三岸節子にしか描けない圧巻の花たち。一宮市三岸節子記念美術館コレクショ ン展『咲き誇れ花々よ』
#おでかけ

2023.2.8wed

三岸節子にしか描けない圧巻の花たち。一宮市三岸節子記念美術館コレクショ ン展『咲き誇れ花々よ』

何百枚、何千枚という花の絵を描き続けてきた三岸節子。節子の花の絵は、大半がただ「花」とだけ名付けられ、見たままに描くのではなく、実体を捉え、自分の中で消化し、“花よりもいっそう花らしい”自分自身の分身として描かれています。しかし、そんな節子でも日本を象徴する桜だけは、若い頃に描くことができなかったと言われています。

今回のコレクション展『咲き誇れ花々よ』では、93歳で完成した節子の晩年の大作「さいたさいたさくらがさいた」をはじめとする、今なお色褪せず咲き誇る花の作品を中心に、貴重な女性像やはり絵作品、化粧品会社のコマーシャルアートなどを紹介し、節子の美への追求をご覧いただけます。

「今の自分なら桜の美しさだけでなく、生命に執着する怖さも描くことができる」という思いで、亡くなる直前まで、生涯で自信の持てる一枚の花を追求し続けた節子の最後の大作に注目です。

咲き誇れ花々よ

お問い合わせ
0586-63-2892
会場
一宮市三岸節子記念美術館 1階 常設展示室
(愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1)
開催期間
2023年1月24日(火)~4月23日(日)
時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日
月曜、2月24日(金)、3月22日(水)
料金
一般320円、高大生210円、中学生以下無料
公式サイト
https://s-migishi.com/collection.html


※掲載内容は2023年2月時点の情報です

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三岸節子にしか描けない圧巻の花たち。一宮市三岸節子記念美術館コレクショ ン展『咲き誇れ花々よ』

WRITER

Mizuki Seto

Mizuki Seto

愛知県出身。大学でデザインについて学び、編集職に憧れて入社。趣味はテニスと好きなバンドのライブへ行くこと。休日は愛用のカメラを片手に気になるカフェを巡っている。

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