これまでも「君よ進め」「泣いても 泣いても」など、数々の応援ソングを手掛けていますが、どんな気持ちで応援歌を書いているんでしょうか?
20代前半の時は、「恋愛だけじゃなくて、もうちょっと応援ソングとかも入れたら?」と言われていたぐらい、恋愛ソングがすごく多くて。まだ若かったから、「人を応援するなんておこがましくて歌えない」と最初の頃は思っていて、応援ソングを書いてもあまり出さないようにしていたんです。20代後半になってからは、自分の言葉で自信を持って応援歌を書けるようになってきました。恋愛の歌が多い中でも、リクエストもらうのは応援の歌が多くて、「恋愛の歌で好きになったんですけど、ライブの最後で応援歌を聞いて、すごく勇気をもらえました」といったメッセージをいただけたり、本当に今になって応援歌の力の大きさを実感するようになりました。今でも応援歌を書くときは、「応援したい」というよりは「一対一で寄り添いたい」という気持ちで、自分で言える言葉を探して書いています。