタ屋さんとは違う、濃厚な味わいを楽しんでいただけたら」と微笑みます。
この他、女性に人気の「エビとアボカドのジェノベーゼ」や、メイン料理の「チーズハンバーグ」「鶏のトマト煮込み」、バリエーション豊かな「ブルスケッタ」など、魅力的なメニューがそろいます。
季節のフルーツが彩る、美しいグラスデザート
2カ月に1回ほど変わる「季節のグラスデザート」(20時以降限定)もおすすめ。5月まではイチゴでしたが、6月から7月まではマンゴーをメインに使用し、オレンジの果肉と生クリーム、サワークリームを合わせたさっぱりとした味わいに仕上げています。ドライオレンジがトッピングされ、バニラとマンゴーのソルベ、マンゴーの果肉、オレンジの果肉が美しい層を描き出します。
「実は、オレンジの果肉は上から見ると花の模様になるように並べていて、クリームの下に隠れているものの、お客さまへのささやかなプレゼントとして思いを込めて作っています」と熊崎さん。盛り付けも美しく、空間と一緒に写真に収めたくなる一品です。
お酒とアラカルトで、大人の時間を
クラフトビール、クラフトジン、ワイン、カクテル、梅酒、ハイボールなど、お酒の種類も豊富。「仕事帰りに、キャンドルの灯りのもとでゆっくりお酒を楽しんでほしい」という、オーナーと熊崎さんの想いが詰まっています。
お酒と一緒に楽しめるアラカルトも充実。「ウフマヨ」や「紫キャベツのマリネ」、トリュフの香る「フライドポテト」などが人気です。
「灯日常」には、一人でゆっくり過ごせるカウンター席から、友だちと楽しめるテーブル席、グループや恋人と過ごすのにぴったりな個室まで、様々なシチュエーションに対応しています。キャンドルの優しい灯りに照らされた空間で、おいしい料理やお酒を味わいながら、ぜひ非日常のひとときを満喫してください。
店長・熊崎さんにインタビュー
――熊崎さんが「灯日常」で働き始めたきっかけは?
実は、私は2店舗目の「夜 のち キャンドル」というカフェの雰囲気がとても好きで、仕事帰りによく訪れていたんです。その中で、私が料理人をしているということをオーナーが知り、「『灯日常』で働きませんか?」と声をかけてくれたんです。
私自身がキャンドルの灯りや、スタッフとの会話に癒されていたので、ぜひ「灯日常」でも一人でも多くの方に、癒しをお届けできればと思っています。
――これから手がけていきたいこととは?
今後も、季節やお客さまの好みなどに合わせて、新しいメニューをプラスしていくのはもちろん、イベントも開催していきたいです。
本店の「Candle Shop Film」では満月の夜に新作キャンドルを発表したり、「夜 のち キャンドル」では新月の日に新たなクラフトビールを提供したりしています。同じように「灯日常」でも、月にまつわるイベントを開催できればと考えています。
久屋大通という名古屋の中心部にいるとは思えない神秘的で落ち着いた空間と、キャンドルの揺れる炎が照らし出す温かな雰囲気に、とても癒されました。メニューはパスタにとどまらず、メイン料理やサラダ、アラカルト、デザートなどとても充実していて、お酒も豊富にそろえられています。仕事帰りなどにのんびり過ごしたい、隠れ家のようなお店でした。
読者限定特典付き♡接客は動物の手!ほっこり癒される「トーシャーくんのおかしやさん」【藤が丘】
