2024.10.11fri
店主のこだわりが詰まった品々をコースで味わえるワンランク上の焼肉店「肉 裏篠田」が早くも大評判!【名古屋・久屋大通】
2024年7月13日、地下鉄「久屋大通駅」から徒歩で5分ほどのマンションの1階にオープンした「肉 裏篠田」。メニューは月ごとに変わるコース料理が1種類のみ。スタッフがその都度目の前で焼いてくれるフルアテンド型で、メニューもホスピタリティも焼肉屋の概念を覆します。
ひっそり佇む店構えが特別感を演出
お店があるのは名古屋市東区。大通りから1本入った静かな立地にあるマンションの1階にひっそりとたたずみます。目立った看板などはなく、小さな表札があるだけの隠れ家的な店構えで、入店する前から期待と緊張感が膨らみます。
店内はタイル張りの壁に包まれ、高級感のある落ち着いた雰囲気。中央のオープンキッチンを囲むようにカウンター席が並びます。
目でも舌でも楽しませてくれるとっておきメニュー
席に着いてほどなくすると、肉のブロックがテーブルに。その日に使う部位や素材をスタッフが丁寧に教えてくれます。
実はこのお店、「円頓寺商店街」にある人気肉割烹の店「大皿焼肉 老中」の2号店。本店同様、様々な部位を様々な食べ方で味わえる肉割烹スタイルのお店なのです。
さらに、使う肉は店主が国内の生産者を訪れ、ついに出合ったという群馬県の「増田牛」。安全な飼料で丁寧に育てられた銘柄牛で、1年で70~80頭しか飼育されない希少な牛。味が濃く、うま味成分もたっぷりで、やわらかい肉質が特徴です。
「月替わりのコース」(1万7000円)は全11品。写真はアミューズの「レバーシュー・ア・ラ・クレーム」。クリームチーズと混ぜたレバーペーストをシュー生地で包んだ一品で、濃厚ながらクリーミーなペーストが絶品。1品目から料理のクオリティーの高さを感じさせます。
黒毛和牛のタン。赤身部分をそぎ落とし、中心のやわらかい部分のみを提供するこだわりようで、厚切りと薄切りの2種類を味わえます。
こちらは名物の「挨拶がわりのひれ焼き」。スタッフが表面をさっと炙るように絶妙に焼き上げたら…
濃厚な卵黄が入った器へサーブ。タレと卵黄をたっぷり絡めると、肉の強い味と卵のまろやかさが絶妙なバランス。有次銅釜で炊いたご飯もセットに。
その他、サガリやランプ、イチボなどコースには多彩な増田牛がラインナップ。それぞれ肉の味わいに合わせてタレを変えるのも「その素材を一番美味しい食べ方で食べて欲しい」という店主の思い。
アルコールにもこだわりが満載!
生ビールは、特殊なサーバーを使い、泡を7秒間注ぎ続けて仕上げる一杯。そのきめ細かい泡は、口に吸いつくような独特の口当たりで、まるで生クリームのよう。時間とともに泡の状態が変わるので「できれば乾杯をする前に一口飲んで欲しい」と店主は語ります。
ワインも全国各地から、メニューに合う品々をセレクト。グラスも種類豊富なので、料理に合わせてペアリングを楽しむのもおすすめですよ。
細部にまでこだわる店主の思いとは?
店主の奥谷知基さん。フルアテンドスタイルなど、一般的な焼肉店とは一線を超えるお店を作った理由を聞くと…
「焼肉も料理のひとつだと思っています。ですので料理人が素材選びから調理、仕上げまでを行うこのようなスタイルにしました。また、店名にある『裏』は、茶道の裏千家からきています。おもてなしや伝統を大切にしつつ、革新し続けていくという考えを基本に、新しい焼肉のスタイルをお客様に楽しんでいただけたらと思います」
早くも食ツウから注目を浴びている同店。今後もさらなる革新が期待できそうです。
コースの品数は多いものの、焼肉以外の一品料理も盛り込まれていたり、タレの味がそれぞれ違ったり、最後まで飽きさせることなく、新感覚の品々を楽しませてくれます。カウンター10席のみのお店なので、必ず予約を!
