2024.1.18thu
近代化していく日本の商業世界に欠かせない、非水の作品たちが見れる「レトロ・モダン・おしゃれ 杉浦非水の世界」を開催中【名古屋市】
2024年2月25日(日)まで、ヤマザキマザック美術館にて「レトロ・モダン・おしゃれ 杉浦非水の世界」を開催中。
日本のグラフィックデザインの先駆者である杉浦非水は、アール・ヌーヴォーやアール・デコなどの影響を受けつつ、「カルピス」や「ヤマサ醤油」、「東京地下鉄道」、「鉄道省名古屋鉄道局」などのポスターを制作。それだけではなく、ジャパン・ツーリスト・ビューローの機関誌『ツーリスト』や、たばこのパッケージなど数々の名デザインを生み出しました。特に、三越との結びつきは強く、ポスターや広報誌のデザインを一手に引き受け、「三越の非水か、非水の三越か」と言われたほど。
この展覧会では、ポスターや書籍・雑誌のデザイン、広告・商標・パッケージデザインをはじめ、 木版画集『非水百花譜』など、約240点の作品を分野別に展示します。様々な面から非水の魅力に迫ることができるこの機会に、ぜひ足を運んでみて!
「レトロ・モダン・おしゃれ 杉浦非水の世界」
- 問い合わせ
- 052-937-3737
- 会場
- ヤマザキマザック美術館
(名古屋市東区葵1-19-30)
- 時間
- 10:00~17:30(土・日曜、祝日は~17:00)
※最終入館は各閉館の30分前
- 休館日
- 月曜(2/12は開館)、2/13
- 料金
- 1300円
- 公式サイト
- www.mazak-art.com
※掲載内容は2024年1月時点の情報です
※価格は税込み表記です
“地域の喫茶文化を元気にしたい”「イトウ珈琲喫茶室」が高岳にオープン!焙煎所跡地でおいしいコーヒーと小倉トーストを【名古屋市・東区】
1951年に創業した「イトウ珈琲商会」が、焙煎工場として使われていたガレージスペースを改装。お客さんの「ここでコーヒーが飲めたらいいのに」という声のもと、2023年12月8日(金)に、待望の「イトウ珈琲喫茶室」をオープンしました。 “地域の喫茶文化を元気にしたい”がコンセプトの店内には、長く愛されてきた歴史が物語る工夫が施されています。今回は、店長の奥田さんに伺ってきたお話とともに、おすすめメニューをご紹介! オープンのきっかけはお客さんの声 1951年に創業した「イトウ珈琲商会」。これまで、名古屋の喫茶店を中心に、500以上もの卸先に業務用のコーヒーを販売してきました。 東区の「イトウコーヒー 本店」では、一般のお客さん向けにコーヒー豆や器具の販売を行っていましたが、喫茶店と勘違いして入店される方もいたそう。「ここでコーヒーが飲めたらいいのに」という声もあったことから、本店横のガレージスペースを改装。 コーヒーを起点に地域の人が交流できる場所として、「イトウ珈琲喫茶室」が誕生しました。 焙煎工場跡地に残る、懐かしさ 店内には、テーブル席やカウンター席が15席ほど。この場所は、もともと焙煎工場として使われていたため、コンクリートの壁と高い位置にある窓が印象的です。天井から吊るされたモビールの影が、壁に投影されているのもオシャレ◎。 テーブルや椅子は、閉業してしまった卸先で使われていたものを、受け継いで使用しています。 新しいお店ながらも、懐かしさを感じる雰囲気は居心地が良く、つい長居してしまいそうです。 次のページ・・・ 気持ちを切り替えたいときは「OFFの珈琲」でリラックス♪ 気持ちを切り替えたいときは「OFFの珈琲」でリラックス♪ 「OFFの珈琲(ホット)」(Sサイズで400円、Mサイズで450円)※写真はMサイズ コーヒーをローマ字表記にすると、真ん中に“OFF”が入っていることから誕生した「OFFの珈琲」。芳醇なコクと甘みは飲みやすく、気を緩めてホッと一息つきたいときにピッタリです! 