
2024.12.19thu
【インタビュー】Homecomingsが3rdアルバム『see you, frail angel. sea adore you.』をリリース!Vo/Gtの畳野彩加さんとGtの福富優樹さんにインタビュー!撮り下ろしカットも見逃せない♪
2024年11月27日(水)、聴く人の耳に寄り添うような音楽を届ける3ピースバンド・Homecomings(ホームカミングス)が、メジャー3rdアルバム『see you, frail angel. sea adore you.』をリリースしました!
心地よいメロディと日常の中にある細やかな描写を紡ぐような歌詞と、耽美でどこか懐かしさを感じさせる歌声が特徴のHomecomings。前作の『New Neighbors』から約1年半ぶりのリリースとなった今作には、映画『三日月とネコ』の主題歌「Moon Shaped」や、亀田誠治さんをプロデューサーに迎えた「slowboat」など、全12曲が収録されています。
今回は、作曲を行うVo/Gtの畳野彩加さんと、作詞を行うGtの福富優樹さんに、アルバム制作のこだわりやツアーへの熱い想いをたっぷりインタビュー!
中区・大須にある「リオン菓子店(@lyon_kashiten)」でシューティングした、甘い物が大好きな2人の仲睦まじい姿にも注目です♡
甘い物には目がない2人!「リオン菓子店」で絶品スイーツを堪能!

地方へ行く機会も多いことから、ライブハウス周辺やホテル周辺を散歩するのが好きと話す、畳野さんと福富さん。今回は、中区・大須でフランス仕込みのスイーツが味わえる「リオン菓子店」にお伺いしました!

甘い物が大好きな2人は、タルトやケーキが並ぶショーケースに釘付け!悩んだ結果、畳野さんは「季節のフルーツタルト」と「リオンブレンド(Hot)」(630円)を、福富さんは冬季限定の「ショコラショー」(650円)をオーダーしました。

