2024.10.15tue
人気キッシュ専門店の新たな挑戦! ビストロよりも気軽で食堂よりもおしゃれなフレンチ食堂「イイダノキッシュとイイダノツマミ」がオープン!!【名古屋市・志賀本通】
名古屋市北区の住宅地でひっそりと営業をしていたキッシュとスコーンのテイクアウト専門店「イイダノキッシュ」が、2024年8月23年に食事がメインの「イイダノキッシュとイイダノツマミ」をオープン。自慢のキッシュやスコーンはもちろん、女性店主の愛情が詰まったフレンチをカジュアルに楽しめます。
お店があるのは市場の中とユニーク!
お店がオープンしたのは、昭和30年に創業した木造平屋建ての「金城市場」内。時代とともに店舗は少なくなりましたが、改修工事を経て市場内は新たな装いに。
その一角にたたずむのが「イイダノキッシュとイイダノツマミ」。市場の雰囲気と溶け込むように営業をしています。
客席は古い壁や梁、昔ながらの引き戸など、あえて古さを残したレトロな雰囲気。アンティークのテーブルやイスがその雰囲気にマッチしつつ、おしゃれ感を演出しています。
これまでのキッシュとスコーンのお店は店主の飯田紀子さんが1人で切り盛りしていましたが、今回のオープンにあたり、息子の飯田浩太郎さんと、以前から知人だったという水野沙織さんが手伝ってくれることに。ほぼ家族経営のアットホームな雰囲気が広がります。
また、店主の飯田さんは、元々フレンチやイタリアンのお店で働いていたこともあり、いつかは自分のお店を持ちたいと願っていたのだとか。その夢が叶い、今は奮闘しながらも毎日楽しく働いている様子が伺えます。
まずは味わいたい自慢メニュー
店主自慢のキッシュ。季節により常時3種類が焼き上がります。これらのキッシュは店主ならではのこだわりがあり、カットしたときの断面が美しくなるよう、具は種類ごとに生地に詰め、その都度オーブンへ。この工程を3回繰り返し、断面が層になるように仕上げる手間ひまのかけようです。
また、使う生クリームは、同じ乳脂肪分でも他のメーカーよりもコクと濃厚さがまったく違うという高級店御用達の「中沢乳業」の一品。手間ひまや材料だけでなく、季節により、白子やホタルイカ、フキノトウなど、キッシュの具では珍しい素材を使うのも店主ならではのセンスとアイデア。
味はもちろんお墨付きで、マルシェなどでは1日に300個売れたこともあると言います。
シンプルな見た目ながらこちらもファンが多いスコーン。フランス産の小麦を使うのが特徴で、「小麦自体の味と香りが強いので、ジャムや生クリームなどをつけずにそのまま食べるのがおすすめ」と店主からのアドバイス。「セイボリー」はブラックペッパーとチーズが練り込んであるので、ワインのお供にも最適です。
こちらのスコーン、全国から選ばれた店しか出店できない三越が運営する「スコーンパーティー」にも参加したという本格派。全国屈指の味わいをぜひ楽しんで♪
細切りにしたにんじんに加え、シナモンやジンジャー、ナツメグなど、スパイスがたっぷり入った人気焼き菓子。ほど良いスパイスの風味がクセになる大人テイストで、まとめ買いする人も少なくない人気ぶり。
気になる食事メニューをご紹介!
ランチに付く前菜。スープにサラダ、フランスの総菜が一皿になった一品です。写真のスープはかぼちゃ。「野菜をたっぷり食べてもらいたい」という店主の想いが詰まっています。
ランチのメイン料理「スペアリブとリンゴの煮込み」。リンゴをメインとしたフルーツでスペアリブを煮込んだ一品で、スペアリブは口の中でほろほろ崩れるほど柔らか! ランチは3種類(1700円~)あり、写真の「スペアリブとリンゴの煮込み」は1800円。どれも前菜とパンがセットに。
ディナーは写真の「パテ ド カンパーニュ」をはじめ、「鴨胸肉のソテー 白ねぎとポルト酒のソース」(2200円)や「仔羊のパッケリ(大きな筒状のパスタ)」(2000円)など、アラカルトが中心。どれも本格的ながら手作りの優しい味わいが広がる品々ばかり。ほとんどのお客さんはアラカルト数品頼んでワインと一緒に楽しむことが多いよう。また、前菜とワインを気軽に満喫する女性1人客の姿も少なくありません。1人でも気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力ですね。ちなみに全5皿を楽しめるコース「menu a」(4500円)もあるので、気分やシチュエーションに合わせてセレクトできますよ。
アルコールはあえてビールとワインのみ!
