蛍が舞うような淡い照明が幻想的。ご当地部屋「蛍かごの間」。
全45室すべての客室が、ご当地部屋「蛍かごの間」。大分が生産量日本一とされるマダケを使ったソファやインテリアが配され、照明には部屋の名前にもなっている「蛍かご」を模した照明が使用されています。
「蛍かご」は古来、かごに蛍を飼うことで簡易的な照明して使用したされたもの。この宿の「蛍かご照明」は、国東半島で栽培されている希少な七島藺(しちとうい)が使われているので、独特な風合いや優しい香りを感じられます。ぜひ日が暮れた後に点灯して、その幻想的な美しさを体験して。
こちらは、ご当地部屋の中でも5棟のみの「離れ」。棚田やくぬぎ林に面した離れは、響き渡る虫の音色に包まれる特別な空間。自然の穏やかな景色と青空、澄んだ空気を独り占めしているような贅沢な造りです。室内の畳には蛍かごの素材と同じく七島藺が使われているので、部屋に入った瞬間からさわやかで優しい香りに包まれます。
晴れた日は、縁側で日向ぼっこも◎。「何もしない贅沢を、心から感じ、楽しめる場所です」と編集長。
離れには「棚田離れ」と「くぬぎ離れ」があり、「くぬぎ離れ」には専用の湯小屋がスタンバイ。誰の目線を気にすることもなく、風を感じながら湯浴みを心行くまで楽しめます。
「温泉いろは」で、由布院の温泉を学んで効能を得る!
「日本屈指の名湯・由布院の“温泉いろは”だからとても興味深いです」と編集長。「温泉いろは」とは、界の各施設で行われているアクティビティで、その場所の温泉の歴史や効果、より良い入浴方法などを教えてくれます。「界 由布院」では、まずは紙芝居でこの地にまつわる太古の歴史から。温泉に浸かると正面に見える由布岳と、鶴見岳、久住山が三角関係だった?なんていう逸話にも興味津々になっちゃいます。
そして入浴前のストレッチを実践。内風呂には熱湯とぬる湯の2種類があり、交互浴の仕方についても聞くことができます。
いざ温泉へ。正面には噂の(?)由布岳。ピクチャーウインドウ越しに見ても迫力があります。
露天風呂に出れば、由布岳がさらに大きく芸術的な美しさに感じられます! この日は天候のコンディションもよく、悠々としたたたずまいを眺めることができました。
こちらの温泉は、弱アルカリ性の単純温泉。低刺激で肌当たりが優しく、化粧品にも使われる成分を含んでいるとか。「入浴後はとにかく肌がしっとり&もっちり。お湯自体はさらりとした感触で、心身ともに深くリラックスできました」と編集長。
しっかり温泉に浸かった後は、湯上がり処で水分補給。大分の名産・かぼすを使った「かぼす蜜」やハーブをブレンドした麦茶を飲むと、ぐんぐん吸収して体内から浄化されていくような感覚に。
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