今後は、対になる「ONの珈琲」も販売予定。程よい苦味とスッキリ感のある味わいに仕上げ、その名を通り、自分にスイッチを入れるような一杯を準備しています。 定番の小倉トーストは、かわいらしいフォルムに 「プチやま 小倉バター」(380円) そんなコーヒーと一緒に楽しみたいのが、名古屋の喫茶店では定番の小倉トーストです。本間製パンの「プチ山」を厚切りで使用した「プチやま 小倉バター」は、片手に納まるかわいらしいサイズで、表面はカリッと、中はモチフワな食感がたまらない! 食パンの上には、北区にある館林製餡の粒あんがたっぷり。リベイクの際には、バターの角が溶けだすタイミングを見計らって、トースターから取り出しています。口の中でジュワッと広がるバターの香ばしさは、誰もがトリコに♡ 「珈琲ゼリーあん to みつ」(600円) さらに、コーヒー好きにおすすめしたいのが「珈琲ゼリーあん to みつ」です。てっぺんに乗ったコーヒー豆の形をしたクッキーは、中村区にある焼菓子専門店の「Praline(プラリネ)」が作っています。コーヒーゼリーには、「OFFの珈琲」を使っているため、甘いバニラアイスにコーヒーの苦味がマッチ! 次のページ・・・ 店長・奥田さんにインタビュー 店長・奥田さんにインタビュー ――コンセプトは“地域の喫茶文化を元気にしたい”とのことで、閉業されてしてしまった喫茶店のインテリアを使われているところに、「イトウ珈琲喫茶室」ならではの良さを感じました。 奥田さん 「イトウ珈琲商会」は1951年に創業してから、70年以上が経っていますが、これまで様々な卸先と関係を築いてきました。ここ数年で、飲食業界はコロナの影響を大きく受けましたが、それだけでなく、建物の老朽化や継ぐ人がいないといった理由で閉業してしまったお店も、中にはあります。 そんな名古屋の喫茶文化を、長い間盛り上げてくれていた老舗喫茶店様の歴史を残していけたら良いなと思い、インテリアを受け継がせていただきました。イスは皮を張り替えていますが、その他のものはそのまま使用しています。 ――2階もあるようですが、今後はどのように展開されていくのでしょうか。 奥田さん 2階では、展示会やイベント、コーヒーセミナーなどを開催する予定です。 実は、コーヒーインストラクター一級の資格を持つ人が開講するコーヒー教室に参加すれば、三級の資格を取得したことになります。喫茶店やカフェの企業を考えている人のために、トレーニングの場を提供するだけでなく、この店から卸先の助けになるような人材を育てることができたらうれしいです。 EDITOR SETO お店のロゴをよく見ると、“off”を強調させるために下線が引かれていたり、歴史を大切にしているからこそ、創業年の1951の数字が入っていたりと、オシャレさの中にも意味がきちんと込められています。 店内で使われているマグカップやスタッフの方が付けている缶バッチは、店頭で購入することが可能!また、隣の「イトウコーヒー 本店」では、コーヒー豆やコーヒー器具などの物販も行っています。自宅用のコーヒー選びに、お腹を満たした後は、ぜひ立ち寄ってみてください♪ イトウ珈琲喫茶室 場所 名古屋市東区泉1-7-25 営業時間 10:30~18:30 定休日 日曜 支払方法 カード・電子マネー可 Instagram @ito_coffee_kissa アクセス 地下鉄「高岳駅」より徒歩で約8分 撮影/千葉亜津子 ※掲載内容は2024年1月時点の情報です ※価格はすべて税込み表記です
東海地方からナマステカレー探訪!間借り営業の「スパイスボーイ」で冬限定の“おでんカレー”を食す! 【名東区・藤が丘】