「あくまで食事をメインに楽しんで欲しい」と、アルコールのラインナップはビールとワインのみ。ワインはフランス産を中心にドイツやオーストラリア、南アフリカのナチュールワインがスタンバイ。どれも飲みやすく、料理を引き立てる味わいの銘柄ばかりで、料理と共にワインもぐいぐいと進んでしまうことうけあいです!
ふらっと立ち寄れるカジュアルな雰囲気で本格フレンチを楽しめるとっておきのお店。市場内というマニアックな立地も足を運びたくなる要素のひとつですね。キッシュやスコーンはテイクアウトもできますよ。
イイダノキッシュとイイダノツマミ
- 問い合わせ
- 070-9083-2506
- 営業時間
- 11:00~14:00(LOは13:45)、17:30~21:00(LOは20:30)
- 定休日
- 火~木曜
- 駐車場
- なし
- 支払方法
- カード・電子マネー可(ランチタイムはカード不可)
- @iidanotumami
- アクセス
- 地下鉄「志賀本通駅」より徒歩で約8分
西尾市の商店街にこれまでなかった、オシャレなパンとカフェとバルの店「本町オーブン」が誕生! 【愛知・西尾市】
名鉄「西尾駅」から徒歩で約10分の「本町商店街」に、2024年5月15日に開店した「本町オーブン」。店内には毎日焼き上げるパンがズラリと並び、朝はモーニング、昼間はランチやカフェ、夜はバルとして楽しめ、フレキシブルに利用できるのが魅力です。 西尾市にこれまでなかったスタイルのお店がオープン! お店があるのは本町商店街で、昔ながらの家具屋を改装した、シンプルなたたずまい。茶色の看板が目印です。 店内に入るとまずはベーカリーコーナー。種類豊富なパンが所狭しと並びます。 そして奥は、夜はバルとして営業するイートインコーナー。高い天井からダウンライトが吊るされたオシャレで温かみのある空間が広がります。 店内にはアメリカンサイズのパンがズラリ! 店内に並ぶパンのコンセプトは“アメリカンベーカリー”。そのコンセプトどおり、どのパンも通常の1.5倍はありそうなビッグサイズ! サイズだけでなく、愛知県産の小麦粉を使用したり、自家製の麹酵母とフツール酵母をパンによって使い分けるこだわりよう。 また、パンは毎朝大きなオーブンで焼き上げています。こだわりパンの中から人気商品をピックアップ! まずは、写真手前の「ドーナツ」(250円)。ソフトボールよりも大きなボリュームで、自家製麹酵母を使ったソフトでもっちりとした食感が特徴です。 お次は「クロワッサン」(380円)。こちらも直径15cmはあり、バターをたっぷり使ったリッチな味わい。甘さは控えめなので食事と合わせるのがおすすめです。 写真の奥は「ベーコンチーズエピ」(400円)。こちらはプレッツェル生地で、ハードではなくソフトに誰もが食べやすいような食感に仕上げています。 こちらは今年の夏の新商品「クリンクル クッキーパン 抹茶」(280円)。ふんわりとしたパンに、西尾産の味の濃い抹茶のクッキー生地をのせて焼き上げた一品。ほろ苦い抹茶がほど良いアクセントになっています。 お得なモーニングや絶品スイーツにも注目 モーニングは、日替りのパン2~3種類がセットになった一皿を、ドリンクに+100円で追加可能。すぐ近くにある老舗味噌藏「はと屋」の赤味噌を隠し味に使った、自家製グラノーラがのる「自家製グラノーラヨーグルト」も+100円で楽しめます。 カフェタイムはスイーツもスタンバイ。写真はクルミがたっぷり入った濃厚なブラウニーに、アイスをのせ、季節ごとに変わる自家製ジャムをかけた「ブラウニーサンデー」(800円)。 ショーケースの中にあるケーキなどのスイーツも要チェックですよ! 夜は手間ひまかけた料理とアルコールでまったり 夜になるとバルとして営業。アヒージョなどのオーブン料理の他、ハーブやスパイスを使った中華や中東の創作料理が中心で、どれもパンやアルコールと合う一皿ばかり。ワインも店主が厳選した銘柄が豊富にそろいますよ。 「豚バラの角煮 黒酢ダレ」(1500円)。