キーワードで探す

人気のタグで探す

    絞り込んで探す

    ▼ジャンルで絞り込む

      ▼エリアで絞り込む

        「やました内科産婦人科」 山下院長に聞く!KELLYお悩み相談室~前編~
        #フェムテック

        2025.3.23sun

        PR

        「やました内科産婦人科」 山下院長に聞く!KELLYお悩み相談室~前編~

        産婦人科から内科まで幅広い知識を持ち、親身なカウンセリングが評判の山下先生。PMSや生理痛に悩む20代、出産を経験した30代、更年期世代の40代まで、ライフステージの異なる3人が、気になる悩みごとをドクターに相談!

        私がお答えします!
        やました内科産婦人科 山下通教 院長
        PROFILE
        日本産婦人科学会専門医。婦人科疾患、内科診療に加え、子宮・卵巣がんなど悪性腫瘍の緩和医療や在宅医療にも取り組んでいます。プライベートでは、一児のパパ。

        世代別のお悩み~20代・30代・40代~

        【CASE1/Kさん(20代)】
        Q. 重い生理をなんとかしたい。でも、ピルにはちょっと抵抗が…


        山下通教先生

        ピルにも種類があり、その人の症状に合ったものを見つけていくことが大切です!

        生理が重い原因には、女性ホルモンが出すぎているほか、病気が潜んでいる可能性もあります。日常生活に支障をきたすほど症状がひどい場合は、早めに相談してください。まずは子宮や卵巣の状態を確認し、問題なければピルで生理をコントロールすることができます。ピルの副作用を心配される方もいますが、日々進化しており、メリットの方が大きいと言えます。生理痛だけでなく、PMS(月経前症候群)に悩む方にも有効ですよ。

        ピルには保険適用のものもあり、症状に合わせて処方してくれます。

        Q. 生理痛、我慢すれば放っておいても大丈夫?


        山下通教先生

        放っておくと子宮内膜症の引き金になることもあります!婦人科で相談することをお勧めします。

        痛みがひどい場合などは、最初は病気でなくとも、放っておくと「子宮内膜症」を引き起こしてしまうことがあります。内膜症が悪化すると不妊の原因にもなるため、将来お子さんを望む方は特に注意しましょう。

        【CASE2/Nさん(30代)】
        Q. 出産後、お風呂上がりの湯漏れが気になって…


        山下通教先生

        加齢や出産による、膣の緩みが原因です。

        出産回数が多いほど、また、年齢を重ねるほど膣が緩みやすくなり、骨盤や子宮、膀胱といった臓器が下がってきます。そうすると、トイレが近くなり、尿・湯漏れが起きやすくなる。これまでは直接的な治療法がなかったのですが、近年「膣ハイフ」という新しい機器が登場し、当院でもいち早く導入しています。

        クリニックには、待合室の一角にあるキッズスペースも完備。子ども連れでも来院しやすいのがうれしい!

        Q. 膣ハイフってどんな治療法?


        山下通教先生

        超音波の熱を利用して膣を引き締めます。個人差はありますが1回の施術で1年程度は効果が持続すると言われています。

        超音波の熱を照射することで、膣内を引き締め、臓器の位置が下がるのを防ぐ効果が期待できます。最初に私が診察し、女性看護師が15分ほど処置を行います。個人差はありますが、効果は一年くらい。自費診療にはなりますが、通いやすい価格に設定しており、遠方から見える方やリピーターさんも増えてきました。膣ハイフにプラスして、肛門や膣をきゅっと引き締める骨盤底筋体操を組み合わせるのがおすすめです。

        膣ハイフは1回3万3000円(初診料・オプションの麻酔クリームは別料金、完全予約制)。

        【CASE3/Iさん(40代)】
        Q. すぐイライラしてしまう。これって更年期?


        山下通教先生

        イライラの原因は色々とあります。内科的な異常、特に甲状腺の異常を認めることが時々あります。一度診察を受けられてはいかがでしょうか。

        厚生労働省が認可した医療用プラセンタ注射は、保険が適用されるケースもあります。

        イライラ、ほてり、疲れやすい…これらは更年期の代表的な症状ですが、実は甲状腺のホルモン異常とも共通する症状です。気になる症状があれば、まずは病院を受診してみましょう。一般的に45~55歳前後は更年期と呼ばれ、閉経に向けて女性ホルモンの量が減少します。この女性ホルモンの数値は、血液検査で計測することができます。また、当院では内科を併設しているため、甲状腺の診察も可能です。

