3週間ごとに、“新作ケーキ”が登場♡ カフェ「マダムアン」【昭和区・川名】
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2024.11.6wed

3週間ごとに、“新作ケーキ”が登場♡ カフェ「マダムアン」【昭和区・川名】

昭和区の住宅街にひっそりとたたずむ、「madam an(マダムアン)」。ここでは3週間ごとに登場する“新作ケーキ”を、自家製の焼き菓子とジェラートと一緒に楽しむことができます。ランチを楽しみたい方には、季節のスープとパンが味わえる「べつ腹ランチセット」もおすすめ!子どもたちが笑顔になれる “定番おやつ” も見逃せません。

今回は、店主の樋口さんに、お店やケーキに込められた想いを聞かせていただきました。

焼き菓子と酒粕ジェラート付きの贅沢セット

「ケーキセット」(1200円)

一番人気は、こだわりの自家製ケーキに、焼き菓子や酒粕ジェラート、ドリンクが付いた贅沢セット。ケーキはショーケースの中から一つ選ぶことができ、酒粕のジェラートは、なめらかな舌触りで、ほんのりとした甘みが広がります。

「マロンシャンティ」

秋冬にむけて登場するショートケーキの一番手は、和栗をふんだんに使った「マロンシャンティ」。スポンジにはカステラが使われており、和栗にはあえて砂糖を付けずに、店主自ら拾ってきた栗をそのままごろごろと贅沢に使用。栗本来の素朴な甘さやホクホクとした食感が楽しめる、秋の味覚が詰まった特別な一品です。

セットには、店頭で販売されている焼菓子からランダムで3種類付いてきます。どの焼き菓子が選ばれるかは当日のお楽しみ♡ 香ばしいクッキーやしっとりとしたマドレーヌなど、その時々で異なるラインナップが楽しめるのも魅力です。

ドリンクは、コーヒー、紅茶、ジュース、ハーブティーなどから選べます。中でも、ケーキの甘みを引き立てつつ、スパイスがアクセントになる「無糖のチャイ」がおすすめ。

季節の移ろいを感じる自家製ケーキ

「紅茶といちじくのミルクレープ」(1ピース583円)

「madam an」の自家製ケーキは、すべて店主が時間をかけて一つひとつ考案しています。ショーケースの中には常に4〜5種類のケーキが並び、3週間ごとに新作が登場!旬のフルーツを使ったケーキは、その季節ならではの味を楽しむことができます。

「madam an」のケーキは、ぽってりとしたフォルムがかわいらしく、どこかホッとするような親しみやすさが魅力。おしゃれで洗練されたケーキよりも、見た瞬間に「おいしそう」と心が躍るようなケーキ作りを目指しています。

思わず手に取りたくなるその見た目は、まさに“気取らないおいしさ”が詰まっています。家族や友人とシェアしたくなる、そんな温かみのあるケーキで、ちょっとした幸せなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

「訳ありいちじく2個」(165円)

ケーキやお菓子に使う果物は、すべて店主自ら農園に出向き、仕入れたもの。その中には、味は変わらないものの、見た目や大きさで規格外となった果物を仕入れることもあり、店頭で販売することもあるそうです。

「素材本来の味や食感をそのまま残す」というのも、店主のこだわりの一つ。例えば、旬のフルーツが丸ごと入っていたり、あえて味をつけずにそのままの状態で使ったりと、「果物をそのまま楽しんでほしい」という想いが詰まっています。

大人の味わいフィナンシェと20種類以上の焼菓子

「栗のブランデーケーキ」(330円)

店頭には、20種類以上の焼菓子が並んでいます。季節ごとに楽しめる限定メニューも毎月4品登場!10月からは「栗のブランデーケーキ」や「かぼちゃのメレンゲ」など、芋や栗、南瓜を使ったお菓子が続々と登場予定です。見た目もかわいく、季節の訪れを感じさせてくれる秋限定の焼き菓子をぜひ味わってみてください♪

左から「フィナンシェ」「マドレーヌ」(各275円)

店主イチ押しは「フィナンシェ」と「マドレーヌ」。「フィナンシェ」は、ベーシックで王道な焼き菓子ですが、バターの焦がし具合にこだわり、大人向けの深い味わいに仕上げています。

一方、ハチミツレモン味でさわやかな味わいの「マドレーヌ」は、子どもにも大人気! レモンの風味をしっかりと残しつつ、やさしい甘さが広がるよう丁寧に焼き上げています。

ケーキと一緒に欲張る、「べつ腹ランチ」♪

「べつ腹ランチセット」(ケーキとドリンクが付いて1800円)

ケーキと一緒にランチも楽しみたい方は、「べつ腹ランチセット」もおすすめ。ケーキを存分に楽しめるヘルシーランチで、ケーキセットの焼き菓子がブリュレに変わります。

えだまめで作ったシチュー

秋(9月〜12月)のメインは、ふんわりとした甘めの手作りミルクパンに、旬の野菜で仕立てるシチュー。シチューは二十四節気ごとに内容が変わり、パンを付けながら楽しめるスタイルになっています。