知多のハッピーポークをじっくり煮込み、余分な油を取り除いたあと、さらに赤ワインと紹興酒でトロトロになるまで煮込んだ一品。「はと屋」の味噌たまり醤油を使った黒酢ベースのタレを合わせたシェフ渾身作です。 女性に人気の「鶏レバーのソテーとアボカドペースト」(800円)。ワインとの相性が抜群で、つい飲み過ぎてしまいそう。 「人口が減りつつある商店街に、少しでも活気を取り戻すお手伝いをこの店でできれば」と語る店主の牧真澄さん。すでに昼間はファミリーや女性客、夜はカップルやグループで賑わいを見せているようですよ。 WRITER Kubo 西尾市にはパン屋が少なく、夜遅くまでアルコールを楽しめる店があまりない環境にオープンした同店。朝から夜まで気分に合わせて気軽に立ち寄れるのがうれしいですね。 本町オーブン 問い合わせ0563-65-0266 場所愛知県西尾市本町15 営業時間9:00~23:00(LOは22:30)、モーニングのLOは10:30、ランチは11:00~LO14:30、テイクアウト・イートインのLOは17:00 定休日火・水曜 駐車場10台(内道路側4台はテイクアウト専用)、本町商店街共同駐車場13台 支払方法カード・電子マネー可 Instagram@honmachioven アクセス名鉄「西尾駅」より徒歩で約10分 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
女性店主の想いがこもったグルテンフリーの創作料理とお酒が自慢の店「Hachihare ハチハレ」がオープン!【愛知・安城市】
愛知・安城市の住宅地にひっそりとオープンした「Hachihare ハチハレ」。小麦や大麦、ライ麦といったグルテンを含む麦類を使わないグルテンフリーの創作料理とこだわりのクラフト生ビールやナチュールワインといったお酒を楽しめます。 “仲間と手作り”センスが感じられる居心地の良い空間 お店があるのは目の前に川が流れる穏やかなロケーション。つい見落としてしまいそうな小さなたたずまいです。 店内は木目を基調とした温かみがありつつ、おしゃれな雰囲気も融合。壁や外壁、テーブルなどの塗装をはじめ、テーブルなども店主の姉妹2人と仲間に手伝ってもらい仕上げたと言います。 カウンターもあるので、1人でも立ち寄りやすいですね。 キュートな看板や壁に掛けられた絵画は、お店の雰囲気に合わせてデザイナーさんが手掛けたもの。ナチュラルな空間におしゃれ感を演出しています。 姉妹2人がお店を切り盛り お店に立つのは姉の高山愛理さん(写真・左)と、妹の高山萌水さん(写真・右)の姉妹。 味わえるのはイタリアンとタイ料理をベースとしたグルテンフリーの創作料理で、愛理さんがタイ料理を、萌水さんがイタリアンを担当しています。 グルテンフリーのお店を始めたきっかけは、愛理さんが小麦アレルギー発症してしまったため。自身がなかなか外食できない環境だったため、「小麦アレルギーの人も安心して楽しめるお店を作りたい」という想いから誕生しました。 米粉などを使った焼き菓子もスタンバイ。ランチでは、毎朝焼き上げるフォッカチャを使ったフォッカチャサンドも味わえますよ。 美しい料理には店主の想いも凝縮! 「カツオとビーツ 焼きなすのマリネ」(1800円) 鮮やかなピンクが目を引く「カツオとビーツ 焼きなすのマリネ」。野菜は姉妹の地元・碧南市の農家さんから仕入れているそうです。極力、無農薬野菜や地元の新鮮な野菜を選び、見た目だけでなく、身体への優しさも考慮しています。 「ほうろく油とじゃこ ズッキーニのパスタ」(2400円) 「ほうろく油とじゃこ ズッキーニのパスタ」は、米粉を使った自家製手打ちパスタに、碧南で釜揚げされたじゃこや碧南産のズッキーニを合わせた一品。 ほうろく油は、西尾市で創業当時の製法で手作りされる国産菜種100%の菜種油。醤油やみりんなどの調味料も、三河地方で昔ながらの技法を守り抜いている名産を選び抜き、その伝統を継承するお手伝いができたら、と愛理さんは語ります。 