地下鉄「藤が丘駅」から徒歩1分の場所に、“個性的な動物” たちが接客を務め、ほっこり癒されるカフェスタンドとして「トーシャーくんのおかしやさん」がSNSで話題となっています。 「日本語を話せない方やコミュニケーションが苦手な方でも働ける機会を作りたい」というオーナーの想いが込められた「トーシャーくんのおかしやさん」は、スイーツもドリンクもかわいいものばかり!今回は、その魅力をご紹介します。 また、記事の後半には、KELLY読者限定特典付きの情報も!ぜひチェックしてください!! “個性的な動物” たちがおもてなし!? 「トーシャーくんのおかしやさん」は、岩穴の中にいるトーシャーくんと “個性的な動物” たちが店員を務めるユーモアあふれるカフェスタンド。動物たちはクマのトーシャーくんの他に、ライオンのレオンくんやゴリラのひとしくん、パンダのサーシャちゃんなど全部で8種類!どの動物たちに会えるのかは、当日のお楽しみです。 注文のベルをならすと、岩穴からは“秘密の絵本”が…!お金や注文したいメニュープレートを置いて、動物たちに渡せば注文完了です。 動物たちからは、ささやかなプレゼントをもらえることも!動物たちの気持ちが伝わってくる、手の動きに心もほっこり癒されます。 恥ずかしがり屋のトーシャーくんですが、お店から徒歩1分の場所にある姉妹店であり、台湾本場のカステラ専門店の「つきぐまカステラ」で会えることも!なかなか姿を見ることのできないトーシャーくんにお客さんも喜びを隠せません。 ボリュームたっぷりのゆるかわスイーツ♡ 「トーシャーくんのおかしやさん」で楽しめるスイーツやドリンクは、どれもかわいいものばかり。お店定番の「片思い中ヒョウのあまずっぱい ほぼみかんジュース」は、かわいい卵型のボトルに入っています。蓋を閉じて持ち運びができるので、持ち帰るのにもぴったりのドリンクです! 「片思い中ヒョウのあまずっぱい ほぼみかんジュース」(800円) 「片思い中ヒョウのあまずっぱい ほぼみかんジュース」の中には、みかんがぎっしりと入っており、名前通り “ほぼみかん” なオレンジジュース。パンダのボトルに入ったカラータピオカ入りの濃厚カルピスや、雪だるまのボトルに入った白玉入りのリッチミルクなど、その他の“ゆるかわドリンク”も必見です! 「フルーツ大好きパンダのチョコばななパフェ」(1100円) 拳サイズのバニラアイスに動物クッキーがアクセントになっている「フルーツ大好きパンダのチョコばななパフェ」。中には冷やしカステラとバナナにたっぷりの生クリームとチョコレートソースが入っていて、食べ応え抜群のパフェです。 国産バターを使用した動物クッキーは、保存料不使用の無添加クッキーで甘さ控えめのさくさくほろほろ食感です!冷やしカステラは、台湾の本格カステラ専門店「つきぐまカステラ」のふわふわカステラを使用しています。 お店から徒歩1分!姉妹店「つきぐまカステラ」 「つきぐまカステラ(プレーン)一箱」(380円~) 「トーシャーくんのおかしやさん」で販売されるカステラスイーツは、徒歩1分の場所にある姉妹店「つきぐまカステラ」のものを使用。材料の7割を卵が占めるという “ふわふわカステラ” は、バター、保存料ナシの台湾本場の本格カステラです。 「つきぐまカステラ」では会話好きの店員さんたちがお出迎え。名物店長の「ひろちゃん」は話しかけると止まらないほどの会話好きで、会話を求めて集まるお客さんもいるのだとか。 カステラはプレーンの他にも、リッチチョコやモカコーヒー、キャラメルなど、様々な種類のテイストが楽しめます。サイズは大・中・小の3種類から選べ、一番小さいサイズは食べ歩きにもぴったりの大きさです! KELLY読者限定の缶が登場♡まるで生チョコなお豆腐スイーツ「オトーフリーヌ」 「おうちオトーフリーヌ72」(2200円) 「オトーフリーヌ」は、生クリームやバター不使用で、まるで生チョコのような感覚が楽しめる、ヘルシーなお豆腐スイーツです。卵、小麦粉は使わずに、72%のハイカカオとハチミツ、お豆腐で作られています。 「つきぐまカステラ」では、「トーシャーくんのおかしやさん」で販売されている「オトーフリーヌ」にオリジナル缶と紙袋、絵本カードが付いたセットも販売されています。オーナーの「手土産として喜ばれるスイーツをつくりたい」という想いが込められた「オトーフリーヌ」は、冷蔵で1カ月間、保存することができますよ。 