フルーツ盛りだくさんの一皿に、畳野さんも大満足!交換しながら、味の感想を伝え合う仲睦まじい姿にこちらまで癒されました♡
▼リオン菓子店の詳しい情報はこちら
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フランスの香り漂うカフェ「リオン菓子店」が大須にオープン【中区・大須観音】
名古屋市内で、フランスをテーマにした3店舗のカフェを展開する「Cafe de Lyon(カフェ ド リオン)。2022年7月1日(金)、4店舗目となる「リオン菓子店」が大須にオープンしました。 フランスのリヨンで修行をし、フランスを愛してやまない店主の岸本さんが、現地の雰囲気を忠実に再現した店内で味わう、フランスの本格派スイーツや焼き菓子は格別!お店に詰め込んだこだわりや、イチオシのスイーツをご紹介します。 扉を開けるとそこはフランス。現地の香り漂う空間作り 様々な人が行き交う、賑やかな大須商店街を抜けると見えてくるのが「リオン菓子店」。おしゃれなアンティークショップを思わせる外観。フランスのメイン通りを1本入った場所にある、地元の人が通う隠れ家をイメージしたといいます。 光を浴びて、キラキラと輝くショーウィンドウのデザインは、なんとオリエンタルランドのディスプレイを手がけるデザイナーが監修しています。 扉を開けると、どこか懐かしさも感じられる、洗練された店内が広がります。カウンターや床の板は、アンティークの雰囲気を出すためにイメージに合う板を取り寄せ、張り替えたそう。さらに、ほとんどのイスやテーブルが、フランスから空輸したアンティーク品。腰をかけるだけで、すこし贅沢な気持ちになります。 岸本さん 現地のカフェには、向かい合わせの席はほとんどないんです。フランスでは、知らない人同士でも横に座り、気軽にコミュニケーションをとる事で、文化を発展させてきました。カフェというのは、元来、文豪や作家が語り合い、交流をすることでお互いの知見を広げ、文化を発展させる場所だったんですよ。 シンプルながら、手間暇かけたスイーツや食事がフランス流 「プロフィットロール オ ショコラ」(1408円) こちらは、フランスのレストランやビストロで出される人気デザート。店内で焼き上げるシューに、熱々の特製チョコレートソースとナッツをかけていただきます。 使用するチョコレートは、フランスで有名な、少し酸味のある〈ヴァローナ〉のチョコレートを、日本人の舌に合わせてアレンジ。自家製ビターキャラメルアイスとの絶妙なバランスがたまりません。 フランスのスイーツはシンプルながら、手間暇をかけたものが多いそう。 「フレンチパルフェ」(1518円~) 季節によってフルーツが変わるフレンチパルフェ。フルーツ本来の甘さや香りを邪魔しないよう、生クリームには甘味をほとんど加えないのがフランス流。甘酸っぱいラズベリーソースをかけていただきます。 「パリの朝ごはんセット」(858円)※9:00~11:00 朝焼きフランスバターのクロワッサン、サラダ、自家製フルーツジャム、フルーツヨーグルトがセットになったモーニングセット。焼きたてクロワッサンは単品での注文や、テイクアウトも可能。 外はサクッ、中はもちっとしたクロワッサンを食べれば、朝から幸せな気持ちになること間違いなしです。 「カフェラテ(ホット)」(650円) 店内にはバリスタもいるので、本格的なハンドドリップコーヒーを楽しむこともできます。 「TEA(アイス)」(748円) 紅茶は、世界屈指のラグジュアリーティーブランド「TWG tea」のものを使用。お店で出しているスイーツやお菓子の味に合わせて6種類を厳選して提供しています。 パティシエがお店で焼き上げる、出来たて焼き菓子 フランスバターと北海道バターを合わせて使用しているという焼き菓子は、常時約17種類を用意。その日の朝焼き上げたお菓子も、ほとんどが半日のうちに売り切れてしまうため、厨房のパティシエがその日の売れ行きを見ながら、その都度焼き上げていきます。 テイクアウトも出来るので、ちょっとしたお土産に焼きたてフレッシュ焼き菓子はいかがですか? 店主の岸本さんにインタビュー ー岸本さんは、どうして単身フランスへ? 岸本さん もともとお菓子作りが好きだったのですが、本格的にお菓子作りを学びたいと、20年前に渡仏しました。現地で働かせてもらっていたお菓子屋さんが閉店することになった時、「お店を引き継いでもらえないか?」と相談されたのですが、日本に家族がいたため、戻らなければなりませんでした。 そこで、フランスでお店を継ぐことはできないなら、日本で継承してお店を続けていこうと決心し「Cafe de Lyon」の1店舗目をオープンしました。 ー「リオン菓子店」の他店舗との違いは何ですか? 岸本さん パフェが人気の1号店、2号店ですが「リオン菓子店」は、原点に立ち返り、フランスの本格焼き菓子や、スイーツを提供しています。 ーフランス流のカフェとは? 岸本さん 特徴はたくさんありますが、フランスのカフェには料理人やパティシエがお店に常駐していて、いつでも出来たてのお菓子や料理が食べられます。日本のカフェで提供されているクッキーなどの焼き菓子は、機械で規則的に作られているため、形が常に均一ですが、フランスのカフェでは全て手作りで、不ぞろいなのも味のうちなんです。 ー店内のデザインや、ちょっとした小物にもこだわりが詰まっていますね。 岸本さん この空間を一緒に作り上げてくださったエイトデザインさんに、私がフランスにいた頃に撮影してきた写真を何百枚と見せて、試行錯誤の末に完成したのがこのお店です。担当してくださった方も「ここまでやる?」と驚いていました(笑) フランスに行ったことがある人や、住んでいた事がある人なら、きっと分かってもらえると思います。 ―今後どのようなお店にしていきたいですか? 岸本さん 一時的な流行だけを追いかけるのではなく、フランスの伝統を表現しながら、長い歴史を刻めるお店にしていきたいです。毎日愛してもらえるようなお店になればいいなと思います。 EDITOR IMAI フランスの文化や焼き菓子を、こよなく愛する店主の岸本さんだからこそできるお店作りと、意気込みに圧倒されました。モーニングからランチ、スイーツまで食べていくお客さんがいるというのも納得できる居心地の良さです。ついつい時間を忘れて、フランスの世界観に入り浸ってしまいます。日常を離れて、旅行気分を味わうことができる「リオン菓子店」へぜひ行ってみてください。 リオン菓子店 問い合わせ 052‐291‐4554 場所 愛知県名古屋市中区大須2‐14‐3 エビスビル1F 営業時間 9:00~18:00(LOは17:30) 定休日 火曜日 支払い カード・電子マネー可 駐車場 なし Instagram @lyon_kashiten ※掲載内容は2022年7月時点の情報です ※価格は税込み表記です
コンセプトアルバムのような1枚が完成
――メジャー3rdアルバムリリース、おめでとうございます!前作『New Neighbors』から約1年半ぶりかつ、3人体制になってから初のリリースということで、まさに心機一転の1枚ですね。全体的にどんな仕上がりになっていますか?
福富さん そうですね。前作は10周年ということで、今まで自分たちがやってきたことを、4人それぞれが表現するアルバムになっていました。それを経て、バンドの形も4人から3人に変わって、前作の良さは前作の良さでありつつ、今回はいろんな矢印がいっぱい動いていた感じがあります。1本1本の矢印は、先がもっとあるような気がしていて。いろんな方向に向いていた矢印を1つに絞って、それをもっと伸ばしていくみたいなイメージで作り始めました。
いつもは、それぞれがバラバラに曲を作って集めてという感じでしたが、今回はコンセプトアルバムっぽく、ある程度僕が全体の青写真みたいなものを作って、実際の作業は、彩加さん(畳野さん)とか穂那ちゃん(福田穂那美さん)と一緒に、パソコン上やスタジオで行っていきました。