料理に合わせてセレクトするお酒 ビールは国産をはじめ、季節ごとに様々な味わいのクラフトビールを生サーバーで提供。常時4種類あり、樽がなくなり次第、随時銘柄が変わるので、訪れるたびに違ったクラフトビールを楽しめるのも魅力です。 料理は旬や仕入れによりその都度チェンジ。ワインは、料理との相性を考えたナチュールワインを厳選しています。どれもグラスで味わえるので、愛理さんに相談しながら料理とのマッチングを楽しむのもココの醍醐味。オリジナルの酎ハイやカクテルもオススメですよ。 WRITER Kubo 小麦アレルギーという愛理さんの経験から「自分にしかできない店」を追及し、グルテンフリーだけでなく、身体への優しさにもこだわった同店。内装、料理、お酒の至るところにその想いが感じられ、一度訪れるとお気に入りの一軒になることうけあい! ランチのフォッカチャサンドには7~8種類の前菜盛り合わせが付き、お昼からお酒を楽しむお客さんも多いそうです。 Hachihare ハチハレ 場所愛知県安城市美園町1-26-18 電話090-1741-9192 営業時間11:30~14:30(LOは14:00) 18:00~21:00(LOは20:00) 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年7月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
ナチュールワインと小皿料理のビストロ「que」とカクテル&ワインスタンド「nome」【伏見】
洋菓子店「カシヅキ」やお酒が飲める大衆酒場「ワイロ」」、ナチュールワインを楽しめるビストロ「リンダ」、ラム肉料理の「羊咩咩」など、名古屋の飲食シーンに新しい風を送り続ける人気店の姉妹店として、2024年6月に「que(キュー)」と「nome(ノメ)」が誕生しました。 地下鉄「伏見駅」から徒歩3分程。広小路通に面した細長いビルの1・2階にオープンしたばかりの、話題の新店をご紹介します。 ワインセラーには、常時300~400種類のナチュールワインがスタンバイ! 地下鉄・伏見駅から西へ向かって広小路通を歩いていると、窓ガラス越しに見えるスタイリッシュな店内や、ライブ感いっぱいの調理スタッフの様子に、思わず足が止まります。 2024年6月4日にグランドオープンしたこのお店、1階は小皿料理とナチュールワインのビストロ「que」、2階はアテとお酒を楽しむカジュアルバー「nome」。 店内は、コンクリートがむき出しになったワイルドな空間で、随所に飾られたグリーンと相まって、森の中の洞窟に迷い込んだような雰囲気です。 2階にあるワインセラーには、信頼のおける生産者のナチュールワインを中心に、常時300~400本がスタンバイ。少量生産の希少なワインも多く、毎週新しいワインが次々と入荷します。 ボトルでオーダーしたいワイン好きの方は、ワインセラーに入ってセレクトできるのもうれしいポイントです。 想像力をかき立てる、ワクワク感が止まらない小皿料理(1F que) 1階の「que」は、同じくナチュールワインを楽しめる系列店の「linda」とは一線を画し、「いろいろな料理を少しずつ食べたい」というわがままを叶えてくれる小皿料理が特徴です。 「ズワイガニと旬野菜のクスクスタブレ」(800円) 直径10数cmほどの小ぶりなお皿に、旬の野菜や肉、魚など厳選した食材を使った彩り豊かな料理を盛り付け。まるで、日本スタイルのおばんざい料理を、思い思いに選ぶような自由さがありながら、一皿一皿がどれもスペシャリテのような存在感と輝きを放っています。 「鴨胸肉ロースト・スパイスバター」(1400円) 1人呑みや2~3人の集いでも、色とりどりの料理をたくさん並べて食べるという贅沢さを、存分に満喫できるのが魅力です。 店内で生地をこね、発酵から焼成まで手掛ける「自家製リッチバターブリオッシュ」(1P 400円) メニューを見ると、自家製海藻バターとカラスミ、発酵エビペーストと煮干し、和牛ラグーと花山椒など「この組み合わせ、食べたことない!」「どんな味わい、香りなのだろう?」