        イライラ、ほてり、疲れやすい…これらは更年期の代表的な症状ですが、実は甲状腺のホルモン異常とも共通する症状です。気になる症状があれば、まずは病院を受診してみましょう。一般的に45~55歳前後は更年期と呼ばれ、閉経に向けて女性ホルモンの量が減少します。この女性ホルモンの数値は、血液検査で計測することができます。また、当院では内科を併設しているため、甲状腺の診察も可能です。

        Q. 女性ホルモンの量が減るとどうなるの?


        山下通教先生

        女性ホルモンの働きはまだ全て解明されていませが、更年期症状だけでなく骨粗相症や血圧、脂質異常症、認知症にも影響が出ると言われています。

        女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、様々な更年期障害の症状を引き起こします。加えて、骨粗しょう症、脂質異常症、血圧上昇のリスクもグンと高まります。治療法は、漢方、サプリメント、プラセンタ注射、ホルモン補充療法など多岐に渡るため、一人ひとりの症状や体質などから総合的に判断し、治療や処方を行います。

        検査室には骨密度の測定器も完備。これも内科併設ならでは!

        まだまだ先生に聞きたいことがたくさん!
        後編はKELLY 9月23日発売号をチェック

        生理痛から病気まで頼れる内科併設のクリニック。

        ベージュ×白の空間に、木材のぬくもりを感じる待合スペース。吹き抜けからは心地よい自然光が注ぐ。

        今年で開院2周年を迎えた『やました内科産婦人科』は、緑区・徳重の閑静なエリアに位置するクリニック。月経トラブルや妊娠はもちろんのこと、子宮がんや卵巣がんといった病気の緩和・在宅医療まで、「生命の誕生から人生の終わりまで寄り添える医療」をコンセプトにしています。
        こちらのクリニックの特徴が、産婦人科と一般内科を併設している点。「産婦人科の受診は少々ハードルが高い」と感じている人や、「気になる症状はあるけど、何科にかかったらいいかわからない」といったケースにも受診しやすいのがポイントです。また、診療や会計時の呼び出しの際には、プライバシーへの配慮から番号で行うなど、周囲の目を気にせず安心して通うことができます。

        今年で開院2周年を迎えた『やました内科産婦人科』は、緑区・徳重の閑静なエリアに位置するクリニック。月経トラブルや妊娠はもちろんのこと、子宮がんや卵巣がんといった病気の緩和・在宅医療まで、「生命の誕生から人生の終わりまで寄り添える医療」をコンセプトにしています。
        こちらのクリニックの特徴が、産婦人科と一般内科を併設している点。「産婦人科の受診は少々ハードルが高い」と感じている人や、「気になる症状はあるけど、何科にかかったらいいかわからない」といったケースにも受診しやすいのがポイントです。また、診療や会計時の呼び出しの際には、プライバシーへの配慮から番号で行うなど、周囲の目を気にせず安心して通うことができます。

        「毎年春になると、新生活へのストレスなどから体調を崩してしまう方が、多く来院されます。特に、女性ホルモンはストレスの影響を受けやすいため、月経周期が乱れたり、PMS(月経前症候群)や更年期障害の症状がひどくなったりすることもあります。一人で悩む前に、まずは気軽に相談を」と山下院長。

        YouTubeチャンネル/『LRC』で生理の知識などを発信中!

        また、病気の早期発見を目指し、CT、レントゲン、骨密度測定器などの各種検査機器も充実。年代別に検査項目の異なるレディースドッグや、結婚を控える人におすすめのブライダルチェックなど、目的に合わせた健診を受けることができます。

        やました内科産婦人科

        診療科目
         内科・婦人科・産科
        問い合わせ
         052-680-7379
        場所
         名古屋市緑区黒沢台3-1320
        診療時間
         9:00~12:00、16:30~19:00
        休診日
         火曜午前、土曜午後、日曜、祝日
        公式サイト
         clinic-yamashita.com
        アクセス
         地下鉄「徳重駅」より徒歩で約10分


        撮影/北川友美 取材・文/中西沙織
        ※掲載内容は2025年2月時点の情報です

        LINEお友だち登録

        Please Share

        「やました内科産婦人科」 山下院長に聞く!KELLYお悩み相談室~前編~

        WRITER

        KELLY Editors

        KELLY Editors

        「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。

        1. トップページ
        2. ENJOY TODAY
        3. フェムテック
        4. 「やました内科産婦人科」 山下院長に聞く!KELLYお悩み相談室~前編~

        KELLY’S
        RECOMMEND
        おすすめ記事

        PICK UP! 注目の記事

        SERIES 連載もの

        ABOUT日刊ケリーとは

        "GOOD LOCAL"な、
        東海のライフスタイルマガジン。

        雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。