「おうちオトーフリーヌ72(オリジナル缶・紙袋・絵本カード付き)」(3200円) 「オトーフリーヌKELLY限定カラー缶(オリジナル缶・紙袋・絵本カード付き)」(3200円) 通常はアイボリーとアイスブルーを含めて、全7種類のカラーデザインで製作されているオリジナル缶ですが、今回なんとKELLYとのコラボ企画として “赤色” のオリジナル缶の販売が決定!この記事を読んでいただいた方、50名限定での販売です。(人数に達した時点で販売終了) ぜひ「つきぐまカステラ」へ足を運んでみてくださいね♪ また、KELLY読者限定の“赤色” のオリジナル缶を購入した方には、140年の歴史が続く本格台湾茶専門店の茶パックをプレゼント!「オトーフリーヌ」によく合うお茶をオーナーがセレクトします。 KELLY読者限定の缶のゲット方法は、「つきぐまカステラ」での注文時に「KELLYを見た」と、スタッフへ伝えてください。 50名だけの特別特典です!気になった方は、ぜひお店へ!! 「つきぐまカステラ」の店舗情報は、こちら! 日本語やコミュニケーションが苦手な方でも働ける機会を “個性的な動物たち” が接客を務め、そのほっこりな雰囲気とゆるかわスイーツで話題となっている「トーシャーくんのおかしやさん」。オーナーの小西さんにお店に込められた想いをお聞きしました。 ――“個性的な動物たち” が接客を務めるお店の誕生秘話をお聞かせください。 コロナの感染予防対策で、イタリアで400年ぶりにワインを小窓から提供する文化である「ワインの窓」が復活していることを知りました。元々姉妹店である「つきぐまカステラ」で、マスコットキャラクターとしてトーシャーくんがいたので、彼が岩穴からスイーツやドリンクを提供すれば面白いのではないか、と思って今のスタイルに辿り着きました。 ――トーシャーくん、とてもかわいいですね! トーシャーくんは、台湾に生息するツキノワグマをモチーフにしています。「つきぐまカステラ」は話すのが大好きな店員で構成されていますが、私が元々外国に友人がたくさんいたことや、台湾に元スタッフがいたこともあり、日本語が苦手な方やコミュニケーションが得意でない方でも働ける機会を作ることができればと考えました。 ――今回KELLYとコラボした限定カラー缶の「オトーフリーヌ」ですが、イチオシポイントを教えてください。 まるで生チョコ感覚で楽しめるお豆腐スイーツで、アンチエイジングにも効果のある、72%のハイカカオを使用しています。元々「つきぐまカステラ」で販売するカステラは、賞味期限が冷蔵で3日間と短かったのですが、“手土産にも喜ばれるスイーツを作ってほしい” というお声のもと、冷蔵で1カ月間保存できる「オトーフリーヌ」が誕生しました。ぜひ、大切な誰かと「オトーフリーヌ」を楽しんでもらえるとうれしいです。 WRITER pisaki かわいいトーシャーくんの手に癒され、ゆるかわスイーツとともに幸せな気持ちになりました♡「オトーフリーヌ」は、とても濃厚でなめらかでしっとりしていておいしいです。KELLY読者限定カラー缶をぜひゲットしてくださいね! トーシャーくんのおかしやさん 場所愛知県名古屋市名東区藤見が丘8 営業時間平日11:00~18:00 土・日曜、祝日は10:00~18:00 ※掲載内容は2024年5月時点の情報です ※価格は税込み表記です
モロッカンな映え空間で香りに酔いしれるシーシャカフェ「Orzat」【中区・矢場町】