自家製の糠漬けに、暦替わりの「落花生とリンゴのドレッシング」を添えて♪

左から「鶏もも肉の自家製ハム」、「ゆで玉子」

店主自家製の糠漬けがトッピングされたサラダのドレッシングも、二十四節気ごとに変わります。塩麹に漬け込まれた「鶏もも肉の自家製ハム」は、うま味がギュッと濃縮。店主が厳選した卵屋さんの「ゆで玉子」は、濃厚な黄身が特徴です。

冬になると、シチューは土鍋で提供され、ミルクパンは、生地から手作りのピタパンに変わります。ピタパンは注文を受けてから店内で一つひとつ焼き上げるため、出来たてが楽しめます。

子どもたちに愛される、定番おやつ3種

駄菓子屋のように、 “子どもたちが100円玉を握って気軽に訪れられるケーキ屋さん” を目指していた店主さん。かつてはシュークリームを100円で販売していたこともあるほど。“子どもたちが喜ぶ 甘いおやつを作る”という思いは今も変わらず根付いています。

左から「五穀のシュークリーム」(つけるタイプ:385円、丸かぶりタイプ:330円)

五穀のシュークリーム」は、元々、子どもたちが甘いものを頬張れるようにと、丸かぶりタイプのみを販売していましたが、近年の映えスイーツの人気に応え、生クリームがはみ出るほどたっぷり詰まった、生地に付けながら楽しむスタイルも開発しました。どちらも根強い人気を誇り、2種類で販売しています。

「豆乳シフォンケーキ」(385円)

豆乳シフォンケーキ」は、 “子どもたちに手づかみで食べてほしい” という想いが込められたケーキです。まるで蒸しパンのようなふわふわが特徴で、生クリームなどを添えなくても、生地だけで「おいしい」と感じてもらえるよう、濃厚な豆乳を使用。生地自体にほんのりと甘みを付けています。

左から「大人プリン」(440円)、「子どもプリン」(308円)

卵感たっぷりの固めの「プリン」は、店主が厳選したこだわり卵を使用し、牛乳と砂糖だけで蒸し器で昔ながらに作られた一品。

大人用と子ども用でそれぞれサイズが異なるだけでなく、カラメルの濃さも調整されています。子ども用には甘めのカラメルを、大人用にはしっかり焦がした深みのあるのカラメルを楽しめます。

「甘いものを食べて、笑顔になれる場を」

3週間ごとに、旬の“新作”フルーツケーキが登場し、ランチや自家製の焼き菓子、ジェラートと共に楽しめる「madam an」。今回はお店に込められた想いを、店主の樋口直子(ひぐちなおこ)さんに伺いました。

ーーお店をオープンされてから、今年で何年目になりますか。
今年で19年、来年でちょうど20年目を迎えます。元々パティシエとして働いていたのですが、出産をきっかけに、落ち着いた場所で仕事をしたいと思ったのがきっかけです。昔から「自分のお店を持ちたい」という夢はありましたね。

ーー 「3週間ごとに新作が出る」というコンセプトもオープン当初から変わらないのでしょうか。
そうですね、そこは変わってないですね。開店当初からケーキをメインにしていましたが、地域の子どもたちに甘いものを気軽に楽しんでほしいという思いがあって。「おしゃれで洗練されたケーキ屋さん」というよりも、駄菓子屋のように、子どもたちがお金を握りしめて気軽に買いに来られる、そんなケーキ屋さんを目指しています。

ーー 「madam an」の店名の由来はありますか?
すごくシンプルなんですが……「お母さん(=マダム)からアーンと食べさせてもらう」という意味から名付けました。この「アーン」にすべての愛情を込めています。

ーー なるほど!とても素敵ですね。
子どもたちが気軽に訪れて、甘いものを食べて笑顔になってほしいと思っています。もちろんケーキもおすすめですが、毎日食べるには少し高価なので、定番おやつとして、プリン・シフォンケーキ・シュークリームの3種類を必ずいつもそろえて、子どもたちを待っています。

WRITER pisaki

店主・樋口さんの温かい想いがたっぷりと詰まったケーキやおやつ、ランチにこちらまで心温まりました。旬のフルーツは贅沢に、たっぷりと楽しめますよ。3週間ごとに新作ケーキが登場し、ランチのスープやドレッシング、焼き菓子もどんどん変わっていくのでいつ訪れても楽しい空間間違いナシです♪ シフォンケーキは本当にふわふわで、シュークリームはクリームたっぷり!丸かぶりすると幸せな気持ちになります。

Madam an(マダムアン)

問い合わせ
052-853-0369
場所
愛知県名古屋市昭和区長戸町4-2
営業時間
9:30〜18:30(LOは18:00)


※掲載内容は2024年11月時点の情報です
※価格はすべて税込み表記です

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pisaki

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そこでしか味わえない体験やご当地グルメが大好き。年間150日以上旅をしながら、地域の魅力を写真や文字で伝えている。好きな言葉は「心踊る瞬間」。

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