「西表島ホテル by 星野リゾート」は、世界自然遺産に登録された西表島に位置する、日本初のエコツーリズムリゾート。ホテルの周辺にはジャングルやマングローブ、珊瑚礁の海が広がり、イリオモテヤマネコの痕跡を巡るツアーや、ガイド付きのネイチャープログラムなど、環境と調和したアクティビティも充実しています。
館内では「ペットボトルフリー」の取り組みを行い、洗剤不要のランドリーを導入するなど、環境に優しい滞在を提供しています。客室はすべて海に面しており、波音や鳥のさえずりに癒されながら、至福の時間を過ごせます。
自然と共鳴する体験が詰まったこのホテルで、今までにない“感動の滞在”を楽しんでみませんか？

ペットボトルフリーの推進は、2021年から開始。客室のみならず、館内の自販機でもペットボトル飲料の販売をストップ。マイボトルを持たないゲストには、カラフルなウォーターボトルのレンタルをしています。「カラフルなので、持っているだけでもテンションが上がります！」。

水やお茶などのドリンクは、館内に設置されたウォーターサーバーで調達可能。ゲストならば無料で利用できます。「24時間自由に使えるので安心です」。

こちらは、洗剤を使用せずに洗い上げるランドリー。アルカリイオン電解水のみで洗うので、環境負荷の低減がかなう上に、使用する水量の削減にも！人への優しさとしては、洗剤残りの心配がなく、敏感肌やアレルギー体質の人にも◎。

スマートランドリーの空き状況は、このモニターで一目瞭然。スマホと連携すれば、部屋に居ながらにして状況の確認ができます。キャッシュレス決済なのも便利♪

館内のショップには、自然を満喫するアクティビティに必要不可欠なウエアや小物も販売。忘れ物をしてしまったり、いざ足りないものがあっても、調達が可能なので安心です。

無駄を省きつつも快適な設備が整う広々とした客室「デラックスルーム」は、目の前に海が広がる開放感が素敵。

テラスも広々！天気がいい日は、景色を眺めているだけでも、ゆったりと贅沢な時間が過ぎていきます。時折、鳥たちが遊びにやってくる様子も微笑ましい！

西表島を楽しむためのアクティビティが充実した「西表島ホテル」。まずは、ホテルの敷地内に広がる本格的なジャングルをガイドと共に散策する、初級者向けのものを体験。敷地内とはいえ、過酷な環境を生き抜くための動植物の戦略や、生態系の仕組みを楽しく学べるのがポイント。所要時間は約45分で、年齢制限はなく、通年で開催されています。歩きやすい服装と、スニーカーがあれば参加可能です。

スタートは、誰もが自由にくつろげる「ジャングルKichi」から。西表島に関連する書籍や資料などが並び、「イリオモテジャングル図書館」としても利用されている場所です。

この日ガイドしてくれたのは、ホテルガイドチームの香山さん。大の動物好きでイリオモテヤマネコと西表島の自然に魅了され、ついには移住したのだとか！さらに、救命救急や水難救助に関する資格の保有など、観光客の安全確保や自然環境保全に関する一定の要件を満たさなければ取得できない「竹富町観光案内人」の免許を取得し、多くの人にこの島の魅力を伝えています。

このクルンと渦をまいたかわいらしい植物は、トウツルモドキ。この先端部分を他の植物に巻き付けながら成長し、初夏には白い円錐形の花を咲かせます。つるの部分がとても丈夫で、幹の部分は工芸品の材料に使われることもあるようです。

ジャングルの中には、手つかずのまま残された植物たちが、迫力たっぷりに自生しています。こちらは、ガジュマルの木に共生しているオオタニワタリ。オオタニワタリは着生植物で、ガジュマルの枝や幹で生き延び、太陽の光や水分を効率よく取り入れているとのこと。「自然界でも、助け合いながら生きながらえているんですね」。

ホテルから車で20分ほど移動したジャングルへ。「秘境！洞窟探検」は、狭い通路やぬかるんだ地面、岩場をぐんぐん進む、初級～中級者向けのアクティビティです。懐中電灯を片手にヘルメットを装着するので、探検家気分も味わえます。このツアーにも、ガイドの香山さんが同行。安全第一ながらに、見ごたえのあるルートを案内してくれます。

