気になるイベントへ行ってきました!レポートvol.5 | 金山「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」
#アート

2023.10.12thu

気になるイベントへ行ってきました!レポートvol.5 | 金山「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」

編集部・セトが気になるイベントや展示会に行ってきたレポートを行う企画「行ってきましたレポート」

▼前回はこちら

第5回目は、2023年12月3日(日)まで、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で行われている「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」を紹介します。

“共創”をコンセプトに子どもから大人まで楽しめる展覧会として、世界各地で開催されている「学ぶ!未来の遊園地」から、『お絵かきフライト』や『世界とつながったお絵かき水族館』などが登場!チームラボの作品『花と共に生きる動物たちⅡ』などと合わせ、他者と共に世界を自由に創造することを楽しめる展示となっています。

今回は実際の順路に沿って、展示作品を紹介!

幻想的な景色に圧巻!『花と共に生きる動物たちⅡ』

真っ暗闇の入り口を抜けた先に待っているのは、『花と共に生きる動物たちⅡ』。その幻想的な空間に圧倒されます。なんと映像はあらかじめ記録されたものではなく、コンピュータープログラムによってリアルタイムで描かれ続けているという驚き!

誕生と死を永遠に繰り返し続ける花々、動物、人間の関係性を、二度と見ることができない一瞬の絵として表現しています。

映像は自分の肌や服にまで投影され、この空間に溶け込んだような時間に足を止めて。

『お絵かきフライト』で自分が描いた絵を操縦!

クレヨンで色付けた飛行機やチョウ、タカなどが立体的に出現し、自由に飛び回る『お絵かきフライト』。完成した絵をスキャナーに通すと、目の前のスクリーンに現れます。チョウやタカは触れると、加速したり、逃げたりといった、生き物ならではのアクションを見せ、夢中でお絵かきしてしまうほどの楽しさでした♪

また、専用のタブレットを使えば、それぞれの視点で操縦することが可能に。今回かいたチョウの場合だと、340度の視野を持っているため、タブレットでは、目の前の景色だけでなく、横や後ろまで含んだ340度の視界で、思い思いに動かすことができます。

絵を通し、生き物によって世界の味方が違うことを実感してみてください。

“幼心”を思い出す『天才ケンケンパ』

水に浮かんだ〇△□の上に、片足で着地しながら進んでいく『天才ケンケンパ』。同じ形の〇△□に連続して跳び乗っていくと、魚やチョウ、鳥が生まれます。また、同じ色の〇△□に連続して跳び乗っていくと、その色が広がっていく仕組みに。

スタートとゴールが設置されているため、子どもはもちろん、大人も幼少期に戻ったかのように何度もケンケンパを繰り返したくなります。

壁から音楽が聞こえる『こびとが住まう奏でる壁』

『天才ケンケンパ』の背後には、こびとたちが壁の中を走り回る『こびとが住まう奏でる壁』が一面に広がります。キノコや羊小屋など、いろいろな形のスタンプを壁にくっつけると、スタンプがこびとたちの世界に出現!こびとたちはそれに気付くと、滑る・ジャンプ・登るといったアクションを起こします。

さらに壁の上からは、スタンプに当たると音が鳴る“ニコニコの種”が落ちてきます。スタンプの種類で音の種類を、スタンプが出現した高さで音の高さが変わるため、壁が音楽を奏でる不思議な空間に迷い込んだ気分でした。

こびとたちの釘付けに!『こびとが住まうテーブル』

今度は壁ではなく、テーブルの中でこびとたちが走り回る『こびとが住まうテーブル』。初めはテーブルの端を走り回っているこびとたちですが、私たちがお皿やコップを動かすと、興味を持ち、それに飛び乗ろうとします。

こちらの展示でも物の形状によって、様々なアクションを起こすこびとたち。そのかわいさに思わず、笑顔がこぼれます!

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WRITER

Mizuki Seto

Mizuki Seto

愛知県出身。大学でデザインについて学び、編集職に憧れて入社。趣味はテニスと好きなバンドのライブへ行くこと。休日は愛用のカメラを片手に気になるカフェを巡っている。

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