「星野リゾート」Trip.43 |[★宿泊券プレゼント付き!]港町でのレトロな滞在を心に刻む。「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」。
#観光

2023.9.21thu

PR

「星野リゾート」Trip.43 |[★宿泊券プレゼント付き!]港町でのレトロな滞在を心に刻む。「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」。

旅好きな人にとっては憧れの「星野リゾート」。極上ステイを叶える独創的なテーマで圧倒的非日常を提供するホテルから、街の活気や文化を丸ごと楽しむサービスを提供するホテルまで5種類のサブブランドを抱えますが、どこも素晴らしいホスピタリティで多くの旅行者を魅了しています。雑誌『ケリー』編集長が毎月「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第43弾は、2023年に小樽運河100周年を迎える土地で、風情あるたたずまいをみせる「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」へ。宿泊券プレゼントの企画も実施中なので、お見逃しなく!

profile 雑誌『ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。「観光地ながら、落ち着いた雰囲気のある小樽の独特な空気感が好きです!」と編集長。

歴史的建造物に泊まり、当時の調度品や工芸品の美しさを満喫。

「OMO5小樽」のコンセプトは「ソーラン、目覚めの港町」。活気に満ちた港町であり、金融や商社が立ち並び経済の中心として発展してきた小樽は、現在は観光地として賑わいを見せています。この「OMO5小樽」が立つのは、小樽運河からほど近く、観光の拠点に適した場所。小樽市が指定する歴史的建造物「旧小樽商工会議所」をリノベーションした、レトロなカッコよさが目を引きます。向かって左が「旧小樽商工会議所」を利用した南館、右が新しい北館です。

フロントのご近所マップを見て「1年前に訪問したときよりも、情報がかなり増えています!」と編集長。「OMO5小樽」のスタッフたちがおすすめしたいグルメやお買い物、観光スポットなどが、所狭しと掲示されています。このマップ、ほかのOMO施設と一味違うのが、掲示されているシチュエーション。分電盤や消火栓、多数の鍵などが飾られた壁にあります。これは、旧小樽商工会議所で実際に使われていたものなのだとか。

ホテル内に配された調度品も、すべて味のあるものばかり。この書棚と中にある本も当時のもの。建物の90年の歴史を同じく歩んだものとは思えないほど、美しく上質な姿を保っているのが印象的です。

「この階段の重厚感と窓から差し込む日差しは、とてもフォトジェニックです」と、編集長もお気に入りのらせん階段。1階のスペースに古書やランプを設置し、実際にフォトスポットとして、ゲストが最高の1枚を撮影できるようになっています。

小樽の名産品、オルゴールも館内各所に。大きさや色、形も様々で、眺めているとつい好みのものを選びたくなります。このオルゴールは、OMOベースの「オルゴールライブラリー」で貸し出し可能。音色や曲、色や形を吟味して、お部屋でリラックスしながら楽しめます。

この日は南館にチェックイン。歴史的建造物をリノベーションした空間は、アイボリーとブラウンを基調とした、明るくシックな雰囲気。とても落ち着きます。こちらは、商工会議所の会頭室だった部屋を利用した「デラックスルーム」。広さと天井の高さは、90年も前の建物とは思えないほど贅沢な作りです。

赤と黒のシャンデリアがきらめくダイニングで、小樽×スパニッシュのディナーを。

OMO施設のグレードを表す「1・3・5・7」の中で、5のグレードは基本的にダイニングを持ちませんが、ここ小樽は広々とした「OMOカフェ&ダイニング」を持ちます。ここでの夕食は、タパスやデザートのビュッフェと、2品のスペシャリテを楽しむスタイル。海の幸に恵まれる港町・小樽と、歴史的建造物に泊まる旅を楽しむスペインの旅行文化から着想を得て、スペイン料理をアレンジしたメニューを提供しているのだとか。

赤白ワイン、チャコリ、ソフトドリンクカクテルは、フリーで楽しめる気軽さも◎。ワインとチャコリはもちろんスペインのもの。「OMOらしい、おしゃれで個性的なエチケットにも惹かれますね」と編集長。

フレッシュでさわやかな味わいのチャコリは、香りを立たせながら酸を和らげるために、高い位置から注いで泡立たせるのが本格的な楽しみ方。そのパフォーマンスを目の前で見られます。

タパスはビュッフェスタイルで。真っ赤なパプリカパウダーがたっぷりかかり、食欲をそそる「タコのガリシア風」、炒めたほうれん草に松の実の濃厚な香ばしさを和えた「カタルーニャ」、スペインの家庭料理「ブランダータ」に「クロケッタ」…。

パリパリに揚げた豚の皮に生ハムを合わせた「チチャロンと生ハム」は、間違いなくワインも進む一品! 「スパニッシュに北海道らしさもプラスしたここならではの料理は、制覇したくなるくらいどれも魅力的です!」と編集長。