ビルの一角にひっそりとたたずむ、香りを楽しむシーシャカフェ「Orzat(オーザット)」。ついつい通り過ぎてしまいそうになる隠れ家的なお店ですが、一歩足を踏み入れるとモロッカンスタイルの素敵な空間が広がります。 “香りを楽しんでほしい”という想いが込められたメニューは、シーシャと一緒に楽しめる香り高いオリジナルカクテルや自家製スイーツたち。 シーシャ、スイーツなどのメニュー開発から店舗のデザインまでを手がけた、デザイナーのJun Furusawaさんの想いもご紹介します。 こだわりのオリジナルシーシャは全部で6種類 写真右は「Original Shisha」(2800円)、写真左はアルコールドリンクメニュー 「Orzat」には全部で6種類のオリジナルシーシャがあり、Jun Furusawaさんが一つひとつ香りを試しながら調合しています。それぞれのシーシャにはテーマが決められており、そのテーマが想い浮かぶような香りをイメージして作られています。 一番人気は「朝露の森」。静寂な朝露に包まれた深い森に、朝日が差し込む瞬間をイメージし、ヒノキとライム、洋梨の香りが調合されています。 また、8月末までの期間限定で“夏”を感じられるシーシャが登場!「メキシコの風とサボテン」は、サボテンとカルダモンを使い、乾いたメキシコの風を彷彿とさせる、大人の香りをイメージして作られています。 +1200円で1台のシーシャを二人でシェアすることも可能! シーシャが初めての方でも使い方を教えてもらえるので安心です。香りのイメージを伝えれば、おすすめのシーシャも教えてもらえますよ。 食感がやみつきに♡ 自家製「パブロヴァ」 「ドライいちじくとストロベリーのパブロヴァ」(990円) お店の看板スイーツ「パブロヴァ」は、オーストラリアの伝統的な焼き菓子で、低温でじっくりと焼き上げたメレンゲにフルーツやソースをトッピングした贅沢な一品です。 「ドライいちじくとストロベリー」、「レモンカード」、「ピスタチオ」の3種類から選べます。 外側はサクサク、中はしゅわっと口の中で溶ける、楽しい食感のパブロヴァ。 普段はなかなか味わうことのできない食感で、食べていて楽しい気持ちに。お店で一つひとつ丁寧に焼き上げられているのも素敵なポイントです。 香りを楽しむオリジナルドリンク♡ 自家製のレモネードやジンジャエールなど、夜カフェの利用としても女子に人気の「Orzat」。“シーシャに合わせて、ドリンクも香りが楽しめるものを”というJun Furusawaさんの想いが詰まったアルコールの“香るシリーズ”は、全5種類。シーシャとともに、香り豊かな一杯を楽しむことができます。 「シナモン薫る、アップルシナモンモヒート」(1080円) 「シナモン薫る、アップルシナモンモヒート」は、シナモンのスパイシーな香りに、ミントとライムのさわやかさとリンゴの甘酸っぱさが楽しい一杯です。 シナモンスティックは燃やしてグラスの淵に香り付けされており、口をつけた瞬間からシナモンの豊かな香りが鼻をくすぐります。後からくるミントのさわやかさもたまりません。 「ローズマリー薫る、マルガリータ」(1080円) 「ローズマリー薫る、マルガリータ」は、グラスの縁に塩をデコレーションし、生のライムをトッピング。 燃やしたローズマリーからは、爽快さと香ばしさが漂い、マルガリータのさわやかさと共に目が覚めるような気分に包まれます。 モロッカンな雰囲気が漂う空間 お店の入口が隠し扉になっており、足を一歩踏み入れるとそこはまるでモロッコの都市・マラケシュを彷彿とさせる、アラビアンでエキゾチックな世界が広がっています。アースカラーを基調とした店内には、イスラム建築のシンボルであるイスラムアーチも。 天井には美しいモロッコランプが煌めき、幾何学模様のインテリアやロウソクによって異国情緒あふれる空間に。香り豊かなスイーツやドリンクに、心も酔いしれること間違いなし! 中には6人まで座れるソファ席や、プライベート感を楽しめる個室も完備。 デザイナー・Jun Furusawaさんにインタビュー 「Orzat」の空間デザインだけなく、“香りを楽しむ”オリジナルシーシャやカクテル、メニューまで考案されているJun Furusawaさん。お店への想いをインタビューしました。 ――普段はどんな活動をされていますか。 “大半に支持されないが、ごく一部の人に強く刺さる独自性”をモットーに「JURAFURNITURE」というインテリアブランドの代表をしています。