“名古屋初”のアジフライ専門店「アオザカナニコイヲシタ」【中区・矢場町】
#グルメ

2024.8.2fri

“名古屋初”のアジフライ専門店「アオザカナニコイヲシタ」【中区・矢場町】

2024年6月、名古屋初のアジフライ専門店「アオザカナニコイヲシタ」が地下鉄「矢場町駅」から徒歩で約9分の場所にグランドオープンしました。
このお店では、毎日厳選された新鮮なアジを「捌きたて、仕込みたて、揚げたて
」の“3たて”
にこだわって提供しています。
魚だけでなく、お米や味噌汁、調味料など、使う材料の一つひとつにもこだわりが詰まっている、「アオザカナニコイヲシタ」。今回はそのこだわりや想いについて、お話を伺いました。

魚屋の目利きで選んだ魚を“3たて”で提供

「アオザカナニコイヲシタ」で提供する魚フライには、「最高にフライに適した魚を」という想いが込められています。毎朝魚屋が厳選した新鮮な魚から、さらにフライに最適なものを目利きし、お店で丁寧に捌いています。

「捌きたて、仕込みたて、揚げたて」の“3たて”にこだわった魚フライ。新鮮な状態で魚を捌き、お客さんの注文が入ってから衣を付けて仕込み、提供する直前に揚げていきます。衣はサクサク、身はふわふわとしていて新鮮な味わいを楽しめます。

「至高のアジフライ定食」に舌鼓

「至高のアジフライ定食(ごはん・お味噌汁付き)」(1300円)

「至高のアジフライ定食」は、アジフライの他にごはんと味噌汁が付いていて、さらに薬味やタルタルソースが添えられていて、ボリューム満点。
アジフライだけでなく、ごはんや味噌汁、薬味にもお店のこだわりが詰まっているそうです。

まずは新鮮なアジを楽しむために、“何も付けずに”食べること。アジの新鮮なうま味をダイレクトに堪能した後は、大根おろしとわさびをさっくり混ぜてアジフライにのせ、さらに薄口しょうゆをかけます。

お店では、すべての調味料をフライに合わせて独自で調合。特に、薄口しょうゆは魚介のフライに合わせて、試行錯誤を重ねて考案したそうです。大根おろしとわさびは毎日店内で丁寧にすりおろし、大根は毎日10本以上使うのだとか。

定食で使われるお米は、「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で金賞を受賞した、岐阜県中津川市のコシヒカリ。水のきれいな環境で育ったお米は香り高く、甘みのあるもっちりとした食感で、揚げたてのアジフライのうま味を引き立てます。

シンプルなあおさの味噌汁は、浜名湖産のあおさのりを使用。磯の豊かな香りを楽しんでもらえるようにと、味噌は厳選した愛知のものを使用しています。

数量限定! 名古屋コーチン卵かけごはん

「TKG専用最高級名古屋コーチン卵」(200円)

数量限定で、名古屋コーチンの卵を付けることが可能! 岐阜県中津川市で育ったコシヒカリに、お店自慢の薄口しょうゆをかければ、まさに最高の卵かけごはんに。

ごはんの大盛りが無料なのもうれしいポイントです。大盛りはまさに“マンガ盛り” サイズ!ぜひお腹を空かせて食べてみてくださいね。

おしゃれな空間で魚フライを味わう

店内は黒を基調としたおしゃれな雰囲気で、カウンター席が10席、テーブルは4人がけの席が3つ用意されています。営業時間は月~土曜の11時~14時30分まで

グランドオープンから行列が絶えない人気ぶりで、最近では近隣で働く方や、地域住民の方々も訪れるようになっています。
また、生ビールやハイボールなどのアルコールメニューもそろえており、昼飲みを楽しみたい方にもおすすめです。

「全部おいしい」と言ってもらいたい

お店自慢のアジフライだけでなく、ごはんや味噌汁、薬味や調味料にまでこだわりを持つ「アオザカナニコイヲシタ」。今回は、お店のオープン前から関わる金村和宏さんにその想いやコンセプトを伺いました。

――「アオザカナニコイヲシタ」オープンの経緯を教えてください。

私は今、おばんざい屋でも働いていて、その繋がりで名古屋市の「北部市場」にある「名鮮丸正」さんと出会いました。お魚屋さんと出会って、「何かお魚を使ったお店をオープンしたい」という想いがわき、2年前に福岡でアジフライ専門店を訪れたときに感銘を受けたことを思い出したんです。私自身アジフライがとても好きですし、「名古屋にもアジフライ専門店があるといいな」という想いからチャレンジすることにしました。

――アジフライ以外にも、食材にたくさんのこだわりが詰まっていますよね!

“アジフライだけがおいしくて、他がほどほど”というような妥協はしたくありませんでした。専門店だからといって、それだけがおいしいというのは、ちょっと違うと思うんですよね。お客さんに何を食べても「全部おいしい」と感じてもらえることを大切にしています。だからこそ、調味料まですべてこだわり、お客さんには味わい尽くしてもらえるように努めています。

――確かにごはんを食べ進める手が止まりませんでした! こだわりの食材はどうやって探しているのですか?

たとえば岐阜県中津川市で金賞を受賞したコシヒカリは、元々中津川市で五平餅屋を営んでいる同級生が紹介してくれました。アジフライのお店を出したのも魚屋さんと出会ったことがきっかけですし、人との繋がりから自分がおいしいと思ったものを提供することが多いですね。
あとは、新鮮さを保てる産地を選んでいます。例えばあおさ汁に使っているあおさのりは、浜名湖が通年で採れる産地なので、いつでも新鮮なものを入荷できるため選んでいます。

――これからチャレンジしてみたいことはありますか。

すでに始めているのですが、「本日の2種盛り定食」というメニューを考えています。アジフライが一番好きですが、青魚がそもそも大好きで…。他の青魚も楽しんでもらえるように、その日に一番おいしい旬のものをお出しできるように準備を進めています。その日のお魚情報はお店のInstagramのストーリーでチェックしていただけるとうれしいです。

WRITER pisaki

サクサクふわふわのアジフライに、大根おろしとわさびの絶妙なアクセントが加わり、“マンガ盛り”の白ごはんがどんどん進みました。お腹も心も満たされ、とても幸せな気持ちに! 次は、他の魚のフライも食べてみたいです。

アオザカナニコイヲシタ

場所
名古屋市中区栄3-20-14 住吉ビル1F
営業時間
11:00~14:30(LOは14:00)
定休日
日曜


※掲載内容は2024年7月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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pisaki

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そこでしか味わえない体験やご当地グルメが大好き。年間150日以上旅をしながら、地域の魅力を写真や文字で伝えている。好きな言葉は「心踊る瞬間」。

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