コースのスペシャリテは2種類あり、こちらは「豚肉のグリル」。低温調理でしっとりとピンク色に仕上がった豚肉は、柔らかくてジューシー! 添えられた玉ねぎやサツマイモも、素材のうま味がしっかり感じられます。

こちらが2つめのスペシャリテ「ニシンのパエリア」。小樽で消費が低迷するニシンの魅力を、地元の人々からの協力を得て開発・再発見した一品です。本来骨の多いニシンを、特殊な加工技術で調理することで、うま味はそのままに身崩れせず、骨までしっかりと柔らかい仕上がりに。「魚介のスープがしみ込んだ米との味と食感のバランスも最高! レモンをキュッと絞るとさわやかさも加わります。お腹いっぱいだったのに、気が付けばぺろりと平らげてしまいました…」と編集長。

「OMOカフェ&ダイニング」での食事タイム後は、バータイムがスタート。夜が深まっていくごとにライトダウンされ、アルコールランプの柔らかい光に包み込まれます。

ウイスキーやワインなど、北海道のお酒が豊富にラインナップされています。おつまみはタパスやバスクチーズケーキなどのスイーツもOK。バータイムの利用は宿泊者だけなく日帰り利用も可能なので、地元の人たちもこの空間を楽しみにやってきます。

この秋のトピックス。小樽のワイン×お寿司で運河をクルージング!

今回、編集長は体験できませんでしたが、この秋から新しいアクティビティがスタートしました。期間は11月5日までの週末限定。小樽のワインとお寿司のマリアージュを楽しむ「小樽運河ワインクルージング」です。これは、北海道で盛んなワイン作りと、小樽に100軒を超えると言われるお寿司屋を合わせ、さらに小樽運河の景色を満喫してほしいとの思いから生まれたもの。テーブル付きの特別な船で運河を巡ること約40分。夕暮れの絶景を満喫できます。

クルージングのお供は、小樽の小規模ワイナリー「オサワイナリー」のワインと、人気店「鮨処まえだ」の季節の握り。ワインは、小樽発祥のぶどう品種を100%使用し、小樽のお寿司との相性を追求して作られたもの。「特別感を五感で味わえるなんて、とても贅沢なプラン! ぜひ体験したい!!」。

スペインから和総菜まで、バラエティに富んだ朝食。中でも出来たてのチュロスは必食!

夕食と同じ「OMOカフェ&ダイニング」で朝食。差し込む太陽の光によって、夜のきらびやかなイメージとは一変した、明るくさわやか店内でいただきます。朝食はすべてビュッフェスタイル。

ビュッフェメニューを盛り合わせた一例。スペイン風オムレツのトルティージャと、パンにすりおろしたトマトを塗った「パンコントマテ」。パンコントマテには好みで生ハムやチーズをのせて、オープンサンド風にして食べます。

チュロスはホットミールカウンターで作りたてを提供。丁寧に返しながらこんがりきつね色になるまでじっくり揚げていきます。この「OMO5小樽」のチュロスは、外はカリッと中はふんわり。油切れがよく軽い食べ心地なので、添えられたチョコレートソースとの相性もいい。

宝石のように美しいこちらは、和のちらし寿司をおしゃれに盛り付けた「パフェちらし」。イクラとサーモンの下に、たっぷりの野菜とごはんが層になって詰まっています。小さめのポーションなので、いろいろ食べたい人にもちょうどいい!

パンもどれもミニサイズ。定番のものに加えて、コーンパンやチーズマフィン、あんバターサンドなどの北海道らしい素材を使ったものもラインナップ。「カラフルでかわいくて、食べるとおいしい。ゲストの皆さんが楽しそうにパンを選んでいたのが印象的です」と編集長。

スペイン料理や洋食のほかにも、近くにある「南樽市場」の人たちが作る総菜もずらり。新鮮な海鮮のマリネやホッキのサラダ、たらの甘酢あんかけなどのご当地メニューを見ると、和の朝ごはんにも惹かれる! ここでは、少しずついろいろなものをジャンルレスで楽しむのが正解。

お待ちかねの、OMOレンジャーとのお散歩♪ ディープな朝の堺町通り→旅の締めパフェ。

朝食後は、OMO滞在のお楽しみ「OMOレンジャーツアー」に参加。今回参加したのは、「朝の堺町通りさんぽ」です。観光客がまだ少ない朝に出発し、歴史的建造物が立ち並ぶ街並みからお土産屋がひしめく堺町通りを約1時間かけてお散歩します。案内してくれるのは、大正ロマン風のコーディネートがキュートな高橋さん。