また、普段は全国のカフェやバー、美容室などの店舗や空間のデザイン、プロデュースなどを行っています。 ――普段デザインやプロデュースをする中で、意識するポイントはありますか。 例えば、スーツを着ている人がスニーカーやキャップをゆるく身に着けていると、かわいいと思うんですよね。すべてを作り込みすぎるよりも、どこかずれていたり、あえて外してみたり、作り込みすぎないようにしています。 ――「Orzat」のデザインもあえてずらしているのでしょうか? 観葉植物や熱帯っぽさを取り入れて、モロッコらしい雰囲気の中に、あえてバリっぽい雰囲気を取り入れています。あと、かわいい空間だと写真を撮りたくなるはずなので、スマートフォンでカメラを構えた時に、イスラムアーチがちょうど収まるようにしているんですよ。お店に来たら、ぜひカメラを構えて写真を撮ってください。 WRITER pisaki とても素敵な店員さんばかりです♡シーシャが初めての方でもゆったりと楽しめると思います。非日常感あふれる空間でシーシャの香りと一緒に、自家製スイーツやドリンクをぜひ堪能してみてくださいね! Orzat(オーザット) 問い合わせ090-6359-2500 場所名古屋市中区栄3-13-27 ADC SAKAE BUILDING 4F 営業時間20:00~27:00 ※掲載内容は2024年6月時点の情報です ※価格は税込み表記です
ナチュールワインと小皿料理のビストロ「que」とカクテル&ワインスタンド「nome」【伏見】
洋菓子店「カシヅキ」やお酒が飲める大衆酒場「ワイロ」」、ナチュールワインを楽しめるビストロ「リンダ」、ラム肉料理の「羊咩咩」など、名古屋の飲食シーンに新しい風を送り続ける人気店の姉妹店として、2024年6月に「que(キュー)」と「nome(ノメ)」が誕生しました。 地下鉄「伏見駅」から徒歩3分程。広小路通に面した細長いビルの1・2階にオープンしたばかりの、話題の新店をご紹介します。 ワインセラーには、常時300~400種類のナチュールワインがスタンバイ! 地下鉄・伏見駅から西へ向かって広小路通を歩いていると、窓ガラス越しに見えるスタイリッシュな店内や、ライブ感いっぱいの調理スタッフの様子に、思わず足が止まります。 2024年6月4日にグランドオープンしたこのお店、1階は小皿料理とナチュールワインのビストロ「que」、2階はアテとお酒を楽しむカジュアルバー「nome」。 店内は、コンクリートがむき出しになったワイルドな空間で、随所に飾られたグリーンと相まって、森の中の洞窟に迷い込んだような雰囲気です。 2階にあるワインセラーには、信頼のおける生産者のナチュールワインを中心に、常時300~400本がスタンバイ。少量生産の希少なワインも多く、毎週新しいワインが次々と入荷します。 ボトルでオーダーしたいワイン好きの方は、ワインセラーに入ってセレクトできるのもうれしいポイントです。 想像力をかき立てる、ワクワク感が止まらない小皿料理(1F que) 1階の「que」は、同じくナチュールワインを楽しめる系列店の「linda」とは一線を画し、「いろいろな料理を少しずつ食べたい」というわがままを叶えてくれる小皿料理が特徴です。 「ズワイガニと旬野菜のクスクスタブレ」(800円) 直径10数cmほどの小ぶりなお皿に、旬の野菜や肉、魚など厳選した食材を使った彩り豊かな料理を盛り付け。まるで、日本スタイルのおばんざい料理を、思い思いに選ぶような自由さがありながら、一皿一皿がどれもスペシャリテのような存在感と輝きを放っています。 「鴨胸肉ロースト・スパイスバター」(1400円) 1人呑みや2~3人の集いでも、色とりどりの料理をたくさん並べて食べるという贅沢さを、存分に満喫できるのが魅力です。 