大地に向かって手を広げたような、板状の根を持つギランイヌビワに「迫力がすご過ぎる…」と編集長。生命力をひしひしと感じます。彫刻を思わせる造形美も印象的。

ジャングルの奥深くにある洞窟に到着。地面にぽっかりと開いた穴に降り立ち、暗く狭い通路を懐中電灯の明かりのみで進む、スリル満点な体験ができます。

長い年月をかけてできた神秘的な鍾乳洞を見ていると、自然の偉大さを実感。地形や洞窟の成り立ちを聞きながらゆっくりと進みます。巡る洞窟は全部で３つ。大雨の後は雨水が流れ込んで川になり、入ることができなくなることも。

「暗い洞窟から外を見ると、ジャングルがより神秘的に感じます」と編集長。

3つ目の鍾乳洞で、とても貴重な動物を発見！環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている「リュウキュウユビナガコウモリ」です。これには、ガイドの香山さんも大興奮！コウモリ（夜行性生物）への影響を最小限に抑えることができるとされる、赤いライトを使って、そっと見守りました。

マングローブが生い茂る川をカヤックで進み、滝を目指す冒険型の体験プログラム。二人乗りのカヤックで穏やかな水面を進みながら、西表島特有の動植物を観察し、鳥のさえずりに耳を傾けながら、大自然の癒しを満喫できます。途中でカヤックを降り、川の流れに沿って沢歩きをしながらクーラの滝へ。今回は、ガイドの中野さんが同行。道中の見どころや西表島の生態系について解説してくれました。初心者や子ども連れでも安心して楽しめる、約3時間のお楽しみ♪

まずは、カヤックを漕ぎ進めるために、パドルの正しい持ち方を教わります。その後、前進と後退、回転をするための漕ぎ方を、陸で簡単に学びます。

準備ができたら海へ。波打ち際から滝に向かって出発します。

マングローブ林が生い茂る川を、木漏れ日を浴びながらゆったりと前進。「この静寂と、水面を滑るように進むカヤックは、優雅で心地よくて、今までに体験したことのない癒しです」と編集長。

まるで赤いベルのようなものがついている「オヒルギ」。赤い部分は、花ではなくてガクの部分。他にも、約1～2メートルもの大きな鞘を持つ、世界最大の豆「モダマ」など、西表島特有の植物も見られます。

水深が浅くなったらカヤックを降り、滝を目指して歩きます。進むに連れて、シダ植物や苔が見られるように。これは、水質が海水から真水に変化した証。

片道およそ１時間で、クーラの滝に到着。10メートルほどの高さから岩肌を伝うように流れ落ちています。海や川を取りまく森の様子を目の当たりにしながら学ぶことで、この地球の生態系の始まりを想像し、自然を大切にすることの大切さを実感します。

世界自然遺産を存分に楽しみ、感動体験をした後は「月ヶ浜サンセットタイム」でさらなるときめきを！ ホテルの目の前に広がる白砂のビーチで、夕焼けを眺めながら乾杯タイム。

エメラルドグリーンの海と空が、夕焼け色に染まっていく美しい風景にうっとり。優しい波の音をBGMに、ロマンチックな時間を過ごして。

夕食は、西表島で親しまれている食材を楽しむことができます。例えば、ガザミ（ワタリガニ）汁や牛肉の鉄板焼きにはパイナップルを使用したソースを使用した料理を、ビュッフェスタイルで味わえます。また、使い捨てプラスチックを極力排除し、環境に配慮した運営が行われています。エコツーリズムの理念を食の面から体感！

19時15分から（時期により変更あり）ロビーで行われている「世界遺産の学校」。これは、世界自然遺産に登録された西表島の自然や生態系について、スライドで楽しく学ぶプログラムです。講座内容は、イリオモテヤマネコとカンムリワシの２種類。「カンムリワシ講座」は期間限定で、生態や特徴などについて学べます。

こちらは「世界遺産の学校　イリオモテヤマネコ講座」。生態と特徴に加えて、生息環境や保全の状況、人との関わり、共存のための取り組みを知ることができます。

未知の植物やここに生息する動物たちの生態を知り、自然環境を守り抜くことの尊さを実感できた２泊３日の滞在もここで終了。バルコニーに人の気配を感じるとやってくる、鳥たちともお別れです。「一番よく訪れた小さめなカラスは、おとなしくて愛嬌があって、すっかり愛おしい存在に。イリオモテヤマネコに合えなかったのは心残りですが、絶滅することなく自然を生き延びてくれることを願うばかりです」と編集長。さて、次はどこの星野リゾートへ？次回もお楽しみに！

※掲載されている情報は、2025年2月時点のものであり、変更となる場合があります。

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「西表島ホテル by 星野リゾート」の宿泊券（２泊）をペア１組にプレゼント！

応募締切は2025年5月１日（木）