肉 裏篠田
- お問い合わせ
- 080-5111-1172
- 営業時間
- 18:00~23:00(LOは22:00)
- 定休日
- 日曜
- 駐車場
- なし
- 支払方法
- カード可・電子マネー不可
- @ura.shinoda
- アクセス
- 地下鉄「久屋大通駅」より徒歩で約5分
西尾市の商店街にこれまでなかった、オシャレなパンとカフェとバルの店「本町オーブン」が誕生! 【愛知・西尾市】
名鉄「西尾駅」から徒歩で約10分の「本町商店街」に、2024年5月15日に開店した「本町オーブン」。店内には毎日焼き上げるパンがズラリと並び、朝はモーニング、昼間はランチやカフェ、夜はバルとして楽しめ、フレキシブルに利用できるのが魅力です。 西尾市にこれまでなかったスタイルのお店がオープン! お店があるのは本町商店街で、昔ながらの家具屋を改装した、シンプルなたたずまい。茶色の看板が目印です。 店内に入るとまずはベーカリーコーナー。種類豊富なパンが所狭しと並びます。 そして奥は、夜はバルとして営業するイートインコーナー。高い天井からダウンライトが吊るされたオシャレで温かみのある空間が広がります。 店内にはアメリカンサイズのパンがズラリ! 店内に並ぶパンのコンセプトは“アメリカンベーカリー”。そのコンセプトどおり、どのパンも通常の1.5倍はありそうなビッグサイズ! サイズだけでなく、愛知県産の小麦粉を使用したり、自家製の麹酵母とフツール酵母をパンによって使い分けるこだわりよう。 また、パンは毎朝大きなオーブンで焼き上げています。こだわりパンの中から人気商品をピックアップ! まずは、写真手前の「ドーナツ」(250円)。ソフトボールよりも大きなボリュームで、自家製麹酵母を使ったソフトでもっちりとした食感が特徴です。 お次は「クロワッサン」(380円)。こちらも直径15cmはあり、バターをたっぷり使ったリッチな味わい。甘さは控えめなので食事と合わせるのがおすすめです。 写真の奥は「ベーコンチーズエピ」(400円)。こちらはプレッツェル生地で、ハードではなくソフトに誰もが食べやすいような食感に仕上げています。 こちらは今年の夏の新商品「クリンクル クッキーパン 抹茶」(280円)。ふんわりとしたパンに、西尾産の味の濃い抹茶のクッキー生地をのせて焼き上げた一品。ほろ苦い抹茶がほど良いアクセントになっています。 お得なモーニングや絶品スイーツにも注目 モーニングは、日替りのパン2~3種類がセットになった一皿を、ドリンクに+100円で追加可能。すぐ近くにある老舗味噌藏「はと屋」の赤味噌を隠し味に使った、自家製グラノーラがのる「自家製グラノーラヨーグルト」も+100円で楽しめます。 カフェタイムはスイーツもスタンバイ。写真はクルミがたっぷり入った濃厚なブラウニーに、アイスをのせ、季節ごとに変わる自家製ジャムをかけた「ブラウニーサンデー」(800円)。 ショーケースの中にあるケーキなどのスイーツも要チェックですよ! 夜は手間ひまかけた料理とアルコールでまったり 夜になるとバルとして営業。アヒージョなどのオーブン料理の他、ハーブやスパイスを使った中華や中東の創作料理が中心で、どれもパンやアルコールと合う一皿ばかり。ワインも店主が厳選した銘柄が豊富にそろいますよ。 「豚バラの角煮 黒酢ダレ」(1500円)。知多のハッピーポークをじっくり煮込み、余分な油を取り除いたあと、さらに赤ワインと紹興酒でトロトロになるまで煮込んだ一品。「はと屋」の味噌たまり醤油を使った黒酢ベースのタレを合わせたシェフ渾身作です。 女性に人気の「鶏レバーのソテーとアボカドペースト」(800円)。ワインとの相性が抜群で、つい飲み過ぎてしまいそう。 「人口が減りつつある商店街に、少しでも活気を取り戻すお手伝いをこの店でできれば」と語る店主の牧真澄さん。すでに昼間はファミリーや女性客、夜はカップルやグループで賑わいを見せているようですよ。 WRITER Kubo 西尾市にはパン屋が少なく、夜遅くまでアルコールを楽しめる店があまりない環境にオープンした同店。朝から夜まで気分に合わせて気軽に立ち寄れるのがうれしいですね。 本町オーブン 問い合わせ0563-65-0266 場所愛知県西尾市本町15 営業時間9:00~23:00(LOは22:30)、モーニングのLOは10:30、ランチは11:00~LO14:30、テイクアウト・イートインのLOは17:00 定休日火・水曜 駐車場10台(内道路側4台はテイクアウト専用)、本町商店街共同駐車場13台 支払方法カード・電子マネー可 Instagram@honmachioven アクセス名鉄「西尾駅」より徒歩で約10分 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