誰もが一度は食べたことがあろうカレーは、一見シンプルですが、多数のスパイスと様々な食材を掛け合わせることで誕生する、奥が深い料理の一つ。 カレー大好きの編集部・星川が、東海三県のカレーを調査! これを読めば、あなたもカレーの奥深さに魅了されること間違いなしです。 第3回目は、間借りカレー屋の「スパイスボーイ」。名東区・藤が丘にある「Slow Camp アジアン遊飯酒場」にて、不定期でオープンしています。毎月異なる2種類のカレーを提供していて、今月の注目は、日本の冬の風物詩の一つ、おでんがカレーと共演!?気になる味やメニュー考案の秘密まで、さっそくご紹介します♪ 天然パーマのスパイスカレー屋さん♪ 地下鉄「藤が丘駅」から、徒歩で約3分のところにある「スパイスボーイ」。毎月最大でも2回しか営業していないので、レア度も高め。カレー愛好家からのラブコールもアツい店です。 この日は、オープン時間になった途端から、お客さんがひっきりなしに訪れていました。 撮影した12月は、「鰹だし香る和風だしキーマ」と「おでんカレー」の2種類がラインナップ。欲張りさんには、2種類の味が一度に楽しめる「合いがけカレー」がおすすめです。 1月は、24日(水)と31日(水)に営業予定。詳しくはInstagram(@currybar_spice.boy)をチェックしてみて! ボードに描かれた天然パーマでキュートな顔のキャラクターは、店主をイメージした似顔絵。 おでんとスパイスの奇跡の出合い 「おでんカレー」(1100円) 今回は、「おでんカレー」をいただきます。おでんの具材は、【大根・ちくわ・こんにゃく・玉子・牛すじ・ゴボウ天】から好きな具材を3つ選択できます。追加料金で全部のせもOK。 食いしん坊なので、5種類トッピングしちゃいました。 カツオ節と昆布、椎茸でだしを取った関西風のおでんの味をベースに、香り豊かなスパイスを加えたカレーは、スープのようにサラサラなのが特徴です。「寒い時期なので、ジンジャーやシナモンなど、体を温める材料を配合しています」と店主。季節に応じてスパイスの調合や使う種類を変えているのもこだわりです。 それぞれの具材も、負けてはいません。一日寝かせてじっくりと煮込んだ具材は、どれもだしがしみ込んでいます。特に牛すじは、噛めば噛むほどうま味があふれ出てきます。薬味のネギも良いアクセント♪ Hoshikawa 牛すじや大根のうま味がカレースープに染み出て、和だしを感じる上品な味わいでした。辛さもしっかり感じたので、体がじんわりと温まりました。 辛みが苦手な人は、玉子と絡めてどうぞ! 彩り豊かな副菜が3種類も付いてます。時計回りで「赤カブの甘酢漬け」「ピーマンのだしびたし」「ポテトのバターソルト」。どれも和を感じるテイストで、「おでんカレー」との相性も抜群です。 「合いがけ」(1300円) 「鰹だし香る和風だしキーマ」(プレート内・右)は、西京味噌の甘みとだしの香りを感じる一品。海の恵みを最大限に感じられます。 「メニューは香りと記憶で考案しています」 オリジナルスウェットは非売品。 毎回斬新なアイデアで、毎月新しいカレーを誕生させている店主の吉田さん。これまでには、モッツァレラチーズを使ったイタリアンな一品や、世界各国の伝統料理からインスピレーションを受けたものなどを考案しています。そのウィットに富んだメニューの秘密について、お話を伺いました。 ――間借りカレー屋を始めたきっかけは? 吉田さん もともと居酒屋で働いていたのですが、“次はカレーの時代が来る”ということを聞きつけて、スパイスについて学び始めたのがきっかけです。私自身、“決められたことは従う”というような性格なのですが、スパイスは、配合や分量などに決まり事などがなくて、思うがままの味を表現できることに魅力を感じました。自分の性格を脱却してくれるという意味でも、私にないものを持っている存在だったんです。 ――メニューはどうやって考案しているのでしょうか。 吉田さん “食べる楽しさ”をコンセプトに、お客さんが“食べた時のワクワク感や好奇心”を搔き立てられるような味わいのカレーを日々届けています。