と想像力がかき立てられる品々がずらり。 シェフの加藤泰行さんによると「イタリアンやフレンチの要素に、カラスミや海藻など、日本らしい食材や旬の物を取り入れています。小皿料理なので、平均6~7品は楽しんでいただけると思います」とのこと。 「メニューを見ただけで心が躍ったり、運ばれてきた料理に満面の笑みがこぼれたり。そのワクワク感を楽しんでほしい」と語る加藤さん。新しい味との出合いに期待が高まります。 次のページ… ローアルコールカクテルで バーデビューもおまかせの「nome」 ローアルコールカクテルで、バーデビューもおまかせ♪ (2F nome) 2階の「nome」は、ナチュールワインの他に、バーテンダーがその場で作るカクテルが楽しめるカクテル&ワインスタンド。前菜やお酒に合わせたアテをお供に、ワインやカクテルを気軽に楽しめる大人の酒場です。 2Fの「nome」限定メニュー「北海道産いくらとバターのブリオッシュ」(2P 1200円) カクテルはローアルコール中心なので、お酒があまり得意ではない人や、バー初心者の人でも、肩ひじ張らずカジュアルに楽しめます。 「これまでバーを敬遠しがちだった人たちにも、お酒との接点を楽しんでほしい」との思いがあふれたラインナップです。 待ち合わせの場所として、また1階の「que」のウェイティングや食後の一杯にも。大切な人をエスコートすれば、株が上がること間違いなし! 0次会利用から、2軒目、3軒目としても使える、懐深いお店です。 オリジナリティーあふれる料理を生む、シェフにインタビュー♪ シェフの加藤さん ――店名の「que」「nome」には、どのような思いが込められているのですか? スペイン語?フランス語?と、おしゃれなイメージを抱くかもしれませんが、実は「食え」「飲め」から生まれた造語なんです。「食え」をアルファベット表記して読み方をアレンジした「キュー」。「nome」は、発音もそのまま「ノメ」です。とにかく気軽にカジュアルに、お酒と料理を心ゆくまで楽しんでほしいという願いをストレートに込めました。 ――1階と2階、どのように使い分けをすると良いですか。 1階の「que」はナチュールワインと料理が好きな人に集っていただきたいので、ドリンクはナチュールワインとビールのみ。予約は、お酒をオーダーしていただける方に限らせていただいています。お酒と料理を心底楽しみたい、大人のビストロというイメージです。 2階の「nome」はローアルコールカクテルが中心で、ノンアルコールのドリンクもあるので「バーは敷居が高そう」と感じている人が、バーの雰囲気を味わっていただくのにも最適です。ぜひ「nome」でバーデビューしてみてください。 WRITER Hanano 「実は、数年前までワインが大の苦手だったんです」と話すオーナー。丁寧に造られた、本当においしいナチュールワインとの衝撃的な出会いを経て、「生産者の思いを伝える架け橋に」との思いから、このお店が誕生したそうです。 メニューを眺めているだけで、ついつい笑みがこぼれる独創性豊かな料理と、数百ものナチュールワインのペアリング。無限に広がるその組み合わせは、まさに一期一会。スタッフとの会話も楽しみながら、未知なるおいしさとの出合いに酔いしれたいものです。 que(キュー)/nome(ノメ) 問い合わせ052-222-6222 場所名古屋市中区栄1-4-1 営業時間15:00~24:00(料理LOは23:00、ドリンクLOは23:30) 撮影/竹内恵美 ※掲載内容は2024年6月時点の情報です ※価格は税込み表記です
WRITER
Ai Kubo
グルメ、観光、美容、料理など、幅広いジャンルの記事を執筆。アルコールと美食をこよなく愛し、休日はもっぱら食べ飲み歩きに精を出す。趣味は料理と1人飲み。
- トップページ
- ENJOY TODAY
- Ai Kubo
- 人気キッシュ専門店の新たな挑戦! ビストロよりも気軽で食堂よりもおしゃれなフレンチ食堂「イイダノキッシュとイイダノツマミ」がオープン!!【名古屋市・志賀本通】