女性店主の想いがこもったグルテンフリーの創作料理とお酒が自慢の店「Hachihare ハチハレ」がオープン!【愛知・安城市】
愛知・安城市の住宅地にひっそりとオープンした「Hachihare ハチハレ」。小麦や大麦、ライ麦といったグルテンを含む麦類を使わないグルテンフリーの創作料理とこだわりのクラフト生ビールやナチュールワインといったお酒を楽しめます。 “仲間と手作り”センスが感じられる居心地の良い空間 お店があるのは目の前に川が流れる穏やかなロケーション。つい見落としてしまいそうな小さなたたずまいです。 店内は木目を基調とした温かみがありつつ、おしゃれな雰囲気も融合。壁や外壁、テーブルなどの塗装をはじめ、テーブルなども店主の姉妹2人と仲間に手伝ってもらい仕上げたと言います。 カウンターもあるので、1人でも立ち寄りやすいですね。 キュートな看板や壁に掛けられた絵画は、お店の雰囲気に合わせてデザイナーさんが手掛けたもの。ナチュラルな空間におしゃれ感を演出しています。 姉妹2人がお店を切り盛り お店に立つのは姉の高山愛理さん(写真・左)と、妹の高山萌水さん(写真・右)の姉妹。 味わえるのはイタリアンとタイ料理をベースとしたグルテンフリーの創作料理で、愛理さんがタイ料理を、萌水さんがイタリアンを担当しています。 グルテンフリーのお店を始めたきっかけは、愛理さんが小麦アレルギー発症してしまったため。自身がなかなか外食できない環境だったため、「小麦アレルギーの人も安心して楽しめるお店を作りたい」という想いから誕生しました。 米粉などを使った焼き菓子もスタンバイ。ランチでは、毎朝焼き上げるフォッカチャを使ったフォッカチャサンドも味わえますよ。 美しい料理には店主の想いも凝縮! 「カツオとビーツ 焼きなすのマリネ」(1800円) 鮮やかなピンクが目を引く「カツオとビーツ 焼きなすのマリネ」。野菜は姉妹の地元・碧南市の農家さんから仕入れているそうです。極力、無農薬野菜や地元の新鮮な野菜を選び、見た目だけでなく、身体への優しさも考慮しています。 「ほうろく油とじゃこ ズッキーニのパスタ」(2400円) 「ほうろく油とじゃこ ズッキーニのパスタ」は、米粉を使った自家製手打ちパスタに、碧南で釜揚げされたじゃこや碧南産のズッキーニを合わせた一品。 ほうろく油は、西尾市で創業当時の製法で手作りされる国産菜種100%の菜種油。醤油やみりんなどの調味料も、三河地方で昔ながらの技法を守り抜いている名産を選び抜き、その伝統を継承するお手伝いができたら、と愛理さんは語ります。 料理に合わせてセレクトするお酒 ビールは国産をはじめ、季節ごとに様々な味わいのクラフトビールを生サーバーで提供。常時4種類あり、樽がなくなり次第、随時銘柄が変わるので、訪れるたびに違ったクラフトビールを楽しめるのも魅力です。 料理は旬や仕入れによりその都度チェンジ。ワインは、料理との相性を考えたナチュールワインを厳選しています。どれもグラスで味わえるので、愛理さんに相談しながら料理とのマッチングを楽しむのもココの醍醐味。オリジナルの酎ハイやカクテルもオススメですよ。 WRITER Kubo 小麦アレルギーという愛理さんの経験から「自分にしかできない店」を追及し、グルテンフリーだけでなく、身体への優しさにもこだわった同店。内装、料理、お酒の至るところにその想いが感じられ、一度訪れるとお気に入りの一軒になることうけあい! ランチのフォッカチャサンドには7~8種類の前菜盛り合わせが付き、お昼からお酒を楽しむお客さんも多いそうです。 Hachihare ハチハレ 場所愛知県安城市美園町1-26-18 電話090-1741-9192 営業時間11:30~14:30(LOは14:00) 18:00~21:00(LOは20:00) 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
連日大盛況!老舗味噌醸造場が運営する「suzumiso別邸」で身体に優しいこだわり味噌を使ったおいしいごはん♪【愛知・西尾市】