新しいメニューを開発するときのポイントは、味のムラや、ホールスパイスを食べた時に感じる味の違い、副菜と混ぜたときの相性を考ることです。スパイスの配合は、自分が実際に食べた記憶から、メインとなる具材に合いそうな香りを合わせて調合しています。 ――「おでんカレー」がとてもおいしかったです。 吉田さん ありがとうございます。関西だしの香りと、クミンやカスリメティの香りをイメージしたときに合うんじゃないかなと思って、組み合わせてみたのがきっかけです。昨年誕生したのですが、お客さんからも好評だったので、今年はパワーアップしてカムバックしました。 Hoshikawa 様々なカレー屋に取材に伺わせてもらい、スパイスの種類や奥深さをしみじみ実感している今日この頃。吉田さんの手がけるカレーは、型にはまらない自由な発想で、毎月新しい味を届けてくれます。「おでんカレー」は冬季限定ですが、今後も新しい味が誕生していく予定とのことなので、ワクワク! スパイスボーイ 場所(間借り先) SlowCamp アジアン遊飯酒場 (愛知県名古屋市名東区照が丘2 藤が丘イーストスクエア 1F) 営業時間 11:30〜14:30(LOは14:00) 営業日 不定期(詳細はInstagramを要確認) 駐車場 なし 支払方法 カード不可・電子マネー可 Instagram @currybar_spice.boy アクセス 地下鉄「藤が丘駅」より徒歩で約3分 ※掲載内容は2023年12月時点の情報です ※価格は税込み表記です
ヘルシーは正義!店主のこだわりが詰まった空間で発酵ランチが味わえるカフェ「coucou cafe」【名東区・藤が丘】
ジムに通い始めてもうすぐ9カ月。食にも気を遣うようになったケリー編集部・国田が、身体に優しいヘルシーメニューを提供している東海のお店をご紹介します! 第7回目は、来年の2月に8周年を迎える、麹を使った発酵ランチが大人気の「coucou cafe」。名東区の地下鉄「藤が丘駅」より徒歩で約10分の住宅街にお店を構えます。 グレーを基調にしたシックな外観。ブルーの扉が印象的 窓枠や照明、植物にもセンスを感じます 店名の「coucou(クークー)」はフランス語で、「Bonjour(こんにちは)」をカジュアルに表現した親しみのある言葉。“ククー”ではなく“クークー”にすることで響きがかわいく、アットホームなカフェでお客さんとの距離感を大切にしたいという願いも込めて、「coucou cafe」と名づけました。 お店の至るところに「COUCOU」の文字が♪ 1年前にリニューアルオープン!夫婦で作り上げたこだわりの空間 2022年12月にリニューアルオープンした「coucou cafe」。お店を始めたきっかけは、店主の大崎さんが「自分の好きなインテリアに囲まれた、こぢんまりとしたカフェをオープンしたい」という夢があったから。昔から料理を作るのが好きで、いろんな飲食店でバイトをした経験があり、いつかカフェをオープンするために、勉強がてらブログに記録をつけていたそう。 特に計画も立てないまま、偶然今の物件が見つかり、その半年後にお店をオープン!いきなりお店を始めたため、まだ料理に自信が持てず、Instagramでしか宣伝をしてこなかったそうです。 扉を開けると、かわいらしい猫ちゃんの置物がお出迎え♡ お店は、建築会社を営む旦那さんと2人で作り上げました。お店のイメージを伝え、思い通りの空間に仕上げてくれたのだそう。木と白を基調にしたナチュラルテイストの店内は、外観からは想像ができないほど奥行きがあり、広々とした空間が広がります。 統一感のあるおしゃれなインテリアや家具、雑貨は、全て大崎さんが好きで集めたもの。「自分の好きなものに囲まれて、ゆっくりしていただける空間づくりをしたかった」と大崎さん。