――ありがとうございます。畳野さんは歌い方で意識されていた点はありますか?
畳野さん 今回は宅録感を出したい曲がちょこちょこあって、実際に家で録音してみたり、いつもはやらないことに挑戦してみました。実は前作から、レコーディングも座りながら録音しています。今作も全部その方法でやってみて、歌が中心にありつつも、その楽曲のテーマやコンセプトは、がっつりしたバンドサウンドや歌のイメージではなくて、シューゲイザーやエレクトロニカと、自分のやりたいことがはっきりしていたので、その楽曲に寄せたような歌い方を意識していました。
福富さん 上手く歌うために座るっていうよりかは、表現としてどういう質感になるかを考えた結果の宅録感というか。歌うことだけに必死じゃなくなったからこそ、声で表現することができているのが、本当にすごいなと思いました。
セルフケアをしてくれる心の中の自分は“天使的存在”

――タイトルの『see you, frail angel. sea adore you.』に込めたテーマやメッセージを教えてください。
福富さん 僕たちが高校時代によく過ごしていた、地元・石川県の海岸が1つのテーマになっています。当時、海はきれいなもの、好きな場所ではありましたが、優しい場所ではなかったというか。ここじゃないどこかに行きたいなと思いながら、音楽を聴いていた場所でした。
今はその街から出て、あの時やりたかったことを全部ではないけれど、まだ叶えている段階なので、東京に住んでいる自分と海で音楽を聴いていた自分が、どこかで繋がれるような作品にできたらいいなと。心が沈んだ時に海で必ず聴きたくなるアルバムがあったので、同じように今の自分たちがそんなアルバムを作って、過去の自分に聴いてもらって、また作るみたいな。
2024年は地震もあって、海と稲穂しかない町を見て、こんなところにずっといたらこの先どうなるのだろうという思いもありましたが、それも肯定するような気持ちでこのタイトルを付けました。
――今、海にフォーカスを当てていただきましたが、“angel(天使)”も大きなポイントですよね。この天使は何を表現しているのでしょうか?
福富さん 前作の『New Neighbors』は、隣人がいて、町があって、社会があるみたいな、社会としてのケアを描いたアルバムでしたが、今回はケアというものや優しくあることを描くのは一緒でも、社会とか町ではなくて、内面のケアやセルフケアみたいなものを描くアルバムにしたいなと思っていました。
なので、より個人にフォーカスがぎゅっと絞られていくようなイメージで、自分の気持ちの中にいる自分みたいな感覚がすごくあって。自分と対話するというか、それは独り言でも、心の中のつぶやきでも良くて。音楽作るにしても、何にしても、作っている自分とそれを見ている自分がいるみたいな感覚になるときがあるので、そういうものを“天使”と呼んでいます。
パートナーがいる人もいない人も、寂しくなる時はあって、そういう時の自分の写し鏡みたいな、天使的な存在がいるっていうのを、もっと大切にできたら、ちょっとしんどいことも、少しは楽になったりしませんか?
今の時代、やっぱりしんどいことが多くて、自分の中にもう1人自分がいることで、何かの助けになってくれることもあるんじゃないかなと。そういうセルフケアみたいなのを描きたくて、象徴として“天使”を使いました。
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リード曲をプロデュースするのは亀田誠治さん!

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