愛知県の西尾市東幡豆町、「こどもの国」のすぐそばに2024年5月10日にオープンした「suzumiso別邸」。1950年創業の「すずみそ醸造場」が母体で、昔ながらの製法で作られた豆味噌を使った定食やスイーツを味わえます。 店舗は古民家を改装した趣きのある空間 店舗は「こどもの国」の正面ゲートすぐ隣。山道を上った緑豊かな立地にポツンと店を構えます。味噌醸造場が運営する食事処とあって、店先には大きな味噌樽のオブジェが置かれているのもユニーク。営業は金・土・日曜のみ。現在は連日多くのお客が訪れていて、常に満席状態なので、早めに訪れるか、予約をしておくのがおすすめです。 店内は築50年の2階建て古民家を改装し、木目で統一した明るく清潔感漂う空間。「すずみそ味噌醸造場」の三代目女将とその娘さんを中心に、女性スタッフが店を切り盛りする和やかな雰囲気が広がります。 2階席は木の梁やすりガラスなど、昔懐かしい昭和の風情を残しつつ、モダンにアレンジ。窓際の席からは、海、山、森の大自然の眺望を楽しめるとっておきのロケーション。写真映えするとあって大人気なんだとか。 テラス席も完備。4テーブルあり、自然の空気に包まれながら食事を楽しめます。子ども連れの方にもおすすめですね。 店内には「すずみそ味噌醸造場」の主力商品も販売。自慢の豆味噌の他、手軽に使える味噌ダレ「なんでもみそ」、たまり醤油なども購入できます。 自慢の味噌を使った料理やスイーツが大好評 メニューに使うのはもちろん「すずみそ醸造場」の自慢の味噌。昔ながらの製法を受け継ぎ、天然醸造、手造り、無添加にこだわった味噌で、素材の味わいを生かす、独自の製法で仕上げるのが特徴です。味が濃いイメージの赤味噌とは対照的に、すっきりとした味わいで、大豆の風味が格別。料理にも使いやすいと地元では評判のよう。 「すずみそセット おにぎり」(1280円) 「すずみそセット おにぎり」は、サケや梅、昆布など、5種類から2種類の具を選べるおにぎりに、5種類の副菜、具だくさんの豚汁がセットに。写真はサケと、肉味噌を具に、自社のたまり醤油に漬けた卵黄をのせた「肉味噌卵黄」(+100円)のセット。米は老舗米店のお米マイスターが毎月厳選する月替わりです。 「味噌カツ定食」(1590円) 愛知県民ならハズせない「味噌カツ定食」は、西尾市のブランド豚「吉良里クイーンポーク」を使ったトンカツに、ダシを効かせた味噌ダレをたっぷりかけた人気の品。 この他メニューは、西尾市の契約養鶏場から仕入れる産みたて卵を使う「たまごかけごはん」や「さばの味噌煮」、「味噌ハンバーグ」など。どれも手作りの味わいや素材を生かした調理法が老若男女に評判です。 隠し味に味噌を入れ「みそショコラケーキ」と、小豆と豆味噌の豆をトッピングした「みそ粒パウンドケーキ」がセットになった「2種あわせ盛り」(500円、ドリンク代は別途)。レシピは料理研究家が監修し、店舗で焼き上げている一品。箱に入ったお土産用もありますよ。 お店を始めた経緯とは? お店の運営を任されている三代目女将の娘さん、石原寿理さんにお話を聞きました。 「この古民家は、先代が以前うどん屋を営んでいましたが、その後閉店し、空き家になっていました。ここを利用し、味噌の新しい売り方がないかと考えた結果、誕生したのがこのお店です。すずみそ醸造場の味噌のおいしさを少しでも味わってもらえたら幸いです。また、この土地にたくさんの人が集まり、町を活性化できたらと思っています」 WRITER Kubo 「すずみそセット おにぎり」は、おにぎりのおいしさはもちろん、豆味噌を使った具だくさんの豚汁も美味! 野菜を中心とした副菜も、少量ずついろいろな味わいを楽しめて大満足♪ ドライブついでに立ち寄りたいお店です。 suzumiso別邸 問い合わせ0563-77-5146 場所愛知県西尾市東幡豆町奥ノ入28-1 営業時間11:00~16:00(LOは15:30) 定休日月~木曜 駐車場8台 支払方法カード・電子マネー可 Instagram@suzumiso_bettei アクセス名鉄「こどもの国駅」より車で約3分 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
WRITER
Ai Kubo
グルメ、観光、美容、料理など、幅広いジャンルの記事を執筆。アルコールと美食をこよなく愛し、休日はもっぱら食べ飲み歩きに精を出す。趣味は料理と1人飲み。
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