ご夫婦で作り上げた空間は、細部にまでこだわりが見え、センスを感じます。 ステンドグラスの照明が素敵なカウンター席 キッチンの前にもタイルがかわいいカウンター席が! 木の温もりが感じられるテーブルは、旦那さんのお手製 お客さんが周囲を気にせずくつろげるように、席と席の間をゆったりと取ることで、目線をつなげない孤立した席になるよう工夫されており、居心地がいい快適な空間となっています。 お店の奥には、かまくらのような部屋も…! 秘密基地のような空間にワクワク テーブル席、カウンター席の他に、個性豊かな個室も。座る席によって雰囲気が違うので、何度か通ううちにお気に入りの席が見つかりそうですね♡ お客さんとして来てくれる6名の作家さんが作るアクセサリーなども委託販売しています 麹の調味料を使った家庭料理をたくさんの方へ 自家製の「甘麹」(180ml・1000円)「醤油麹」「塩麹」(各150ml・750円) お店のコンセプトは、「麹の調味料を使った家庭料理をたくさんの方へ届ける」。開店当初は、「麹を料理に使えたらいいな」とぼんやり考えていたところ、麹作りを習ったり、効能を学んだりするにつれてよりその良さが分かり、「やるからにはもっと料理に取り入れたい!」と、麹料理を本格的に始めたといいます。 お家で使いたいというお客さんが増え、「求めてくれる人に食べてもらいたい」という思いから、「甘麹」「醤油麹」「塩麹」の店頭販売を始めました。「腸内環境が良くなった」「便秘解消に効いた」など、お客さんからうれしい声をいただくそうです。 「甘麹」は、使用している米麹の酵素がしっかりと働いているため、甘くておいしい仕上がりに。冷蔵で2~3週間ほど日持ちします。「醤油麹」「塩麹」は、麹の甘味や旨味で奥深い味わいに仕上がっているため、万能調味料として料理に役立つこと間違いなし◎。こちらは、冷蔵で2~3カ月ほど日持ちします。 「coucou cafe」では、毎月第3月曜日に、少人数制の「麹を使った料理教室」も開催しております。もちろん麹は、大崎さんオリジナルの自家製麹。気になる方はInstagramでチェックしてください♪※開催しない月もあるため要確認 KUNITA 普段使っている醤油や塩と置き換えるだけで健康的になれるなんて、麹を取り入れるしかないです♪店頭で購入の場合は、1〜2日前までに電話かDMにてご予約ください。 次は…15食限定!大人気の麹を使った日替わり発酵ランチ 15食限定!大人気の麹を使った日替わり発酵ランチ 「TODAY’S LUNCH」(1700円) お店の一番人気は、15食限定の「TODAY’S LUNCH」(1700円)。メイン料理に小鉢2種、サラダ、汁物、雑穀米、ミニスイーツ、ドリンクがセットになっている日替わりランチで、ほとんどの料理に自家製の塩麹や醤油麹、甘麹が使用されています。 大崎さんは、お店の定休日に県外や色々な地域に足を運び、新鮮な野菜をお店に持ち帰るのが楽しみだそう。産直などで販売している無農薬野菜や、その地域でしか味わえない野菜を見つけては仕入れることも多々!「coucou cafe」のランチで、食べたことのない野菜に出合えるかも♪ 「チキンの塩麹トマトソース」 この日のメイン料理は、「チキンの塩麹トマトソース」。鶏モモ肉を自家製の塩麹に漬けているため、とても柔らかくてジューシーです。トマトソースがたっぷり入っているのもうれしいポイント◎。 「甘酢人参」と「自家製甘麹(甘酒の原液)」 「自家製甘麹」をサービスで付けることができます。 トマトソースに絡めて食べると、甘みと濃厚さが増して、更においしい!!! 優しくホッとする味の「大根と玉ねぎのあおさのお味噌汁」 シャキシャキ食感がクセになる「紫キャベツと切り干し大根の醤油麹マリネ」 大葉が爽やかに香る、さっぱりとした「蓮根と菊芋と大葉の塩麹のマヨネーズ和え」 小鉢の惣菜にも極力火を通さずに、自家製の醤油麹や塩麹を使用しています。