2021.11.25thu
「百年の恋、千年の愛。KOUGEI EXPO IN AICHI」落語家・瀧川鯉斗さんにインタビューしました。
11月27日(土)・28日(日)・29日(月)の3日間、「愛知県国際展示場」で、伝統的工芸品が集う国内最大級の工芸品イベント「KOUGEI EXPO IN AICHI」が開催されます。「KOUGEI EXPO IN AICHI」は、経済産業省が伝統的工芸品に対する国民の理解とその一層の普及を目指し、1984年から、毎年11月を伝統的工芸品月間と定め、開催地を替えて開催しています。愛知県では1986年以来、35年ぶりの開催となります。
テーマは「百年の恋、千年の愛。」。その土地になじみ繰り返し、営まれてきた、「KOUGEI」の本質を、使い手が「物」に恋する100年、作り手が「物」に愛を注いできた1000年と見立てた、慈しみにあふれた情味豊かなメインテーマを設定。さらに、人々の愛情と知恵を結集してつくられた愛知の工芸品のなかに、未来へと継承され進化し続ける「KOUGEI」の普遍性を感じてほしいという思いから、「KOUGEI」に編み込まれる「愛」と「知」を、「物」自体が「語」るという意味も込められています。
会場には、愛知県の伝統的工芸品はもちろん、スペシャルコンテンツとして、名古屋市出身の落語家「瀧川鯉斗」さんや名古屋市出身のラジオDJ「MEGURU」さんなど、愛知県を愛する10人がそれぞれセレクトした逸品がそろいます。イベントでは、トークショーも開催され、その魅力を語ります。ぜひ足を運んでみてください。
CONTENTS
瀧川鯉斗さんへインタビュー
「百年の恋、千年の愛。KOUGEI EXPO IN AICHI」のスペシャルコンテンツで、10人の1人に選ばれていかがでしたか?
選んでいただき、とても光栄です。昔から受け継いでいる技術をベースとした新しいものもあると思いますし、形を変えずに融合しているものもあると思います。職人の芸術作品を身近に手に取り「欲しい」と思っていただけると嬉しいです。皆さんに寄り添った、良いものを作りたいと思っています。
瀧川さんがイベントで特に注目しているのは何ですか?
着物を日常的に着用するということもあるので着物や、普段サインで使用しているので筆にも注目しています。今回高座では、「名古屋黒紋付染め」の着物を着用して初お披露目させていただきます。本当に素材がしっかりしており、どこの家に出かけても失礼のないくらい、素晴らしい着物です。また、若手のコーナーや、産地を超えて作られるグループの展示品など、伝統的工芸品の昔との変化が楽しみです。イベントでは実演もあるので、直接職人さんと話すこともできる素晴らしい機会だと思います。今まで使ったことがなくても、この機会に手に取っていただき、「良いな」と思っていただけると嬉しいです。体験ワークショップも色々参加いただき、実際に体験して、身近に感じてほしいです。
名古屋にいらっしゃった際に、楽しみにされていることはありますか?
一番楽しみにしているのはやはりご飯ですね。「味噌煮込み」や「ひつまぶし」は帰ってきたら必ず食べます。時間があるときは、コメダの「シロノワール」も食べて帰りますよ。
瀧川鯉斗さんのサインをいただきました。
「豊橋筆」を使い、その場で竹のイラストも添えたサインを書いていただきました。瀧川さんの高座は、11月29日(月)15:00~15:30まで行われます。どんな演目が聞けるのかお楽しみに。
KOUGEI EXPO IN AICHI
- 開催期間
- 2021年11月27日(土)・28日(日)・29日(月)
- 場所
- 愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)展示ホールA(愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号)
- 時間
- 10:00~17:00(最終日は~16:00)
※トークショーは11/27(土)の10:30~11:00まで
- 料金
- 入場無料
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