野菜をおいしく食べる古民家カフェ「OBAKEのOKABE」がオープン!【昭和区・いりなか】
#洋食

2024.12.9mon

野菜をおいしく食べる古民家カフェ「OBAKEのOKABE」がオープン!【昭和区・いりなか】

2024年9月17日、名古屋市昭和区のいりなかにオープンした古民家カフェ「OBAKEのOKABE」では、野菜をおいしく食べられるお店として注目を集めています。古民家ならではの温かみあふれる空間で、季節ごとの新鮮な野菜をふんだんに使った料理が楽しめます。今

回は、「OBAKEのOKABE」のヘルシーで心温まるメニューや季節のデザート、そして店主・乙川さんのインタビューをご紹介します。

一皿で味わう、身体も喜ぶヘルシー日替わりランチ

「日替わりランチ」(1000円)

「OBAKEのOKABE」のイチ押しメニューは、店主がその日の新鮮な食材を活かして仕上げる「日替わりランチ」。一皿で豊富な種類の野菜を、さまざまな味付けで楽しめるのが特徴です。

撮影時には、「真鱈のおろし蒸し」が登場。ふわふわの白身魚にたっぷりの大根おろしが染み込み、生姜がアクセントとなる一品で、魚の優しい味わいが引き立ちます。

また、にんじんサラダやラタトゥイユ、きのこのアンチョビバジルなど、季節を感じられる付け合わせが並び、野菜のうま味を存分に味わえます。

「トマトと落花生のオムレツ」

「シャインマスカットのピクルス」

「トマトと落花生のオムレツ」や「シャインマスカットのピクルス」など、“たっぷりの野菜を様々な味付けで楽しんでもらいたい”という店主のこだわりが光るメニューばかりです。

さらに、ご飯には「ヒフミヨイ農園」の黒米入り新米「にじのきらめき」を使用。一粒一粒が大きく、もっちりとした味わいが特徴で、おにぎりにもぴったりのお米です。

キャベツととろろ昆布のお味噌汁は、江戸時代から続く熊野屋の味噌と自家製味噌をブレンドし、まろやかで優しい味わい。たっぷりのとろろ昆布が入っており、身体に染み渡ります。

そのほか、薄焼き玉子で包んだカレーピラフに、トマトとたっぷりの香味野菜を使ってじっくり煮込んで作る自家製ケチャップをかけた「手作りケチャップのオムライス」や、日替わりの付け合わせと一緒に楽しむ「おにぎりセット」など、心が喜ぶメニューが豊富にそろっています。

“いちごスペシャル”登場! 旬の味わい「ミニパフェ」

「季節のフルーツのミニパフェ」(650円)

季節の新鮮なフルーツを使った「ミニパフェ」もおすすめです。果物が主役のミニパフェは、控えめなサイズ感で食後のデザートにぴったり。

子どもにも人気の濃厚なバニラアイスクリーム。さらに、11月下旬からは「いちごのミニパフェ」が登場。いちごといちじくを使ったソースが絡み合う、まさに“いちごスペシャル”と呼ぶにふさわしい一品です。

また、グルテンフリーの酒粕を使ったチーズタルトや、ドリンクと一緒に楽しめる焼き菓子など、おやつメニューも充実! 食事や焼き菓子、ドリンクはテイクアウトも可能で、事前予約をすれば、さらにスムーズに受け取れます。

まるでおうちのような温かさの古民家カフェ

「OBAKEのOKABE」は、店主一人で営む小ぢんまりとした古民家カフェ。店内は、なるべく当時の内装をそのまま活かしており、懐かしさと温かさを感じられる空間が広がります。

木の温もりに包まれた店内で過ごす、のんびりとした時間。店内のあちこちにに隠れているおばけたちが、訪れる人々の心をほっこりと癒してくれます。

「野菜を楽しんでほしい」店主・乙川鮎美さんインタビュー

「OBAKEのOKABE」の温かい雰囲気の中で、野菜とじっくり向き合いながら、心を込めて料理をつくる店主の乙川鮎美(おとがわあゆみ)さん。カフェのコンセプトやこだわり、そして「OBAKE」の店名の由来についてお話を伺いました。

ーー どうして「野菜をおいしく食べる」をコンセプトにしたのですか。
静岡の実家が農家で、子どものころから野菜が大好きでした。最近、野菜嫌いな人が増えていると感じて、どうしたらもっと野菜をおいしく、楽しく食べてもらえるかなと思ったんです。味付けや料理の種類を工夫することで、野菜が苦手な方でも食べやすくなるのではないかと考えました。

ーー そうなんですね!野菜の仕入れにもこだわりがありますか。
静岡県にある実家の周辺の農家さんから仕入れることが多いです。名古屋近郊の知多や弥富の友人からも新鮮な野菜を取り寄せています。自分で農家さんを訪ね、新鮮な食材を仕入れることもあります。

ーー 「OBAKE」の名前の由来を教えていただけますか。
3年前にご縁があってお借りしていたレンタルスペースの名前が「おばけ」だったんです。当時は店舗を持たず、さまざまな場所を転々としながら営業するスタイルでした。その姿がどこかオバケに通じるものがあるなと思い、それ以来この名前を使っています。

ーー 乙川さんは他にもお店をやられているんですよね。
はい、そうなんです。2年前から「池下駅」の近くで間借り営業を始め、現在も月に1回のペースで出店しています。また、新栄では木曜日にランチ営業をすることが多く、平日ということもあって仕事の休憩時間などに訪れてくださる方が多いです。「OBAKEのOKABE」の営業日も含め、Instagram(@obake_okabe)でお知らせしています。

ーー 今回初めて店舗を持たれましたが、実際にいかがですか。
古民家なので、この場所を昔からご存知の近所の方々に声をかけていただくことも多く、犬の散歩中に立ち寄ってくださる方もいて、地域の皆さんに愛されていると感じています。この場所で、長く地域の皆さんに愛されるようなお店作りをしていきたいです。

WRITER pisaki

どこか懐かしくも温かい雰囲気の中で、たっぷりの野菜が楽しめる「OBAKEのOKABE」。店主の乙川さんもとても素敵な方で、心も身体も元気になれる素敵な空間です。ぜひ足を運んでみてくださいね。

OBAKEのOKABE(おばけのおかべ)

場所
愛知県名古屋市昭和区隼人町7-3
営業時間
11:00~17:00
定休日
不定休


※掲載内容は2024年12月時点の情報です
※価格はすべて税込み表記です

LINEお友だち登録

Please Share

野菜をおいしく食べる古民家カフェ「OBAKEのOKABE」がオープン!【昭和区・いりなか】

WRITER

pisaki

pisaki

そこでしか味わえない体験やご当地グルメが大好き。年間150日以上旅をしながら、地域の魅力を写真や文字で伝えている。好きな言葉は「心踊る瞬間」。

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. pisaki
  4. 野菜をおいしく食べる古民家カフェ「OBAKEのOKABE」がオープン!【昭和区・いりなか】

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。