味付けがちょうど良く、野菜だけでも雑穀米が進みます! 「TODAY’S LUNCH」(1700円)の他に、「CURRY LUNCH」(1400円)も常時販売しており、「飛騨牛すじカレー」に野菜サラダ、甘酢人参、小さなおかず2品にドリンクが付くお得なランチセットです。 お冷のコップ、カトラリー入れまで可愛くてときめく…♡ 料理を提供する素敵な器たちは全て、岡崎市にある「悠紀工房」でオーダーしたもの。元々「悠紀工房」で使われている柄や形を大崎さん好みに組み合わせて作ってもらっているそう。お店では、器の販売もしており、1月には「悠紀工房」とコラボしたワークショップも開催されます。 KUNITA 器のこだわりや、料理一つひとつの食感、優しい味付けに感動が止まらない…。大崎さんが作る料理は、食べる人を幸せな気持ちにしてくれます♡ すぐに売り切れてしまう日もあるそうなので、来店はお早めに! 自家製にこだわったスイーツと麹ドリンク 「ケーキセット」(1000円〜)※写真は「コーヒー(Hot)」と「パウンドケーキ」 「coucou cafe」のスイーツや季節のドリンクもすべて自家製。ランチタイムや「ケーキセット」の「シフォンケーキ」は、お店の近所にある「パティスリー Dear」の商品を提供しています。 ケーキセットの「パウンドケーキ」(1000円)は、しっとり食感で甘さ控えめの生地に、生クリームとアイスクリームを付けていただきます。昔、どうしたらおいしく作れるかを極めていたそうで、季節やその週によって数種類用意しています。 「紀州梅シロップのソーダ割り」(600円)と「バナナ甘酒」(750円) 季節のフルーツなどで作る「季節の手作りシロップ」は、多いと3~4種類そろっており、ソーダ割り・水割り・お湯割りで楽しむことができます。 生きた酵素たっぷりの「甘酒ドリンク」は、砂糖を使わずに自家製甘麹とフルーツの甘さだけで作っており、腸活やエネルギーチャージにぴったり。「バナナ甘酒」は、さっぱりと程よい甘みが感じられるので、甘酒が苦手な方でも飲みやすいはず! 外を眺めるサンタさん♡クリスマスまでの間は、かわいい装飾が見られます 「coucou cafe」に来るお客さんは、平日は30〜50代の主婦の方が多く、男性1人で来店する方も。週末はカップル、ご夫婦、ご家族連れが多いそうで、老若男女問わずたくさんの方から愛されていることが分かります。 「お客さまが喜んで、笑顔で楽しそうにお食事されている様子や、一人で本を読みながらゆっくり寛いでいる様子など、色々な風景を見ることができて、毎日うれしい気持ちになります。何よりもリピーターさんが多いことがとてもうれしいです。遠方の方もまた来たくなるような空間作りや、スタッフ一同、お客さまが気持ちよく過ごしていただけるような対応を心がけています。これからもお客様がまた来たくなるような空間でいられることを大切に、維持していきたいです」と、大崎さん。 KUNITA 今後どうしていきたいかを伺った際に、「何も変えずに現状維持で、身体が持つ限り、お店を続けたい」とおっしゃっていたのが印象的。とても素敵なお店なので、今のままの形で、何十年先もたくさんの方においしい料理を届けて欲しいです♪ coucou cafe (クークーカフェ) 問い合わせ 090-2133-1617 場所 愛知県名古屋市名東区富が丘31-2 時間 11:00〜17:00(LOは16:00) 定休日 月・火曜(臨時休業あり) 駐車場 2台(その他提携あり) 支払方法 カード・電子マネー不可 Instagram @eternal.smilelife 平均予算 昼1500円 アクセス 地下鉄「藤が丘駅」から徒歩で約11分 ※価格は税込み表記です ※掲載内容は2023年11月時点の情報です