店内で生地をこね、発酵から焼成まで手掛ける「自家製リッチバターブリオッシュ」(1P 400円) メニューを見ると、自家製海藻バターとカラスミ、発酵エビペーストと煮干し、和牛ラグーと花山椒など「この組み合わせ、食べたことない!」「どんな味わい、香りなのだろう?」と想像力がかき立てられる品々がずらり。 シェフの加藤泰行さんによると「イタリアンやフレンチの要素に、カラスミや海藻など、日本らしい食材や旬の物を取り入れています。小皿料理なので、平均6~7品は楽しんでいただけると思います」とのこと。 「メニューを見ただけで心が躍ったり、運ばれてきた料理に満面の笑みがこぼれたり。そのワクワク感を楽しんでほしい」と語る加藤さん。新しい味との出合いに期待が高まります。 次のページ… ローアルコールカクテルで バーデビューもおまかせの「nome」 ローアルコールカクテルで、バーデビューもおまかせ♪ (2F nome) 2階の「nome」は、ナチュールワインの他に、バーテンダーがその場で作るカクテルが楽しめるカクテル&ワインスタンド。前菜やお酒に合わせたアテをお供に、ワインやカクテルを気軽に楽しめる大人の酒場です。 2Fの「nome」限定メニュー「北海道産いくらとバターのブリオッシュ」(2P 1200円) カクテルはローアルコール中心なので、お酒があまり得意ではない人や、バー初心者の人でも、肩ひじ張らずカジュアルに楽しめます。 「これまでバーを敬遠しがちだった人たちにも、お酒との接点を楽しんでほしい」との思いがあふれたラインナップです。 待ち合わせの場所として、また1階の「que」のウェイティングや食後の一杯にも。大切な人をエスコートすれば、株が上がること間違いなし! 0次会利用から、2軒目、3軒目としても使える、懐深いお店です。 オリジナリティーあふれる料理を生む、シェフにインタビュー♪ シェフの加藤さん ――店名の「que」「nome」には、どのような思いが込められているのですか? スペイン語?フランス語?と、おしゃれなイメージを抱くかもしれませんが、実は「食え」「飲め」から生まれた造語なんです。「食え」をアルファベット表記して読み方をアレンジした「キュー」。「nome」は、発音もそのまま「ノメ」です。とにかく気軽にカジュアルに、お酒と料理を心ゆくまで楽しんでほしいという願いをストレートに込めました。 ――1階と2階、どのように使い分けをすると良いですか。 1階の「que」はナチュールワインと料理が好きな人に集っていただきたいので、ドリンクはナチュールワインとビールのみ。予約は、お酒をオーダーしていただける方に限らせていただいています。お酒と料理を心底楽しみたい、大人のビストロというイメージです。 2階の「nome」はローアルコールカクテルが中心で、ノンアルコールのドリンクもあるので「バーは敷居が高そう」と感じている人が、バーの雰囲気を味わっていただくのにも最適です。ぜひ「nome」でバーデビューしてみてください。 WRITER Hanano 「実は、数年前までワインが大の苦手だったんです」と話すオーナー。丁寧に造られた、本当においしいナチュールワインとの衝撃的な出会いを経て、「生産者の思いを伝える架け橋に」との思いから、このお店が誕生したそうです。 メニューを眺めているだけで、ついつい笑みがこぼれる独創性豊かな料理と、数百ものナチュールワインのペアリング。無限に広がるその組み合わせは、まさに一期一会。スタッフとの会話も楽しみながら、未知なるおいしさとの出合いに酔いしれたいものです。 que(キュー)/nome(ノメ) 問い合わせ052-222-6222 場所名古屋市中区栄1-4-1 営業時間15:00~24:00(料理LOは23:00、ドリンクLOは23:30) 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年6月時点の情報です ※価格は税込み表記です