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料理家・松山たけしさん直伝!読むレシピ 第12回「青豆レモンご飯」
#レシピ

2022.5.10tue

料理家・松山たけしさん直伝!読むレシピ 第12回「青豆レモンご飯」

人気のインスタグラムで、独特のゆるい文章とともにシンプルかつおいしそうなレシピを綴っている料理家・松山たけしさん。今、作りたい一皿を、素敵な言葉を添えて教えてくれます。

青豆レモンご飯

豆ご飯の作り方は炊き込みご飯の中でも、
簡単な部類に入るかと思いますが、
シンプルが故に、
下手をするとぼやけた味になりかねません。

春の味覚、生の青豆を使った炊き込みご飯は、
一緒に炊き込むだけで、
いい香り、いい味が出てきます。

だけど、不思議なことに、
塩がしっかりと効いていないと、
豆の味が引き立ってこないんですよね。

いつも大体で入れてしまう「塩」ですが、
今回は、塩の分量を
しっかりと守って炊いてみましょう。
すると、おいしさが全然変わってきます。

塩だけで味をつけるのであれば
「1合に対して2g」
とりあえず、これだけは覚えておいてください。

うま味を引き立てるために、
昆布やお酒を少し加えますが、
塩が決まれば、間違いない豆ご飯の完成です。

仕上げにレモンの皮を削って振りかけると、
風味の相乗効果が。
スッと抜けるさわやかな香りが、
より春らしく仕上がりますよ。

炊飯器で炊いてもいいですが、
ちょっと気分を盛り上げるために
土鍋で炊いてみましょう。

材料(3、4人分)

米:2合
A 水:360cc
A グリーンピース(生・剥き):100g
A 塩:4g
A 米油(サラダ油でも可):小さじ1/2
A 昆布:一切れ
A 酒:大さじ1/2
レモンの皮:適量

作り方(調理時間:約1時間)

1.米を洗い、たっぷりの水(分量外)で30分から1時間ほど、米が白っぽくなるまで浸水させる。

2.ザルにあげて水気を切った1の米とAを土鍋に入れ、蓋をして強火にかける。


松山さん

米油(サラダ油でも可)を少し加えることで、ツヤのある仕上がりになります。

3.沸騰して吹きこぼれてきたら弱火にする。10分経ったら火を止め、蓋をしたまま10分蒸らす。昆布を取り出し、全体をよく混ぜる。

4.皮剥き機でレモンの皮を剥き、なるべく細く千切りにする。炊き上がったご飯に散らして完成。


松山さん

炊飯器でもおいしく炊けます◎

松山たけしさん(@hakuikun

専門学校やカフェで経験を積み、食のイベント実施やレシピ提案などで活動中。千種区のカレー屋「八O吉カレー」(@yaokichi_curry)のレシピ監修を行う。『AZIMIの味ラジオ』を「Podcast」で配信中。


松山さん

10個のレシピを覚えるより素材の活かし方を一つ覚えておく。素材の良さを引き立てれば、それだけでおいしくなり、細かいレシピを覚えておく必要はありません。この連載では、そんな「おいしいが分かるレシピ」を紹介していきます。

※掲載内容は2022年5月時点の情報です
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。

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MAGAZINE 雑誌『KELLY』

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料理家・松山たけしさん直伝!読むレシピ 第12回「青豆レモンご飯」

WRITER

Moeko Mizuno

Moeko Mizuno

岐阜県多治見市出身。雑誌編集者として飲食店やショップを中心に取材経験を積んだ後、家業の陶器屋に転職。現在はライターとの二足のわらじで活動中。趣味は休日に各地のカフェや純喫茶を巡ること。

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