ホテルを出てまず訪れたのは、現在は廃線となっている手宮線の線路。当時は三笠市の良質な石炭を、港のある小樽まで運ぶ重要な役割を果たしていました。現在は散策路として整備され、都市景観賞にも選定。このスペースを利用してお祭りの会場にもなっているのだとか。

「OMO5小樽」があるあたりのエリアは、その昔「北のウォール街」と呼ばれ、多いときには19もの銀行が立ち並んでいたのだとか! 築110年にもなる日本銀行旧小樽支店など、明治や大正時代の面影を残すモダンな建物は、見ているだけで背筋が伸びる気分。

堺町通りの入口にあたる「小樽浪漫館」のある交差点。この建物は、旧百十三銀行小樽支店で、あの人気漫画「ゴールデンカムイ」にも登場したとのこと。現在はガラス雑貨とアクセサリーを販売するお土産屋さんになっています。

大正・昭和の風情を醸し出している「小樽出世前広場」。このユニークな名称の由来は、奥の高台には小樽で財を成した人たちが住むとされ、そこに向かう“一歩手前”の場所にあったことから。ここに来ると出世すると言い伝えもあります。編集長も「足元には『けんけんぱ』の丸い枠、頭上にはカラフルな和傘。インスタ映え間違いなしのスポットですね」と思わずパシャ。和傘の装飾は期間限定なので、冬に向けてはどんな装飾になるか楽しみ!

こちらも、ついカメラを向けたくなるスポット。2022年の春にオープンした、十勝の老舗和洋菓子舗「柳月 オタルト」の壁画です。お店の入口から正面に見えるあたりに大きく設置され、その色鮮やかさと緻密なタイル使いがかなり目を引きます。小樽運河が立体的に美しく表現されています。よく見ると、手前のイスはこの店の名物「三方六」!

続いて訪れたのは、明治38年に創業した練りもの専門店「かま栄」。工場を併設し、揚げたての熱々が食べられることもあり、いつも多くの人で賑わっています。また、地元の人々にとって、この店の練りものはソウルフード! スタンダードな練りものに加えて、すり身をパンで包んだ「パンロール」や、さらにベーコンやチーズを加えたすり身をパンで包んだ「パンドーム」など、スナック感覚で食べられるものがあり、地元の老若男女に愛されています。

工場内の様子は、無料で見学OK。ほとんどの練りものを手作業で成形する手作り感も、見ているとおいしさに直結。見学したら、ここでしか食べられないメニューを頬張りたくなります!

最後に、「朝の堺町通りさんぽ」と今回の旅取材を締めくくる“〆パフェ”を。「OMO5小樽」と小樽洋菓子舗「Le TAO」がコラボした「目覚めのフロマージュパルフェ」です。堺町商店街にある「ルタオパトス」の、OMO5小樽宿泊者専用スペースで食べられます。これは1日40食限定なので、早めにホテルのフロントにあるチケットを入手して店頭へ! 素材はヨーグルトやナタデココなどの発酵食材と、ハスカップやアロニアのスーパーフルーツを中心に使用。キュンと甘酸っぱいフルーツやソースに、マスカルポーネブリュレやフロマージュクリームのコクがマッチした大人の味わいです。「しっかり歩いた後の身体に、フルーツのビタミンが染み渡る~。発酵食材もしっかり楽しめるので体にもよさそう。罪悪感のないパフェって最高ですね♪」と編集長。滞在中はおいしいものをしっかりといただき、小樽の街並みでは知的好奇心を刺激され、大満足の旅取材だったとのこと。さて、次はどこの星野リゾートへ?次回もお楽しみに!

OMO5小樽(おも) by 星野リゾート

住所
 北海道小樽市色内1-6-31
時間
 IN15:00/OUT11:00
駐車場
 あり
カード
 可
料金
 1泊1万6000円~(1室あたり、税・サービス料込、夕朝食別)
公式サイト
 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru/
インスタグラム
https://www.instagram.com/omo_hotels/?hl=ja

※掲載されている情報は、2023年8月時点のものであり、変更となる場合があります。

PRESENT
「OMO5小樽 by 星野リゾート」の宿泊券(1泊)をペア1組にプレゼント!

応募締切は2023年11月1日(水)

LINEお友だち登録

TAGS #人気のタグ

MAGAZINE 雑誌『KELLY』

月刊KELLY

KELLY11月号(2024年9月21日発売)週末の癒し旅

Please Share

「星野リゾート」Trip.43 |[★宿泊券プレゼント付き!]港町でのレトロな滞在を心に刻む。「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」。

WRITER

KELLY Editors

KELLY Editors

「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. 編集長の旅日記
  4. 「星野リゾート」Trip.43 |[★宿泊券プレゼント付き!]港町でのレトロな滞在を心に刻む。「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」。

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。